まおうん家(4)

Last-modified: 2013-04-30 (火) 13:40:43

#analyzer

まおうん家2

2012/5/24(木) #43 : きょうか

【ブシドー】
「働きたくないでござる・・・」
【魔王】
「は?」
【カテリナ】
「奇遇じゃな。
妾も働きたくないのじゃ。」
【カノン】
「カテリナさんは、
前から働いてないじゃないですか・・・
いったいどうしたんですか?
ブシドーさん。」
【ブシドー】
「拙者たち、日々修行してきたでござるが、
修行しても修行しても強くならないでござる・・・
もう疲れたのでござる・・・」
【魔王】
「一種の五月病か・・・」
【ブシドー】
「もう修行するのは嫌でござる!
楽して強くなりたいでござるー!」
【カテリナ】
「ならば、おぬしもニートに・・・」
【カノン】
「もー!
お二人ともいい加減に・・・」
【魔王】
「ふはははは!」
【カノン】
「!?」
【魔王】
「ブシドー、お前の望みは
この私が叶えてやろうじゃないか!」
【ブシドー】
「ほっ、本当でござるか!?」
【魔王】
「こんなこともあろうかと、
お前たちモンスターを強くするための
新機能を作ったのだ。」
【ブシドー】
「こっ、これで拙者も強くなれるでござるか!?
早速試してみるでござる!」
【カテリナ】
「むう、ニート仲間が減ってしまったのう・・・
残念じゃ。」
【魔王】
「お前な・・・」
【カノン】
「魔王様!
その新機能で、私ももっと
強くなれるんですか!?」
【魔王】
「あー・・・
カノンは無理だな。
もうLvMAXみたいだし。」
【カノン】(Lv.MAX)
「えーーー!?」
【魔王】
「そもそも、
お前がこれ以上強くなったら
私の身がもたないっつーの・・・」
【魔王】
「というわけで、モンスター融合に
強化融合と進化融合が追加されたぞ。
詳細は、お知らせを確認してほしい。」

2012/5/17(木) #42 : ざぶとん

【カノン】
「・・・・・・という感じで、
魔王様がいない間もこちらは平和ですよー。」
【魔王】
『ふむ、そうか。
心配になって連絡してみたが、
それならよかっ・・・』
【カテリナ】
「魔王様、大変じゃ!
座布団が落ちていたのじゃ!」
【魔王】
『は?
落ちてた?』
【カテリナ】
「そうなのじゃ。
たまたま侵蝕の刻にでかけておったら、
森の中に落ちていたのじゃ。」
【カノン】
「なんでそんなところに・・・
アーモイさんの落し物ですか?」
【モア・アーモイ】
「フゥ~ム・・・
ワタクシではないと思うのデスねぇ~。」
【ジャック=ラン】
「あー、それはたぶん・・・」
【魔王】
『ラン?
なにか知ってるのか?』
【ジャック=ラン】
「えーっとですね・・・
天界の方々にお願いされて、
大量に発注した座布団を
侵蝕の刻中に運んでいたんですが・・・」
【ジャック=ラン】
「ちょーっとした事故で、
落っことしてしまって・・・」
【魔王】
 『はぁ!?』
【カノン】
「ええええ!?」
【ジャック=ラン】
「てへ・・・」
【魔王】
『てへ・・・
じゃねーーー!?
またか!またこのパターンか!!
全力で探せとか言うのかお前は!』
【ジャック=ラン】
「いえー、
天界の方々にお願いされた分は
再発注してますよー。」
【ジャック=ラン】
「ですので、私が落っことした座布団は、
見つけた方に差し上げますー。」
【魔王】
『犯人はランか・・・
まったく悪魔騒がせな・・・
いや、配送先が天界だから天使もか・・・』
【リビングアーマー】
「魔王様ー!
侵蝕の刻でなぜか座布団を見つけたと
届け出がたくさん・・・
皆さん不思議がって、
この通り、置いていかれましたわ。」
【魔王】
『あー・・・
次からは、問題ないから使っていいと伝えてくれ。』
【リビングアーマー】
「承知いたしましたわ。」
【魔王】
『しかし、また見事な座布団タワーだな・・・
積み上げられた座布団・・・とくれば・・・
・・・・・・
・・・よーしお前たち、なにか面白いことを言えー。』
【カノン】
「また突然な・・・」
【カテリナ】
「嫌なのじゃ。」
【ジャック=ラン】
「えっとー、ここはあのセリフですよねー?
魔王様の座布団、全部持って行ってくださいー。」
【魔王】
『なんだと!?
ばかな、キサマらどうやってここに!?
やめっ・・・』
プツン・・・ツー・・・ツー・・・
【モア・アーモイ】
「これにてお開きなのデスねぇ~。
フゥ~フフゥ~。」

2012/5/10(木) #41 : ふるあーまー

【???】
「たのもー!でござる!」
【魔王】
「ん?
この声はブシ・・・
ぶはっ!?」
【カノン】
「魔王様ー?
どなたかいらっしゃ・・・」
【カノン】
「はう!?」
【???】
「魔王様!
今日はお願いがあって来たのでござる!」
【魔王】
「えっと・・・
ブシドー・・・だよな?」
【ブシドー?】
「そうでござる!」
【カノン】
「び、びっくりした・・・
どうしたんですか?その兜・・・」
【ブシドー?】
「この間、魔王様の家に飾ってあった兜を見て
拙者は感激したのでござる!
あれこそ拙者が求めていたものだったのでござる!」
【魔王】
「あぁ、端午の節句で置いてた兜飾りか。
それでかぶったと・・・」
【ブシドー?】
「兜だけではないでござる!
よく見るでござるよ!」
【カノン】
「うーん・・・
よくよく見ても、兜以外の変化がわからないんですケド・・・」
【ブシドー?】
「ガーン!
この全身を包むフルアーマーが
目に入らないでござるか!?」
【魔王】
「フルアーマーって・・・
元から装備してた甲冑と大差ないだろう。」
【ブシドー?】
「そんなことはないでござる!
これを装備したことで、拙者はただのブシドーでは
なくなったのでござる!
拙者は『FA(フルアーマー)ブシドー』でござる!!」
【カノン】
「フルアーマー・・・」
【魔王】
「ブシドー・・・だと!?」
【FAブシドー】
「そうでござる!
頭から足元まで完璧な装備を手にした
『FAブシドー』でござる!
普通のブシドーとは違うのでござる!!」
【カノン】
「はあ・・・」
【FAブシドー】
「だから、拙者たちのことをブシドー属の、
新しい種として認めてほしいのでござる!」
【魔王】
「いやーしかしだな・・・
兜かぶっただけだし・・・」
【FAブシドー】
「だから、それはでござるな!?
この、頭から足元まで完璧な装備を手にした・・・」
【魔王】
「だーもー、わかったわかった。
お前みたいなフルアーマー?なブシドーを、
『ブシドー属FAブシドー種』として認めてやる。」
【FAブシドー】
「!
ありがとうでござる!!
早速仲間たちに伝えるでござる!」
・・・・
【カノン】
「魔王様、よかったんですか?」
【魔王】
「だんだんめんど・・・いや、
アイツの熱意に負けたのだ。
すまんがカノン、通達を頼んだぞ。」
【カノン】
「はい!」
【魔王】
「あー・・・疲れた・・・」

