まおうん家(3)

Last-modified: 2012-11-08 (木) 22:30:04

#analyzer

まおうん家2

2012/1/12(木) #25:たつどし

【カテリナ】
「はははははははははは!!」
【カテリナ】
「力が!
力がみなぎってくるぞ!!」
【カテリナ】
「はははははははは!!」
【魔王】
「ぎゃーーー!?
暴れるな!!家が!家が!」
【カノン】
「ま、魔王様~!
な、なんとかしてください・・・って!
あっ!
あぶない!」

 

ガン!

 

【魔王】
「ごあっっ!?
なんで殴るのハンマーで!?」
【カノン】
「す、すいません!
魔王様に岩が当たると思ってとっさに・・・!」
【魔王】
「お前の方が危ないわ!?
ホント、ハンマーについてだけは学習しないね!?」
【モア・アーモイ】
「魔王様、頭から・・・」
【魔王】
「おっと・・・酢味噌が・・・
ってちがうわ!
新年早々飛ばしてるな!?
どうしたんだお前ら・・・」
【モア・アーモイ】
「フゥ~フフゥ~
ちょっとしたJYO-DANデスねぇ~」
【魔王】
「かっこよく言っても駄目だから。
というかだな、しょうもないことを言ってないでカテリナをなんとかしないとだっ
↑板きれが飛び去る
な、家が壊れてしまうぞ!?」
【モア・アーモイ】
「なるほどデスねぇ~
ニンゲンの世界で今年の事を、辰年というらしいのデスねぇ~
辰、すなわち、龍。
おそらくは何らかの力が、魔界に流れてきているのではないデスかねぇ~」
【魔王】
「なんと・・・はた迷惑な・・・」
【カノン】
「うわ!
カテリナさん、変身しちゃってますよ!
あれ!?
違う色のがなんか増えてるような!?」
【魔王】
「ああなっては、言葉も通じんぞ!?
くっ仕方ない・・・ここは、龍族と心を通わせることもできる、この私が・・・!」

 

ガブッ!

 

【魔王】
「ああああぁぁぁぁぁぁぁぁ......!!!!!!」
【カノン】【モア・アーモイ】
「・・・・・・・」
【モア・アーモイ】
「かじられたまま連れ去られまシタねぇ・・・」
【カノン】
「魔王様はきっと大丈夫でしょうけど・・・
あれで魔界中飛び回ったら、また目をつけられちゃうような・・・
はぁ・・・お城にはもう戻れないのかなぁ・・・」
【カノン】
「とりあえず、カテリナさんは戻ってきたらオシオキですね。
ちょっとやそっとじゃ許さないですから!
さ、片付けますよ!アーモイさん!」

2011*1/1/5(木) #24:あけました

【魔王】
「あんたネジー!?
だーはははははは!!!!」
【魔王】
「あんたネジー!?
だって!!!!
がははははははは!!!」
【エクス】
「っきぃぃぃぃ!
むかつくわね!
なんなのよあれー!」
【カノン】
「あはは・・・
なんか、たいむしふとっていうのをみてからずーっとあんな感じですよ。」
【カテリナ】
「よほどツボじゃったのじゃな・・・」
【モア・アーモイ】
「まあ、だいたいいつもの通りデスねぇ~」
【魔王】
「ぐははは・・・あ~おまえら~
あけましておめでと~
ことしも変わらずわグルま!をよろしくな!(キリッ」

2011/12/29(木) #23:あけますの?

【魔王】
「えーとえーと・・・うん、
いろいろ初めての生放送、拙いところはあったが、お疲れさまだ。
・・・ぶっちゃけると、時間なかったり、いろいろすっぽぬけたりしてしまったが・・・
また、来年はいろんな企画がやっていけるといいなぁ・・・
それでは、よいお年を。
私は・・・とりあえずおにぎり作って・・・パタリ。」

2011/12/21(水) #22:くりすますてんし

【カテリナ】
「ぬおおお・・・
なんぞ、ぞわぞわするの・・・」
【魔王】
「なんだカテリナ。
風邪か?」
【カテリナ】
「違うわ!
いや、まぁ、風邪をひいていたこともあったりはしたのは間違いないが・・・」
【カノン】
「カテリナさん、あの時はちょっと、お辛そうでしたねー」
【魔王】
「まあ、よかったではないか。
少なくとも、バカではないことが証めブッ!」か
【カテリナ】
「腹を壊して倒れる魔王様に言われたくないのぅ・・・
それとも、痛い目に会いたいのですかな?」
【魔王】
「うん、痛い目にはもうあってるけどな?
何度も言うけど、殴る前に言おうね?そういうの。」
【カノン】
「それじゃ、なんでしょうね?
カテリナさんのいうぞわぞわーっていうのは・・・」
【カテリナ】
「なんじゃ、お前たちは感じてないというのか!?
おかしいのう・・・」
【???】
「ふんふんふ~ん♪ふんふんふ~ん♪ふふふ~んふふ~ん♪」
【カテリナ】
「・・・なんかおるぞ。」
【魔王】
「あれ・・・
なんだ、アルケーじゃないか。
珍しい。」
【カノン】
「アルケー・・・さんですか?
見たところ天使みたいですけど、魔王様がびっくりしないのが
私としては珍しいんですけど・・・」
【魔王】
「ふ・・・まあ、見ていろ。
おい、そこのアルケー!」
【アルケ】
「ふんふんふ~ん♪ん?」
【アルケ】
「あ!
出たわね!魔王!
いい加減お姉さまたちを返しなさい!」
【魔王】
「そう言うが、私は別にヤツらが天界に帰ることを止めてはおらんがな。」
【アルケ】
「うそです!
お姉さまたちが、そんな罠に引っ掛かるはずないもの!
きっと、あなたが卑劣な手を使ってるに違いないんです!」
【カノン】
「はぁ~・・・
これはまた・・・」
【カテリナ】
「なるほど・・・妾が感じていたぞわぞわはこれか・・・」
【魔王】
「ならばどうする?
私を倒してみるか?
以前のように返り討ちにあって、天界に逃げ帰るのは目に見えているがな!」
【アルケ】
「うぅぅぅぅぅ~」
【魔王】
「ふ・・・では、条件をやろう。
お前がこの、颯爽・・・っじゃなかった。久々登場!
「モンスター登録機」で、
我々に従うなら、お前のお姉さまがたとやらを、自由にしようじゃないか。
元から自由すぎるけど・・・
【アルケ】
「ほ・・・ほんとですか!?
私が言う通りにすれば、お姉さまがたを帰してもらえるんですね!?」
【魔王】
「ああ、約束はまもるぞ。」
【アルケ】
「・・・わかりました。」
【魔王】
「では、ぽちっとな。
・・・ハイ終了。」
【アルケ】
「は・・・あれ・・・え・・・?
もう終わりですか?」
【魔王】
「うむ、もう行っていいぞ。
好きにするがいい。」
【アルケ】
「こ、これでお姉さまが・・・」
【クエス】
「あれ?アルケーじゃない?
なにしてんの?」
【ドミニオン】
「・・・」
【アルケ】
「お姉さま~!天界からみなさんいなくなってから、私さみしかったです!
お願いします!
私と天界に帰りましょう!」
【ヴァーチェ】
「寂しい思いをさせてしまったのはすまなかった。
・・・が特に、帰る必要もないのだ。平和だし。
アーモイ殿は魔界にしか、居られないし。」
【スローネ】
「そぅねぇ。私も退屈しないし、別にいいわぁ・・・
そもそも、私たち、時々帰ってるしねぇ・・・天界には・・・」
【アルケ】
「・・・!」
【魔王】
「あーあ・・・
固まってしまったな・・・
ま、あの通り、よわっちいのだ。」
【カテリナ】
「なるほど・・・単純なヤツなんじゃな・・・」
【魔王】
「まあ、ちょうどクリスマスというのが近づいているし、
私から魔界へのプレゼントということにしておこう。」
【カノン】
「クリスマス・・・
それも天使さんたちに教わったんですよねー」
【魔王】
「元々は天界の式典だったらしい。ニンゲンの世界にもあるようだが、
我々の世界と同じものなのかはわからん・・・
が、とりあえずは共存共存。
それでいいのではないかな。」

