飼っていた芋虫がモスラとして異世界召喚された話

Last-modified: 2023-10-07 (土) 13:51:50

飼っていた芋虫がモスラとして異世界召喚された話
作者:GT(EW版)

ハーメルン

■概要
釣りエサとして売られていた元人間のカイコガの幼虫の主人公は実は怪獣の女王モスラだった、という変種的なTS。
女子小学生に飼育されていたある日謎の声に呼ばれ並行世界の怪獣が闊歩する地球に召喚される。

■登場怪獣
○モスラ
主人公。初出は1961年の同名の映画。
登場回数はゴジラに次いで多いが、能力的には幼虫時の押しつぶしや飛行の衝撃波程度しかなく地味であるため、後年光線技などが設定されることが多い。

○バトラ
『ゴジラVSモスラ』で登場したモスラと対となる蛾の怪獣。ド派手な極彩色の光線技を多用する。
本作では既に没しておりその存在が語られるのみ。

○メガヌロン
初出は『空の大怪獣ラドン』。幼虫形態のみが登場したが後年、成虫のメガニューラやその変異体メガギラスが設定された。
太古のトンボの幼虫であるため肉食。主人公と飼い主の転移先の島、インファントでも人間への脅威となっている。
本作では幼虫メガヌロンと成虫メガニューラが登場。

○クモンガ
初出は『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』。原作ではカマキラスさえも仕留める頂点捕食者だった。
格落ち気味の傾向のある虫型怪獣の中では出番に見せ場に恵まれた方ではある。

○カマキラス
クモンガと同様初出は『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』。ゴジラの息子であるミニラは無論のことゴジラにも襲い掛かる凶暴な肉食怪獣。
本作では両手が鎌となっている『ゴジラファイナルウォーズ』版が登場。

○エビラ
『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』などに登場したエビの怪獣。ザリガニのような一対のハサミを持つ。
本作では舞台となるインファント島近海に住んでいるというされる。

○アンギラス
初出はゴジラシリーズ2作目の『ゴジラの逆襲』とかなりの古株。なのだがかなり扱いは悪く、昭和シリーズでは『ゴジラ対メカゴジラ』で偽ゴジラとの交戦で負傷し逃亡、平成では『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』でメイン怪獣に抜擢される大出世かと思えば没に。
シリーズ最終作『ゴジラファイナルウォーズ』ではサッカーボールのように跳ね飛ばされ出番終了。
本作では『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』での没案を原案にした能力を携えて登場。

○ゴジラ
怪獣王。設定は作品によって揺れがあるが本作では目覚めてしまえば地球が消滅しかねない存在とされる。

○隕石
本作中、怪獣出現の引き金になった天災。
宇宙超怪獣キングギドラやスペースゴジラなど強豪怪獣を運んでくることも多い。
パニック映画『妖星ゴラス』も有名。