湊から衣装を受け取った神村はそれを見て不思議そうな顔をしていた。
神村「先輩、これが午の衣装なんですよね?」
湊「うん、そうだよ。どうかした?」
神村「これって乗馬服に似てますよね?午なのに乗馬服って変だなぁって思って」
湊「あはっ。午って言ったらそれしか思いつかなくてさ。みんなで考えた結果そうなったんだ」
釈迦如来「そうそう、午だから乗馬服ーって」
湊「すごく単純だけど……」
神村「あぁそうか。そのままって思えば面白いっすね」
神村は納得したように頷いて着替え始める。
神村「どうすっか?」
着替え終わると楽しそうに鏡の前でポーズを取っていた。
湊「似合ってるよ。よかったぁ」
神村「これを着て走るのか……頑張ります」
神村は気持ちが昂るのを感じでいた。