- プロローグ
- ナレーション「東京。人々の欲望渦巻くこの大都会では、今日も誰かが何かを買い、売り、そして捨て、平和に暮らしている。だが、そんな平和の裏側で、粗悪な犯罪を起こし私服を肥やす殺人鬼が暗躍していた。汚れなき市民を巧みに欺き、次々に人々を殺害していく。そんな大都会である事件が起ころうとしていた・・・」
- 東京 新宿・歌舞伎町
- 男性「はぁはぁはぁ・・・!」
- 男はある殺人鬼に追い詰められていた
- 男性「うわっ!」
- 男がビール瓶ボックスにぶつかって転んだ
- 男性「う、うあっ!来るな!来るなー!!」
- その3分後、デートするカップル達
- カップル女性「ねえ、次はどこへ行くの?」
- カップル男性「そうだな、カフェに行こうかな」
- カップル女性「ええ、行きましょ」
- カップル男性「?」
- カップル女性「どうしたの?」
- カップル男性「あれを見て・・・」
- カップル男性が見たものは銃を撃たれて傷付いた男性だった
- カップル女性「!?ぎっ、ぎゃあああああーっ!!」
- 5分後、警察が現場に到着した
- 伊達「一体、どうなっているのか?」
- 警官「はい、2人の男女が傷ついた男性を見つけたようです。もう病院に運ばれました」
- 谷村「そうか。ところで犯人の特徴は?」
- 警官「犯人の特徴は見つかってません。ですか、男性は犯人に銃で撃たれたようです。まるでヒットマンのような殺人鬼です」
- スワイヤー「恐ろしいことになったね・・・」
- 伊達「ああ、犯人の特徴を見つければな・・・」
- ホシグマ「!?みんな、これを見てくれ」
- チェン「こんなものを見つけたぞ」
- 谷村「こ、これは!?」
- 伊達達が見たものは落とした弾とスカーフのちぎれた布だった
- 伊達「弾とスカーフのちぎれた布?」
- チェン「ああ、犯人は銃が武器で、スカーフを巻いた殺人鬼と思われている」
- ホシグマ「待ってくれ。スワイヤー、落とした9mm弾とスカーフのちぎれた布を分析しろ」
- スワイヤー「わかったわ、2つの証拠品を調べるよ。ドローン、分析開始!・・・こ、これは!?」
- MCX「どうしたの!?スワイヤー」
- スワイヤー「間違いないの、犯人はジャック・オー・ランタン。この証拠品はジャックの物のよ!」
- アシュア「何ですって!?」
- M870「それは本当なの!?」
- Super-Shorty「男を殺したのはジャックだと言うの!?」
- スワイヤー「うん、男性を殺したのはジャックだったわ・・・」
- 谷村「ジャック・・・あの馬鹿!何をやっているんだ!あり得ない!」
- チェン「とにかく、調査を進めてくれ!」
- 警官達「わかりました!」
- 伊達「何を起きているんだ・・・ジャック。人を殺すなんて、何を考えているんだ・・・!」
- こうして、殺人鬼によって大都会の男性を殺害され、犯人はジャックだと判明し、警察はジャックの逮捕を命じた。そして最悪な事件は今始まろうとしていた・・・
- 共通会話1
- 1時間後、東京 新宿・歌舞伎町 本屋前
- ジャック「おっ、今日欲しい漫画の発売日じゃん!」
- するとジャックに手錠がかけられる
- ジャック「え?ちょっと、チェンさん!?何オイラに手錠かけてんだよ!」
- チェン「ジャック、お前を殺人の容疑で逮捕する!」
- ジャック「は!?殺人!?」
- 谷村「人殺しの罪は重いぞ!」
- ジャック「ちょっと待ってくれ!そんなこと、1ミリも知らねぇって!なぁ!」
- 谷村「いいから来い!」
- ジャックがパトカーに乗せられる
- 共通会話2
- 翌日
- 立香「ジェフさん!大変です!」
- ジェフ「そんなに慌ててどうしたんだ?」
- マシュ「ジャック君が・・・逮捕されたんです!」