2011/12/15(木) #21:ぞう

ドミニオン像.png
【魔王】
「ふむ・・・」
【カノン】
「どうしたんですか?魔王様。
あ、いつの日か作ってたドミニオン像ですね?」
【魔王】
「うむ・・・
いつ見ても良い出来だと思ってな。」
【カノン】
「そうですねぇ・・・
羽の一枚一枚まで丁寧な造形ですし・・・色もきれいに出てますよねー」
【魔王】
「うむ。
とてもアーモイが造っているとは思えん出来だ。
あの顔で。」
【カノン】
「か、顔は関係ないと思いますけど・・・
そういえば、この天使以降の像はありますけど、
他の種族のはないんですか?」
【魔王】
「さすがカノンだ。
ちょうど私も、そういえば造ってなかったかなぁ・・・と思っていた所なのだ。」
【カノン】
「えへへ・・・」
【モア・アーモイ】
「そんなこともあろうかと!」
【魔王】
「うおっ!?」
【カノン】
「うわぁ!」
【モア・アーモイ】
「フゥ~フフゥ~!
こんなこともあろうかと!
なのデスねぇ!」
【魔王】
「ま・・・まさか・・・」
【モア・アーモイ】
「ご用意させて頂きまシタねぇ~!
全種族分の像がここに勢ぞろい・・・なのデスねぇ~!」
【カノン】
「わあぁ~かわいいですっ!」
【魔王】
「ふっ・・・さすがだな・・・アーモイ!
見事な「こんなこともあろうかと!」だ!」
【モア・アーモイ】
「フゥ~フフゥ~
お褒めに預かりまして光栄デスねぇ~」
【カノン】
「アーモイさんアーモイさん!
私のはないんですか!?」
【モア・アーモイ】
「えっ?」
【魔王】
「えっ?」
【カノン】
わくわく
【モア・アーモイ】
「それは・・・」
【魔王】
「そりゃおまえ・・・リリム・・・」
【カノン】
「え・・・
私の・・・
ない・・・ですか・・・」
【魔王】
(オィィィィィィィィ!
今にも泣きだしそうだぞどうすんだ!?
な、なんとか造れんのか!?)
【モア・アーモイ】
(そ・・・そういわれましてもデスねぇ~
カノンさんとリリム種の違いってないんデスかねぇ~!?)
【魔王】
(うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーむ・・・
ない。)
【モア・アーモイ】
(それじゃ意味ないでしょうーーー!!
魔王様とあろうものが、どうしてそういう大事なことを・・・)
【魔王】
(そう言われてもだな・・・)
【カノン】
「しょうがないです・・・
私、特別他のリリム達と変わってないから難しいですよね・・・諦・・・」
【魔王】
「まぁ待て、諦めるのは早いぞカノン!
何とかしよう。
いやするぞ!」
【カノン】
「ほんとですか!」
【魔王】
「アーモイがな!」
【モア・アーモイ】
「ボフゥーー!?」
【カノン】
「ありがとうございます!
うわーたのしみですー!」
【モア・アーモイ】
(なにをしてくれるのですか魔王様ー!?
これで出来なかった日には・・・)
【魔王】
(ふ・・・
死なばもろとも・・・)
↑ダラダラ

2011/12/7(水) #20:きっちん

【モア・アーモイ】
「レディィィィスエェェェンドジェントゥルメェェェン!!!」
【カノン】
「うわぁ!」
【カテリナ】
「ぬあ!?
なんじゃなんじゃ!?」
【魔王】
「この声はアーモイか?
何を騒いでるん・・・げ!?」
【モア・アーモイ】
「ワァタクシの気が確かならば・・・!!」
【魔王】
「私の書斎がキッチンスタジアムにぃぃぃぃ!?
またこのパターンだよ!
っていうかなんか違うぞ!?
それ「記憶」じゃなかったか!?
いや、この場合は正しいような気がするけど!
気は確かかアーモイ!?」
【カテリナ】
「なんじゃいつものアーモイ病か・・・」
【カノン】
「あ、あれは魔界でも最新型のキッチンセットしゃないですか!
すごいです!
いいなぁ魔王様。」
【魔王】
「いや全然うれしくないよ!?
どちらかというと被害者だよ!?
っていうかカテリナも!
「いつものことか」みたいな反応してんじゃない!」
【モア・アーモイ】
「フゥ~フフゥ~
いかがデスかねぇ~
このキッチンスタジアムを使えば、魔王様おにぎり製作速度も、
1.5倍(当社比)!」
【魔王】
「だからって、なぜ私の部屋のもようがえしたんだ・・・」
【モア・アーモイ】
「フゥ~フフゥ~
ふつうにキッチンをもようがえしても面白くなかったのデスネェ~」
<もしゃあ>
↑なにかかじる
(ニヤリ)
【魔王】
「くっ・・・ウゼェ・・・
ドヤ顔しおってからに・・・」
【モア・アーモイ】
「では、魔界に流通させる手配をして来るのデスねぇ~。」
【魔王】
「だぁ!おい!ちょ・・・!
・・・いってしまった・・・
むう・・・どうしたものかな・・・」
【カノン】
(じー)
↑キッチンスタジアム凝視中
【魔王】
「あー・・・カノン。
あれ使っていいから、なんか作ってくれ。」
【カノン】
「え、いいんですか!?
まかせてください!」
【カテリナ】
「ふ・・・嬉しそうじゃな。」
【魔王】
「はぁ・・・まあいい。
書斎はまた別の部屋に移すとしよう。」
【カノン】
「魔王様ぁ~!」
【魔王】
「なんだ!?
どうしたカノン」
【カノン】
「これ・・・届きません~・・・」
【魔王】【カテリナ】
「・・・」

