概要
PzB-38に代わって配備された対戦車銃。

↑PzB-39を使用するドイツ空軍降下猟兵。
諸元
| 制式名称 | PanzerBüchse 39 |
| 開発元 | グストロフ |
| 口径 | 7.92×94mm Patr.318 |
| 重量 | 12.6kg |
| 装弾数 | 1発 |
| 全長 | 1620mm |
解説
1938年に制式採用され、ポーランド攻略戦で初陣を飾ったPzB-38は複雑な機構と重量からまともに活躍することはなかった。そのため早急に改良が求められ、グストロフ社がそれを担当した。
まず機構複雑化の原因だった自動排莢を廃して手動で排莢することとし、金属製で重かった部品を木製のものに交換した。1940年のフランス・低地諸国攻略戦で積極的な運用が開始されたもののイギリス軍のマチルダ歩兵戦車やフランス軍のB1重戦車には歯が立たず、1941年6月の独ソ戦開始時点で25000挺が配備されて使用されたがソ連軍のT-34に射撃しても貫通することはなく、旧式のT-26軽戦車を撃破するので精一杯だった。こうして威力不足が明白になったPzB-39は予備訓練に回されたが、編成間もなく装備が足りない武装親衛隊の師団や二線級部隊に配備された。
確認できる後期の戦果として、1944年に行われた連合軍の大規模空挺作戦であるマーケット・ガーデン作戦が挙げられる。この際連合軍が装備していた軽装甲車両に対して使用されたPzB-39は少数だが戦果を上げた。
アタッチメント
なし。
ギャラリー

↑PzB-39を使用する兵士(手前)。

↑PzB-39を使用する兵士。

↑PzB-39。

↑PzB-39を使用する兵士。東部戦線冬季。

↑PzB-39を使用する兵士。