- ジェフ「何だと!?ジャックは今どこにいるんだ!?」
- 立香「あそこです!」
- ジェフ「そうか、だったらすぐに行くぞ!」
- ダルヴィス「私も行こう、彼とは知り合いなのでね」
- 留置所に向かっている途中
- グム「ジェフ達、そんなに慌ててどうしたの?」
- 立香「実はね・・・」
- ジャックの話を伝える
- イースチナ「何ですって!?」
- ジェフ「こっちは急いでるんだ、用が無いならさっさと帰れ!」
- グム「なら、私達も一緒に行くよ!」
- イースチナ「私も行きます!」
- 共通会話3
- 所代わって、ジャックの偽物が街に現れた。
- ジャックの偽物「ケケケ!俺様がハロウィンの統治者だ!土下座しろぉぉ!」
- ジャックの偽物が街中の人間を蜂の巣にする。
- 民間人「うわああぁ!」
- ジャックの偽物「ケケケ!ザマァ見やがれ!」
- その影では、隠密行動をしていた迅雷がいた
- 迅雷「こいつか・・・ジャック君の偽物は・・・和音や伊集院さんに伝えなければ・・・」
- 共通会話4
- 留置所内
- ジャック「寒い~・・・オイラ何もしてないのに~・・・帰りたいよ~・・・」
- チェン「ところでジャック、お前に会いたいという奴らが来ているんだが」
- ジャック「・・・誰だ?」
- 面会室では、鬼頭、立香、立香(女)、マシュ、清少納言、鈴鹿、さつき、グム、イースチナ、ジェフ、ダルヴィス、リリス、ジェイク、ミリア、キート、ランド、カレン、アーカム&グリムアーカム、ポリスシャドーが待機している
- ジャック「ジェフさん、鬼頭さん、真田さん、ダルヴィスさん、ジェイクさん、ミリア、キート、ランド大佐、カレン、神斗さん、グリムアーカムさん!?それに他の奴らまで!?」
- ポリスシャドー「お主、冤罪をかけられたようでござるな?」
- ジャック「ああ・・・それより、あのクソうるせぇ不殺の中途半端な説教野郎はいないだろうな?」
- ポリスシャドー「赤地か、奴はいないから安心しろ・・・」
- ジャック「とりあえず、それを聞いて安心したぜ・・・」
- 共通会話5
- 鬼頭「ジャック君、君が無実の人を殺すとは思えないよ。昔、佐竹が無実の罪を着せられたからな。もし、不当な取り調べを受けているなら、このボイスレコーダーを使ってくれ。」
- そういって、鬼頭はジャックにボイスレコーダーを渡した。
- ジャック「鬼頭さん・・・」
- ジェフ「そういえば、お前達はジャックと知り合いなのか?」
- 立香「少し前*1に、ジャック君に助けてもらったんだよ」
- 鬼頭「私も佐竹と旅をしていたら、偶然にも彼と出会いましてね」
- ジェフ「なるほど」
- アーカム「ジャック、俺達もお前が罪のない人間を襲うとは思ってない。お前を陥れた偽物は必ず俺達が地獄に落としてやる」
- グリムアーカム「そうそう、あいつは俺ちゃん達が懲らしめちゃうもんね~!」
- ジャック「ありがとう・・・神斗さん、グリムアーカムさん」
- それから少しして、面会室に誰かが入る
- ジャック「今度は誰だ?」
- 入ってきたのはパンクジャックだった
- ジャック「!」
- パンクジャック「お前、逮捕されたってホントかよ!?」
- ジャック「本当だ」
- 共通会話6
- その日の夜、ジャックと面会したジェフ達がトムに呼び出された
- マックスシティポリスステーション 会議室
- トム「全員集まってるな?明日からジャック君の裁判が始まるが・・・ん?」
- ドアを叩く音
- マシュ「どちら様ですか?」
- リリカ「邪魔するじょ」
- リリカが入ってくる
- 立香「リリカちゃん!どうしたの?」
- リリカ「どうしたもこうしたもないわよ!ジャックが捕まったって本当なの!?」
