まおうん家

Last-modified: 2014-01-24 (金) 12:50:29

まおうん家ログ。

#analyzer

2011/6/3 (金) #19:けっかはっぴょー

【モア・アーモイ】
「フゥーフフゥー。
というわけで、魔王様まで、やんごとなき事情により
お城のほうに戻られてしまっているので、
ついに私、ぼっちになったわけデスねぇ~」
【モア・アーモイ】
「まあ、魔王様は、来週には戻ってきますので、
ご安心くださいデスねぇ~」
【モア・アーモイ】
「さて、本日は天使達の捕獲キャンペーンのプレゼント発送日
デスが、「設計図ダウンローダーγ」の当選者が発表されていないようデスねぇ~。
それならば、魔王様が残したリストがここにあるので
私から発表させていただきますねぇ~」
【モア・アーモイ】
「堕天使のRさん。吸血族のKさん。吸血族のNさん。吸血族のMさん。
魔人族のYさん。獣人族のMさん。堕天使のAさん。吸血族のRさん。
機械魔族のBさん。妖魔族のRさん。吸血族のNさん。鬼神族のRさん。
妖魔族のAさん。邪龍族のKさん。堕天使のKさん。邪龍族のMさん。
堕天使のTさん。堕天使のMさん。堕天使のWさん。堕天使のVさん。
妖魔族のKさん。堕天使のTさん。邪龍族のUさん。魔人族のGさん。
堕天使のSさん。魔人族のLさん。邪龍族のMさん。堕天使のDさん。
妖魔族のUさん。吸血族のHさん。
以上デスねぇ。」
【モア・アーモイ】
「おめでとうございますデスねぇ~」
【モア・アーモイ】
「え、誰だかわからないデスって?
フゥーフフゥー。
そういわれましてもねぇ~」
【モア・アーモイ】
「どうも「ぷらいばしぃ」とか「こじんじょうほう」とやらが気になったとかで、こう書くのが限界だったようデスねぇ~」
【モア・アーモイ】
「じゃあなんか面白いことをやれデスって?
フゥーフフゥー。
意味がわからないデスねぇ~。
それに私はそんなことできまセンねぇ~」
【モア・アーモイ】
「輪っか?
フゥーフフゥー。
何を勘違いされているのデスかねぇ~」
【モア・アーモイ】
「あれはただ単に、
”ものすごい勢いでドーナッツを食べる瞬間を逆再生された”
だけデスねぇ~」
【モア・アーモイ】
「それでは、ナゾも解けたところで、
ごきげんようなのデスねぇ~。
またついったあ?などでお会いしまショうねぇ~」

2011/5/26 (木) #18:ほかくそのに

【魔王】
「くっそー・・・
こんなに簡単に捕まえられるとは・・・
尻に剣刺されたりたりまでしたのに、
今までの苦労はいったい・・・」
【???】
「くっ・・・
おのれ・・・魔王め!
卑怯にも私を罠にはめるとは・・・
卑怯だぞ!」
【魔王】
「卑怯とは人聞き、いや悪魔聞きの悪い・・・
罠もなにも、街の雑貨やでぬいぐるみに見とれてたのは貴様だろうに・・・」
【???】
「う・・・
くぅぅぅ・・・!
く・・・屈辱だ・・・」
【モア・アーモイ】
「フゥーフフゥー。いやー今日もハッスルしてしまいまシタねぇ~
おや、魔王様。
そちらはどなたで・・・」
【???】
「も・・・モア・・・!?
アーモイ氏だと!?
おのれ魔王!
貴様、私だけではなくアーモイ氏まで毒牙にかけたというのか!」
【魔王】
「ちょ、毒牙って意味が分からんぞ!
っておいアーモイ!
お前もポッとか、満更でもない顔するな!」
【モア・アーモイ】
「フゥーフフゥー。冗談はさておきまして、この方は天使なのですねぇ~
ヴァーチェという種族の天使ですねぇ~」
【ヴァーチェ】
「知っておられたのですか!
こっこれは光栄です!」
【魔王】
「なんなのだまったく・・・
アーモイ、知り合いなのか?」
【ヴァーチェ】
「うるさいぞ魔王!
アーモイ氏になれなれしすぎるぞ!」
【魔王】
「え、あ・・・ごめん・・・
って、いやおかしいだろ!
私が魔王だぞ!?
立場的に考えても上だろどう考えても!」
【モア・アーモイ】
「まあまあ、魔王様。
ここはひとつこらえてこらえてなのデスねぇ~」
【魔王】
「う、うむ・・・そうだな。
だーかーらー・・・
お前が言うな!
【魔王】
「ていうか、質問に答えてくれ!
二人は何なのだ!
知り合い?」
【モア・アーモイ】
「ふぅーむ・・・
と言われましても、私にもよくわからな・・・」
【ヴァーチェ】
ファンだ!」
【魔王】
「は・・・?」
【ヴァーチェ】
「ええい、
だからファンだと言っている!」
【魔王】
「・・・・?」
【ヴァーチェ】
「~~~~~!!
くっ・・・!
心底、不思議そうな顔するな!
魔王の分際で!」
【魔王】
「分際ておま・・・」
【ヴァーチェ】
「街角で見かけた、アーモイ氏と同じ種族をモチーフにした人形を一目見てだな・・・
その・・・
き、気になるようになったのだ・・・
その中でも、アーモイ氏は特別に形がよく、かわいいのだ!」
【魔王】
「は・・・はぁ・・・
かわいいのですか・・・」
【モア・アーモイ】
「あぁ、なるほどデスねぇ~
だから私が島に帰ってるときに、仲間と一緒にボーッとしていたのデスねぇ~」
【モア・アーモイ】
「というわけで、魔王様。
このヴァーチェさんは、私のボー友デスねぇ。」
【魔王】
「なんだそれ・・・
まあいいや。なんかめんどくさくなってきた。
とりあえず、もうこうなったのも何かの運命だと思ってモンスター登録機で、
我々に従うのだヴァーチェよ。」
【ヴァーチェ】
「ふざけるな!
なぜ私が貴様らのような・・・」
【魔王】
「アーモイ!」
【モア・アーモイ】
「ヴァーチェさん、細かいことなど忘れて、
我々とともに、この魔界でヌルーい生活をしまセンかねぇ~?」
【ヴァーチェ】
「わかりました!
しかたありませんね!」
【魔王】
「はやっ!
まあ、面倒くさくなくていいや。
はっはっは。」
【ヴァーチェ】
「ふ、ふんっ!
うるさい!
し・・・しかたなくなんだからなっ!」