【魔王】
「さて・・・魔界大運動会の結果はどうなったかな・・・っと・・・」

=魔界大運動会の結果はお知らせを見よう!=

2012/4/27(木) #40:ぶらっくうぃーく2012

【カノン】
「魔王様!」
【魔王】
「カノン!」
【カノン】
「きましたよ!」
【魔王】
「去年に続いて・・・きたな!
ぶらっくうぃーくの時期だ!」
【モア・アーモイ】
「もうそんな時期デスかねぇ~」
【カテリナ】
「ぶらっくいぃーく?
なんじゃ、それは・・・」
【魔王】
「ふ、まあ、お前は去年の今頃はまだ、魔界NEETのままだったからな。
知らんのも無理はない・・・
ニンゲンの世界ではごーるでんうぃーくなる、
働かなくていい、夢のようないべんとがあるそうなのだ。」
【カテリナ】
「な!?
なん・・・じゃと・・・!?」
【魔王】
「そこでな、
私も負けじと、ぶらっくうぃーくとして、
魔界にも制定したわけだ!」
【カテリナ】
「ばかな・・・
妾はまったく知らんかったぞ・・・」
【カノン】
「それはー・・・」
【魔王】
「知らんもなにも、
そのころお前は年中ぶらっくうぃーくだったよね?」
【モア・アーモイ】
「しかし、今年は大丈夫でスカねぇ~」
【魔王】
「ん、なにがだ?」
【モア・アーモイ】
「お忘れですか魔王様。
昨年は、創造主様のお手紙で・・・」
【魔王】
!!
か・・・カノン?
その~・・・手紙とか・・・預かってない・・・よね?」
【カノン】
「はい!
今年は大丈夫ですよ!」
【魔王】
「ほっ・・・
ふ・・・ふはははは!よぅし!ならば!」
【カテリナ】
「む?」
【魔王】
「ぶらっくうぃーくを利用して、
どこかへ出かけるのもいい!
悪魔の巣でゴロゴロすごすのもいいだろう!
しかし、この私が、とっておきのイベントを企画した!」
【カノン】
「企画・・・」
【モア・アーモイ】
「ほほう~」
【魔王】
主に個人的なリベンジとして
魔界!春の大運動会を開催する!」
【カテリナ】
「は?」
【モア・アーモイ】
「突然デスねぇ~」
【カノン】
「そういうのは一人でやってください。」
【魔王】
「ちょ・・・ノリ悪っ・・・
おー!とかえー!とかリアクションがあるだろ!?
っていうか貴様ら、去年と同じ反応するなよ!
コピペって思われるだろ!?」
【ジャック=ラン】
「今回は、私も最初から参加ですよ~!」
【カノン】
「あ、ランさん。
お久しぶりです~」
【ジャック=ラン】
「久しぶりですね~
魔王様ったらちっともお店に来てくれないんですよ・・・」
【魔王】
「え!?
いや、なにもないぞ!?
ちょ、なせこちらを見る・・・
な・・・なんかその・・・すまん・・・」
【カテリナ】
「さーて・・・
妾のチームを集めに行くとするかのぅ・・・」
スタスタスタ
【モア・アーモイ】
「アーモイ建設の従業員の鍛え方はハンパではないのデスねぇ~」
スタスタスタ
【カノン】
「ふんっだ!」
スタスタスタ
【魔王】
「あ・・・あれぇ・・・
いったい私が何をしたと・・・」
【ジャック=ラン】
「それじゃ、魔王様。
準備してきますねぇ~」
【魔王】
「う・・・うむ・・・詳細は、お知らせで告知している。
各チーム共に健闘を祈るぞ・・・」

 

・・・

 

【???】
「運動会やて・・・?
やっと、ボディも完成した今・・・
ウチの出番やで~!」

2012/4/19(木) #39:まおうぽいんと

【カノン】
「んしょんしょ・・・
ふう、これでよしっと。
魔王様~
お洗濯終わったので一息いれましょうか。」
【魔王】
「おう、ご苦労だった。
私もいましがた露店広場のルールを再制定したところだ。」
【カノン】
「ふぅ~
魔王様は意外といろんな服を持っているので、お世話のし甲斐がありますねぇ・・・

 

黒くて見えませんけど・・・」
【魔王】
「ふむ・・・では、がんばったカノンに、
このまおうポイントをやろう。」

 

ぺかー

 

【カノン】
「わ、
なんですかこれ?」
【魔王】
「うむ、今まで、いたずらなど魔界の住人らしい行動をしたときに与えていた、いたずらポイントをだな、
いたずら以外にも、遊ばせてやるなど、モンスターたちを世話し、魔界の発展のために活躍した転生悪魔どもにも与えられるように、私が制定しなおしたものだ。」
【カノン】
「なるほど~
これを集めて、ランさんの所に持っていけば、
以前のいたずらポイントと同じように交換してもらえるんですねー」
【魔王】
「その通りだ!」
【カノン】
「わかりました!
じゃ、私、もっとがんばりますね!」
(いっぱいがんばって、魔王様にほめてもらっちゃいます!)
タタタタタ
↑元気に走っていくカノン
【魔王】
「うむうむ・・・あ、ちょ・・・!」

