オ・マ・ケ

Last-modified: 2008-06-20 (金) 23:22:26

オ・マ・ケ


天馬「ん?ここを見つけるなんて、相当ヒマなんだな……」
湊「ちょっとそれは……。でも、見つけてくれてありがと。そして最後まで読んでくれた事に感謝するよ」
釈迦如来「え~?それはボクに会いたかったからでしょ?」
桜井「違う」
一宮「……ってことは、子じゃなくてアタシに会いに来たのね!(巳)」
桜井「それも違うだろ」
釈迦如来「そ、そんなキッパリ否定しなくても……」
黒羽「否定して良いよ。練習中は散々やられたし」
湊「ということで、ここでは今回の作品の裏話。“集-十二の裏の裏”をお送りします」


注意・このオマケは“中の人”つまり演劇部員を演じている人達の視点から見た光景です。


―企画。最初は誰かの一言から始まった―
湊「まずは、この“裏”がどうやって企画されたか」
釈迦如来「最初は七不思議の話していたんだよね」
桜井「その場にオレは居なかったからなぁ。そうなのか?」
湊「うん。交流会(チャット)で学園の七不思議の話していたんだ」
天馬「そろそろ1本、公演会をやりたいと」
桜井「あぁ。それで七不思議か」
天馬「電信柱が赤いとか、郵便ポストが高いとか……」
綺咲「それ、逆では……」
釈迦如来「言ってた、言ってた」
湊「そこから、演劇部七不思議になったんだっけ?あれ?逆かな?」
天馬「どっちからでも繋がると思うけど……とにかく七不思議で盛り上がっていたんだ」
釈迦如来「よくネタが出てくるよね……」
天馬「いや、別に……」
湊「それで、本当にそのネタでやるの?って」
天馬「内容はともかく“何かやりたい”という行き当たりばったりなスタートでしたね」
釈迦如来「言ったの天馬君だよ……」
天馬「ボクシラナイヨ」


―演技項目決定。学祭の裏―
湊「言ったら最後、企画は走り出すんだよね~、演劇部って」
釈迦如来「酉の暴走バイクだね」
湊「暴走かどうかはともかく、時間やら内容を加味して学祭の裏側をやろうと」
一宮「新たに役柄決める必要もないしね。その辺はかなり省略できたよな」
湊「その後が大変だったけどね……」
能登川「シナリオですよね。分岐させて色々なストーリーを展開していくという」
綺咲「そうですね。単純計算で役者11人+裏方2人で13人。でも役者にはメイクとか小道具とか兼任している人も居ますし」
湊「誰だっけ、シナリオ分岐とか言い出したの」
天馬「さぁ」
湊「まぁ面白いって乗ったのは僕だけど」
綺咲「みんなすぐに賛成しましたよね」
黒羽「それにしてもよく書いたよな、あの量……」
天馬「全員で書いたからでしょ。1,2人では無理です」
一宮「……殆どまかせっきりでゴメン」


―会議・あんな事、こんな事―
湊「部長のメモの束……」
黒羽「え?なにそれ?」
湊「アイデアとか、会議で重要な事とか。全部メモしてあるんだよ」
釈迦如来「マメだネェ」
湊「B52枚分のメモが……」
綺咲「え!?52枚も!?」
天馬「B52?そりゃ戦略爆撃機……」
両方ともチガイマス。
能登川「謎が謎を呼ぶメモですね」
湊「すごい誤解だな……」
ある日気づいたら、メモの量がB5サイズ2枚になっていたと言いたかっただけ。


―シナリオを仕上げろ!―
湊「これが一番壮絶だった……」
天馬「部長、お疲れ様です……」
綺咲「はぅ……」
釈迦如来「代筆頼んじゃったもんなぁ」
湊「まぁ、書けない人は仕方ないよ」
天馬「その代わり、個人ENDは必ず書いてもらいました」
四隣「迷ったよなぁ……“どうしよう?”ってさ」
能登川「その間にもどんどん他の方が書き上げていくから、プレッシャーも……」
天馬「無理してもらったその分、非常に個性的なENDシナリオが揃ったと思います。おつかれさまでした」
一宮「簡素だな。チャット(会議)中にシナリオ上げていたとは思えん」
釈迦如来「そうそう!いつの間にか“はい、出来ました”って」
湊「確かに。見たら増殖していたね」
天馬「思い付いたら、一気に書いたほうが楽ですからね」


―思い出のあのシーン、このシーン―
湊「では次に、印象に残っているシナリオとか制作秘話はあるかな?」
一宮「俺が何回”マーベラス”って言ってるか……とか?」
湊「あ~それか。ごめん、つい言わせたくなっちゃって」
能登川「それわかります」
綺咲「最初、マーベラスの意味が分からなくて、みんなで調べていたんですよね」
釈迦如来「はい、はぁい。子の悪戯はいくつ発動したでしょう?」
湊「悪戯も多かったな」
黒羽「被害者だ」
綺咲「買い物リストにも悪戯されましたね」
釈迦如来「えへっ」
一宮「その分、チャットから落とされていたけどな」
湊「後は……個人的に亥特訓編が楽しかったな」
桜井「俺は疲れたぞ」
天馬「でもおかげで無事にできたでしょ」
湊「それから演劇部の楽しい風景が伝わったかなって思うんだ」
四隣「最後は追いかけられました」
天馬「あれは、演劇未経験者をどうやって舞台に立たせるか?を考えてたんですけどね」
桜井「で?鬼ごっこ?」
天馬「元ネタはあるんですよ。鬼ごっこというより、椅子取りゲームでしたけどね」
湊「全然、違うじゃないかw」
天馬「確かにw。でも、好評だったようで良かったです」
能登川「俺はENDが気に入ってます」
湊「ENDはあんなに自由になるとは思ってなかったから、ちょっと驚いたな。でも面白いと思った。半分が家族紹介だし」
綺咲「それだけ個性豊かな部員が揃っているってことでしょうね」
天馬「俺も能登川君のEND好きだな。○○形式にするとは思わなかった」
あえて伏字にしました。どんなENDか確かめてみてくださいね。
能登川「色々考えましたから」
湊「その後、シーン6(本番前)の場面書いたんだっけ?」
天馬「ENDが無かったら、書けませんでした」
能登川「あれは、逆にびっくりしました」


―最後に―
湊「最後に、ここまで読んで下さってありがとうございました。少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。部室に感想掲示板を用意しているので、一言でも残してもらえると部員一同喜びます」
一宮「そして演劇部に興味を持ってくれた、そこのキミ!部室で待ってるよ」