2011/11/30(水) #19:カテリナんち

【カテリナ】
「ふむ、どうやら魔王様はやんごとなき事情により休養中のようなのじゃ。」
【カテリナ】
「ふっふっふ・・・
魔王様がいないとなれば、妾が主役であろう。
つまり、ここは『魔王ん家』から『カテリナん家』になるのじゃ!」
【カノン】
「主役かどうかはともかく・・・
カテリナさんって、もうココ(魔王様の庵)に
住んでますよね。
ということは、結局は『魔王ん家』ということに
なるんじゃないかなぁって・・・」
【カテリナ】
「・・・・・・」
【モア・アーモイ】
「これは一本とられまシタねぇ~。
フゥ~フフゥ~。」

2011/11/24(木) #18:たまてばこ

(・・・)

 

【魔王】
(箱・・・があるな・・・)
【カテリナ】
(箱・・・じゃな・・・)
【モア・アーモイ】
(箱・・・デスねぇ~・・・)
【魔王】
(私が風呂にはいってる間に一体何が・・・)
【カテリナ】
(コタツで寝ている間に・・・
妾に気取られずにこのようなことが・・・)
【モア・アーモイ】
(帰ってきたら置いてあったのデスねぇ~・・・
お二方の様子を見ると、どちらにも心当たりないようデスし・・・)
【魔王】
(うーん・・・なんだろう・・・この箱・・・
カテリナもアーモイも微妙な顔で箱を見ているし・・・
無関係なのか・・・?
いやしかし、このパターンは大抵、うっかり開けるとロクなことにならない・・・
この魔王的本能がそう告げている・・・)
【カテリナ】
(しかし妙じゃ・・・
アーモイは今、戻ってきたばかりのようじゃし、
あの魔王様の表情だと、
そうとうにこの箱を警戒しておる・・・
あれほどに警戒しておるということは、
そうとうに危険なもの・・・という事じゃろう・・・)
【モア・アーモイ】
(フゥーム・・・お二方の顔がだんだん険しくなってきたのデスねぇ~
察するに、この場にいないカノンさんが用意したのではないかとおもうのデスが、
なぜかそこには、思考が行ってないようデスねぇ・・・)
【魔王】
(!?
そうか、ワナだな!?
逆に知らぬふりをすることで、私を陥れるワナだな!?
そんで開けたら天使とか出てきて私をぼこぼこにするんだな!?
くっくっく・・・そういうことか・・・
そんな小細工で私をだまそうなどとは。1000年ほど早いわ、
アーモイ!)
【カテリナ】
(それほど危険という事は、妾たちを狙ったワナということか!?
とすれば・・・はっ・・・そうか・・・!?
これあ、今帰って来たと装ったアーモイの仕業じゃな!?
そして、黒幕は・・・ジャック・ラン・・・
そうに違いない!)
【モア・アーモイ】
(おっと!?
ロクでもないことに気づいた風になっ・・・
あぁ~そうですか~犯人はワタシという事になったようデスねぇ~・・・
これは困りまシタねぇ~)
【カノン】
「魔王様~?
お風呂から出たらちゃんと体拭かないと・・・って・・・」
【カノン】
「ほあっ!?
どうしたんですかみなさん、怖い顔して・・・」
【モア・アーモイ】
「これはカノンさん。
今まで長らくお世話になりました、なんというかよくわかりませんが、
本日のやられ役がワタシになりましたようですねぇ~」
【カノン】
「やられやく・・・?」
【魔王】
「なに!?
アーモイ、貴様、私を陥れるためにこの箱を用意したのではないのか!?」
【カノン】
「あれ、その箱なら、創造主様から送られてきた箱ですよ?
あけたら家具が出てきたんだけど、
なんか竜なんとかの里で、いっぱいもらったからあげる。

って言ってました。」
【カテリナ】
「な、なんじゃと~!?む、無用な神経を使ってしもうた・・・
つ、疲れた・・・」
【モア・アーモイ】
「た、助かりまシタねぇ~
さすがのワタシも久々に砕かれてしまうかと・・・
しかし、家具の出てくる箱デスか・・・」
【魔王】
「ひ、ひと・・・いや、悪魔騒がせな・・・
カノンも、もっとはやく言ってくれれば・・・」
【カノン】
「す、すいません・
あ、あと、創造主様が、
にこなま、よろしく。>まおう
って言ってましたよ。」
【魔王】
「断固断る!
魔王ともあろうものがホイホイ人前に出て行くわけがないだろう!
・・・せったいロクなことにならん。
そ、そうだ!溶けたりする!多分・・・