 

──そのころの天界──

 

【???】
「あらぁ・・・ヴァーチェちゃんもいなくなっちゃったわぁ~・・・」
【???】
「・・・」
【???】
「・・・」
【???】
「喋る相手もいなくなっちゃったわねぇ~・・・」

2011/5/19(木) #17:さとがえり

【魔王】
「うーむ・・・
実は、カノンをある目的のために使いに出してしまったので、
ここ最近一人ぼっちなのだが。
うん、ちょっとさみしい。」
【魔王】
「そしてかくいう私は、天使捕獲等をやっているわけだが・・・
とりあえず今の尻具合からいうと、全治3日といったところだ。
・・・」
【魔王】
「痛い・・・」
【モア・アーモイ】
「おや、魔王様
そんなお尻を押さえて、いかがいたしまシタかねぇ~?」
【魔王】
「お、モア・アーモイ。
キサマ、しばらく見ないと思っていたが、どこに行ってたのだ。」
【モア・アーモイ】
「フゥーフフゥー!
それはモチロン、私の生まれ故郷たるとある島に帰省していたの
デスねぇ~」
【魔王】
「帰省だと?」
【モア・アーモイ】
「ええ、ただ、あまりにも久々だったので、浜辺でボーっとしていたら、
いつのまにか埋められてしまったのデスねぇ~」
【魔王】
「埋められてって・・・
もともとあのとある島にいっぱい埋まってたお前たちを、
この私が、わざわざ掘り起こしてモンスターに仕立て上げたの
に・・・」
【モア・アーモイ】
「フゥーフフゥー
申し訳ないデスねぇ~
というわけでこちら、おみやげですねぇ~」
【魔王】
「おお、すまん・・・」

 
 
 
 
 

【魔王】
「って、ギャーーー!
アーモイがいっぱい!?」
【モア・アーモイ】
「まだいっぱい居たので掘り起こしてみまシタねぇ~
私の希望としましては、これらを家具に加工して頂きたいものデスねぇ~」
【魔王】
「えー・・・」
【魔王】
「家具にして設置したら、みんな毎日アーモイに見つめられて暮らすのか?
誰とく・・・」
【モア・アーモイ】
「輪っか吐きますヨ?」
【魔王】
「だめ!絶対だめ!
怒られるから!」
【モア・アーモイ】
「フゥーフフゥー。では、お願いいたしマスねぇ~」
【魔王】
「ぬぅ・・・まあ考えておく。
最近家具製作も滞っておったからな。
新作の件も含めて問い合わせてくるわ。
家電に続いてそろそろ新作家具とか入れないとなぁ。」

2011/5/12(木) #16:ひさしぶり

【魔王】
「転生悪魔の諸君。
ごーるでんうぃーく以来、久しぶりだな。」
【魔王】
「私は、魔界のぶらっくうぃーくの間、ちょっと腰を痛めてしまってぶっ倒れていた。
まあ、連休の6割を寝たきりで過ごす事態になるとは、
さすがの私も、夢にも思わなかったわ。」
【魔王】
「決して歳だからじゃないぞ!?
腰というの花、若くても悪くなる時はなるのだ。そして一度ヤってしまうと・・・うう・・・まあ、おかげで大幅に予定が狂ってしまったがな・・・」
【魔王】
「というわけで、本日は趣向をかえてお送りしている魔王ん家なわけだが、
私は元気です。」
【カノン】
「・・・
なに一人でブツブツいってるんですか魔王様。
ついに気でも狂いましたか?」
【魔王】
「どあぁ!?
カノンいつからそこに!?」
【カノン】
「転生悪魔の諸君~
あたりからですかね?」
【魔王】
「最初から!?
見てるなら声かけてくれよ・・・」
【カノン】
「いや~邪魔したら悪いかな~と思いまして・・・」
【魔王】
「くそぅ・・・」
【カノン】
「そんなことより、お腰は大丈夫ですか?
私が遊びに行っている間に、もようがえなんかしようとするから。」
【魔王】
「仕方ないだろう。
皆、出かけてしまって私しかいなかったのだから。」
【カノン】
「もぉ~
魔王様なんですから、無理しないで下さいよ。」
【魔王】
「歳じゃないよ!?
私はまだ若いつもり・・・って『はいはい』みたいな顔してんじゃない!」
【カノン】
「まあ、ご無事でなによりです。他の転生悪魔様たちも、
ついったーで心配して下さってましたよ?」
【魔王】
「うむ。私も読ませてもらった。
皆、ありがとう。
お礼といっては何だが、今日からしばらく素材アイテムを見つけやすくしておいた。
この期間を有効に使ってほしい。
また、侵蝕の刻にも適用されるぞ。
それでは、よい探索ライフを!」

2011/4/28(木) #15:ばけーしょん

【魔王】
「うーんうーん・・・
どこに行こうかなぁ・・・」
【カノン】
「あれ、魔王様、どこか行かれるんですか?」
【魔王】
「うむ、転生悪魔共に聞いたところ、
ニンゲンの世界ではごーるでんうぃーくなる、
働かなくてもいい、夢のようなイベントがあるそうなのだ」
【カノン】
「えっ!?
ホントですか!?」
【魔王】
「なので、私も負けじと、魔界をぶらっくうぃーくとして、
どこかに出かけてやろうと思うわけだ!」
【カノン】
「ええぇぇ~!?
いいなぁ!連れて行ってくださいよ!」
【魔王】
「何を言っている。あたりまえじゃないか。
いつも苦労をかけているからな。たまにはどこかへ全力で遊びに行こうではないか。」
【カノン】
「あ、あたりまえ・・・なんですね・・・えへへ・・・」
【魔王】
「だからこそこうして、どこへ行くのか、迷っていたわけだ。
うーむ・・・ちと早いが、モス海にでも・・・」
【カノン】
「わ、モス海ですか。いいですねぇ~
まだ泳ぐのは速いですが、あの辺りはご飯がおいしいのです!」
【魔王】
「うむ、泳ぐのはモッスィーの産卵がすんだらな。
危ないから。マジで。」
【カノン】
「毎年暴れてるから、悪魔様方も大変ですねー。
酷い時は魔王様じゃないと止められませんし。」
【魔王】
「頭をかじられると、めちゃめちゃ痛いぞ。
しかし、そうなると今から楽しみだな。」
【カノン】
「はい!
あ、そうだ魔王様。
思い出しました。
創造主様からお手紙来てましたよ。」
【魔王】
「なんだと?
みせてみろ。」
【魔王】
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
【カノン】
「魔王様?
あれ、ちょっ・・・どうしたんですか魔王様!?」

