概要
オーストリア連邦軍の装甲車。

↑東部戦線にて作戦行動を行うADGZ装甲車。
諸元
| 制式名称 | ADGZ |
| 鹵獲名称 | M35 PanzerWagen |
| 主武装 | 2cm KwK35 L/45 |
| 副武装 | 7.92mm MG34×3 |
| 鹵獲元 | オーストリア連邦国 |
| 重量 | 12t |
| 全長 | 6.26m |
| 全高 | 2.56m |
| 全幅 | 2.16m |
解説
オーストリア連邦軍が国境警備用にオーストロ・ダイムラー社へ発注した装甲車。1934年に量産型が完成し、1935年に量産が開始すると、これらはオーストリア連邦軍および治安警備隊に配備された。
しかし1938年にドイツがオーストリアを併合するとADGZは武装親衛隊によって接収を受け、1939年のポーランド侵攻にて運用されることとなる。ダンツィヒの戦いでは郵便局に立て篭もるポーランド軍に対して歩兵を擁して攻撃を行い、これは映像にも残っている。
1941年、独ソ戦が始まると武装親衛隊はオーストロ・ダイムラー社に対し25輌の追加発注を行った。その総数はオーストリア時代のものも併せて50輌程度だったとされている。これらは武装親衛隊のほか保安警察*1の第2~6警察戦車中隊、第1、13増強戦車中隊に配備された*2。
派生型
なし。
ギャラリー

↑後方に武装親衛隊員らを隠しながら前進するADGZ。

↑郵便局員の反撃によって攻撃が停止され、待機するADGZ。車体に「Sudetenland*3」と描かれている。

↑郵便局へ機関砲を射撃するADGZ。

↑冬季用白色迷彩を施したADGZ。

↑通信用の枠型アンテナを装備するADGZ。

↑ADGZと休憩をとる乗員。