電光戦記/鼎二尉

Last-modified: 2024-04-22 (月) 21:49:17
  • プロローグ
    • 紀元二六六Ⅹ年…失われた機密「電光機関」を持つという旧帝国技官が北極海で蘇ったとの報が陸自中央情報隊に入った。彼を他国に先駆けて確保するため陸幕の特殊工作部隊が密かに派遣された…
    • 鼎二尉「これより、アカツキ試製一號の確保に向かいます」
  • 会話1
    • アカツキを追って上海に潜入を果たした鼎を電光機関を狙うマフィアの刺客が待ち受ける…
    • 鼎二尉「何者です、貴女は?」
    • マリリン「貴女と同じで電光機関を求める者とでも言っておこうかしら」
    • 鼎二尉「マフィアが何故電光機関を…?」
    • マリリン「教えるわけないじゃん。それにライバルは先に潰しておきたいから、倒させてもらうわよ」
  • 会話2
    • マリリン「うっ・・・」
    • 鼎二尉「貴女には知っている事を全て白状してもらいます。確保して!」
    • 兵士「はっ!」
    • 兵士達がマリリンを拘束し、連行した。
  • 会話3
    • 帰国したアカツキは廃墟となった古巣へ戻った。鼎は先回りして確保を試みる。
    • 鼎二尉「彼が試製一號…本名は不明…か」
    • アカツキ「お前は現代の帝国軍の者か?」
    • 鼎二尉「そうよ、ですが貴方に警告します。現政府の決定により貴官の任務を解除します。直ちに武装を解いて我々の指示に従って下さい」
    • アカツキ「悪いが従う訳にはいかん」
    • 鼎二尉「……どうするつもり?」
    • アカツキ「今は言えん… 邪魔をするならお前も消す」
  • 会話4
    • アカツキ「くっ・・・こんなはずでは」
    • アカツキはその場に倒れる
    • 鼎二尉「無力化したわ、今のうちに確保して!」
  • 会話5
    • 電光機関を回収した鼎の前に帯刀の老人が現れる。彼こそ機密兵器研究に携わった軍医・不律だった…
    • 鼎二尉「貴方は不律・・・思わぬ人物に出会ったわね」
    • 不律「試製一號を確保したと聞いてな・・・その様子だとまだ奴らの陰謀を知らぬみたいだな」
    • 鼎二尉「陰謀?・・・何の事?」
    • 不律「知りたいか・・・ならば先ずは力を示せ!」
  • 会話6
    • 不律に勝った鼎二尉は不律からゲゼルシャフトとその陰謀を聞かされる。
    • 鼎二尉「ゲゼルシャフト… まさか…そんな陰謀が……」
    • 不律「そうだ、奴らを野放しにしては取り返しのつかない事になるぞ。急げ!」
  • 会話7
    • 第三帝国最大の研究機関秘密結社「ゲゼルシャフト」。戦後、彼らはアジアの秘境にその拠点を築いていた…
    • 鼎二尉「各員、配置について!」
    • 鼎二尉の前にエレクトロゾルダートが現れる。
    • ゾル「帝国兵か・・・侵入者は排除するのみ」
    • 鼎二尉「ゲゼルシャフトの兵士ね、実力行使させてもらうわ!」
  • 会話8
    • エレクトロゾルダートが倒されるとアドラーが現れる。
    • アドラー「なかなかやるようだな…」
    • 鼎二尉「すぐに支援部隊が来るわ 武装を解除して降伏なさい」
    • アドラー「フ…それはどうかな」
    • 鼎二尉「何がおかしいの」
    • アドラー「いずれわかる…さあ、来い!」
  • 会話9
    • アドラー「馬鹿な・・・この俺まで・・・」
    • アドラーはその場で倒れた。
    • 鼎二尉「制圧完了 これより…あら?」
  • 会話10
    • ゲゼルシャフト基地の中枢。そこには「完全者」と名乗る少女が立っていた…
    • 鼎二尉「何故こんな少女が…」
    • 完全者「我は完全者。ペルフェクティ教団の教祖よ。貴様にも霊的救済を与えてやろう」
  • 会話11
    • 完全者「ほう、大した者だ・・・しかし、貴様には我々の「最終解決策」を止められぬ」
    • 完全者はそう言いながら姿を消した。
    • 鼎二尉「「最終解決策」・・・一体何なの?」
  • 会話12
    • 大戦末期に開発を中止された禁断の決戦兵器…ゲゼルシャフトは既にその復元を完了していた。
    • 鼎二尉「ん?アレは?」
    • 鼎二尉の前に電光戦車が現れる。
    • 鼎二尉「電光戦車・・・開発中止された兵器のはず。何故こんな所に?」
  • 会話13
    • 鼎二尉によって電光戦車は大破し、機能停止した。
    • 鼎二尉「応答せよ、応答せよ……ダメだ…繋がらない」
  • 会話14
    • 基地最深部で稼働する巨大な電光機関。そこで待っていた者は…
    • 鼎二尉「ここは既に我が部隊によって包囲されている。直ちに武装を解除して投降なさい」
    • ムラクモ「包囲してどうする?誘導兵器は一切は使えんぞ」
    • 鼎二尉「何を……」
    • ムラクモ「強力な電磁波であらゆる電子機器は無力化されている。その証拠にさっきから連絡も取れんのだろう?」
    • 鼎二尉「…………」
    • ムラクモ「無論、電光機関を使用した大出力の光学兵器によって誘導弾はおろか衛星ですら迎撃可能だ…」
    • 鼎二尉「かなるほど…ここでは近代戦に逆戻りという訳ね…」
    • ムラクモ「そういう事だ…さあ、その手で私を倒してみるがいい」
  • 戦闘後
    • ムラクモ「グハァッ!… ハァッ…ハァッ…ハァッ…」
    • 鼎二尉「勝負あったわね…さあ武装を解除して降伏なさい」
    • ムラクモ「フ…あの女がいる限り…繰り返す…何度でも…」
    • 鼎二尉「…どういう事?
  • クリア後
    • ムラクモはそのまま事切れ 基地は崩壊を始めたそして巨大な電光機関は岩塊の中に消えた…辛くも帰還した鼎は膨大な報告書を提出したが何故か事件は崩落事故として闇に葬られたそしてムラクモの予言は現実の物となる……