Utilityの乱数メソッド
- カテゴリー: スクリプト
- 重要性: 普通
- 投稿日: 2005-08-09 (火) 00:20:16
スクリプトを見ていると結構なところでUtility.RandomDoubleとかを見かけることが多いと思います。これは乱数を発生させるメソッドで他にも幾つかあるので紹介します。
Utility.RandomDouble
Utility.RandomDoubleは0.0 以上 1.0 未満の倍精度浮動小数点数を返します。これは主に確率判定に使用します。例えば
if ( Utility.RandomDouble() <= 0.9 )
こうあった場合、90%の確率でtrueになります。
Utility.Random
0以上の指定された整数の乱数を返します。
Utility.Random( 5 );
0,1,2,3,4のいずれかを返します。
Utility.Random( 5, 3 );
5,6,7のいずれかを返します。
Utility.RandomMinMax
指定された最小値と最大値の間の整数の乱数を返します。
Utility.RandomMinMax( 10, 15 );
10,11,12,13,14,15のいずれかを返します。
Utility.RandomList
指定された複数の整数のいずれかを返します。主にランダムに色をつけたい場合等に使用されています。
Utility.RandomList( 0, 5, 10);
0,5,10のいずれかを返します。
Utility.Dice
複数のダイスを転がした値を返します。4d6+8等の数値を算出します。ダイスの数が多くなるほど値に偏りが出てきます。
Dice( int numDice, int numSides, int bonus )
numDice
転がすダイスの数です。
numSides
ダイスの面の数です。
bonus
ダイスとは関係なしに足される数です。
Utility.Dice( 1, 6, 0 );
1から6のいずれかの値を返します。