- ジェフ「・・・本当だ」
- 共通会話7
- またドアを叩く音
- トム「今度は誰だ?」
- 伊集院と流川と鷹の爪団、さらにジェフ達の後でジャックと面会した人とジャックに関わった人々が入ってくる
- 伊集院「トム署長、遅れて申し訳ない」
- トム「おぉ、伊集院君に流川君じゃないか!」
- リリカ「それに他のみんなも!」
- ファルコ「ジャックの兄貴が冤罪かけられたって聞いて、誰が黙ってられるかっつーの!」
- オウル「同じ弟分として、俺も黙ってられないね!」
- 拓也「俺もあの事で腹が立ってたんですよ!」
- 将太「俺も胡散臭いと感じたぜ!」
- 仁之介「我々新選組もご協力に参ったぞ!」
- グリムアーカム「俺ちゃんも協力するぜぃ~!」
- 和音「それにジャック君に罪を着せた犯人が分かったわ!」
- アーカム「何!?」
- リリカ「本当かにゃ!?」
- 和音「迅雷君から聞いたわ・・・名前はチャック・オー・ランタンよ!ジャック君の偽物よ!」
- リリカ「姿だけじゃなく、名前までそっくりにゃ・・・」
- 伊集院「我々も伍代や市民から奴の情報をもらっている。少し長くなるが、構わないか?」
- トム「あぁ、構わんよ」
- 共通会話8
- 伊集院「さっき和音が行ったように、奴の名前はチャック・オー・ランタン。ジャック君の偽物だ。」
- 立香「どんな人なんですか?」
- 伊集院「奴はジャック・オー・ランタンを名乗り、罪のない人間を大量に殺しているシリアルキラーだ」
- ズィマー「その偽物のせいでジャックが冤罪をかけられたのか・・・」
- 共通会話9
- 翌日、裁判所にて、ついにジャックの裁判が始まった
- 傍聴席にはジェフ達も集まっている
- 裁判長「被告人(ジャックのこと)、台の前へ」
- ジャック「はい」
- 裁判長「検事、起訴状を」
- 御剣「控訴事実。被告人は無差別に一般人を殺害した上、重傷を負わせたものである。罪名及び罰状、第199条・第205条、殺人・傷害致死。以上です」
- 裁判長「被告人、間違いはありませんか?」
- ジャック「・・・」
- 立香「(ダメだよジャック君!ここで認めたら、助かるチャンスがなくなっちゃうよ!)」
- ジャック「いいえ、間違いです」
- 御剣「でもジャック君、この事件で多くの死者と怪我人が出てるのは知ってるね?そして現場には、弾丸やスカーフの切れ端が落ちていた。その弾丸とスカーフを君のと照らし合わせた結果、完全に一致した。それは間違いないかい?」
- ジャック「それは間違いないですけど、その日オイラは本屋の前にいたので、やってません」
- その後もジャックは無実を証明するために、容疑を否認し続けた。しかし・・・
- 御剣「被告人の手口は極めて悪質な上、反省の情が全く見られません。よって、死刑を求刑します」
- その時立ち上がったのが、ナルホドくん、王泥喜、ゾルダ、ビンゴ、シーハルクだった
- ナルホドくん「待った!」
- 御剣「何だ、ナルホド。何か文句はあるか?」
- ナルホドくん「ジャック君が留置所にいた間に誰かが殺人をした証拠があります!」
- 御剣「何だと?!」
- ナルホドくん「テキサス達と情報屋のサイの花屋から聞きました」
- 御剣「テキサスと情報屋のサイの花屋だと?!」
- ナルホドくん「ジャック君はずっと留置所にいました・・・そして、真犯人が粗悪な犯罪をなすりつけて私服を肥やす映像がある」
- 御剣「映像?!」
- 偽ジャックが映っている映像を公開する
- ナルホドくん「そして証拠写真と映像の人の姿の服は異なる!そして映像ではジャック君は外に一歩も出ていない!」
- 御剣「ジャック君・・・ずっと留置所にいたのか?」
- ジャック「はい!」