とはいえ・・・そうだな・・・私の遣いを派遣しよう。
皆、見てくれると嬉しいぞー」
【カノン】
「今回は割ときれいに逃げましたね。
魔王様。」

2011/11/17(木) #17:まかいつあー

【魔王】
「風呂は素晴らしかった・・・
家に温泉とか夢だよなーホント・・・」
【カノン】
「ですねぇ~
創造主様とかしみじみ言ってましたもんね~」
【魔王】
「・・・ところで、またなんかまかいわーくに珍種が来てたぞ・・・
カテリナが黒い猫じゃ!とか騒いでたが・・・」
【カノン】
「ああ!そうでした!
それに、天使さんいましたよ。」
【魔王】
「あー・・・エクスと、B級魔界映画論争してたな・・・」
【カノン】
「・・・ほんとに賑やかになってきましたね・・・
魔界・・・」
【魔王】
「まあいいんじゃないか。
このまま平和になれば、私が管理する必要もなくなるし、
願ったりかなったりだ!
フハハ!」
【カノン】
「・・・
↑つっこみきもおきない」
【カノン】
「ああ、そういえばランさんとアーモイさんから、
まかいわーくにきた人たりに魔界を案内してあげてくださいって
依頼が来てましたよ。」
【魔王】
「なんだと・・・
っていうかあいつらがやればいいじゃないか・・・
なんでわた・・・」
【カノン】
「あ、ランさんからこれを預かってます。」
<一枚の写真>
【魔王】
「しかたがないから、これを機に、明日から魔界である程度働けば、
何か私からプレゼントでもする催しでもするかな・・・」
【カノン】
「・・・・・・・
魔王様この写真で何言われてるんだろ・・・」

2011/11/10(木) #16:おんせん

【魔王】
「やれやれ・・・久々の我が家だ・・・」
【カノン】
「あ、おかえりなさい!
魔王様!
ここ最近お忙しそうですね~」
【魔王】
「うむ・・・
天使も魔界の住人として、迎え入れたおかげで、
私も隠居する意味があんまりなくなってきたからな・・・
これも転生悪魔どものおかげだなー。」
【カノン】
「じゃ、じゃあ、これを機にお城に戻・・・」
【魔王】
それは断る。
【カノン】
「えーーー・・・」
【魔王】
「いいかー魔王なんてものはだなー・・・」
【カノン】
「あー・・・もう分かってますよー・・・
どうせ何かにつけて、面倒事は嫌だっていうんでしょー
【魔王】
「ふ・・・さすがカノン。
よく分かっているではないか。」
【カノン】
(でも結局、ご自分で面倒事抱え込んじゃうんですけどねー・・・)
【魔王】
「ところでアーモイやカテリナはどうしたんだ?
出かけているのか?」
【カノン】
「あ・・・ついこの間、魔王様が大変そうですねーってお話してて、
なにか思いついたらしくて、出かけて行ったんですけど・・・」

 

ゴゴゴゴゴゴ

 

【魔王】
「ん・・・なんだ?」

 

ゴゴゴゴゴゴ

 

【カノン】
「うわあぁ!
なんだか揺れてますーー!」

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

 

【魔王】
「う・・・うおぉぉぉ!?」

 

ドーーーーン!

 

【魔王】
「ギャーーーー!
私の家の床に穴が!!」
【モア・アーモイ】
「あ・・・どうもデスねぇ~」
【魔王】
「やっぱりお前かーーー!
分かってたけどー」
【カテリナ】
「お~い、アーモイ、あけてよいかー?」
【モア・アーモイ】
「OKデスねぇ~」
【魔王】
「え、ちょ、今の声カテリナか?
おい、何を開け・・・」

 

ドバーーーー!

 

【魔王】
「ギャーーー!!
穴から水が・・・ってあっつ!
あっついよこれ!?」
【カノン】
「お湯だーー!?」
【モア・アーモイ】
「フゥ~フフゥ~
やっと掘り当てたのデスねぇ~」
【魔王】
「温泉かよ!?しかもなせよりによって私の家の真下なんだ!?」
【モア・アーモイ】
「フゥ~フフゥ~
創造主様の思し召しデスかねぇ~
最近忙しそうな、魔王様のために、
少しでもくつろいでいただこうと、
カテリナさんと探してきたのデスねぇ~」
【魔王】
「・・・
そうか・・・
私のため・・・か・・・
ならば・・・仕方ないな。」
【カノン】
(またおうちに穴があきましたけどねー・・・)
【モア・アーモイ】
「さあ、魔王様せっかくなので、
さっそく堪能していただきたいのデスねぇ~」
【カテリナ】
「そうじゃ、はよう入るのじゃ、魔王様。
はぁ~これはとてもいい湯じゃ~。」
【魔王】
「ってオイーー!?カテリナが先にはいっとるやんけ!?
私のためはどこいったーー!?」
【カノン】
「あーーカテリナさんずるいですー!!」

2011/10/31(月) #15:はろうぃんぱーてぃー

【ラン】
「~♪」
【魔王】
「・・・」
【ラン】
「・・・♪」
【魔王】
「ドキドキ・・・」
【ラン】
「・・・!」
【魔王】
「だらだら・・・」
 ↑あせだく
【ラン】
「魔王様?」
【魔王】
「なっ・・・なんだっデゴザイマショウ!?」
【ラン】
「すごいです!
こんなにたくさん集めていただいて、感謝ですよ~!」
【魔王】
「そっ、そうか。
はっはっは。皆、頑張ったようだからな。」
(よかったー、マジデよかったー・・・
あやうくドリルパンプキンの刑が・・・)
【ラン】
「あのぅ~・・・そ、それでですね・・・」
【魔王】
「な、なんだ!?」
(なんだとー!?
まだ終わってないことがあるのか!?)
【ラン】
「実はそのぅ・・・
一つだけ謝らないといけないことがありまして・・・」
【魔王】
「は・・・?
謝ることだと・・・?」
【ラン】
「え~っと・・・
魔王様にお願いした素材なんですが・・・」
【ラン】
「数、多く・・・間違えちゃった・・・」
【魔王】
HAaaaaaaaa!?
ちょまっ・・・
DO-YU-KOTO!?」
【ラン】
「てへ・・・」
【魔王】
「てへ・・・
じゃねーーー!?
あんながんばったの・・イヤゲフンゲフン・・・」
【ラン】
「魔王様?・・・」
【魔王】
「あー・・・うん・・・
つ、次からは気をつけるように!
っていうか二度とやんないからな!(泣)」
【ラン】
「なにも泣かなくても・・・」
【魔王】
「ええい!
いいから、今日はパーティーなんだろう!?
準備はいいのか?」
【ラン】
「そうでした!
魔王様も後できてくださいね!」
【魔王】
「・・・はぁ・・・」
【魔王】
「せっかく私の城でやるのだ・・・たまには顔を出してやるか・・・」

 

・・・・・・・・

 

=魔界=-魂落地-

 

もぞもぞ・・・

 

【???】
「アレ~?
ここは・・・どこアルか~?」
【???】
「う~ん?
なんだかたのしそうアル~」
はろうぃん。
それは、者の魂が復活し・・・
そのうつろな目で、生けるも・・・
【魔王】
「あっれ、はろうぃんてそんな怖い日だっけ!?」

