ヴェズレーの教会と丘

Last-modified: 2025-08-14 (木) 19:58:21

ヴェズレーの教会と丘は、フランスにある文化遺産である。

基礎データ

文化遺産
ヴェズレーの教会と丘
Vezelay.jpg
英語名Vézelay, Church and Hill
フランス語名Basilique et colline de Vézelay
所在地フランスfr.png
ブルゴーニュ=フランシュ=コンテ州
ヨンヌ県 ヴェズレー
登録年1979年
面積183 ha
ID84bis(2007年~)

ユネスコによる説明(日本語訳)

ヴェズレーのベネディクト会修道院は、9世紀に設立された直後に聖マグダラのマリアの聖遺物を手に入れ、それ以来重要な巡礼地となっている。聖ベルナルドゥスは1146年に第二回十字軍の説教を行い、獅子心王リチャードと尊厳王フィリップは1190年に第三回十字軍に出発するためにここで会談した。サント=マドレーヌ大聖堂は12世紀に建てられた修道院の聖堂で、彫刻が施された柱頭と門扉が特徴的なブルゴーニュ・ロマネスク建築の傑作である。

登録基準

この世界遺産は以下の登録基準を満たして登録された。

(i)人間の創造的才能を表す傑作である。
  • 柱や門の上部に精巧な彫刻が施されたヴェズレーのサント=マドレーヌ大聖堂は、ブルゴーニュ・ロマネスク建築の傑作である。
(vi)顕著な普遍的価値を有する出来事(行事)、生きた伝統、思想、信仰、芸術的作品、あるいは文学的作品と直接または実質的関連がある(この基準は他の基準とあわせて用いられることが望ましい)。
  • ヴェズレーは主要な巡礼地として叙事詩に歌われ、また十字軍に向かう王が参拝するなど、歴史的に重要なスポットである。

備考

ギャラリー

すべてユネスコ世界遺産センターから引用。

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