 

パサリ・・・

 

【カノン】
「あ、手紙・・・
何が書いてあったんだろう・・・
えっと・・・」

 

『ゲート』家具アイテムの開発の遅れは、
オマエのいうぶらっくうぃーくとやらでなんとかすること

 

【カノン】
「えーーーーーー!」
【カノン】
「これじゃ遊びに行けませんよぅ~・・・」
【魔王】
「お・・・おのれ・・・創造主め・・・
『ゲート』家具アイテムの実装が間に合わなかったのは申し訳なかったが、
いろいろ事情が・・・」
【カノン】
「そですよね・・・
それは創造主様もご存じのはずですし・・・
あ、お手紙もう一枚出てきましたよ。」

 

あ、そうそう。
誰がヒゲメガネじゃ!
by創造主

 

【魔王】
「あれかあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
【カノン】
「あー・・・見つかってたんですねー、魔王様。」
【魔王】
「うう・・・
私のことはいいから、一人でも遊びに行っておいで。」
【カノン】
「はぁ・・・
じゃあ、そうさせてもらいますね♪」
【魔王】
「かっ・・・
カノーン(泣)!?」
【モア・アーモイ】
「こうして、魔王様のお休みは、なくなったのデスねぇ~
めでたしめでたし
フゥーフフゥー。」

2011/4/14(木) #14:ぞうちく

※実際の日付は4月21日
【魔王】
「うおぉぉぉ・・・
やっと終った・・・」
【カノン】
「お疲れさまでしたー
はい。お茶ですよー」
【魔王】
「おお、すまんな。」
【カノン】
「いやー、まさかこんなもの作ってるとは・・・」
【魔王】
「まあ、私だけの力ではないがな。」
【???】
「その通りデスねぇ~」
【カノン】
「うわっ、
でっかい顔が!」
【魔王】
「失礼だなオイ。
彼こそが今回の増築に大きく貢献してくれた、
魔界屈指の建設会社「アーモイ建設」社長。
モア・アーモイ氏だっ!」
【モア・アーモイ】
「よろしくおねがいしマスねぇ~」
【カノン】
「まさかの名前のまんまですよ、魔王様・・・」
【モア・アーモイ】
「今回我々は、魔王様のご依頼で、
転生悪魔であらせられる、皆様のお部屋の
増築や、リフォームを手掛けさせていただくことになったのデスねぇ~」
【魔王】
「うむ。今回は、取り急ぎ畳というものなどを用意してみた。
ブシドーが畳畳言ってたから。」
【モア・アーモイ】
「あれはブシドーの皆様以外にも、なかなかファンが多いデスねぇ~」
【カノン】
「あー、あのいいにおいのする床ですね!?
あれってなんだか、落ち着きますよねぇ。」
【モア・アーモイ】
「今のところは、選べるオプションも少ないデスが、
これからはもっとバリエーションを増やしていきたいデスねぇ~
フゥーム・・・
たとえばこちら、芝生などいかがでしょうかねぇ~」
【魔王】
「おお、なるほど。
それはいい考えだ。早速検討しよう。」
【モア・アーモイ】
「よろしくお願いしマスねぇ~」
【カノン】
「でも今回はほかにもいろいろやってましたね?」
【魔王】
「うむ、いろいろ報告されていた物などの修正も行っていた。
とりわけスタミナについては、かなり改修させてもらったのだ。
あれで直るとよいのだが・・・」
【カノン】
「いたずらする時とかに、HPが0になったあと復活するとか、
そんなものも来てましたよ。」
【モア・アーモイ】
「それはゾンビでスかねぇ~」
【魔王】
「いいえ、不具合です。」

 

ベシッ!

 

【魔王】
「ぐあっ!」
【カノン】
「さらっと言わないでください
っていうかいろんな意味でギリギリですよ!」
【モア・アーモイ】
「フゥーム。魔王様も、おスキなのデスねぇ~」
【魔王】
「貴様が言うか・・・
たしかに、蘇るようになってたので、修正させていただいたよ。
申し訳ない。」
【モア・アーモイ】
「ところで魔王様。
ゲートの件なんデスがねぇ~」
【カノン】
「ゲートですか?」
【魔王】
「ああ、そうだった。
実は、部屋を増やせるようになったので、
モンスター達も行き来させるようにしようと思っていたのだが、
若干の手違いで、家具の発注が遅れてしまってな。」
【魔王】
「というわけで、
今だけすべてのモンスターは、部屋を移動するたびに全員ついてくるのだ。」
【モア・アーモイ】
「フゥーム。
ゲートの搬入は、来週までになんとかしてみマスので、
少々お待ちいただきたいのデスねぇ~」
【魔王】
「ってカノン?
カノーン!
寝てるし・・・」
【カノン】
「Zzzzz...」
【モア・アーモイ】
「フォフォフォ。
それは仕方無きこと。
畳の魔力の前には仕方のないこと・・・なの・・・デス・・・ねぇ~」
【魔王】
「え、ちょっまさか・・・
ぎゃーのっかってくんな!
っていうかなんで前のめりなのだ!
重い重いキモい!」
【魔王】
「助けて!
助けてカノーン!」

2011/4/14(木) #13:こうじちゅう

ドドドドドドド!


【カノン】
「うー
外が騒がしいですね…」


ドドドドドドド!


【カノン】
「どうせ魔王様が、また何か作ってるんでしょうけど…」
【カノン】
「あ、この間、
間に合うかなーとか言ってたやつかな。」


ガガガガガ!


【カノン】
「あの様子だと間に合わなかったんですねー」
【カノン】
「というわけで皆様、申し訳ありません。
今週魔王様が予定していた更新は、ちょっと遅れちゃうみたいです。」
【カノン】
「本人も今がんばってるみたいなので、生温かい目で待ってあげてください。」


ガガッ! ド ド ド ド ド!
(マ・ジ・ス・ン・マ・セ・ン!)