2011/10/20(木) #14:はろうぃん

【魔王】
「ごろごろ・・・だらだら・・・
皆、よく来たな。
はじめての者ははじめまして。
既にご存じな者はこんにちはだ。
先週に引き続き未だごろごろ中の魔王だ。
はっはっは。」
【魔王】
「創造主が、またOTONANO-JIJYOUを発動させてしきりなおしを迫ってきたが、
無視してやったふははは。
めんどくさいし・・・」
【魔王】
「ところで、先日あたりからなんだか騒がしいのだ。
ランのやつが、なにかはしゃいでいるようなんだが・・・
まあ、もはやミスターコタツと呼ばれるようになった私には、
関係のない話だな・・・」
【ラン】
「魔王様!魔王様!
どこですか!?
あれ~いないなー・・・
魔王様~!?」
【魔王】
うがー!
うるせーーー!
なんなんだもう・・・私はここだ!」
【ラン】
「あ、魔王様!
いたいた!」
【魔王】
「最近何かと騒がしいな。ラン。
なにかやってるのか?」
【ラン】
「なにかじゃないですよ!
はろうぃんですよ!おまつりです!」
【魔王】
「は・・・?
まつりだと・・・」
【ラン】
「そうなんです!
なにを隠そう、私はかぼちゃが大好きでして・・・」
【魔王】
「いや、隠しては無いだろ・・・」
【ラン】
「そして、はろうぃんはかぼちゃのおまつりなのですっ!」
【魔王】
「え、かぼちゃのおまつりだっけ・・・
ニンゲンの世界では、収穫祭だかなんだかだったらしいが・・・
ちなみに、かぼちゃにろうそくを立てて作る、ランの名前に似ている、
ジャック・オー・ランタンは
本来、カブを使って作るものだったらしいぞ。
これ、マメ知識な。」
【ラン】
「そこでですねぇ~
実は魔王様にお願いがあるんですよ~。」
【魔王】
「願いだと?」
【ラン】
「はろうぃんパーティーを開きたいので、魔王城を貸して下さい!」
【魔王】
「は!?」
【魔王】
「いやいやいや、おまえの店とかでやったらいいじゃないか!?
なんで私の城!?」
【ラン】
「貸してくれないんですか・・・?」
【魔王】
「ぐ・・・む・・・
い、いや、しかしだな・・・
城で何かやるとロクなことに・・・」
【ラン】
「そうですか・・・じゃあ・・・」
【魔王】
「だ、だから・・・
ん・・・?じゃあ?・・・」
【ラン】
「カノンちゃん!」
【カノン】
「とりっく!おあ、とりぃぃぃと!」
【魔王】
「なにぃぃぃぃぃ!?
カノンお前もか!」
【魔王】
「ぎゃあ!
なんだなんだなんだなんだ!!
こたつが!こたつの中になんかいる!!
引きずり込まれる!!痛い痛い、角が!角が引っ掛かってるから!」
【魔王】
「わかった!
わかった貸すから!!」
【ラン】
「ふふふ~
快く引き受けてくださってありがとうございます♪」
【カノン】
「魔王様、お菓子もらえますよ!」
【魔王】
「カノンも嬉しそうな顔しおってからに・・・
はあ・・・また壊されんだろうな・・・?」

2011/10/13 (木) #13:ちんしゅ

【魔王】
「やれやれ・・・平和だな・・・
ここ最近、何かと忙しかったからな・・・
ごろごろ・・・」
【魔王】
「まあ、何故忙しかったかというとだな・・・
ふむ・・・これは私から言うのはやめておこう。
創造主たちがそのうち出すであろう「りりーす」というのを読むと、
ちらっと分かるかも知れんぞ。ふはは。」
【魔王】
「はっ・・・いかん・・・
これではまるで、カテリナのようではないか・・・
いかんいかん・・・なにか別の話題・・・
話題・・・」
【魔王】
「魔王ん家も13話か・・・
そして・・・ニンゲンの世界は13日・・・
・・・
・・・
・・・
だけにね・・・とか」
【カノン】
「魔王様。」
【魔王】
ぎゃあ!
【魔王】
「ち、ちがうぞ!
決してウケを狙おうとかだな、そういうことでは・・・
というか、もうちょっと早く出てきて話し相手になってくれればだな・・・」
【カノン】
「はいはい。
もー。
しょうもないこと言うのはいつもどおりですけど、
あんまりゴロゴロしてるとうしさんになっちゃいますよー」
【魔王】
「くそう・・・
ん、しかし、またカノンだけか?
最近カテリナを見ないな。」
【カノン】
「あれ、そういえば、お城を壊しちゃった後、
真面目に働くとか言ってどこかに行っちゃったままですね?
・・・べつに私だけでいいのに・・・

【魔王】
「ん?
なんだって?」
【カノン】
「い、いえ、何でもないです!」
【魔王】
「ふむ?」

 

バタン!

 

【カテリナ】
「はっはっはっ!
帰ったのじゃ!」
【魔王】
「おお。
噂をすればだな。」
【カノン】
「おかえりなさいです。」
【魔王】
「今度はどこに行っておったのだ。
まじめに働くとか言ってたのではないのか?」
【カテリナ】
「ふっ・・・
何を言うかと思えば・・・
しっかり働いておったわ!」
【魔王】
「ほう、で、何をしてきたのだ?」
【カテリナ】
「うむ。
魔王様は以前、カノンに、
青いリリムなどを探しに行かせたらしいの。」
【魔王】
「あー・・・
そういえば・・・」
【カノン】
「そんなこともあったような・・・
でも、あの時は私の村に帰ってもそんなの知らないって言われましたし、
結局見つからなかったんですよねー。」
【カテリナ】
「じゃが、その話を聞いた妾は思い出したのじゃ。
あれ・・・青っぽいリリムとかいたような・・・とな。」
【カノン】
「えーーー!?」
【魔王】
「それで、探しに行ったのか?」
【カテリナ】
「うむ、観光がて・・・
いや、これは魔王様から、暗に妾に命令が下ったに違いないと。
荒野を駆け、山を登り、美味いものを食・・・
いや、まあ、幾多の困難をくぐりぬけてきたのじゃ。」
【魔王】
「こ・・・こいつ・・・
だめだ・・・はやくなんとかしないと・・・」
【魔王】
「それで、成果はあったのか?」
【カテリナ】
「うむ。
いたのじゃ。」
【魔王】
マジで!?
【カノン】
「いたんですか!?」
【カテリナ】
「えーとじゃな・・・
ここと・・・あと、このへんじゃな。
なんか、水辺で暮らしてたら、青くなった。
とか言っておったぞ?」
【カノン】
え゛ー!?
【魔王】
「アバウトだなー・・・さすが我が魔界・・・」
【カノン】
「っていうか、私も色変わったりするんですか!?」
【魔王】
「い、いや、それはわからん・・・
まあ確かに、様々なモンスターの種類は造り出したりしてきたからなぁ・・・
・・・周りの色とか染みるの?お前・・・」
【カノン】
「うう・・・なんだかすごく不安になってきました・・・」
【カテリナ】
「他にも、他種族の変異種を発見したのじゃ。
これがまとめたレポートになっておる。」
【魔王】
「お、おお・・・
意外と、デキるヤツなんだな。カテリナ。
ちょっと意外だ。」

