tick値・・・タイマ割り込みと次のタイマ割り込みの間の時間
xtime・・・1970年1月1日0時0分0秒からの経過時間。Linux起動時にRTC(Real Time Clock)から取得
jiffies・・・Linuxが起動してからのタイマー割り込みの回数
TSC(タイムスタンプカウンタレジスタ)・・・CPUに供給されたクロック数の合計
Linuxの時間管理は2種類。
1.グローバルタイマー・・・Linux全体の時計
2.CPUローカルのタイマー・・・時限処理など
●グローバルタイマー割り込みの経路
PIT(※1) --> I/O APIC --> South Bridge --> North Bridge --> Local APIC(※2) --> CPU
※1 Programmable Interrupt Timer
※2 Local APIC自体はCPUコア内にある
マルチCPUの場合は、内1つのCPUに割り込みが行われる。
●CPUローカルのタイマー
割り込み要求はLocal APIC自体が発生させる。
グローバルタイマーとは異なり、全CPUで割り込みが発生する。