【カノン】
「また器用なことを…」

2011/4/7(木) #12:かでん

【カノン】
「魔王様、魔王様。
さっき、お買い物に出かけてたときに聞いたんですけど、
なんか、家電製品の設計図が出回るようになったらしいですよ!」
【魔王】
「お、魔工都市の連中、
やっと普及体制に入ったのだな。」
【カノン】
「あれ、これも魔王様の仕業なんですか?」
【魔王】
「そうだぞー。
せっかく転生悪魔も増えてきたしな。
部屋を一気に現代風に飾れるものを用意しようと思っていたのだ。」
【カノン】
「いや、今だって冷蔵庫とか、それなりにキカイっぽいのあるじゃないですか。」
【魔王】
「バカめ。
一番大事な物を忘れているぞカノ…ぶべらっ!」
【カノン】
「バカとはなんですかバカとは。
言われて嫌なことは、他の人に言っちゃダメでしょう!」
【魔王】
「そこかよ!?
その前に殴るとか、やられて嫌なことをやったらダメだフォッ!」
【カノン】
「(魔王様は除く)ですっ。」
【魔王】
「な、なにぃ!
まさか、いつぞやのネタを逆手に取られるとは…!
カノン…
やるようになった…」
【カノン】
「ほら魔王様また脱線してますよ。」
【魔王】
「いやいや、脱線したのはお前のほうだからな!?
最近すごく理不尽な気がする…
まあ、私は思ったわけだよ。
テレビほしいな~と。」
【カノン】
「あぁ~!
テレビですか!いいですね!
魔王様何見ます!?」
【魔王】
「そりゃお前、アニ…
いやぁ、まあニュースとか映画などを少々たしなむ程度の紳士ですよ?」
【カノン】
「なんか、言葉が変になってますよ。」
【魔王】
「そ、それよりも、テレビには種類があってだな!
たとえばこのブラウン管式のテレビは、その開発に日本人が大きく活躍したんだぞ!?」
【カノン】
「すごい話題を逸らされたような…
そして逃げようとしてますね?」
【魔王】
「うぐぐ…まあ、ほかにもサウンドシステムやら、
部屋を現代風に飾れるものを発注して置いたので、
設計図を手に入れられたら合成してみるといい。
どれも私のオススメだ!」
【魔王】
「ちなみに、今回の設計図に使用する新素材も放出されている。
しっかりモンスター達に働いてもらうといい。」
【カノン】
「なんか、今回の魔王様は、どこかの家電芸能人みたいですねぇ。」
【魔王】
「かでっ!?」

2011/3/31(木) #11:おなまえ

【魔王】
「えー、魔王は取材のためお休みさせていたたたたたたたたたたたたたたた!」
【カノン】
「なにいきなりサボろうとしてるんですか魔王様!
発表することがあるんでしょう!」
【魔王】
「うう・・・
いやーまたなぐられちゃうかなーと思って・・・」
【カノン】
「それは忘れてた魔王様が悪いんですよ・・・
発表することがあるんでしょう!」
【ショップのねーちゃん】
「あはは、なぐりませんよー。
しばらくは。」
【魔王】
「しばらくはなの!?」
【カノン】
「ほらほらまた脱線してますよ。」
【魔王】
「あー、うむ。
長らく、わすれゴフッ!」
【ショップのねーちゃん】
「・・・」
【魔王】
「あー、保留にしていた、ショップのねーちゃんの名前なんだが、
ついに決定したぞ!」
【ショップのねーちゃん】
「わーい。」
【カノン】
「昨日いろいろ悩んでましたからね。」
【魔王】
「うむ。この某所で拾ってきた候補リストの中から決めてみた。」
【カノン】
「ちょ、なんでも拾ってきたらだめですよ!
またおなかこわしますよ!」
【魔王】
「食べないよ!
っていうか常日頃から私が広い食いしてるみたいに言うんじゃない!」
【魔王】
「ゴホン。
というわけでだ。ショップのねーちゃん改め、魔王の名において、
名前ないけど・・・
汝を「ラン」、「ジャック・ラン」と名づける。」
【ラン】
「ありがとうございますー!
これで私も一人前ですねー」
【カノン】
「ランさんですか。
いい名前ですね!」
【魔王】
「違うぞカノン。
「ランたん」だ。」
【カノン】
「はい?」
【魔王】
「だから、「ランたん」だ。」
【カノン】
「・・・えーと・・・
まさかそれジャック・O・ランタンとかいうんじゃ・・・」
【魔王】
「うむ。そう書いてあった。
書いてくれたものには、そのうち私からなにか送っておこうと思う。
みんなには内緒だぞ!」
【ラン】
「なんですか?
ジャック・O・ランタンって?」
【魔王】
「んーまあー、ニンゲンの世界では有名らしいぞ。」
【ラン】
「そうなんですか?」
【カノン】
「魔王様・・・
たしかすれって、ランタンをもった男って意味だったような・・・」
【魔王】
「だー!バカノン!
聞こえるって!」
【ラン】
「へぇ・・・
男のヒトの名前なんですか・・・」
【魔王】
「脱出!」

 

パリーン!

 

【カノン】
「あぁ!
魔王様!
この窓誰が片付けるんですか!
まちなさーい!」

 

パリーン!

 

【ラン】
「カノンちゃんも割ってるし・・・
まぁ、私は魔王様がつけてくれた名前なら、
なんでもよかったんですけどねー」
【ラン】
「というわけで皆様、これからもよろしくお願いしますねー。」