【カテリナ】
「ふっ・・・何をいまさら。
驚くのが遅すぎるのじゃ。」
【魔王】
「いや、今までなんもしてなかったろうが。
ごろごろして、部屋の中を海にして、城吹っ飛ばしただけだぞ・・・」
【カノン】
「うぅ~私ももっとがんばりますぅ~・・・」
【魔王】
「しかし、こうなると、モンスター種族に対する認識を
少し改めた方がよさそうだな・・・」
【魔王】
「よし、ただいまを持って、現在の種族は、
「属」と「種」に分けるとしよう。
既存の種族名は、各種族のリリムなどは、「属」として扱う。
新たに見つかった亜種は、「種」として判別することにしよう。」
【カテリナ】
「うむ、その方が種族がひたすら増えるよりは、混乱せずに分かりやすくてよいな。
妾だと、生粋のドラゴニアじゃから、
ドラゴニア属ドラゴニア種となるわけじゃな。」
【魔王】
「うむ、理解が早くて助かる。
ではカノン。
魔界への通達は頼んだぞ。」
【カノン】
「は、はい!」
【カテリナ】
「ごろごろ。」
【魔王】
「ごろごろ。」
【カノン】
「あれー!?」

2011/10/6 (木) #12:わ

【ブシドー】
♪♪♪
【ブシドー】



【ブシドー】
♪♪♪
【カノン】
「ま、魔王様・・・
なんかブシドーが、すっごいそわそわして待ってるんですケド・・・」
【魔王】
「う・・・うむ・・・
な・・・何だろうな・・・あれ・・・」
【カノン】
「え、魔王様も分からないんですか?
すっごい嬉しそうにもしてますケド・・・」
【魔王】
「心当たりもないのに、やたら機嫌がいいとか・・・
相手の真意が読めない分、不安になるだろ。」
【モア・アーモイ】
・・・
【ブシドー】
!!
【カノン】
「あ、アーモイさんが来ましたよ。」
【モア・アーモイ】
・・・
【ブシドー】



【魔王】
「むう・・・なにか話しているな・・・
いったいなんだ?」
【モア・アーモイ】
・・・
【ブシドー】



【カノン】
「あ、なんかさっきよりさらに機嫌が良くなり・・・」

 

ドゴーーン!

 

【魔王】
「ぎゃーーー!!!」
【カノン】
「すぎて、ふっとばされてまた魔王様がギセイに・・・」
【魔王】
「ギセイって違うわ!
っていうかアーモイ早く退けい!
重い!重い!」
【モア・アーモイ】
「ふ・・・フゥ~フフゥ~
ダイナミック来☆訪デスねぇ~」
【魔王】
「何が来☆訪だ・・・」
【カノン】
「ところで、アーモイさん、ブシドーと何を話していたんですか?」
【モア・アーモイ】
「ああ、そうでシタねぇ~。
彼女は、今回新たに和室用の家具類を魔界に流布するために、ブシドーさんたち街の方々に、ご協力いただいたのデスが、彼女らにとってもまた、広く武士道というモノが広まって嬉しいとのことで、
私と魔王様をブシドーさんたちの街、
「しぱんぐ」に招待するためにいらっしゃったそうなのデスねぇ」
【魔王】
「ああ・・・なるほどな・・・」
【カノン】
「あれ、でもしぱんぐって、確かブシドーしか入れなかったような・・・
私たち他種族の違うモンスターは、追い出されちゃうんですよ。」
【ブシドー】
「今回は特別なのでござる!」
【魔王】
「うおぅびっくりした・・・」

【ブシドー】
「魔王様とモア・アーモイ殿には、
とても感謝しているでござる!
ぜひとも拙者たちの文化を堪能してほしいのでござる!」
【カノン】
「いいなぁ~」
【モア・アーモイ】
「フゥ~フフゥ~
それでは、じぱんぐ独特の、
わびとさび、という文化を、じっくり見聞してくるとしてくるのデスねぇ」
【ブシドー】
「はぇ?
わび・・・さび・・・?ってなんでござるか?」
【魔王】
「ヲイ・・・
お前がそれを知らんでどうするんだ・・・」
【ブシドー】
「あ、わさびの仲間でござるね!?
あれは拙者ちょっと苦手なのでござる・・・」
【カノン】
「・・・ブシドーは相変わらずですね~
じぱんぐ行きたかったなぁ・・・」

