第一部.定理20

Last-modified: 2007-07-15 (日) 15:20:00

第一部.定理20

が(永遠に変わることなく)存在しているってことと、の本質は、まったく同じものだ。永遠に変わらずにそこに存在しているって「こと」そのものがなんだ。

理由

  1. たった今ぼくが証明した通り、性質永遠に変わんないってことはもうわかってくれたよね。
  2. で、第一部.決めごと8を思い出してもらえばわかるけど、のどの性質も、これまた間違いなく存在している。「存在している」ってことは即「永遠に変わんない」ってことだ。

だからこういうことが言えるはずだ。

  1. つまり、性質を2つばかり取り出してみたとするね。
  2. そうすると、この2つの性質はどっちも「の、永遠に変わらない本質」を余すことなく表しているんだから、
  3. これまたどっちも「永遠に変わることなく存在している」ってことを表しているんだ。
  4. これは言い換えると、「の本質をかたちづくっているものは、イコールの存在を表している」ってことになる。

だから定理の通り、が存在してるってことと、その本質はまったく同じものなんだ。永遠に変わらないでそこに存在するってこと自体が、もうそのものなんだ。逆に言えば、(永遠に)存在するなら、それはもうだ。おしまい。

横綱の仕事がお相撲なら(笑)、の仕事は「存在すること」だ。それも、単なる仕事じゃない。誰にも頼まれずに喜々として「存在しつづけている」という意味では趣味でもあり、生きがいでもあると強引に考えてしまってもいい(を人間なんかにたとえちゃってごめんよ)。