2011/3/25(金) #10:ほかく

【???】
「はーなーしーてー!!
はーなーしーてーよー!!
ちょっとー!
どういうつもり!?ウチにこんなことしておいて、ただで済むと思ってんの!?」
【魔王】
「おー・・・いてて・・・
やーっと捕まえたぞ、天使め。」
【カノン】
「なんか騒がしいですねー
魔王様、また何かやら・・・
ってうわっ!
天使じゃないですか!
って、魔王様もどうしたんですかその傷。」
【魔王】
「なにって捕まえてきたんだよ。」
【カノン】
「捕まえてきたって・・・
あーあー、お尻、こんなに矢に刺されてー」
【魔王】
「魔界蚊みたいな言い方するなよ。
長年、虐げられてきた私だが、
ついに仕返しする時が来たのだ!」
【カノン】
「仕返しって・・・
反攻とかそういうのじゃないんですね・・・」
【魔王】
「反攻とか、なんでそんな恐ろしいことせねばならんのだ。
私は、争い事が嫌いなのだよ。」
【カノン】
「まあ、それは知ってますけど。
はぁ、まったく、懐が深いんだが穴があいてるのか・・・」
【???】
「ちょっと!
どうでもいいけど、ウチを放って話をすすめないでくれる!?」
【カノン】
「ところで魔王様、
どうするんですか?天使。
たしか・・・
これは天使族の中でも、エクスって種族みたいですねー」
【???】
「なによ!
そっちこそリリムの分際で・・・!」
【カノン】
「リリムの分際ですが・・・
・・・
なにか?」
ゴゴゴゴゴゴゴ
【???】
「ヒィ!?」
【カノン】
「それで、魔王様。」
【魔王】
「は、はいっ!?」
【カノン】
「どうするんですか?」
【魔王】
「う、うむ。
それも、ちゃんと考えてある。
このモンスター登録機を使うのだっ!」
【カノン】
「ま、また怪しげなものを・・・」
【魔王】
「これを使えば、私が捕獲したこの天使共を、
モンスターとして登録する事ができるのだ!
登録されると、以後この魔界においては、
私の魔力によって、転生悪魔共が使役できるようになるのだ!」
【カノン】
「お、おおお!
何気にすごいです!
そして、何気にまる投げです・・・」
【魔王】
「はっはっはっ!
そうだろうそうだろう
あ、でも、声は少し調整が必要になったので、1週間ずらすことにした。
来週には実装予定なので、もう少しだけ待ってくれ。」
【???】
「はっ・・・完全に出遅れたでござる・・・」
───そのころの天界───
【???】
「あらぁ・・・エクスちゃん捕まっちゃったみたいねぇ・・・」
【???】
「ふん、天使の癖に情けない!」
【???】
「・・・」
【???】
「まぁいいわぁ・・・」
【???】
「エクスは我ら天使の中でも最弱・・・」
ウフフフフフフフ・・・

2011/3/15(火) #9.5:ただいま

【魔王】
「ながくニンゲンの世界と魔界との接続をしめてしまったな。
誠に申し訳ない。
ニンゲンの世界では大変な事が起こってしまったが、
かの地で遊んでくれていた転生悪魔達に、
今はまだ無理かもしれないが、いずれ、戻ってきて、
また共に遊び、笑顔を取り戻してほしいと、私は願っている。」
【カノン】
「それまで魔王様には、
馬車馬のように働いてもらわないとですね!」
【魔王】
「え?」

2011/3/10(木) #09:こえ

【カノン】
「魔王様、魔王様!見てください!
なんか、ニンゲンの世界のとあるニュースサイトに創造主様が!」
【魔王】
「なんだと!?
・・・
あ、本当だ!
どういうことだ!?何故この方がここに・・・!?」
【カノン】
「そんなこと私に聞かれてもわからないですよ!?
でも、なにか気になることをしゃべっているというか、
なんかいろいろ、発表してますね。」
【魔王】
「っていうか私はついったーとやらで、
他の転生悪魔から聞いてすでに知っているけどな。
声が入ることも聞いていたし。」
【カノン】
「え゛!?
ちょ、私なにも聞いていませんけど!?」
【魔王】
「言ってないしな・・・」
【カノン】
「~~~!!!」
【魔王】
「どしたカノン?」
【カノン】
「もー!
魔王様なんて知りません!」
バタン!
パタパタパタ・・・

【魔王】
「むう・・・?
まさか、あんなに怒るとは思いもよらなかった・・・」
【魔王】
「しかし、声かー。
いよいよ入れる時がきたなぁ・・・」
【魔王】
「ふっふっふっ・・・
実は私も、ずっと前からこの計画に参加していたのだ・・・
まあ、カノンを驚かせようと思って黙ってはいたのだが・・・」
ガタン!
【魔王】
ビクゥ!
「・・・」
【魔王】
「ま、まあ、創造主が言っている通り、新キャラと一緒にリリースを予定しているが、
少し送れてしまっている事に関しては申し訳ないと思っている。」
バキィ!
【魔王】
ビクゥ!
「・・・」
【魔王】
「そ、それでだな、収録などをしていたわけだが、
ちゃんとイメージに合うような声を選ばせてもらったし、
あれ、この声って・・・みたいな、わかる人にはわかってもらえると
思うサプライズ的なものも用意したので、
実装を楽しみにしてほしい。」
ドカーン!
【魔王】
ビクゥ!
「・・・」
【魔王】
「う、うーん、
だいぶ荒れてるな、あとでちゃんと謝ろう・・・」
ニャギャー!
【魔王】
「ニャギャー!?」
???「おや?
カノン様。
いかがなさるぅああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ...」
【魔王】
「うおぉぉぉい!
ちょっと、誰だか知らないけど、
見ず知らずの人を巻き込んだらなんでこんなところに落とし穴が
あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?......」
【カノン】
「ふーんだ!
私に隠し事をしていた罰ですよーだ!」

