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Last-modified: 2008-02-09 (土) 21:05:02

131 :TRUE BLUE:2008/02/09(土) 02:11:34 ID:T30cpRQl
春夏秋冬いつだろうと、強い陽射しというのはやる気を削ぐ。
カーテンのない部屋など特にそうで、最早動く気持ちすらしない。
そして今日は更に、ドンドンと時々煩い音が鳴り響く。
まったくふざけた場所だと思う。
まぁ、俺の部屋のことなんだがね。

「ルーファ、めし」
「ないです。何日も前から」
傍らに倒れている青髪の少女が律義に答えた。
少女、といっても外見だけで、年齢からいえば相当なものだろう。なんつっても精霊だしな。
むしろ精霊なのに飢餓で倒れている方が意外なわけだ。

慢性的に金欠な俺達は始終こうしてへばっていることが多い。
冷蔵庫が空っぽの日はもっと多いし、金が無い日など数える気すらしないほどだ。
今日もまた例外ではない。
「腹へった……」
「最後にご飯を食べてから二ヶ月。ご飯っぽいものなら八日ほどになりますね」
確か最後に食べたのは雑草だったか、栄養にもなりゃしねぇ。
「仕事をする気力も起きやしねぇな」
「それはいつもでしょう?」
ツッコミいれるとこはいれるのな。
アホ毛もへたれてるくせに。

そうやってぐうたらしていたが、突然ルーファが思い出したように呟き始めた。
「そういえば、今日は週に一回の対決の日……」
「は?」
まったく、呆れたね。
対決、というのは俺とルーファで主人と使用人としての関係ができた時に彼女が提案したものである。
週に一度、俺達が勝負して彼女が勝てば契約を破棄できる。負ければ、また来週。
その日が今日だというのだ。
いくら一週間に一回と決めたとはいえ、体力もないこんな日にやらんでもいいじゃないか。
「クルナ様、覚悟です」
そう言ってルーファはゆっくりと立ち上がった。
そうなれば、空腹とはいえ俺だって精霊雷を喰らいたいわけではない。
窓際に立掛けてある単身楽団を取るために這っていく。
起きる体力も気力も、ない。
「……」
その間彼女が攻撃してくることはなかった。
ルーファやハイディ、その他お友達一名は卑怯というものを嫌っている。
約束は守るし、正々堂々がお好みのようなのである。
まったく、損な性格だよ。

俺は単身楽団を取ると直ぐ様展開し弾きはじめた。

曲名「フォークで黒板をひっかく音」

ききぎきぃ~~~~~~~~~
「ふにゃぁぁああああ」
ルーファが苦しみ始める。

ドタバタ煩い音も大きくなったような気がするがどうでもいい。

俺は特殊体質だから全然なんともないしな。
ま、これで勝負が終わる。
しかしそれも、長くは続かなかった。
「へにゃ、ふにゅ……あれ?」
腹が減って思うように音が出せない。やはりこんな日にやるべきじゃなかったか。
そう独りごちる間に彼女は耳を塞いでいた手を取る。そして俺に両手を向けた。
「これで、終わりです」
おそらく精霊雷を出すのだろう。
終わったか、と心の中で愚痴った。

「……うぅ」
―――突然、ルーファが倒れた。

「は?」
どうやら精霊雷を使えるほど体力がなかったらしい。

「アホか」
暫く倒れた彼女を呆然と見ていた―――そして閃いた。


「う、ん……」
「よぉ、起きたか」
「え、と、あ、おはようございます」
絶賛昼だがな。
見当違いな挨拶をしてルーファはキョロキョロと辺りを見回す。
そしてどうやら状況を理解したらしい。
「あの、どうしてこんなことになっているんでしょうか?」
質問も当然だろう。
何故なら今ルーファは手足を何かに縛られ、身動きがとりにくくなっているからだ。
縛られている、といっても家にあるものなど限られてるから、人ですら本気をだせば抜け出せるような陳腐なものだが。
「いや、まぁ聞け」
そんなわけで、俺はことの成り行きを語った。

