概要
ラインメタル社が買収した名門銃器メーカー「ドライゼ」の名を冠する汎用機関銃の先駆。

↑MG13を射撃するドイツ兵。
諸元
| 制式名称 | MashinenGewehr 13 |
| 開発元 | ラインメタル |
| 口径 | 7.92×57mm |
| 重量 | 13.3kg |
| 装弾数 | 25発/75発 |
| 全長 | 1443mm |
解説
第一次世界大戦がドイツ帝国の敗戦という形で終わると、成立したワイマール共和国は厳しい軍備制限と賠償金を押し付けられ、自由に機関銃開発ができない状況となってしまった。しかし外国製武器を輸入して採用するのは軍が反対したため、秘密裏に開発が行われることとなる。
開発はドイツ帝国時代の水冷式機関銃を改造することで行われ、鈍重で機動性に欠けたため冷却方式を空冷に変更、ショートリコイル方式を採用した。また、連合軍が本銃の開発を察知しても誤魔化せるよう名前は"1913"の13から取られMG13とされた。これには1913年に開発された機関銃であると言い訳できるようにした意味があるとされる。MG34までとはいかずとも、本銃も汎用機関銃的な側面をもっており、軽機関銃や重機関銃、対空機関銃などと幅広い運用ができた。
1932年に制式採用されたが1935年ごろにはより高性能なMG34の登場によって国防軍ではほぼ使用されなくなり、余剰となった在庫はイベリア圏の国家に売却された。在庫にそのまま残されていた一部の本銃は第二次世界大戦初期の武装親衛隊や警察部隊に配備されたほか、国民突撃隊にも供与された。
アタッチメント・派生型
MG13k

銃身を短縮し戦車や航空機に搭載することができるようになった型。Ju87の初期型やI号戦車等に搭載された。
ギャラリー

↑偽装を付けてMG13を射撃するドイツ兵。

↑三脚に載せられて使用されるMG13。

↑MG13とドイツ兵たち。

↑対空照準器を搭載して対空射撃を行うドイツ兵。

↑MG13を射撃するドイツ兵。

↑三脚に載せられて使用されるMG13。