2011/3/3(木) #08:ついったー

【魔王】
「うーん・・・うーん・・・
なんだここに名前を書き込めばいいのか・・・
ま・お・う・・・と・・・
んーあいこん?写真みたいなものか。
おーい、カノン~」
【カノン】
「はーい、
何ですか?魔王様。」
【魔王】
「私の写真なんかなかったっけ。
顔あたりが写ってるだけのやつとか。」
【カノン】
「あ、あったと思いますよ。
えーっと・・・確かここに・・・
あ、あった。
ありましたけど、こんなの何に使うんですか?」
【魔王】
「こんなのって・・・
うっわ暗っ・・・ちゃんと顔写ってないじゃん。」
【カノン】
「大丈夫です。
元々、ほとんど顔なんてでてませんから。」
【魔王】
「・・・」
【カノン】
「それで、何に使うんです?」
【魔王】
「うむ。
ニンゲンの世界でついったーとかいうのがあるらしくてな。
私も始めてみようかと。」
【カノン】
「ついったー・・・ですか?
それは何をするものなんですか?」
【魔王】
「さあ・・・」
【カノン】
「さあ・・・って。
せめて何するものなのか調べてからやりましょうよ。
そういうの。」
【魔王】
「うーむ。まあ、簡単には調べたぞ。
沢山の人が、広い所で、つぶやきという行為を繰り返すものだそうだ。」
【カノン】
「・・・
なんか、それだけ聞くと、すごく怖いんですけど・・・広い部屋にいっぱい人がいるのに、みんなうつろな目でブツブツ言ってる的な光景が・・・」
【魔王】
「なにそれ怖い!
いやいや、普通に考えてありえんだろう。
会話しようよ。
っていうかできるから。会話。」
【カノン】
「ああ、よかった・・・また、魔王様が、なにか得たいのしれないモノにひっかかったのかと。」
【魔王】
「またって・・・
私がしょっちゅうそういうのに引っ掛かってるような言い方はやめんか。」
【カノン】
「えー、だって、この前もへんな人形買ってたし・・・」
【魔王】
「う・・・
いや、あれはただ、買うといいことがあるよって・・・」
【カノン】
「怪しすぎますって・・・
返すの大変だったんですから。」
【魔王】
「ま、まあいいではないか。
そ、それよりもカノン。
おまえもやってみんか?」
【カノン】
「え、私もですか?
、ああ、なんだか面白そうなのでいいですけど。
どうしればいいんですか?」
【魔王】
「とりあえず、ここに名前とか・・・
あとは、自分の顔の絵とか写真を張ればいいんだそうだ。」
【カノン】
「あ、なるほど・・・
だから写真を探してたんですね。」
【カノン】
「えーっと、あ、これでいいんですかね。
登録できたみたいです。」
【魔王】
「はやっ・・・
まあ、これを使うと、ニンゲンの世界にいろいろ発信できらしいから、
気が向いたら呟いてみることにしよう。」
【カノン】
「ま、魔王様!
は、話しかけられたりしちゃったらど、どうします!?」
【魔王】
「え、なんでカノンのほうがテンションあがっちゃってんの?
そりゃお前・・・私たちは魔族なんだから。
気が向いたときに、適当に返事をしてやればよいだろう。」
【カノン】
「そ、そうですか・・・が、がんばります・・・」
【魔王】
「あ、探してもいいけど、しばらく公開していないしれないからご了承を。
私もカノンも本当に気紛れだから、すごいおしゃべりとか期待しないでくれ。
全く反応しなかったり、機械的ななんだかんだだったりするし。


久々の殴られナシで、ちょっとさみしさを覚える魔界の王でした。」

2011/2/24(木) #07:げすと

【魔王】
「ふっふっふっ・・・
天才とは辛いものだな・・・
よもや、またこんなものを開発してしまうとは・・・
そうは思わんかね?カノン君。」
【カノン】
「まーた、なんか浸ってますね。
今度は何作ったんですか?魔王様。」
【カノン】
「って・・・これは・・・!」
【魔王】
「そう!アイテム複製機だ!
なんか懐かしいこのくだり。
これさえあれば魔界の流通を好きに操作できるのだっ!
ふへへ。」
【魔王】
「あの、ショップのねーちゃんに怒られ、いや、しばかれ、いや、泣かされ・・・」
【カノン】
「あの、どんどん酷くなってますけど・・・」
【魔王】
「・・・」
【魔王】
「ともかくだ!
こいつを使って、あの女をギャフンと・・・!」
【ショップガール】
「言わされちゃうんですかー?」
【魔王】
「・・・振りかぶって、そおぉぉぉぉいっ!」
【魔王】
「き、貴様・・・なぜここに!?」
【ショップガール】
「えー?
今日はちょっと、カノンちゃんにお届け物を届けに来ただけですよー。」
【カノン】
「あ、私のピコピコハンマーできたんですか!?」
【ショップガール】
「そうそう。
ハイ、コレね。
これでしっかり魔王様のお世話をお願いね。」
【魔王】
「え゛・・・」
【カノン】
「まかせてください!」
【ショップガール】
「それじゃあね。
あ、そうだ魔王様。」
【魔王】
「な、なんでしょう!?」
【ショップガール】
「はやく私に、名前、くださいね。
これでも私、生まれたてなんですから。」
【魔王】
「あー・・・ハイ。
なるはやで・・・やります・・・
ぶっちゃけ募集とかでもいいよな。
【ショップガール】
「それではー。
みなさんも、お店に来てくださいねー。」
【魔王】
「やっと行ったか・・・。」
【カノン】
「っていうか、魔王様、あんな機械作っても、
そもそも、魔界法で、魔王様自身が禁止していましたよね。複製とか。
犯罪ですよ?捕まっちゃいますよ!」
【魔王】
「ふっ・・・甘いな・・・
魔界法のすべてが記された千法全書の、ここを見るがいい。」
【カノン】
「えっと・・・なになに・・・?」

 

~よって、魔界に住むすべての物に対し、正規の方法以外での複製を禁ずる。
(ただし、魔王たる私を除く)

 

【カノン】
「よーし、ちょっと座れ。」
【魔王】
「な、なにを・・・」
【カノン】
「いいから座れ。
違う正座!
正座しなさい!」
【魔王】
「ハイ・・・」
【カノン】
「それじゃ、歯ー食いしばってくださいね。魔王様。」
【カノン】
光になれーーーーーーーーーーー!
【魔王】
ギャアーーーーーーーーーー!!

2011/2/18(金) #06:ひっこし

【魔王】
「ふむ、これを、こっちに・・・
あとは、あれだな。
ふう、忙しい忙しい。」
【カノン】
「あ、魔王様。
家にいないと思ったら、こんなところで何してるんですか?」
【魔王】
「おお、かのん。
見て分かるだろう。
引越しの手伝いだ引越しの」
【カノン】
「え!?
魔王様引越しするんですか!?
お城に帰ってきてくれる気になったんですか!?」
【魔王】
「なにを言うとるんだお前・・・
帰れるわけないだろないだろあんなところ!天使共のいいマトじゃないか。」
【カノン】
「え、じゃあこれはいったい・・・」
【魔王】
「うむ、まあなんというか、魔界そのものの場所が変わるみたいでな。
私の知り合いに頼まれて、荷造りを手伝っていたんだ。」
【カノン】
「はー、
魔界の場所・・・ですか?」
【魔王】
「まあ深く考えるな。
考えるとややこしくなるだけだぞ。
中の人的な意味で。」
【カノン】
「中の人などいません!
それで、その引越しは順調なんですか?」
【魔王】
「お約束だな。
まあ見ての通り、とりあえずはひと段落ってところだ。
来週ぐらいには落ち着くだろう。
それにしても労働はきもちがいいなぁ。」
【カノン】
「労働って・・・
魔王様、仮にも魔王なんですから・・・」
【魔王】
「しかし、引越しのおかげで、予定していた鳥小屋の改築だとか、
森の見回りとか、魔界学園訪問とか、ほとんどできなかったからな・・・」
【カノン】
「なるほどー
魔王様を待っていた方々には、
お詫びを持っていかないとですねー。」
【魔王】
「そうだな。
予定していた修正なども、遅れてしまい、誠に申し訳ない。
次回の魔界メンテナンスまでには、不具合に対する何らかの対応策が討てると思うので、
もうすこし待っていてほしい。