 

8時間後・・・

 

【魔王】
「ヒィヒィ・・・
カ・・・カノンさん・・・?
ち・・・ちっとばかし・・・その・・・
が、頑張りすぎじゃないですかね・・・」
↑ほめすぎてげっそりまおう
【カノン】
「は、はう・・・
す・・・すみません・・・」
【魔王】
「私の作り出せる数にも限界があるから・・・
一日、50まおうポイントまでな。」
・・・パタッ

2012/4/12(木) #38:がっこう2

=ヘルオードのとある公園=

 

【???】
「あれー?
まおーさまー!
おはよーございます!」
【魔王】
「うむ、おはよう。」
【???】
「あ!
まおーだ!
おはよーございます!」
【魔王】
「おはよう。
ちゃんと前見て歩けー。」
【???】
「はーい!」
【カノン】
「あー!
魔王様!
なにやってるんですか!
探したじゃないですかー!」
【魔王】
「おお、カノンか。
どした?」
【カノン】
「どした?
じゃないですよ!
変な書置きを残して、ふらっといなくならないでください!」
【カノン】
「なにが、
チョット魔界の未来を見てくる。
ですか!!」
【???】
「あ!
カノンさまだ!
おはよーございます!」
【カノン】
「え!?
あ、ハイ、おはよーございます。」
【カノン】
「あ、あ~・・・
なるほど、悪魔様やモンスターの子供たち、
学校が始まったんですね~」
【魔王】
「うむ、将来の魔界を背負って立つ子らだからな。
くして、公園を掃除しつつ、見守っているのだ。
うむ、実にたのしみだな。」
【カノン】
「お・・・おっさんくさー!
魔王様、おっさんくさいです!」
【魔王】
「ば、バカな!?
私はこう見えても、いや、確かに若いか?といわれたら違うかも知れんが・・・」
【モア・アーモイ】
「フゥ~フフゥ~
いよいよ新学期という事で・・・
学校にまつわる家具をご用意したのデスねぇ~」
【???】
「あー!
まおーさま!
おは・・・」
【モア・アーモイ】
「フゥフフゥ~」
【???】
「う、うわぁぁぁぁん!
大きな顔のおばけーーー!!」
【モア・アーモイ】
「・・・・・・」
↑できるかぎり悲しそうな顔をしている
【魔王】
「アーモイ・・・
頑張ったのはわかる。
分かるが・・・

 

戻っとけ。」

2012/4/5(木) #37:いーすたー

【カテリナ】
「おお、魔王様。
これを見てくれ!」
【魔王】
「む、カテリナか。
うわ・・・なんだこれ?
やたらカラフルな卵だな・・・」
【カテリナ】
「さあ・・・」
【魔王】
「さあって・・・
知らんのかい・・・」
【カテリナ】
「妾は、これはよいと思い、
ちょっとそこで拾ってきただけじゃ(キリッ」
【魔王】
「いや、拾ってくるなよ!
誰かの持ち物かもしれんだろうが!」
【カテリナ】
「ふむ、
それは大丈夫じゃと思うが・・・」
【魔王】
「なに?
なぜ分か・・・」
【カノン】
「魔王様~?
アーモイさんがきましたけどー・・・
って、なんかまるいものがいっぱいです!?」
【モア・アーモイ】
「ああ、やはりこちらでシタねぇ~」
【魔王】
「む、アーモイ。
これはお前のなのか?」
【モア・アーモイ】
「そうなのデスねぇ~
ニンゲンの世界にはこの時期、このようなものが出回っていると聞いて、家具としてつくってみたのデスねぇ~
仕上げが済んだものを、工場の前に並べて置いたら、
いつの間にかなくなってまシタねぇ~」
【カテリナ】
「な。」
【魔王】
「な。
じゃねーよ!
勝手に持ってきたらダメだろうが!」
【カテリナ】
「しかし、魔王様用と書いてあったからのぅ・・・」
【魔王】
「なに?」
【モア・アーモイ】
「まぁ、問題は無いのですねぇ~
元々、魔王様のお部屋に置く分でしたカラねぇ~
・・・まぁ、予定は多少狂いましたが・・・」
【魔王】
「ま、また私の部屋を勝手にもようがえするつもりだったなキサマ・・・」
【モア・アーモイ】
「ここ最近腕をふるっておりませんでしたカラねぇ・・・
ところで魔王様。
これはいったい何なのでしょうか?」
【魔王】
「お前も分からんのかい!
っていうかわからんものつくるなよ・・・」
【カノン】
「こんなにかわいいのに・・・」
【カーミラ】
「ち、ちなみに、このかわいい卵のようなものは、
ニンゲンの世界で復活祭と呼ばれる休日、
もしくは春を祝うために、特別に飾り付けるもの・・・
だそうですっ・・・」
【魔王】
【カノン】
【モア・アーモイ】
【カテリナ】
「なるほどー」

2012/4/1(日) #0401:奇怪!アモーイ風邪

【カノン】
「アモイー、アモアモアモーイ?
アモアモーイモイアモアモーイ?」
【魔王】
「アモーイ!?
アモモアーアモーイ・・・」
【カテリナ】
「アモ・・・」
【カノン】
「アモアモーイ!?」
【魔王】
「アモ・・・
アモーイ・・・」

