意味
履修科目を、あらかじめ定められた上限を超えて登録出来るようになること。
解説
- 前提として。多くの学部では、1セメスターに履修登録できる単位数は制限されているのです。
- たとえば理学部なら「1セメスター28単位まで」とか。
- 際限なく取りすぎてにっちもさっちも行かなくなるのを防ぐための計らいとのこと。
→まぁ実際、28単位以上取ると結構きついのですが。
- でも、一部の学部ではある一定の条件を満たすとこの制限が解除される。
- 理学部の場合「前のセメスターで24単位以上取得かつA以上の科目が8割」とかね。
- 要は「成績が良い人は他人より多くとっても大丈夫だろう」と認められること。
→だが、そんな人々でも元々の制限以上の単位を取る人は殆どいないと思われる。
→そこまでしなくても卒業できるしね。
- セメスターによってかなりばらつきがあるが、これに該当するのは全学生の1割~2割。
→要するに、制限解除者≒成績優秀者を意味する。
- 工学部を3年~3.5年で卒業しようとする場合は制限解除をし続ける必要があると思われる。
用法
- 「あいつ、実は制限解除したんだって」「何であいつが!あり得ね~」
例外
- 文学部では、履修の目安が設けられているに過ぎず、実質履修制限はない。
「1年間の履修単位の上限は,48単位(1セメスターあたり24単位で,教職科目は除外する)を目安とします。これ以上の履修を妨げるものではありません。」(文学部学生便覧p9より) - 法学部も実質履修制限はない。