そして、すごく久しぶりのまとも+オチ無しエンド。


雨でも降るんじゃないか?」
【カノン】
「血のな。」
【魔王】
「え゛・・・」
【カノン】
「まったく、どうして魔王様はいつもそう、ヒトコト多いんですか!
素直に謝る時は謝るでいいでしょうが!」
【魔王】
「いたいいたい、カノンかばんいたい!
やっぱりこういうオチだよ!」

2011/2/14(月) #05:ばれんたいんとうじつ

【魔王】
「ふんふんふーん♪」
【魔王】
「ふーんふんふん♪」
【魔王】
「ふふふーん♪」
【魔王】
「ふははーん♪」
【魔王】
「ひゃっほーう♪」


ザクッ!


【魔王】
「げふぅっ!
痛ったぁぁぁぁぁぁ、なにするんだカノン!」
【カノン】
「なにって、こっちのセリフですよ!
いきなり、ニヤニヤ歌ってたら誰でもびっくりしますよ!
仮にも魔王様なんですから!」
【魔王】
「す、すまん。
しかし、今日はほら。
全魔界甘味交換日じゃないか。」
【カノン】
「いや、そんな言い方しなくても。
ニンゲンの世界でいうバレンタイン、ですよね。」
【魔王】
「まあ、そうとも言うな。」
【カノン】
「そ、それでですね・・・」
【カノン】
「これを魔王様に作ってきました!」
【魔王】
「おお、ありがとう。
作ってきたっていうか、この前ここで作ってたじゃないか。」
【カノン】
「もー!
それはそうですけど、そういう夢のないこといわない!」
【魔王】
「はっはっはっ。
すまんすまん。」
【カノン】
「ところで、
魔王様は、何を作ってたんですか?」
【魔王】
「おお、見てくれ。
これが私の最新作、チョコレートおにぎりだ!」
【カノン】
「うわ・・・
魔王様、それ、自分で食べて見ました?」
【魔王】
「ふ・・・
この私が作ったんだぞ?
みろ、この口に入れた途端とろけそうな甘み。
なにを心配することが・・・」


もぐもぐ


【魔王】
「ごふぁ!」
【カノン】
「ぎゃーー!
汚い!汚いです魔王様!」
【魔王】
「ケホッゲホッ!
うおお・・・
これは、中身がごはんと混ざった瞬間、だめだ。
なんか、ダメな化学反応が・・・」
【カノン】
「やっぱり・・・
名前からしてすごく微妙ですよ・・・」
【魔王】
「うーん・・・どうしよう・・・
もう魔界全土に送ってしまった・・・」
【カノン】
「えー!
知りませんよ・・・転生悪魔様たちがバタバタ倒れても・・・」
【魔王】
「まあ・・・大丈夫じゃないか・・・
元々ニンゲンだし。
味覚が私たちと違うかもしれん・・・」

2011/2/09(水) #04:ばれんたいん

【カノン】
「ふんふんふーん♪」
【カノン】
「ふーんふんふん♪」
【カノン】
「ふふふーん♪」
【カノン】
「ふははーん♪」
【カノン】
「ひゃっほーう♪」
【カノン】
「はっ!
チョコレート作ってたら、また踊ってた!」
【魔王】
「・・・
あ・・・ありのまま、今起こった事を話すぜ。
なにか食い物はないかなーと、キッチンに来たら、
そこには包丁を片手に、笑顔で踊るカノンが居たんだ。
な・・・何を言ってるのか、わからねーと思うが・・・」
【カノン】
「うわぁ!
魔王様いつからそこに!?」
【魔王】
「ぎゃあ!
ほ・・・包丁がとんっ・・・飛んで・・・っ!」
【カノン】
「はわわ!
すっ、すみません!
すっぽぬけました!」
【魔王】
「はぁ、はぁ・・・
気をつけろよ全く・・・
いくら魔王でも刺さると痛いんだからな。」
【カノン】
「す、すみません~」
【魔王】
「で?
カノンは、なんでそんなとこで踊ってたんだ?
ストレスか?」
【カノン】
「ストレスじゃありませんよ!
料理してたらつい踊っちゃっただけなんです!
邪魔しないで下さいよ!」
【魔王】
「いつからって・・・
お前がチョコがなんとか・・・」
【カノン】
「ちっ違いますー!
チョコっとお塩が足りないかなって言ったんですー!」
【カノン】
「もおー、いいから出てってください!」
【魔王】
「・・・」
【魔王】
「皆はお気づきだろうが、ニンゲンの世界で言う、
バレンタイン・・・のような風習が魔界にもあるのだ。
というわけで、本日からバレンタインイベントっぽいものを
開催することにした。
期間限定だが、その他の家具に、
チョコケーキヘルズというものを用意してみた。
使役しているモンスターのために、買ってやるもよし。
部屋に置いて、もらった数を競うも良しだ!」
【魔王】
「それにしても、カノンに言われるまま、追い出されたが・・・
匂いでバレバレだっつーの。」


ざくっ!