2012/3/30(金) #36:とつぜんへんい

【魔王】
ぐびぐびぐびぐび
「うむよい気分だ!
これもアーモイのおかげだな!」
【モア・アーモイ】
ぐびぐびぐびぐび
「おまかせなのデスねぇ~」
【カテリナ】
ぐびぐびぐびぐび
「カノンの早とちりのおかげで、
咲いてない桜を見に来るところだったからのぅ・・・」
【カノン】
こくこく
「はうぅ・・・
スミマセン・・・」
【魔王】
ぐびぐびぐびぐび
「しかし、次に咲く桜がここだと見当つけて、
一週間も場所取りで居座るとは・・・」
【カテリナ】
ぐびぐびぐびぐび
「さすが、石じゃな。」
【モア・アーモイ】
ぐびぐびぐびぐび
「我が一族に伝わる場所取りには、先見の目も必要なのデスねぇ~」
【カノン】
「っているかみなさん・・・
どんだけ飲むんですか!」
【魔王】
ぐびぐびぐびぐび
「ふはは!
よいではないか!
それともカノン、お前は飲めんというのか?」
【カテリナ】
ぐびぐびぐびぐび
「そうじゃそうじゃ。」
【モア・アーモイ】
ぐびぐびぐびぐび
「フゥ~フフゥ~」
【カノン】
「いえ、そういうわけではないですけど、
どうせみなさん・・・」
【カテリナ】
「おっと・・・」

 

ぱしゃー
↑カテリナの手が滑って、飲んでいた謎の飲み物がカノンに

 

【魔王】
【モア・アーモイ】
「あ・・・」
【カテリナ】
「すまぬすまぬ。
ちょっと手が滑っ・・・」

 

がっし
↑カテリナの尻尾を掴むカノン

 

【カテリナ】
「ん・・・?
どうした・・・カノ・・・
んおあぁぁぁぁ~~~」
【カノン】
「まった↑くもぉ~カテリナさんわ~
いるもいるも、めいわくばっかかけれたら、らめですおー!」

 

ぶ~んぶ~ん
↑カテリナの尻尾を掴んでジャイアントスイング

 

【カテリナ】
「ギャーーー!やめい!
やめんかカノうぷっ・・・
きもちわる・・・」
【カノン】
「きゅう・・・」
【魔王】
「げ・・・幻覚が見えるな・・・
ほ・・・ほどほどにしておくか・・・」
【モア・アーモイ】
「そ・・・そうデスねぇ・・・
!?
魔王様あそこに何かオレンジ色の・・・」
【魔王】
「みるんじゃない!
きっと・・・それも幻覚だ・・・」
【モア・アーモイ】
「はい・・・」

2012/3/23(金) #35:おはなみ

【カノン】
「魔王様、今年も魔桜の季節ですねー
早いところはもう咲き始めているようですよー」
【魔王】
「なに!?
となれば・・・」
【カテリナ】
「花見じゃな・・・」
【モア・アーモイ】
「花見デスねぇ~」
【カノン】
「うわっ!?
いったいどこから・・・
っていうか、気が早いで・・・」
【魔王】
「よし、アーモイ!
お前は場所取りだ!」
【モア・アーモイ】
「フゥ~フフゥ~
了解デスねぇ~
我が一族に伝わる見事な場所取りをご覧にいれマスねぇ~」

 

シュタタタタ

 

【魔王】
「カテリナ!
お前は買い出しだ!」
【カテリナ】
「ふっ・・・よかろう・・・
妾が最高級の飲み物やい・・・」
【魔王】
「岩以外でな!」
【カテリナ】
「くっ・・・一文字で!?
魔王様め・・・
先読みがさらに鋭くなっておるじゃと・・・」
【魔王】
「あとはカノン。
旨い弁当を頼む。」
【カノン】
「は・・・
はいっ!」
【魔王】
「ふっ・・・これぞ完璧な采配。
準備は万端だな!」
【カノン】
(ま・・・魔桜とか咲いている所があるとは言いましたけど、
まだ魔界でも極寒の土地しかありませんよぅ・・・)
【カノン】
(なんか乗せられてしましましたけど・・・
アーモイさんとかもう出かけちゃったし・・・)
【カノン】
(もー!魔王様が頼むとかいうからー・・・
私のバカバカー・・・はぅ・・・)

2012/3/15(木) #34:ちんしゅ?4

【モア・アーモイ】
「・・・ナルホド・・・
それは難儀ですねぇ・・・」
ずずず
↑お茶おいしいです
【ヴァーチェ】
「ええ・・・まったく、こまったもので・・・」
きゅっきゅっ
↑アーモイ磨き
【カノン】
「はー・・・それで避難してきたわけですかー」
ずずず
↑お茶おいしいです
【カテリナ】
「めんどくさそうじゃのう・・・」
ぽりぽり
↑岩けんぴおいしいです
【カノン】
「その方はいつもそんな感じなんですか?」
ぱく
↑妖かんおいしいです
【ヴァーチェ】
「いえ、普段はそんなには・・・というか、
いたって普通なのですが・・・」
きゅっきゅっ
↑アーモイ磨き
【モア・アーモイ】
「ヴァーチェさんより、
少しだけ感情の起伏が激しいのデスねぇ~」
ずずず
↑お茶おいしいです
【ヴァーチェ】
「起伏が激しいというよりは、情熱というか熱血というか・・・」
きゅっきゅっきゅっきゅっ
↑アーモイ磨き
【カテリナ】
「うう・・・妾は苦手なタイプそうじゃ・・・」
ぽりぽり
↑岩ッキーおいしいです
【カノン】
「あつくなれー
とかいっちゃうんですかねー」
ぺりぺり
↑みかんたべよう
【ヴァーチェ】
「ああ・・・言うかもしれない・・・、
本当に何で来てしまったんだあいつは・・・」
ハァ~~~
↑アーモイ磨き仕上げ
【カノン】
「確かに、精神的に疲れそうですよね・・・はい、魔王様、おミカン剥けましたよ~」
【魔王】
「おお、すまん・・・」
【魔王】
って、
ちがうわーーーーー!
【カテリナ】
「なにをそんな大声で・・・」
【モア・アーモイ】
「フゥム、実はヴァーチェさんが・・・」
【魔王】
「知ってるよ!
ここ私の部屋だよ!
全部きこえてるっつーの!
つーか私は仕事中なの!
魔界のかゆところに手を届けてんの!
そのうざそうな天使なら、とっくに登録すましたっつーの!
いいからでていけーーー!!!!