「……そこでだ、腹が減って仕方がなかった俺は閃いたんだよ。なら食欲を他の欲求で誤魔化そうってな」
「他の?」
「性欲」
暫しの沈黙。どうやら意味を理解為かねたらしい。
しかし真剣な表情にしてみたり、キョトンとしてみたり、表情をよく変えるな。疲れないのかね。
その後ぴったり秒針が一周した後にようやく彼女が口を開く。
「……私、精霊ですよ?」
なんだ、そんなことか。
「俺は精霊と人間で差別はしない主義だ」
「う……、それでは、なんで私なんですか?」
「近くにいたから」
「最悪ですね」

どうやら了解も取れたようだし、始めるか。なんかドタバタ煩くなってきたし。

「私の話を聞いてませんね。……ひゃふっ!?」
俺は彼女の後ろに回り背後から彼女の胸元へと触れる、しかし揉まない。
彼女の豊かなボディラインを隠そうともしない全くもってけしからん服の上から、十本の指で胸元を這うようになぞる。

「く、は……はぅぅ」
擽ったい刺激に戸惑っているのだろう、ルーファが体を捻って指から逃れようとする。
とはいえ、前の指から逃げると俺の体にぶつかるだけなのだ。
逃れられるわけもない。
ん? だが逃げられるのか?
……どうでもいいな。なんか気持ちいいし。
服越しでも伝わる彼女の胸部の果実の感触。何より服の肌触りもよく、地肌に近い感じすらする。

「よ、よくないですよっ。全然」

どうやら声に出ていたらしい。
ルーファがどうにか後ろに振り返って抗議の視線を俺に送ってくる。
―――わりぃ。逆効果。
「んぁっ! だめですっ」
俺の指が初めて彼女の胸の形を変える。
むにむに、むにむに。
沈んでゆく指を彼女の胸が包み込み、押し返す。
服の上からでも容易にわかるその柔らかさにしばらくの間空腹を忘れかけた。
「なるほど、これなら……」
本当に空腹を誤魔化せそうだ。
冗談半分で始めたが、やってみるもんだな。
そう一人納得しながらも、ルーファへの責めは止まない。
「ん……んんっ……」
彼女は思わず漏れ出る変な声を止めようと口をつぐんでいた。
だが、感じているのはまるわかりだ。
声を抑えようとして顎が上がってきている。
「おまえ、まさか胸だけで感じてんのか?」
知らぬ間にベタな台詞が口をついていた。
ふるふる、とルーファは頭を横に振る。どうやら否定の意思表示らしい。
声を出さないことからバレバレな気もするがな。
既に涙目だし。

「あぁ、それは“そんなんじゃ物足らないのでもっとお願いします”ということだな?」
ここは都合よく解釈して、話を進めよう。
声に出して否定しない奴がわるい。

俺は服の裾から手を差し込むともぞもぞと手を這わせる。
「ひっ、んん」
彼女は冬場の手の冷たさにピクリと体を跳ねさせる。
こっちとしては人肌の温もりが手に心地いいんだがな。
俺は彼女の反応が面白くて臍の周りや脇などを指でなぞった。

「ホレホレっ。参ったか」
「ひっ、ひゃっ、まっ、まいっ、まし、たっ、ひぅぅ」

やってることは餓鬼臭いが、彼女が身体をよじる度に胸がぷるんと震えるのが何故か扇情的で俺の快楽中枢を刺激する。
改めて彼女の身体を見ると、実にエロイ。
いつもは精神年齢が純真な子供みたいな言動をしているが、このたわわに実った双球はなんだ?
精霊にこんな胸が必要なのか?
そんな疑問が頭を霞めたりもしたが、空腹と性的欲求の前にはどうでもよいことだ。
俺はただひたすらに彼女のおっぱいめがけて手を侵入させていく。
「くぅぅ……」
俺自身さえ焦らすような遅い手の進行は、彼女の服がもぞもぞと動くその視覚も相まって、彼女を追い詰める。
服の中で他人の手が縦横無尽に這い回る光景は卑猥の極みだろう。
計算通りだがな。
にやり。