【魔王】
「ごああ!
包丁!?
あれ違う!?
これ包丁じゃないおたま!?おたまって普通ざくっとかって刺さらないよ?
ねえ、どうなってるの!ねえ!ちょっとーーーー!」

2011/2/4(木) #03:さいきんのてんし

※実際の日付は2011/2/3(木)
【カノン】
「あ、おはよーございます、魔王様。
今日はなんだか眠たそうですね。」
【魔王】
「うーむ。
ここ最近あんまり寝てないからなぁ・・・」
【カノン】
「そういえば、最近夜遅くまで起きてますよね。
どうせ、また何か変なもの造ってるんだと思って放っておいたんですけど。」
【魔王】
「あー、まあ、そうなんだけどな。
ほら、私はこう見えても、魔王じゃん?
なんだかんだで、魔界では、イチバン偉いわけよ。」
【カノン】
「こいつうぜぇ・・・」
【カノン】
「ハイハイ、そんなことみんな知ってますよ。
それで、今度は何を作ってるんですか。」
【魔王】
「最近、ほんとに威厳とかなくなってきた気がする・・・
まあいい。
前に魔工都市に天使共があわられたとか言ってたろ?
それが何故だか分からんが、予想外に頻度が多いらしくて、
何とかしろって魔工都市の連中から苦情が来たんだ。」
【カノン】
「へー・・・
でもそれって・・・」
【魔王】
「ん?
なんか心当たりがあるのか?」
【カノン】
「魔王様が逃げたからじゃ・・・」
【魔王】
「・・・」
【カノン】
「・・・」
【魔王】
「あーーーーーーーーーーーーーーーー!
そういうこと!?
ああ、そういうことか!」
【カノン】
「あーあ。
知りませんよー。
これからは天使だけじゃなくて、機械悪魔様たちにまで、追いかけられますよー。」
【魔王】
「ふっふっふっ・・・
そんなこともあろうかと・・・
そんなこともあろうかと!・・・(一度言ってみたかった!)」
【カノン】
「ま、まさか・・・!」
【魔王】
「この天使捕獲機(てんしほかくき)を!」
【カノン】
「おおっ・・・!」
【魔王】
「製作中です。」
【カノン】
「出来てないんかい!
ちょっとこっちこいコラ!
あれほど・・・!」
【魔王】
「ぎゃあああ!
ちょっとまって、ちょっとま・・・
カノンさん?カノンさん、顔が・・・!
というわけで、近いうちに一番下っ端の天使共を、
モンスターとして使役できるようにするから、
おたのしみにいぃぃぃ!

嫌ぁぁぁぁなにそれ、なにするの違う角はそっち側にはまがらないよ!?ねえ!」

2011/1/28(金) #02:せっけいず

【魔王】
「ごめっ、寝坊した!
魔工都市に発注してた量産型設計図は
今度こそ間に合ったようだな。」
【カノン】
「ちょっ!もう魔界のメンテナンス終ってますよ!
量産型設計図って…
ああ、転生悪魔様たちがお使いになられている、
アレですね。」
【魔王】
「うむ。
本来あれらは、魔工都市でしか作られてなくて、
かなり貴重だったんだが、
今回は、スペックダウンした製品を販売させることにした。」
【カノン】
「はあ、なんでそんな貴重品を。
けっこう職人気質な方とかいらっしゃいましたよね?
モメたんじゃないんですか?」
【魔王】
「いやぁ?
そんなことはなかったなー。
外貨や!外貨やーー!ってよろこんでたぞ。」
【カノン】
「はぁ…
なんか、お金に困ってたんですかね…」
【魔王】
「うーん、最近あっちで天使が暴れてるらしいなあ。
そんで魔工都市は機械悪魔共がいるだろ?
弾薬費が、かさむんじゃないか?」
【カノン】
「あ、なるほど。
あれ?
でも、魔王様、先週くらいからそんなこと言ってましたよね?」
【魔王】
「うーむ・・・
実は、本当は先週届くはずだったんだが…」
【カノン】
「だったが…?」
【魔王】
「いや、使ったら爆発した。」
【カノン】
「爆発!?
なんでやねん!
ああ、私が寝てた時大きな音がしたのはそれですね!?」
【魔王】
「いや、ほんとごめん。」
【カノン】
もおー。
まあ、いいですけど!
これからは気をつけてくださいよ?」
【カノン】
「魔王様が思いついたことを、いきなりやろうとしたって、
そうそう、うまくいかないんですから。」
【魔王】
「すんません…
今回、素材などの価格が暴落している代わりに、
合成した家具の売却値段は、そこそこ上がってる!
ちょっと高く買い取ってくれと、ショップのねーちゃんを、
キョウハ…じゃなくてコウショウしてきた。
素材を使って、うまくやりくりしてみてくれ!

あと、今日も最後まで読んでくれたキミ!
お付き合い、どうもありがとう!」

2011/01/20(木)

【魔王】
「ふっ・・・ふははははは!
やったぞ!
ついに、いんふぉめいしょんといかいうのを追い出してやったわ!」
【カノン】
「あ!
やっと見つけましたよ!魔王様!
こんな所まで逃げてたんですね。」
【魔王】
「すいませんこめんなさいぶたないでください
私が悪かったです!!!!
 ・・・って、なんだ、カノンじゃないか。」
【カノン】
「なんだ、じゃないですよ!
突然、お城を飛び出して行って。
ずっと探してたんですからね!」
【魔王】
「だが、それが目的だったしなぁ。
 今はなんだか平穏に暮らしているぞ。
なんか、変ないんふぉめいしょんとかやらされてたけど。」
【カノン】
「はぁ・・・
そりゃそうですよ。
ここは、ニンゲンの世界と魔界をつなぐ門ですよ。」
【魔王】
「え゛、マジで!?
あーーーだからかぁぁぁ!
なんかたまに、これ読めと言われて、読まされてたんだよ。
普通に喋ろうとすると怒るし。」
【カノン】
「知らなかったんか!
どうすんですか。門番さんの家まで奪い取っちゃって・・・」
【魔王】
「うーん。
まあいいんじゃないか?
門番は門番で勝手にやるだろ。」
【カノン】
「まあ、魔王様がいいならそれでいいんですけど・・・
それで、これからはどうするんですか?
まさか、隠居とは言え魔王ともあろうお方がニート生活とか・・・」
【魔王】
「人聞き、いや悪魔聞き悪い事言うなよ・・・
私とて、何もしていないわけではない。」
【カノン】
「え、何かやってるんですか!?」
【魔王】
「ああ。
ここを通る者たちをチェックして、
毎日おにぎりを送付している。
最近、一度に10個おにぎりを握る方法を編み出してな、
あと塩の加減がこう・・・」
【カノン】
「・・・」
【カノン】
「魔王様。
私、明日から通いますね。」
【魔王】
「ぐああ、そんな同情的な目で見るなぁぁぁ・・・
とりあえずは、
メンテナンス情報とか、
ぶっちゃけ話とか、
サークルの質問とか、
そういうのを気が向いたら喋っていこうかと思ってるので、
よろしくな!

 

あと、最後まで読んだキミ!
お付き合い、どうもありがとう!」