 

魔界にヴァーチェ属の天使が増えました

2012/3/8(木) #33:りゅうのにもつ

【魔王】
「はあ、ここ最近はカテリナも露天に出ていたし、
やっと私の部屋を片付ける事が出来た・・・」
【カノン】
「魔王様ー
はい、お茶ですよー」
【魔王】
「おお、すまんな。」
【カノン】
「やっと片付いたみたいですねー」
【魔王】
「うむ。
やはり使いなれた我が書斎が一番落ち着くな。」
【カノン】
「ここ最近、魔王様のお部屋は壊されてばっかりでしたからねー」
【魔王】
「まったくだ・・・」
【カノン】
「もうすぐカテリナさんも、露店から戻ってきますし、
また騒がしくなりそうですけどね。」
【魔王】
「そうだなぁ・・・
騒ぎさえ起こさなければ問題ないのだが・・・」

 

ピンポ~ン

 

【カノン】
「あれ、誰かきましたね。」
【魔王】
「うむ・・・
それよりも私は、この家に呼び鈴が付いていたことに驚いているんだが。」
【カノン】
「そ、そこですか・・・
でも確かに、わざわざ呼び鈴を押すお客さんなんて、
今まで居ませんでしたからね~」

 

ピンポ~ン

 

【カノン】
「あ~
ハイハイー」
【魔王】
「・・・まあ、私のレベルにもなると、このまま普通に事が運ぶな・・・」
【カノン】
うわー!!
魔王様~!!
【魔王】
「ほらねー!ほらねー!
知ってたし!絶対なんかあるって知ってたし!
べつに驚いてないし!
さーていったい何・・・ブフォッ!」
【鬼のマークの配達人】
「おっ、魔王様ちわっす!
お届け物ッス!
あ、ハンコ頂けますか!
ココと・・・ココっす。
ありがとうございまッス!

 

じゃ、あっしはコレで!
またヨロシクどうぞー!」
【魔王】
「なんじゃこりゃあ・・・」
【カノン】
「や・・・
山のような大荷物です・・・」
【カノン】
「そして・・・カワイイですっ!
あ、なんか紙がはさまってますよ。」

 

新作じゃ。
妾の部屋に運んでおいてほしいのじゃ。
テヘペロ
=カテリナ=

 

【魔王】
「なにがテヘペロじゃああぁぁぁぁぁ!!!!
カテリナてめえぇぇぇぇ!!」
【カノン】
「さ、さすがカテリナさんですね・・・
アーモイさんも最近見ないと思ったら、これつくってたんですかね・・・」
【魔王】
「ぐむむ・・・」
【カノン】
「とりあえず、ここに置いておくわけにも行けないので、
運んでくださいね!」
【魔王】
「・・・運ぶの?私が?」
【カノン】
「ハイ!」
【魔王】
「ハァ・・・」

2012/2/29(水) #32:ひなま・つり

【カノン】
「わ~!魔王様!
キレイですねー!
なんですかこれー!?」
【魔王】
「おお、カノンか。
なにやらひなかざりというらしい。
こやつが、モス海岸でこれを飾ろうとしていたんだが・・・
モッスィーが出てくると危険なのでひとまず連れ帰ってきたのだ。」
【ブシドー】
シューン・・・
【カノン】
「な、なんでまたそんなところで・・・」
【ブシドー】
「し、しかし、この時期になると、このひなかざりをかざった前で、
魔界に伝わりし伝説の怪魚、ひなまを釣るのが習わしだと・・・!」
【カノン】
ひなま?」
【魔王】
「そんなもんおらんぞ。」
【ブシドー】
ガーン!
【モア・アーモイ】
「フゥ~フフゥ~。
またもやブシドーさんのカン違いデスかねぇ~
アレもまた、ニンゲンの世界から伝わったモノだと聞いてマスねぇ~
デスヨネ?」
【魔王】
「ん?」
【???】
「あ・・・そ・・・その・・・ハイ・・・」
【魔王】
「おや、カーミラじゃないか。」
【モア・アーモイ】
「フゥ~フフゥ~
外で魔王様の家の様子をうかがっていまシタので、
入っていただきまシタねぇ~」
【カノン】
「あの~・・・
それじゃ、これはなんなんでしょう?」
【カーミラ】
「は、ハイ・・・
これは、ひなかざり・・・といって、
ニンゲンの世界で言う、ひなまつりで、女の子の元気な成長をねがって飾るもの・・・です。
元々は、貴族の人形あそびの道具だったという説も・・・あります。」

 

おぉ~!

 

【魔王】
「さすがは、魔界一知識の近い場所にいるだけのことはある。」
【カノン】
「魔界図書館の方ですもんね~」
【カーミラ】
「そ・・・そんなことは・・・」
【魔王】
「ていうか・・・ブシドーにそんな、いつも間違った知識を吹き込んでるのは誰だまったく・・・」
【ブシドー】
「そ、それは・・・
長が・・・」
【リビングアーマー】
「魔王様ーーー!
なんか、大勢のブシドーたちが一斉にモス海岸に妙に豪華な飾りを組み立ててー!?
キャーーー!
こ、ここにも!?」
【カーミラ】
「きゃ・・・」
ぽとっ・・・
【魔王】
ブフゥー!?
あいつら泳げもせんのに・・・
止めに行くぞっ!」
【モア・アーモイ】
「仕方ありまセンねぇ~」
【カノン】
「ま、まってください、魔王様~!
あ、カーミラさんも急いで・・・
カーミラ・・・さん?
メガネが・・・」
【カーミラ】
「・・・」
【カーミラ】
「間違った知識を広めるなんて・・・
許せないわね・・・」
【カノン】
(わ・・・わー・・・なんかせいかくかわった・・・)

2012/2/23(木) #31:すいろ2

【魔王】
「いやー・・・転生悪魔どものおかげで、
魔界財政はあっという間にに、ピンチを脱したわけだが・・・
ふたたびこのようなことにならんように、手を打たねば・・・」
【魔王】
「さて・・・これを手元にとりあえず、私自ら露天に出向いて・・・」

 

ざばざば....あははは!・・・

 

【魔王】
「ってまたかいーーー!?」

 

ザザザザザザザザ
↑せり上がるアーモイ

 

