目覚まし「震えるぞハート!燃えるほどヒート!起床のオーバードライブ!!」
女「ん・・・」
目覚ましが鳴っている・・・
狂おしいほどに鳴っている・・・五月蠅い・・・
女「ん~・・・っ」
手を伸ばしても中々目覚ましに届かない
仕方が無いので起き上がって止める事にしよう・・・
女「んー・・・ん~・・・ハァ!!」
しばらく睡魔と闘った末にようやく起き上がる
布団から出るのにはものすごいエネルギーを消費すると毎朝思う
女「さってと・・・目覚ましはどこに置いたんだったかなぁ・・・」
たしかいつもはちゃんと手が届く位置に目覚ましを置いていた記憶があるんだけど・・・
嗚呼、そういえば昨日は電池を入れ替えて、机の上に置いてたんだった
女「コ~スモッパ~ンチ♪」
コスモパンチで目覚ましのスイッチを止める、ちなみに技の名前には特に意味はない
女「さってと、着替えるかな~」
男「なら、俺は出ておくか」
女「うん、出といて~・・・って!!いつからいたぁーーー!?」
男「目覚ましが鳴った辺りだ」
目覚ましが鳴った辺り!?それって一部始終殆ど見られたって事じゃないのか!?
女「起こしてくれても良かったじゃないかーーーー!?」
男「いや、色々と面白かったからな、特に【コ~スモッパ~ンチ♪】とか」
まさか独り言で【コ~スモッパ~ンチ♪】とか言う奴がいるとは思わなかった」
女「ああぁあぁぁああぁああぁーーーっっ!!!?!?」
今日は早く起きてしまった
たまには女の家にでも向かえに行ってやるか・・・
男「おはようございます、女は起きてますか?」
女母「あー、男君?多分まだ寝てると思うから部屋行って起こして来てもいいわよ」
男「わかりました」
女の部屋の前に付くと、丁度目覚ましの音が鳴っていた
女「ん・・・」
女が布団に包まって寝ている、もう少しで起きそうな気配だ
女「ん~・・・っ」
目覚ましを止めようとしているのだろうか?
布団から手を出してばたばたさせている
目覚ましは机の上にあるんだが・・・
女「んー・・・ん~・・・」
寝返りを打っている、起きようとしているのか?これは・・・
女「ハァ!!」
ようやく起きた
女「さってと・・・目覚ましはどこに置いたんだったかなぁ・・・」
寝ぼけているようで、こちらの存在には気がついていない
ぼんやりとしながら机の方向に向かっていく
女「コ~スモッパ~ンチ♪」
何故か目覚まし時計を止める時にコ~スモッパ~ンチ♪と言いながら止める
女「さってと、着替えるかな~」
む、流石に着替えるところを見るわけにはいかないか・・・
男「なら、俺は出ておくか」
女「うん、出といて~・・・って!!いつからいたぁーーー!?」
何故か女は酷く慌てている、とりあえず質問に答えてやる事にした
男「目覚ましが鳴った辺りだ」
女「起こしてくれても良かったじゃないかーーーー!?」
男「いや、色々と面白かったからな、特に【コ~スモッパ~ンチ♪】とか
まさか独り言で【コ~スモッパ~ンチ♪】とか言う奴がいるとは思わなかった」
これは俺の正直な意見だ、本当に興味深い光景だった
女「ああぁあぁぁああぁああぁーーーっっ!!!?!?