まずは実行してみよう

Last-modified: 2007-03-10 (土) 22:03:04

 
 まず、開発キットの中に入っている「開発環境」フォルダを、どこか適当な場所へコピーしましょう。
(「開発環境」フォルダには

  • 「Run」フォルダ
  • 「Source」フォルダ
  • サンプル.pje
    の3つが入っているはずです)

 とりあえずここでは、"C:\開発\test"の下へコピーしたことにします。
 次に、「開発環境」のフォルダ名を適当な名前に変更しておきましょう。
 とりあえず、「サンプル」としておきます。

 そうしたら、「RUN」フォルダの中を見てください。
 いくつかのフォルダとファイルがあると思います。その中から一部ゴミ箱へ削除してみましょう。

  • 「DP」フォルダ
  • 「savedate」フォルダ
  • 「log」フォルダ
  • debug.jad
  • debug2.jad
  • サンプル.ain

こんな感じになったはずです。

001_p004.JPG
 

 各種ツールの中の「Sys42IDE」の中に「Sys42IDE.exe」という実行ファイルがあります。
 これは統合環境と呼ばれるもので、ソースコードをコンパイルしたり、コンパイルして
 作成した実行バイナリを起動するのに使います。

 それを開発環境の近くにコピーしておきましょう。

001_p001.JPG
 

 まずはSys42IDE.exeを実行してみましょう。

001_001.jpg

 ちょっと違うけれど、こんな風なウィンドウが開かれると思います。

 では、先ほどコピーした「サンプル」の中にプロジェクトファイルがあるので、それを開いてみましょう。

 ウィンドウメニューの「ファイル(F)」→「プロジェクトを開く(O)...」を選択してください。
 するとダイアログが開かれますので、先ほどのフォルダの中にある「サンプル.pje」ファイルを
 開きましょう。

001_p002.JPG
001_p003.JPG

 プロジェクトファイルの読み込みに成功すれば、アウトプットウィンドウに、
 「プロジェクト【サンプル】を読み込みました」と表示されると思います。

 では早速、ビルドしてみましょう。ツールバー上にある「ビルドボタン」を押してみてください。

001_003.jpg

 アウトプットウィンドウにずらずらと何か表示されましたでしょうか。
 最後に「OK」と表示されていれば、ビルド成功です。

補足:

「ビルド」とは、ソースコードをコンパイルしてSystem40.exeで実行可能な実行バイナリを
 作成することです。ソースコードを書いただけでは何も実行できないので注意しましょう。

 ビルドが完了しましたので、もう実行できる状態になっています。
 ツールバーにある「実行ボタン」を押してください。

001_004.jpg

 この人が走っているみたいなボタンです。

001_002.jpg

 真っ黒なウィンドウが表示されたかと思います。このサンプルプログラムには
 特に何も処理が書かれていないので、これで正解です。正しく実行されたようです。

 さて、右上の×ボタンを押して、一度SYSTEM4を終了させてください。
 それから、「開発環境」あらため「サンプル」フォルダの中を見てください。

  • 「Run」フォルダ
  • 「Source」フォルダ
  • サンプル.pje

に加え、

  • 「OBJ」フォルダ

が生成されていると思います。
では次に、「Run」フォルダの中を見て下さい。消したはずの、

  • 「DP」フォルダ
  • 「savedate」フォルダ
  • 「log」フォルダ
  • debug.jad
  • debug2.jad
  • サンプル.ain

が作成されていると思います。
さて、この中で、特に重要なのは「サンプル.ain」です。
その理由はおいおい分かるでしょう。