【モア・アーモイ】
「フゥ~フゴフッ!
フゥ~。
季節がら、やや暖かめの水温でお送りしていマスねぇ~」
【魔王】
「貴様、先週まで財政難って言うただろうがーーー!
反省しとらんのかオノレはーーー!?」
【魔王】
「しかもちょっと綺麗になってるし!?」
【モア・アーモイ】
「今回はさらにオマケもあるのデスねぇ~
私、オススメの品になっておりマスので、
せひとも手に入れてほしいのデスねぇ~」
【モア・アーモイ】
「というか、魔王様。
前回の水路はジャック=ランさんの仕業デスねぇ~」
【魔王】
「そういえばそうだったか・・・では今回は・・・」
【モア・アーモイ】
「ワタクシガヤリマシタ」

 

ダッ
↑無言で駆け出すアーモイ
ダッ
↑無言で追いかける魔王

 

【カノン】
「魔王様~、リアカーありましたよって・・・
ありゃ、また、部屋に水路が・・・」
【カノン】
「はぁ~、アーモイさんが、アレの綺麗版を製作中デスねぇ~
とかいってたのはコレですか・・・
このあり様だと・・・」

 

ドガーン!!
↑砕け散る壁

 

【カノン】
「魔王様の出発は来週明けてからになりそうですね~
せっかくいろいろ用意したのに・・・
みなさん、もうちょっと待ってあげてくださいね。」

 

すぃ~
↑流れてくカテリナ

 

【カノン】
「めずらしくカテリナさんが巻き添えを・・・」

2012/2/16(木) #30:きんけつ

【魔王】
「・・・」
【魔王】
「おかねがない・・・」
【魔王】
「う~む・・・
おっかしいな・・・」
【魔王】
「ランと共謀して、街に露天市場を建設した所まではいいが・・・
魔界の財政がここまで悪化してしまっていたとは・・・」
【魔王】
「ぐむむむむ・・・」
【カノン】
「魔王様ー魔王様ー
街がすごいんですよー!
いろんな悪魔さまたちやモンスターがおみせを・・・」
【カノン】
「・・・って、はう!?
魔王様が仕事してる!?」
【魔王】
「失礼な!
隠居の身だとしても、常に魔界の発展を願ってだな、
転生悪魔の手助けを・・・」
【モア・アーモイ】
「フゥ~ム・・・しかし魔王様・・・
この資料ではかなりキビしいのでは・・・」
【魔王】
「うむ・・・
このままだと、だいぶ魔界の財政(主にわたしのさいふ)が
ピンチなのだ!」
【カノン】
「な・・・なにかホンネが見え隠れしてますが・・・」
【カテリナ】
「普段からサボっておるからそんなことになるのじゃ。
妾を見習え妾を。」
【魔王】
「お前に言われたくはないわーーー!?
そもそも誰のせいでこうなったと思ってるんだ!
これをみろこれを!」
【カノン】
「え~と・・・
お城の修繕・・・費用・・・
うわっ・・・」
【モア・アーモイ】
「ヘルオード市長からの弁償・・・デスねぇ~」
【カノン】
「これ・・・もしかして・・・カテリナさん・・・」
【カテリナ】
「・・・」
↑イイ笑顔
【魔王】
「・・・」
↑イイ笑顔
【モア・アーモイ】
「清々しい笑顔デスねぇ~」
【魔王】
「っていうか、さんざん私の部屋を勝手に改造した、
貴様も同罪だからな。」
【モア・アーモイ】
「・・・」
↑イイ笑顔
【カノン】
「はぁ~
でも、これどうしましょう?
魔王様。」
【魔王】
「こうなれば、仕方あるまい。
これ以上、魔界の財政(主にわたしのさいふ)をピンチにしては、
あんなものを買ったり、こんなことをしたりも出来なくなってしまうからな!

 

カノンおふれの準備だ!」
【カノン】
「は、はい!
って、あんなものとか、こんなことってなんですか!?
ちょっと!
魔王様~!!!!」

2012/2/10(金) #29:ちょっこーれ

【魔王】
「・・・
あ~、そうか。
最近、魔界全体からやたら甘い匂いに包まれてると思ったら・・・
そろそろ甘味交換日が近いからか…」
【魔王】
「去年はチョコレートおにぎりなる、微妙なものを造ってしまったからな・・・
今年は大人しくしていよう・・・」
【魔王】
「・・・
今年はカノンくれるかなー・・・
まあ、カテリナ・・・
は期待しないでおくか・・・
というか、姿が見えんな・・・?」
【モア・アーモイ】
「魔王様、ちょうどよかった。
そろそろ甘味交換日ですので、
予定通り、例の家具などを手配しておきまシタねぇ~」
【魔王】
「おお、アーモイか。
ご苦労だったな。
前回の甘味交換日では、
あまり大がかりなことはできなかったからなぁ。」
【モア・アーモイ】
「フゥーム、
転生悪魔様たちも増えてきましたカラねぇ~
街などでは、ちょっとしたお祭り騒ぎデスねぇ~」
【魔王】
「そうなのか・・・
まあ、転生悪魔どもも、モンスターも、
ともに楽しめればいいがな。
以前は天使など居なかったし、
やつらは、戸惑っているんじゃないか?」
【モア・アーモイ】
「フゥ~フフゥ~、そうかもしれまセンねぇ~」
【魔王】
「ところでカノンを見なかったか。」
【モア・アーモイ】
「カノンさんなら、あちらで見かけましたが・・・間王様もヤボなお方デスねぇ~」
【魔王】
「バカもの、何を言うか、私はちゃんとした用事があっ・・・」

 

グツグツグツグツ
↑大きな壷でナニカが煮られている

 

【魔王】
「えーと・・・
あれはなんだ・・・?」
【モア・アーモイ】
「フゥ~ムのコゲない壷デスねぇ~」
【魔王】
「いや、そうではなくてだな・・・」

 

─屋根裏─

 

【ヴァーチェ】
「むう・・・
アーモイ殿が、やたらお菓子を運び込んでいると聞いて、
後をつけてきたが・・・
あれはなんだ・・・?」

 

─部屋─

 

