はじめに
※同一CPです。穂乃果同士セックスです
Rule34に絵が転載されてました
本編
高坂穂乃果は驚きを隠せなかった。なぜなら、朝目が覚めると自分が二人になっていたから・・・。
「「ええ!?な,何で穂乃果がもう一人いるのお⁉」」
目の前にいるのは,ピンクのパジャマに少し乱れた髪をした自分がいる。穂乃果は夢を見ているのかた思いっきり自分の頬をつねってみた。
「「いたたた・・・。夢じゃなかった・・・」」
「あなたは誰?」
「私は高坂穂乃果だよ‼」
「ちがうよ。穂乃果は私だよ‼」
「ちがうって‼穂乃果は私だよ‼」
お互いに自分が本物だと言い張り、きりがない。ここは家族に伝えなきゃいけないと思った二人は慌てて妹の雪穂の部屋に入った。
「「雪穂ぉ」」
ノックもせずに入る姉を見て驚いた雪穂だが、自分の姉は二人になっている光景にも驚きを隠せなかった。
「お姉ちゃん!ノックはして・・・えええ⁉お、お姉ちゃんが二人⁉ど、どうなっているのおお⁉」
「雪穂! 私が穂乃果だよね⁉」
「ちがうよ‼穂乃果は私だよ‼」
キスするくらい近づいて本物のと主張するが、雪穂はどちらが本物の姉か分からない。とりあえず、一旦、落ち着かせるため、二人を離して座らせた。
同じ顔で、同じ体型,同じ声、同じ・・・どれも『同じ』であるから、雪穂もどちらが本物でどちらが偽物か判断しきれない。
「うーん。こんなことあるのかな・・・。朝起きたらお姉ちゃんが二人に分身しているだなんて・・・」
「「既に起きているじゃない・・・」」
今日は親も旅行でいないし、ミューズのメンバーもそれぞれが用事があるから他に相談できる相手がいない。そして、雪穂も友達の家で泊まることになっているから,どうすればいいか分からない。
「お姉ちゃんたち。私もそろそろいかなきゃダメだから・・・。とりあえず今日は二人で過ごしてもらうね。絶対,外に出ないこと。いい?」
そう言って雪穂は家を後にした。残るは二人の穂乃果である。しかし、どちらも相手の穂乃果を本物と認めたわけもなく、警戒している。
「「もう!!何で穂乃果の真似をするの⁉」」
「穂乃果は真似なんかしてないよ!!そっちが真似しているんでしょ⁉」
「穂乃果は真似なんかしてないよ!!穂乃果は穂乃果なんだよっ!!」
そして、二人の穂乃果はあることを思い付いた。今,穂乃果は服を着ている。全裸になれば、きっと違いがあるはずと思い。二人の穂乃果はお互いに服を脱いだ。
「「うう・・・・」」
いくら相手が自分にそっくりな人でも,裸姿を見せるのは恥ずかしいもので,うっすらと涙が出ていた。
そしてお互いに裸姿を見るが,なんと体まで全く一緒だ。ちょっと小さい胸に桜まんじゅうのような色をした乳首。お饅頭のように肌触りがよいお尻。体まで一緒で穂乃果たちは驚いた。
「「体まで一緒なんて・・・」」
もしかして,相手の穂乃果は本当に『高坂穂乃果』なのかと思うようになってきた。ここまで似ているとそう思う。しかし,穂乃果にあることを思い出した。それは、先日,希の家で見つけた本に自分が二人になり、どちらが本物かをセックスで決めた。もしかして,ソれで本物が決まるかもしれない。
やや不本意ではあるが、決めるならそれしかないと・・・。
「じゃ,じゃあ最初はキスで勝負するね・・・」
「う、うん・・・」
どうやって勝敗を決めるかを決めてはないが,とりあえずキスして弱くさせるのだろう。穂乃果と穂乃果は生まれて初めてのキスをした。ファーストキスが自分なんて世界で初めてかもしれない。二人の唇が重なった。わらび餅のように柔らかい感触がした。
『『あ・・・柔らかい・・・』』
そのまま。少しずつ舌を入れた。舌同士が重なった瞬間,最初は引っ込んだがそのまま舌を絡ませた。
「んふ・・・んん・・・ちゅぷ・・・」
「んん・・・ちゅる・・・んん・・・」
初めてとは思えないようなキスを終えた二人の穂乃果の顔はさっきまでとは違って,目が水飴のようにトロンとしていた。
『『キスって・・・こんなに気持ちいいだ』』
でも,ハッと我に返った。これは勝負。このままでは相手の穂乃果に負けてしまうと。
「い、今のは穂乃果の勝ちでいいよね!!」
「何いってるの⁉穂乃果が勝ったでしょ!!」
しかし、第三者から見ればお互いにメスの顔になっていた。そこで、片方の穂乃果が急に相手の穂乃果の乳首をつねってみた。
「あああああっ!!」
「どう⁉乳首をつねられる感想は⁉」
細かい和菓子を捏ねるのを連想して親指と人指し指で乳首をつねってみる。つねられる穂乃果は目を瞑って耐える。全身に電流が走るような感覚。神経が全部乳首にいってるようで,立つのもやっとだが,穂乃果は力を振り絞って相手の穂乃果の胸を揉み始めた。
「きゃああっ!!」
そして,希にわしわしされたように相手の穂乃果の胸を揉んだりした。または時計回りのように動かしたりて負けじと反撃した。
乳首をつねて胸を揉まれる穂乃果と胸を揉んで乳首をつねられる穂乃果。喘ぎ声と我慢する声がハモる。そしてお互いに立つのが限界になり、同時にベッドに倒れ込んだ。
「「はあ・・・はあ・・・はあ・・・」」
同じ声が重なりあう。呼吸のリズムまで一緒。こうなったら最後。お互いの大事な部分を重ねる言わば『貝合わせ』だ。最後の力を振り絞って両脚を広げる。高校生なのに、そこには邪魔なものが生えていなかったがすでにビショビショであった。
「もう、ビショビショだね・・・。そっちの穂乃果は淫乱だね」
「その言葉を言っている段階でえっちだね」
「「負けないよ!」」
大事なところをゆっくりと密着する。くちゅっと音がして穂乃果たちの体はビクッと動いた。でも、ここで引いたら負けるので、穂乃果は快楽に負けずに必死に腰を動かしていた。その度にいかがわしい音が部屋に響き、糸も引いていた。
「は、早く逝ってよ! ほらあ!!」
「そっちこそイってよ!!」
しかし、今は自分の方がイク寸前だ。
「「ダメ!!イカないで!!私のからだあああ!!」」
その言葉と裏腹にとうとう二人の穂乃果はイってしまった。
「「んはあああああああ!!」」
その夜。
日中はお互いが偽物と呼んでいたが、今は全く違う。
「んちゅ・・・れろお・・・穂乃果・・・」
「穂乃果・・・また一緒にイこう?」
「「ああああんんんんん!!」」
お互いを本物と認めて今は、穂乃果は穂乃果を愛している。
「穂乃果・・・」
「穂乃果・・・」
「「大好き」」
これで終わり
終わりに
今は亡き執筆者へ。エロ小説を書いてくれてありがとう。