活躍しよう/4 回復職の役割

Last-modified: 2009-06-11 (木) 00:04:57

◎もうちょっと強くなりたい

 

4 癒しは回復におまかせ

 

(1)どんな職でしょう
   回復職です。
   クレリック、プリースト、メイジがこれに相当します。
   仕事は、ダメージを負ったPTメンバーのHP回復と、
   クレバフをメンバーにかけてあげることです。

 

(2)PTでの持ち物
   回復職は、比較的アイテム消耗が激しいです。
   ダンジョンに行くときは、次のアイテムを用意します。
   1時間分+予備を目安として用意しますと・・・
   ・お茶 30個
   ・MP回復ポーション(青P) 30個
   ・マナ書(青書) 20枚
   ・お肉 20個
   ・チップ 100個(トリオなどでは、150個)

 

(3)開始前にバフをかける
   バイタリティブレス、ストレングスブレス、
   インテリジェンスブレス、メンタルブレスの基本4種について、
   パーティメンバーにかけます。
   基本は、すべてかけてください。
   なお、事前に相手の了解が得られている場合や、
   MPが枯れてしまう場合などには、
   ・通常攻撃主体の場合-バイタリティブレス+ストレングスブレス
   ・魔法攻撃主体の場合-バイタリティブレス+インテリジェンスブレス
   と、最低限のバフだけはかけましょう。
   何も言わずに、最低限のバフだけかけると、
   野良ですと、ごくたまに、クレームをつける人がいます。
   また、メンタルブレスも必要性がわかっている人は、
   かけて欲しいと申告してくるので、言われたらかけましょう。
   ただし、こうした措置は、月光までの初級者に限ります。
   坑道以上のレベルになると、MPもそれなりの数値にできますし、
   お茶のランクアップなどでMP管理も楽になってきます。
   火力職にもインテリジェンスブレスが必要になるなど、
   それぞれのバフも、ほとんどで必要性がでてきます。
   それに備えて、ソウルストーンなどでの強化をしっかりしましょう。

 

(4)戦闘中にバフをかける
   戦闘中にメンバーにバフをすると、相当量のMPを消費します。
   場合によっては、直後の回復が困難なほど、
   MPが枯れることもあります。
   そこで、バフタイミングを分割してずらします。
   例えば、キャラ+ペットで16対象の場合は、
   最初の3キャラ+3ペットは、戦闘開始の10分あたりで、
   次の3キャラ+3ペットは、戦闘開始後15分あたり、
   残りは、20分ごろ など
   3分割~4分割すると、大量のMP消費は防げ、
   本来の回復に回せます。
   こまめにバフをかけることが、壊滅を防ぐのに重要なことです。
   なお、お茶がクールタイム(CT)が3分なので、
   バフのタイミングを計るのに使えると思います。
   バフ→お茶を飲む(MP回復もできちゃう!)→お茶のCTが終わる
   →次の人にバフ→お茶→…  といった感じです。

 

(5)回復
   回復職の一番大事な仕事です。
   しっかり回復しないと、死者が出てしまいます。
   コツは、こまめに回復することです。
   常に最高のレベルの回復スキルを使ってはいけません。
   1つは、MP回復が追いつきません。
   2つめは、回復スキルは、かなりヘイトが高く、
   不用意に敵に狙われる危険性があります。
   まず、回復スキル3種の特徴です。
   ・リストレーション
    時間をかけて少量のHPを徐々に回復します。
    したがって、緊急時には不向きです。
    ヘイト(敵からの敵対心)は一番低いです。
   ・ヒール
    レベルに応じ、一定量のHPを回復します。
    回復量は多いのですが、スキル詠唱時間が一番長いため、
    一刻を争う事態などでは、使用のタイミングが難しいです。
    ヘイトは、リストレーションよりも高いです。
   ・ラピッドヒーリング 
    レベルに応じ、一定量のHPを回復します。
    回復量は多く、スキル詠唱時間も短いため、
    緊急時に最適です。
    しかし、ヘイトが一番高いので、
    自らに攻撃が向かうことを前提に考え使用しましょう。
    また、かなりのMPも消費しますので、多用は禁物です。
   以上、回復スキルの特徴を知った上で使用しましょう。
   次のように、スロットに回復スキルを仕込み、
   使用するといいでしょう。
   ・一番押しやすいスロットの位置に「リストレーション」の
    レベル1(またはレベル2)を配置する。
    基本はこれを使用し、早期回復に努めます。
   ・状況に応じ、スロットには、
    「ヒール(低レベル)」-通常使用
    「リストリーション(中レベル)」-やや緊急時
    「ラピッドヒーリング(低レベル)」-やや緊急時
    「ヒール(高レベル)」-緊急時
    「ラピッドヒーリング(高レベル)」-壊滅危機時
    を入れておきましょう。これは参考です。

 

(6)MP自己回復について
   ここは、回復職以外の人もよく読んでください。
   MPの自己回復のために座っているをする人を見かけます。
   戦闘開始前の集中バフ直後や
   非常時の回復スキル大量発動後であれば、
   座ってお茶のみも十分に理解できるのですが、
   それ以外の通常戦闘時に座るのは、見直すべきです。
   座っている方がMPの回復は確かに早いのですが、
   できれば、座るような事態が来る前に、
   なぜそのような状況に陥ったのか、分析が必要です。
   可能性としては、次のことが考えられます。
   ・釣りが敵を釣りすぎている。(オーバーペース)
   ・PT全体が前に出すぎている。(オーバーペース)
   ・ヒールスキルを発動しすぎている。(オーバーヒール)
   ・高レベルのヒールスキルを使用している。(オーバーヒール)
   お茶や青ポットの自己回復によっても、
   特にオーバーペースが原因でMPが枯れるようであれば、
   PTにそのことを申告することも仕事です。
   また、その他のPTメンバーも、このことには注意を払い、
   気づいたら積極的に「マナ書」を回復職に投げてあげたり、
   ダウンペースするようにみんなに言いましょう。
   さらに、回復職の負担軽減のためにも、
   他メンバーは、肉や赤ポットなどを使用しましょう。
   オーバーヒールの場合は、上の(5)を読み直してください。

 

(7)HP自己回復について
   回復職がダメージを受けたときは、
   他に回復職がいない場合、肉で自己回復するのが優先です。
   肉で回復が不十分な場合は、赤ポットもやむを得ません。
   理由は、第一に、
   赤ポットと青ポットのクールタイム(CT)が共通なため、
   青ポットが使用できなくなるからです。
   第二に、回復職がダメージを受けているときに、
   自己ヒールを使用すると、
   敵のヘイト(敵対心)が回復職に対しさらに上昇し、
   回復職への敵のターゲットを
   壁職が、はがしづらくなってしまうのです。
   こんな時はお肉で耐えながら、はがしてもらうのを待つのです。
   そうするとヒーリング分のヘイトを貯めずにすむので、
   はがしてもらいやすくなります。