2011/9/22 (木) #11:てんし4

【モア・アーモイ】
「なんとか・・・直りまシタねぇ~・・・
さすがの私も、今回ばかりは本気を出さざる得なかったデスねぇ~」
【魔王】
「本当にご苦労だったな。
アーモイ。
加えて、協力してくれた転生悪魔の皆にも感謝するぞ。」
【カテリナ】
「おお、無事に直ったようじゃな。」
【モア・アーモイ】
「・・・・・・」
【魔王】
「・・・・・・」
【カテリナ】
「ええい、すまんかったと言っておる!
とはいえ、妾としても、このままで許されると思っておらん・・・
その・・・詫びもかねてだな・・・」
【カテリナ】
明日からちゃんと働こうではないか!
【魔王】【モア・アーモイ】
ええ!?
【カテリナ】
「ええ!?
とはなんじゃ!
妾は妾なりにじゃな・・・」
【魔王】
「いやー・・・
そうは言われてもな・・・
お前が働いてる姿なんて想像できんがっ!
【カテリナ】
「ふん、もう良いわ!
明日からのカノンに匹敵する働きを見ておるがよいわ!」
【モア・アーモイ】
「フゥーフフゥー
これはどうなる事やら・・・」
【???】
「あらぁ~?
なんだか楽しそうねぇ~」
【モア・アーモイ】
「おや・・・
貴女は最強と名高い天使種族、スローネさんデスねぇ。」
【スローネ】
「そうよぉ~?
魔王様はこちらにおいでかしらぁ?」
【魔王】
「うう~ん・・・
なんか最近よく気を失・・・
げっ!
【スローネ】
「お久しぶりねぇ~魔王様。
相変わらずの、ヘタレっぷりで感心するわぁ~?」
【モア・アーモイ】
「おや・・・魔王様。
スローネさんとはお知り合いデスかねぇ?」
【魔王】
「知り合いも何も、私の尻に釘を打ち込んだのは奴だ。
私とは最も因縁の深い天使といっても過言ではなかろう。」
【モア・アーモイ】
「尻だけぐぇっ」
【魔王】
「よし、そこまでだアーモイ。
そこから先は、敗北の決まった審議が始まるだけだ。」
【モア・アーモイ】
「おっと・・・これは迂闊でシタねぇ~」
【魔王】
「どの道、城の再建が終った直後というのは時期が悪いな。
ここは一旦退いて、体勢を立て直すぞ。」
【モア・アーモイ】
「わかりまシタねぇ~」
【魔王】
「ふははは!
スローネよ、決着はいずれつけよう!
さらばだ!」
【モア・アーモイ】
「フゥーフフゥー!
魔王城新ギミック!
Sケイプ砲!発射!」
【魔王】
「え?」

 

ドゴオォォォォォン!

 

【魔王】
なんじゃそりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
【スローネ】
「あらぁ・・・?
飛んで行ってしまったわぁ?」
【スローネ】
「天界にはお話し相手がいなくなってしまったし・・・
ピー(聞かせられないよ!)=みたいに魔王様をいじめるのは飽きてしまったから、
魔界に遊びに来たのだけれど・・・」
【カノン】
「魔王様ー!
お疲れ様で・・・」
【カノン】
「あれー?
いない・・・」
【スローネ】
「なんだか飛んで行ってしまったわぁ?」
【カノン】
「はぁ、まったくもぉー
また勝手にいなくなるんだから・・・」
【カノン】
「あ、あなたも天使さんですよね。
そしたらこちらの天使捕・・・いや、登録機で、登録してくださいね!」
【スローネ】
「登録?
クソ面倒だけど・・・仕方ないわねぇ~」

 

こうしてカノンのGJ(グッジョブ)により、
スローネが使役できるようになったらしい。
まおう

2011/9/22 (木) #10:ほうかい

【リビングアーマー】
「うう・・・
ひどいですわ魔王様・・・」

 

ガラガラ...

 

【カテリナ】
「・・・・・・・」
【カテリナ】
「まずいのぅ・・・
なんとか、今のうちに戻すことは・・・」

 

ガラガラ...ズズゥーン...

 

【カテリナ】
「で・・・できそうにないのぅ・・・」
【カノン】
「う・・・うぅ~ん・・・」
【カテリナ】
「お・・・おぉカノン大丈夫かえ・・・?」
【カノン】
「いたたた・・・
さっきの爆発はいったいなん・・・!?」
【カテリナ】
「い、いや!これはじゃな・・・その!」
【カノン】
「うきゃあぁぁぁぁぁぁぁ!?」
【カノン】
「ど、ど、ど・・・どういう・・・!?
わ、私と魔王様のお城が・・・」
【カテリナ】
「おおお、おちつけ、落ち着いて聞くのじゃ!
魔王様が起きてしま・・・」
【魔王】
「む・・・ううん・・・」
【カテリナ】
「はっ・・・」
【魔王】
「む・・・う・・・
大きな音とともに、
私の眼前に巨大な岩塊と炎が・・・」
【カノン】
「ま、魔王様ぁ・・・
お城が・・・お城が大変ですぅ~!!」
【魔王】
「なに・・・
城がどうしたと・・・」
【カテリナ】
「とうっ!」
【魔王】
「ぞんっ!!」

 

ガッ

 

【カテリナ】
「ふぅ・・・」
【カノン】
「いやふぅ・・・
じゃなくてカテリナさん!
どーするんですかコレ!」
【カテリナ】
「むう・・・
すまぬ・・・ここまでやるつもりはなかったのだが・・・」
【魔王】
「むぐぐ・・・
どういう・・・つもりだ・・・カテリナ・・・」
【カテリナ】
「くっ・・・
ごまかし切れんか!!」
【魔王】
「アホかお前!
目の前で、私の城が崩壊してるのに、
何をごまかすつもりだったんだよ!」
【カテリナ】
「す・・・すまぬーーー!!
妾は・・・妾はただ・・・
少しリビングアーマーを追い回すのが楽しかったんじゃーーー!!!!」
【魔王】
「参加しとったんかい!!」
【カテリナ】
「転生悪魔の皆様方が、
楽しそうにしてるのを見てたらつい・・・
力が・・・」
【魔王】
「うちでゴロゴロしてると思って、
油断してたわ・・・」
【カノン】
「楽しさでお城ひとつ吹き飛ばすなんて・・・」
【カテリナ】
「うう・・・」
【魔王】
「これは・・・直せるか?
アーモイ。」
【モア・アーモイ】
「フゥ~フフゥ~。
これはまた・・・ハデにやられてマスねぇ・・・
しかし!
このアーモイ建設を舐めてもらっては困るのデスねぇ。」
【魔王】
「おお、さすがだなアーモイ。」
【モア・アーモイ】
「ただし・・・」
【カテリナ】
「ただし?」
【モア・アーモイ】
「この規模のお城を建てるとなると・・・
圧倒的に、築材が足りませんねぇ・・・」
【魔王】
「ふむ・・・」
【モア・アーモイ】
「さらには、確か、魔王城には、
魔王様専用の、魔道コアを備えた、
魔王工房があったはず。
あれは少々厄介デスねぇ~」
【魔王】
「あれは、特殊な素材が必要だからな・・・」
【カノン】
「じゃ、じゃあ、・・・転生悪魔様たち、
みなさんに協力して頂くと言うのは・・・」
【モア・アーモイ】
「そうデスねぇ~」
【魔王】
「アホのカテリナのせいで心苦しいが・・・」
【カテリナ】
「ぐ・・・ぐぬぬ・・・」
【カノン】
「じゃあ、私、転生悪魔様たちを集めてきますね!」
【リビングアーマー】
「最後まで放置・・・
もう、侵入者なんてこりごりですわ・・・」

