CGを表示する

Last-modified: 2007-12-08 (土) 03:12:00

今回は画像を表示してみましょう。
Sys42SDK_20041224\熟練者向けセット\チュートリアル\サンプル\」フォルダの中にある「サンプルGA.ald」を「Run」フォルダにコピーします。このファイルは複数のCGファイルが1つになった(結合された)リンクファイルです。


背景画像を表示する

ソース

void game_main(void)
{
   int nSp = SP_GET_UNUSE_NUM();
   SP_SET_CG(nSp, 1);
   for (;;) {
       UPDATE();
   }
}

解説

3行目

int nSp = SP_GET_UNUSE_NUM();

int nSp;
nSp = SP_GET_UNUSE_NUM();

を省略したものになります。

4行目

SP_SET_CG(nSp, 1);

これは「SP_SET_CG関数」といい、指定されたスプライトに指定されたCGを設定するものです。この場合、CGリンクファイル内の1番のCGを設定することになります。

実行画面

tt02_001.png

背景画像にキャラクター画像を表示する

ソース

void game_main(void)
{
   int nSp背景 = SP_GET_UNUSE_NUM();
   SP_SET_CG(nSp背景, 1);
   int nSpキャラ = SP_GET_UNUSE_NUM();
   SP_SET_CG(nSpキャラ, 2);
   for (;;) {
       UPDATE();
   }
}

解説

スプライトを増やしただけです。スプライトを増やすことで表示する画像を増やすことができます。

実行画面

tt02_002.png

キャラクター画像の表示位置を変更する

ソース

void game_main(void)
{
   int nSp背景 = SP_GET_UNUSE_NUM();
   SP_SET_CG(nSp背景, 1);
   int nSpキャラ = SP_GET_UNUSE_NUM();
   SP_SET_CG(nSpキャラ, 2);
   SP_SET_POS(nSpキャラ, 64, 272);
   for (;;) {
       UPDATE();
   }
}

解説

8行目

SP_SET_POS(nSpキャラ, 64, 272);

この関数は、表示するスプライトの左上の座標を変更するものです。この場合、X座標が64で、Y座標が272になります。この値を変えることで画像の表示位置が変わります。

tt02_004.png

実行画面

tt02_003.png