進行中の物事にリアルタイムでコメントを投稿するインターネット上のコミュニケーション。主にアニメ、スポーツなどテレビ番組やゲーム動画配信などに行われる。
リアルタイム処理に耐えるサーバが必要なため、実況専用でない掲示板での実況は禁止行為になっている場合が多い。
動画に音声でコメントや解説を付ける事も広義に実況と呼ばれる。
実況によくある光景
凝ったコメントを考える時間はないので短文や定型文が多用され、ネット上の流行語が反映されやすい。
性質上ネタバレを回避するのが難しく、下手に反応すると余計に付け上がる厨房も多い。
実況が終わってから議論が始まって荒れる場合があるため、馴れ合いを重視するサイトでは実況後即座にコメント投稿が打ち切られる。
お約束コメントが確立してる作品やコミュニティの場合、一人だけツッコミが違うと微妙に気まずい感じになる。
実況では大絶賛だった物がいざ商品化されると全然売れない事は日常茶飯事である。またコメント数をそのまま作品人気と勘違いして見当違いの自慢を始める事を『勢い厨』と呼ぶ。
元ネタ指摘コメントによって大体の年齢がバレる。
ゲーム実況
ゲームプレイを配信してコメントを付ける事。録画実況を投稿する場合とストリーミング配信がある。
マイクを使ってリアクションや意思疎通を図るスタイルがコメントを集めやすく人気があるが、喋りが苦手、大声を出せない環境などの場合メモや字幕、音声ソフトで実況する事もある。
タイムアタックや縛りプレイや制覇企画が開催される事が多い。RPGなどをクリアまで通しプレイする長時間実況を呼び物にする事もある。
その名のとおりゲームを実況する事が目的だが、某サイトではゲームタイトルをダシにして内輪の馴れ合い雑談の客寄せに使う事が常態化している。馴れ合いに憧れてに無理して雑談しているような実況では喋る事がなくなって歌って誤魔化したり、ただの愚痴実況になったりするケースも見られる。このような実況ではコメントもまとめブログ等の捏造を真に受けたお子様が受け売り解説を付けるなど見るに耐えない物が多い。
そのゲームをはじめてプレイするいわゆる『初見プレイ』は新鮮なリアクションを引き出しやすい人気のあるカテゴリだが、これを当て込んで自分から初見アピールしてコメントを請う構って行為が横行したため一時期より下火になっている。
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