「はぁ、はぁ、だめ、だめです……」
うわ言のように呟くルーファ。
そんなんで止めるなら最初からやってねぇよ。
そしていよいよ俺の指先が彼女の魅惑の果実へと触れた。
「ひぅ」
まずは手の平で彼女の胸の形を確かめるかのように撫でる。
下着がなくてもその形を崩さない彼女の胸。
「や、いやぁ」
その触り心地に暫しの間酔いしれる。
「あ、あの、クルナ様?」
「ん? どうした」
返事をしている間も揉むことを止めない。
「お尻に……その」
「触ってほしいのか?」
むにむに。
「ふぁ、違いますっ。当たってるんです。その硬くて熱いのが」
指摘されて見てみれば、なるほど確かに俺の肉棒が彼女の臀部に当たっていた。
余りにジャストフィットしてて気付かなかった。と言っておこう。

事のついでに俺の肉棒をズボンから取り出すとルーファのスカートを捲り、彼女の股で挟んだ。
「ひゃぁぁぁああ」
太ももと下着越しの秘処の感触が俺のムスコを優しく包み込む。
俺は感情の赴くままに腰を動かしそれを味わう。
「ひぃぃぃ、気持ち悪いです……」
「初めて素股を味わって気持ち良かったら変態だと思うがな」
半強制的に味わわされているのだ。悪寒の方が強いだろう。
半分くらい足を開いた所で足首を固定されているので、ルーファは内股になって膝をガクガクさせながら太ももを擦りあわせる。
本人としては嫌がっているだけだろうが、非常に嗜虐心をそそられる。
また股が擦りあわされることによって生まれる刺激が俺を限界へと誘う。
「やばい、もう出る!」
「ふぇ?」
程なく俺の肉棒から白濁が吐き出された。
それは彼女の太股、下着、スカートの内側までも汚す。
「なんか、ヌルヌルしてます……」

「最近ご無沙汰だったからなぁ」
全然堪えることができなかった。

まぁ、まだいけるだろ。
というわけで未だ白濁を手で掬っては珍妙なものを見たかのようにいじっている彼女を無視して、下着を脱がしにかかる。
「なっ、なにしてるんですか?」
「汚れたから」
「洗濯……しませんよね」
「するわけねぇだろ」
「はぁ」
精神年齢が低いのか天然なのか、人前で下着を脱ぐのに羞恥心はないのか知らんが、どうでもいい。
彼女の協力も得て下着を脱がした。
両足共に拘束していると上手く脱がすことができないので片足だけ外してやる。
そして脱がした後にもう一度拘束した。
ルーファはそんなときも素直に指示に従っている。
いや。いいのかそれで?
そんなこと思いつつも俺の体は次のミッションへと進んでいる。
人生初めて見る精霊の秘処。人間と同じなのだろうか。
「ん? 濡れてる?」
脱がしているときから薄々気づいていたのだが。
俺はその源泉とおぼしき所へ手を伸ばす。
くちゅ。
「え? ……きゃっ!?」
ルーファが突然の刺激に悲鳴に近い声をあげる。
「やっぱり濡れてんじゃねぇか」
「うぅぅ」
快楽の証を指摘されたからか、彼女はうつ向き顔を背けようとする。

俺はそんな彼女の後ろから耳の裏を舌でなぞる。
「んんっ!」
どう考えても“いじめて”というオーラを周りに放っているようにしか見えない。
無論、俺がそれに乗らない手はなかった。
「ま、そっちも準備万端みたいだし、本番といくか」
「そ、そんな……このまま?」
どうして欲しいんだよ、と内心ツッコミつつ、肉棒の先端を彼女の入口へとあてがう。
拘束したままなので立ちバックの体勢なのは言うまでもない。
「ルーファ、力抜け」
なんとなく彼女に一言かけて、己が分身を彼女に挿れていく。
「くはっ、ぁぁぁああああ」
精霊でも、いや精霊の敏感さ所以か、彼女が一層大きな声をあげる。