【ヴァーチェ】
(最近、魔界にも、甘い匂いに満ちてるいるし・・・
なにかの、計画だろうか・・・)
【モア・アーモイ】
「おや、魔王様はご存じないとみえマスねぇ~!
これぞ、
チョッコーレ・・・」
【カテリナ】
「ええい!
どけい!ジャマじゃ!」
【モア・アーモイ】
ート
おっと。」

 

ドン!
↑煮えてたものが魔王に直撃

 

【魔王】
ぞあぁぁぁぁぁぁぁああああぢゃああああ!
【ヴァーチェ】
(チョッコーレ?
あれはチョッコーレというのか・・・
そして、特定の相手に浴びせ掛ける・・・
なるほど!)
【モア・アーモイ】
「魔王様、大丈夫でスカねぇ~?」
【カテリナ】
「おお、魔王様!
すまんのじゃ!
しかし今は忙しい故、許してくれい!」

 

バサァ!
↑カテリナ飛んでいく

 

【ヴァーチェ】
(カテリナどのがあんなに必死になるほど・・・
これはきっと、よほど重要な儀式に違いない・・・!
待っていてください、アーモイ殿!
このヴァーチェが、必ずや熱々なのを!)

 

バサァ!
↑ヴァーチェがこっそり飛んでいく

 

【モア・アーモイ】
ピシッ「顔にヒビが・・・
なんでしょう・・・このえもいわれぬ不安・・・
なにか嫌な予感が・・・」
【カノン】
「ふんふんふ~ん・・・
さ~て、続きを・・・」
【カノン】
「ってああ゛ーーーーーー!!
なにしてるんですかーーー!!!!」
【魔王】
「だれか、私の心配とかしてほしいなぁ・・・グスン・・・」

 

この後、大きな壷をもって飛び回るヴァーチェが目撃されたことは言うまでもない。

2012/1/31(火) #28:へび

ゴゴゴゴゴゴゴゴ
↑魔王のもとに魔力があつまる
【魔王】
「ふむ・・・
ではやるか・・・」
【モア・アーモイ】
「準備はいつでも・・・デスねぇ~・・・」
【魔王】
「ゆくぞ!
はぁぁぁぁぁぁぁ・・・・」
【魔王】
どっこいしょおぉぉぉぉぉ!!!!
【モア・アーモイ】
よっこいしょおぉぉぉぉぉ!!!!
【魔王】
どっこいしょおぉぉぉぉぉ!!!!
【モア・アーモイ】
よっこいしょおぉぉぉぉぉ!!!!
【魔王】
トゥス!!!!

 

ばぼーん
↑小さな爆発

 

【???】
「・・・」
【カノン】
「え゛ええええええええ!?」
【魔王】
「ふう・・・
どうしたカノン。
何をそんなに騒いでいる?」
【カノン】
「なんなんですかなんなんですか!?
いまの・・・
どっこいしょーーって!?」
【魔王】
「そりゃおまえ・・・
創生の儀だよ。
ほら、できてるだろう?」
【カノン】
「いや、そりゃそうですけど、
なんか・・・その・・・へびみたいなのできましたけど・・・!」
【魔王】
「まあ、今回は転生悪魔どもの協力を得て、造り出したものだからな。
まあ、特別な儀ではあったが・・・
どうだ?
ラミアー?」
【ラミアー】
「ああ、問題ないよ。
魔王様のおかげでアタシの眷属は、
もう魔界にひろまりつつある。
感謝するよ!」
【モア・アーモイ】
「フゥフフゥ~
今回も滞りなく成功デスねぇ~」
【魔王】
「そのようだな。
まあ、元々魔界にいた種族ではないから、心配ではあるが・・・」
【カノン】
「ラミアー・・・さんですか・・・」
【ラミアー】
「ああ!
あんたが魔王様お付きの、カノンだね!?
造り出されるときに聞いたよ。
これからよろしく頼むよ!」
【カノン】
「あ、はい。」
(あ、なんかいいモンスターそうですねー・・・)
【魔王】
「ちなみに、カノンもああやって生まれたんだぞ。」
【カノン】
え゛!?
【魔王】
「冗談だけど・・・ってあれ、おい」
【カノン】
ど・・・どっこいしょー・・・
【モア・アーモイ】
「聞いてまセンねぇ~」
【魔王】
「お~い・・・カノン?
冗談だよ?冗談だから。
お~い?」
【モア・アーモイ】
「・・・

 

ああそうだ。ここで告知デスねぇ~
去年の、1周年記念「だいしんしょく」での、最後の企画として、あの時の音声をいくつか拾って目覚し家具を作ってみましたねぇ~

 

