松前城

No.002
	松前城(まつまえじょう)				大筒型天守		平山城/水
	【蝦夷】
	能力
	耐久	1525(xxxx)			鉄砲
	大筒七連射 （敵に中ダメージ/範囲:中）
	中筒
	-
	合戦
	攻撃	217(302)	対空	92(132)	速度	31	範囲	88
	会心	75(111)	防御	9(12)	後詰	14	しんがり	23
	運	115	技能	35(xx)
	属性
	人知	0(xx)	動物	18(xx)	神仏	0(xx)
	自然	0(xx)	海洋	24(xx)	鳥虫	18(xx)
	出陣時消費資源
	木	15	鉄	22	米	103
改築チャート
福山館　→　松前城（Lv35）
図鑑説明
幕末の最新技術も用いた最後の日本式城郭、それが松前城！ ロシア対策のために改築され、最先端のお洒落な御城になりました。亀甲積の石垣がお洒落でしょう？ え、胸が平らなままですって？　こっ、これは城壁に鉄板が入ったからですわよ！
SDキャラ

ゲーム内において

• 弓から銃へと持ち替えて、銀髪になった福山館改め松前城。
  • 運用方法が変わってくるため、注意が必要。
• 攻撃の値が非常に高くなった代わりに、速度が遅いという銃の特性を示す。また、運の値が11→115と引き上げられている。

史実において

• 長沼流兵学者・市川一学の縄張りにより旧福山館の拡張・改築を行い、この時に初めて3重の天守を上げ、
  1854年（安政元年）に竣工し、この頃から松前城と呼ばれるようになったと伝わる。

• 別名・福山松前城と呼ばれる、この城は上記の通り長沼流軍学に基づいて築かれている。
  長沼流軍学とは、江戸期に流行った軍事的知識の探求や関連諸事の研究が中心である「江戸系軍学」の
  一つで戦が無い時代の軍学の性質上「築城・用兵」などの理論の実用性はかなり薄い。

• この城は、本丸に御門と天守代用の三重櫓がコンパクトに配置され、二の丸には二重の枡形虎口が
  採用されている。海側の攻撃・迎撃を担う三の丸には彼女の「技名」にもなっている「七基の砲台（大筒）」
  その外側の海岸線を約３０基の砲台で固めた「海側の防衛」をかなり意識した縄張が成されている。
  それに、城壁・櫓には内部に鉄板が仕込まれ防御も完璧。、、、、な、はずだった。

• 軍学上では、求められた要綱を満たした縄張となっていたのだが実際は欠陥だらけだったのである。
  この城の特徴として、城壁が不規則な屈曲を持たせて築かれている点があるがこれは
  「単純な線ではなく、屈曲を設けることによって一面での攻撃範囲を限定させ防衛効率を上げる」
  「不規則な屈曲によって、砲弾の着弾エネルギーを分散させ城壁の耐久値を上げる」側面もあったのだが
  逆に、城壁内で防御に回る兵の守備範囲が広がってしまい　防衛に必要な兵力が倍にふえる可能性や
  ほぼ三の丸に攻撃・迎撃を集中させているため、ここが沈黙した場合海側からの砲撃に脆い点が後から発覚。
  海上防衛のための城だったはずなのに。
  　同じような、軍学に基づいた設計で欠点抱えた城の先輩には赤穂城などがいたりする。

• さらに、1868年の函館戦争で旧幕府軍の攻撃を受けた際　致命的な弱点を突かれることになる。
  「山側の搦手部分が土塀」だけだった点である。

• 結局、もろもろの問題点が発覚して1868年戦火の北上を見越した松前藩はもしもの場合に備え
  少し離れた内陸部に複雑堅固な塁線を持つ「館城」を新築し藩庁を移転したのである。
  しかし「館城」も所詮は急造の突貫仕事だったうえ未完の状態だった所為もあってか、
  ともに落城してしまった。

Wikipedia 松前城

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