ほぼ同時にドタバタとうるさい音が聞こえたが、偶然だろう。

これでもまだ半分くらいかと思いを巡らしつつ、彼女にまた声をかける。
「おい、ルーファ。大丈夫か」
「は、はい……」
声を出すのも少々辛そうだな。
だが、このまま黙っていることは俺にも辛い。
「わりぃ、いくぞ」
「んっ――――――!!!」
俺は最後まで肉棒を彼女へと挿れた。
彼女の膣内は侵入者を拒むようにきつく肉棒を締め付ける。
彼女の身体が一層強く震える。
「はっ、はっ、ふぁ」
息も苦しそうに見える。
―――さっさと終らせるか。
「んぁっ」
俺は激しい抽送をはじめた。
「ひぁっ、あっ、あっ、やぁっ!」
ルーファの声も甲高くなる。
彼女の膣は未だきつく俺のをしめあげる。
痛みと快感、彼女には今どちらが強いのか傍目にはわからない。
それでも痛さを紛らわせるよう慰めにもならない胸と淫蕾への愛撫もおまけとしてつけとく。
「んむ、あ、あ、あっ、ぁん」
幸い彼女の膣は気持ちよく、俺の肉棒はそろそろラストスパートを迎えそうだった。
早漏なつもりはなかったんだがな。
ぱんぱんという肉と肉とがぶつかりあう音もリズムの良さを増し、締め付けがまたきつくなる。
「なんか、おっきくぅ……」
「知る、かよ……」
彼女のあえぐ声すら性欲に変えて、最後に限界まで抽送の速度を上げた。

「くっ、でるっ!」

「もぅ……だめぇ、ああああぁぁぁぁぁぁぁ!!」

彼女の中に子種が吐き出される。
彼女の全身が強張り、拘束が外れた。
「はぁ、はぁ……ビクビクッてしてます」
いらん実況をすんな。

彼女は力尽きたようにへたりこみ、俺もそれに覆い被さるように倒れた。
そして彼女の肌の気持ち良さと疲労と空腹で―――俺は気を失った。

* * * * * * * * * * * * * *

「こらぁ! 起きなさいよ」

んぁ? うるせぇなぁ。朝ぐらい寝かせろ。

「ルーファにあんなことしといて、呑気に寝てるんじゃないっ!!」

目覚めると既に後片付けがされていて、苦笑いしているルーファと変な顔をしているササヤがこっちを見ていた。

「なんだおまえ、いたのか」

「いたのかじゃないわよ。今朝私を押し入れに閉じ込めたのはあんたでしょ?」

部屋がうるさかったのはそのせいか。

「そんなどうでもいいこと、忘れたな」

「むっかーーーー! じゃなくて、今はそれよりも……」

帰るならさっさと帰れ、なんなら窓からでもいいぞ。

「違うわよ。あんた精霊に何してんのよ」

なにって、ナニですが。

「そんなことはわかってんのよ! 今日という今日は許さないんだから」
「あの、ササヤ。私は別に……」
困ったようにルーファが仲裁に入ろうとする。

「ほれみろ」

「くぅ、あなたもあなたよ。眼鏡を外しなさいっ!」

「え、あ……」

ササヤにメガネを取られたルーファは、しばらくオドオドしていたが、急に態度が変わった。

「そうですね。責任とってもらわないと」
「でしょう?」
口調は変わってないのにやけに恐い。
ルーファはスッと立ち上がり此方へやってくる。
「乙女心を弄ぶなんて」
「許せませんね」

いや、おまえら何歳だよ。

「一回思い知らせる必要がありそうですね」
「ホントね」

仕方ないここは単身楽団で……、くそ。此処からでは取りに行けない―――!

「クルナ様、覚悟です」

ちょ、おまっ、やめ―――!

~終わっとく~