期間限定になりますので、よろしければお使いくだサイねぇ~」

2012/1/25(木) #27:まきぞく2

【カノン】
「♪~♪」
【魔王】
「あー・・・カノンの機嫌が直ってよかった・・・」
【モア・アーモイ】
「嵐のような日々でシタねぇ~・・・」
【カテリナ】
「なんというか、力でたたきのめされるのではないからか、
こう精神的にクるものがあるのぅ・・・」
【魔王】
「まあ、これに懲りて少し反省をするんだな。
まったく・・・辰年というのは面倒な・・・」
【カテリナ】
「そうじゃそうじゃ、外に出ているとロクなことにならんのじゃ。
よって妾は一歩も外に出ないことに・・・」
【魔王】
「まてまてまて、また昔に戻る気か!
誰もそこまでしろといっとらんわ・・・」
【サキュバス】
「なるほど・・・
たった数日でお屋敷が元通りになるとは・・・
さすが魔王様ですわね。」
【魔王】
「・・・」
【魔王】
(ぶわっ)
【魔王】
「うおお・・・サキュバス!?
いつの間に!?」
【サキュバス】
「あら酷いですわ魔王様。
せっかく私が選んだ家具をお使いですのに。
当然、私もセットで付いてくるに決まっているじゃありませんか。」
【魔王】
「なんか口調も変わってるし!?
それなら私はあっちのコタツに・・・」
【カテリナ】
「はっはっはっ!
コタツは妾が占拠したのじゃ!
見よ!この四方から出た手足・・・
妾とコタツは今、完全なる一体化を遂げた!」
【魔王】
「ちぃぃぃぃ!?
安息の場を失っただと!?」
【モア・アーモイ】
「まあまあ、サキュバスさんも、
またカテリナさんが暴れ出しても困りますし、
そのへんに・・・」
【サキュバス】
「黙りなさい石っころ!
私のハイヒールであなたを穴だらけにしてもいいのよ!?」
【モア・アーモイ】
「い・・・石っころ・・・」
↑ちょっぴりキズついた
【魔王】
「ええい、そっちもそっちでケンカするなと・・・」
【サキュバス】
「べ、べつにケンカなんて・・・
私と魔王様の間に入ろうとするので、
つい・・・」
【カノン】
「なんだか楽しそうですねぇ~魔王様・・・」
【魔王】
「ハッ・・・」
【サキュバス】
「ひっ・・・」
【カノン】
「サキュバスさんは、
魔王様の前だけではしおらしくなるんですねぇ~」
【魔王】
【カテリナ】
【モア・アーモイ】
「ふ、ふおおおお・・・
顔が笑ってない!
顔が笑ってない!!
顔が笑ってない!!!
顔が笑ってない!!!!
顔が笑ってない!!!!!」
【魔王】
「いやいやこれはだな、別に特定のなにがしとあれこれあったわけではなくてだな、
いやしかし、そういったきもちは嬉しくないと言えばうそになるのだが、そういっても、世話役はお前だけで十分であるわけでな?
決して・・・」
【カノン】
「はぁ~
ま、私は魔王様は、皆を大事にしておられる事は知ってますし、
いいんですけどね。」
【魔王】
「よーし、いいかサキュバス!
このようにして、私の命が危険にさらされることもあるのであるからして、
また用があったら呼ぶし、遊びに来ていいから、今のうちに逃げ・・・
いや、今日は帰っておいた方がいいぞ!」
【サキュバス】
「は・・・う・・・
くぅ~・・・
なんだか負けた気分よ~!
覚えてなさいよカノン!」
【カテリナ】
「・・・騒がしかったのう・・・」
【モア・アーモイ】
「あまりのショックでヒビが・・・」
【カノン】
「あ、そういえば、今日からいたPが3倍だそうです。」
【魔王】
「あ、ああ、そうだっけ。
ああ・・・
ああ・・・いいな。
この久々のとってつけた感というか、おざなり感というか。」
【魔王】
「いたPを貯めて、キャンペーンアイテムの交換券を買っておくと、
イイモノと交換できるので、今週もゆっくりまったりわグルま!をやろう。」

2012/1/19(木) #26:まきぞく

【カノン】
「○○×△△%!○□△□□%×○×□!!」
【カテリナ】
「・・・・」
【カノン】
「○○×△△%!○□△□□%×○×□!!」
【カテリナ】
「・・・・」

 

・・・・・・・

 

【魔王】
「・・・・」
【モア・アーモイ】
「・・・・」
【魔王】
「いや~・・・
今回のカノンはまた激しいな・・・」
【モア・アーモイ】
「もう一週間怒りっぱなしですカラねぇ~・・・」
【魔王】
「みろあのカテリナのしょんぼり顔・・・
私ならもうとっくに逃げているな・・・
あのテンション・・・よく持つよなー・・・」
【モア・アーモイ】
「フゥ~フフゥ~
しかし、お城といい、魔王様の住む場所というのはよく壊れマスねぇ~
アーモイ建設としても、これほどの修復回数は快挙なのデスねぇ~」
【魔王】
「半分くらいお前が勝手に私の家を改造するからだけどね?
こらこら、なぜ目をそむける。」
【サキュバス】
「ちょ!?
たまに魔王様に呼ばれたと思ったら・・・
なにが起きたの!?」
【魔王】
「おお、サキュバスか。
まあ・・・なんというか・・・事故だな。うん。」
【サキュバス】
「事故って・・・えぇ!?
か、壁に穴があいてるけれど・・・!?
どういうことなの!?」
【モア・アーモイ】
「まあ、日常茶飯事デスねぇ~」
【サキュバス】
「????????」
【魔王】
「おい、なんか、大混乱してるぞ。」
【モア・アーモイ】
「それはそうでショウねぇ~
彼女は、魔界のでもかなり高貴な種族ですカラねぇ~
この手のコメディには慣れていないのではないデスかねぇ~」
【魔王】
「コメディーって・・・
ああそうか、高貴で思い出した。それで呼んだんだっけ。
ちょっとイイ感じの家具製作を相談した時に・・・」
【モア・アーモイ】
「そうデスねぇ~
彼女らサキュバス属の方々には、
我がアーモイ建設もお世話になっておりますカラねぇ~
なかなか良いものをコーディネートして頂いたと思いますデスねぇ~」

【サキュバス】
「そ、そうよ!?
せ、せっかく魔王様のために、
一族のお屋敷を回って、選んできたのに・・・」
【サキュバス】
「天井と壁は穴だらけ・・・
床はキズだらけ・・・
気品の一つもないじゃない!」
【魔王】
「あそこのドラゴニアに言えドラゴニアに・・・」
【サキュバス】
「まったく・・・
こんなにもお慕いしているというのに、お城にも置いてもらえず、
私がどれほど・・・」
【モア・アーモイ】
「聞いてまセンねぇ~・・・」
【サキュバス】
「そもそも今回の家具にしたって、かなり以前からお話をいただいてたのに、
クリスマスぅーだとかおしょうがつぅーだとかで、
どんどん先延ばしになって・・・
いえ、べつに私はそのことについて怒っているのではなく・・・」
【魔王】
「ぶはっ!?
べ、べつにサボっているわけではなかったんだからね!?」
【モア・アーモイ】
「なるほど・・・
貴族は噂好きと聞きましたが、彼女はそれに次いで、
ぶっちゃけキャラのようデスねぇ・・・
今回の家具は、様々楽しんで頂けるよう、多少多めにご用意させて頂きました。
皆さまのお部屋をさらに飾って頂ければ幸いデスねぇ~」
【サキュバス】
「そもそも魔王様だってあの日・・・」
【魔王】
「ちょ!?
何を言う気だ!?
おいバカやめろ!
根も葉もない噂を流すんじゃないーーー!!」