"おとなも。かみさまも。誰も救ってくれなかった。"
ー莞爾の刑戮者
''莞爾の刑戮者は真っ赤な目の覗くボロボロの紙袋を被り、トゲまみれのイバラを無数に体から生やしている幻視物です。とても気難しい性質を持っており、職員の特定の行動に対し激しい拒絶反応を示すことが分かっています。首にはベルの付いた赤いリボン、真っ赤な首吊り縄が天井に繋がっており、血で染まった真っ赤なイバラが自身を覆うように生えています。職員が入室するとそれはうねうねと様子を窺うように動き、職員が自分に「触れる」「愛情を連想させる言葉を発する」「危害を加えようとする」など、莞爾の刑戮者が不快に感じる行動を取るとムチの様に振るって攻撃を加えます。
特殊能力
「絞首台の鐘」
莞爾の刑戮者は連続した複数の特殊能力を持ちます。
①作業に失敗すると、莞爾の刑戮者はイバラを叩きつけ、職員を激しく拒絶・攻撃します。
作業を失敗した職員に追加で3d10のREDダメージを与えたのち、「荊冠」と呼ばれるイバラの冠を職員の頭に巻き付けました。この時、作業時のダイスロール結果に7の目が含まれていた場合は追加ダメージが2倍になりました。
また、莞爾の刑戮者は愛着作業を激しく嫌う為、愛着作業の成功率は常に半減となり、いかなる場合でもギフトを獲得することは出来ません。
「荊冠」を付与された職員は自制が+10され、以降ダイスロールを失敗するたびに(職員ランク)×4のSPダメージを受けるようになります。これは何らかのダイスロールにてクリティカル・スペシャルの値を出すことでのみ解除されます。
②以下の条件を満たすと、職員は「絞首刑」と呼ばれる特殊な自殺性パニックを発症します。
・荊冠を所持した状態でパニックを起こす。
・莞爾の刑戮者への愛着作業を成功させる。
このパニックの特殊な点は以下の通りです。
・鎮圧に必要なダメージが+20されます。
・鎮圧時、(経過時間)×4のHPダメージを受けてから解放されます。このダメージで死亡することは無く、必ず1残りました。
・鎮圧が間に合わなかった場合、鎮圧参加職員の1人がランダムで「絞首刑」パニックを発症し、脱走までのカウントが+1されました。
・誰も鎮圧に向かわず見殺しにした場合、部門内職員は全員「絞首刑」パニックを発症し、莞爾の刑戮者は収容違反を起こします。
③カウントが7に達すると、莞爾の刑戮者は収容違反を起こします。
カウントが増加する要因は以下の通りです。
・愛着作業に成功する。
・荊冠を所持した状態でパニックになる・または死亡する。
・絞首刑の鎮圧が間に合わなかった。
収容違反中の莞爾の刑戮者は1224のHPを持ちます。
職員がダイスロールに成功し攻撃を加える際、出目に7が含まれていると、莞爾の刑戮者は大きなイバラの爪で引っかいて反撃をし、与ダメ―ジの半分の値をHPダメージとして攻撃した職員に与えます。
また脱走中、荊冠を所持する職員は5分毎に(職員ランク)×4のSPダメージを受け続けました。
由来
莞爾の刑戮者はZ0-T-03-034「莞爾の崇拝者」の変異体の幻視物です。
抽出元は享年10歳の少年であり、観測データと本人の証言から、彼の名前は『ミカ』であることが判明しています。本名かどうかは不明。
彼は生前・抽出後共に重度の愛着障害を患っており、他人から愛情を向けられる行為(例:むやみに触れられる・頭を撫でられる)を激しく拒絶する様子が見受けられました。彼……莞爾の崇拝者との適切なコミュニケーションを図れる職員が何度か対話をした結果、それは両親から受けていた、聞くに堪えない激しい虐待由来であると推察されています。
とても難しい特性を持っていることは本人も理解しており、愛を受け入れられない自分が可笑しいと、職員に打ち明ける様子も見られています。
彼の死因は首吊りによる自殺。悩みを打ち明けられる大人が居なかったこと、向けられる愛情に耐え切れなかったことが彼を死に追い遣りました。
ミカは教会の鐘に縄を括り付け、笑顔で命を絶ちました。
雪の降る、とても寒い12月24日の出来事でした。
ストーリー
未完成
ある程度の長い文章推奨
フレーバーテキスト
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ESU
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余談
自由にどうぞ