2011/9/15 (木) #9:よろい2

 

カシャッカシャッカシャッカシャッ・・・

 

カシャッカシャッカシャッカシャッ・・・

 

カシャッカシャッカシャッカシャッ・・・

 

【カノン】
「はぁー・・・
久々のお城ですねぇー」
【魔王】
「そうだなー・・・
さあ、帰ろうか。」
【カノン】
「ちょっ、早いですって!
お掃除のついでに、やっとのことで引きずってきたのに!」
【魔王】 
「ばかもの・・・
天使に見つかったらどうするつもりだ!」
【カノン】
「そうそう見つかりませんって!
そもそも、もう大部分の天使さんたちは、
魔王様の力で共存してるじゃないですか!」
【魔王】 
「それはそうだが、しかしな・・・」
【カノン】
「もぉー・・・
いい加減戻ってきてくれてもいいのに・・・
・・・あれ?」
【魔王】 
「ん、どうかしたか?
カノン。
帰るか!?」

 

ガン!

 

【魔王】 
「ぬがふっ」
【カノン】
「ちがいます!」
【魔王】 
「いたいぞカノン。
あまりぼこぼこ殴るものでは・・・」
【カノン】
「そんなことより、
なんか、すごく散らかっているような・・・」
【魔王】 
「そんなこと・・・
む、そういわれてみれば・・・」
【カノン】
「うわ、これみてください。
宝石かな・・・?
こんなのお城にありましたっけ・・・?」
【魔王】 
「うーむ・・・
少なくとも私が居た頃には、見たことがないな・・・」

 

カシャッカシャッカシャッカシャッ・・・

 

カシャッカシャッカシャッポロッ・・・
ゴトッ

 

【カノン】
「・・・」
【魔王】 
「・・・」
【カノン】
「はい、そこのリビングアーマーさん!
ストップです!」
【リビングアーマー】
「は、はい!?
えっあ、カノン様・・・と、
魔王様!?」
【魔王】 
「うむ、なんかしらんが、落としたぞ。」
【リビングアーマー】
「これは・・・大変、失礼しました。
魔王様。」
【カノン】
「これ何ですか?」
【リビングアーマー】
「それが・・・その・・・
魔王様がご不在の間、
侵入者がおりまして・・・」
【魔王】 
「おいぃー!」
【カノン】
「侵入者!?
ちょ、私全然気付きませんでしたけどー!?」
【リビングアーマー】
「はあ・・・
その者たちは、悪事を働いた・・・
というわけではなかったので・・・」
【魔王】 
「いやいや!
侵入してるから!」
【リビングアーマー】
「それどころか、私たちを置物と思ったらしく、
価値のある物品を鎧の中に隠すだけの輩でしたので、
とくに、カノン様にご報告は致しませんでした。」
【魔王】 
「あっれ・・・
スルー!?」
【リビングアーマー】
「あ、もちろん、悪事を働こうとする者は、
きちんと対処してありますわ。」
【カノン】
「リビングアーマーさんって、お城中にいましたよね・・・?
この散らかりようからすると、もしかして・・・みんな・・・?」
【リビングアーマー】
「おそらくは・・・同じような事に遭遇しているかと思いますわ。」
【魔王】 
「ほほーう、という事は、城のリビングアーマーを漁れば、
お宝があるというわけだな・・・?」
【リビングアーマー】
「え・・・いや・・・あの・・・」
【魔王】 
「しかし、城全部となると私たちだけでは無理だな。
転生悪魔共にも手伝ってもらうとするか!」
【リビングアーマー】
「へ、え、えぇぇ!?

 

きゃあぁぁぁぁぁ!?
【魔王】 
フハハハハ!
行けぃ者ども!
私が許ーす!

【カノン】
「あー・・・なんだか魔王様が、
久々に魔王らしいことやって生き生きしてますねー・・・」

2011/9/8 (木) #8:うみ

【カテリナ】
「あー・・・
まだまだ、暑い日が続いておるのう・・・」
【カテリナ】
「太陽の親父も、そんなに頑張らなくてよいのじゃが・・・
そういえば、最近、海とか全然行ってないのう・・・」
【カテリナ】
「ああ・・・海いきたいのう・・・海・・・」
【魔王】
「・・・うーむ、
今日もいい感じにカテリナがうざくなっているなぁ・・・」
【カノン】
「そうですねぇー・・・」
【カテリナ】
「のう、魔王様。
妾は海に行きたいぞ。」
【魔王】
「うわぁこっちに矛先が・・・
っていうか、行きたいなら行けばいいじゃないか・・・」
【カテリナ】
「うぅむ・・・
しかし今はのう・・・なんとなく、外に出たくないのじゃ。」
【魔王】
「HA?」
【カノン】
「えー・・・」
【魔王】
「いやいや、それはどうしろというのだ。」
【カテリナ】
「でも海に行きたいのじゃ。」
【魔王】
「こ・・・こいつ・・・
どうしてくれようか・・・」
【モア・アーモイ】
「フゥ~フフゥ~。
そんな、あなたのために、用意しましたのがこちら!
なのデスねぇ~」
【魔王】
「出たな!?アーモイ・・・!
さすがにもう何をされても驚か・・・」
【魔王】
ブフォッ!?
【カノン】
海だーーー!
【カテリナ】
「海じゃと!?」
【魔王】
「・・・ど、どうやって室内にこんな・・・
いや・・・っていうかもうこんなもん室内じゃねえ・・・」
【カテリナ】
「すばらしいな!
さすがはアーモイ。
部屋にいながらにして、海を堪能できるとは!」
【モア・アーモイ】
「フゥ~フフゥ~。
アーモイ建設に不可能は無いのデスねぇ~」
【魔王】
「これでまた一段とカテリナが外に出なくなって・・・
いや、もうなんか、部屋って感じじゃないし、いいのか?
うう・・・混乱してきた・・・」
【カテリナ】
「なんじゃ、魔王様。
辛気臭い顔をしおってからに。
ほれ、せっかくの海じゃ!
堪能しようではないか。」
【魔王】
「うーむ?そうだったかー?そうだ私は海に来て・・・
そうだなー
せっかく海に来たのだからたの・・・って
ちがうわーーー!


*1 2012年ですがわざとそのままにしてあります