血神

Last-modified: 2021-07-21 (水) 01:19:15

信者衛門が中学時代に書いた中二病小説。
写真枠で表紙の写真が紹介され、見事優勝した。
後日冒頭部分がメールでうんこちゃん送られ紹介された。

冒頭内容

どこからか鈍い音が聞こえる。まるで思い切り食肉を切り裂くような。
どこからか鼻をさすようなにおいがする。まるで赤褐色に染まった鉄サビのような。
どこからか甲高い声が聞こえる。まるで助けを求めるような。
ここはどこなのか、辺り一面には大きな亀裂が入ったり、上からハンマーで叩きつけたように無残にも粉々になった廃墟が広がっていた。
そして全てが赤黒く染まっていた。
それはまるで崩れた廃墟が噴き出したように見える程の多量の血だった。
神よ我らをお助けください。
地にひざまずき、両手を合わせる少女がいた。
しかし無情にも少女の願いには答えが返って来る事はなかった。

初出

2011/02/02 第六回視聴者からの写真枠 part2 13:40
2011/02/19 23 29:30

関連