一回目
「ここには私の他に誰もいません。
またここに長老以外の人が来ることもありません。
…さびしくないか? …ですか?
それは必要としている人間に事欠くことですね。
私は誰も必要としません。
だから必要としている人間に事欠くことはありません。」
二回目
「…役目のために生きるのは辛くないか? …ですか?
針と糸は縫い物をするとき、幸せではないでしょうか?
その役目を果たせるということは幸せではないでしょうか?
私は道具に生まれて幸せです。」
三回目
「あなたには私は必要でない。
私の存在はあなたの存在に意味をなさない。
…それなのに、ここに来る。
あなたの行動は長老の行動と同じです。」
四回目
「あなたは、私を必要としているようには感じられません。
それなのに、なぜ、何度もここに来られるのですか?
私にはわかりません。」
フレアに話しかける
「私の役目はここにいて、神殿とそれに連なる封印を守ること。
それが私がここにいる理由です。
ですが、あなたはなんのためにこうしてここに足を運ぶのですか?
神殿に入ろうとする その道を進むことはなりません。
この神殿の奥にある封印…。
それを守るのが私の役目。
どうか、お引き取りください。」
シェムハザに話しかける
「フレア様は、火の精霊神ウルカーンに仕える火の巫女なのだ。
同時に魔道王国ラドラスの最後の4人の巫女のひとり、火の巫女ウルの血を引く者でもある。
そして、同時にこの地にある封印を見守り続ける者でもあるわけだ。
君らには、火の精霊神殿に近づいてフレア様の妨げになるようなことをしないで欲しいものだ。」