今回は画像を表示してみましょう。
「Sys42SDK_20041224\熟練者向けセット\チュートリアル\サンプル\」フォルダの中にある「サンプルGA.ald」を「Run」フォルダにコピーします。このファイルは複数のCGファイルが1つになった(結合された)リンクファイルです。
背景画像を表示する
ソース
void game_main(void)
{
int nSp = SP_GET_UNUSE_NUM();
SP_SET_CG(nSp, 1);
for (;;) {
UPDATE();
}
}
解説
3行目
int nSp = SP_GET_UNUSE_NUM();
は
int nSp; nSp = SP_GET_UNUSE_NUM();
を省略したものになります。
4行目
SP_SET_CG(nSp, 1);
これは「SP_SET_CG関数」といい、指定されたスプライトに指定されたCGを設定するものです。この場合、CGリンクファイル内の1番のCGを設定することになります。
実行画面
背景画像にキャラクター画像を表示する
ソース
void game_main(void)
{
int nSp背景 = SP_GET_UNUSE_NUM();
SP_SET_CG(nSp背景, 1);
int nSpキャラ = SP_GET_UNUSE_NUM(); SP_SET_CG(nSpキャラ, 2);
for (;;) {
UPDATE();
}
}
解説
スプライトを増やしただけです。スプライトを増やすことで表示する画像を増やすことができます。
実行画面
キャラクター画像の表示位置を変更する
ソース
void game_main(void)
{
int nSp背景 = SP_GET_UNUSE_NUM();
SP_SET_CG(nSp背景, 1);
int nSpキャラ = SP_GET_UNUSE_NUM(); SP_SET_CG(nSpキャラ, 2); SP_SET_POS(nSpキャラ, 64, 272);
for (;;) {
UPDATE();
}
}
解説
8行目
SP_SET_POS(nSpキャラ, 64, 272);
この関数は、表示するスプライトの左上の座標を変更するものです。この場合、X座標が64で、Y座標が272になります。この値を変えることで画像の表示位置が変わります。



