ストレイ姉さんの糞noob殲滅作戦
~勝率50%以上に絶対なる方法~
ストレイ姉さん…NOOBZの良心。
ルクスたん …ストレイ姉さんのお気に入り愛車。クチが悪い。
スト 「みなさんこんにちはー」
ルクス「こんにちは糞NOOBども」
スト 「わ・わ・わ、ルクスちゃんそんないいかたしちゃだめだよ。真実は人を傷つけるって偉い人が言ってたよ」
ルクス「まさに」
スト 「このコラムでは勝てなくて勝率50%に届かない、毎回の経験値も少なくて辛い・・なんていう人に、
少しでも役に立てればと思っています」
ルクス「絶対?絶対に50%超えれるの?」
スト 「もちろん。ただし、ただ読むだけでなく“ちゃんと内容を読んで理解して、それを実践して練習”しなければ超えれません」
ルクス「それって当たり前じゃ…」
スト 「はい、当たり前です。でも、すぐにはできなくても、そういう目的を持って動けば
『何ができて何ができていないか』を振り返ることができるので、それをちょっとずつ出来るようにしていく。
それが上達の最も近道です。なかには『なにがダメなのかわからない』っていう人もいるかと思います。
そんな方々に少しでも役に立つように、これからお伝えしていくことはあくまでも
『勝率50%になかなか届かない人』向けにお話しする内容なんです」
ルクス「おまえもnoobだからなー」
スト 「なので『おれは52%あるので55%にしてくれ』というのは無理です。自分で頑張ってください。それでは、講義をはじめまーす」
WOTの必勝法はズバリ、2つあります。
■一つは「撃たれずに撃つ」
■もう一つは「プッシュとホールドを判断する」
(詳しくは後ほど解説します)
これらが出来れば、ランダム戦で苦戦してても、勝率50%以上には必ずなります。
えっ?当たり前?
えっ?そんなの無理?
確かに、いつもそうするのは難しいかもしれません。
しかし戦績の良い人は必ず上記の必勝法や同様の状況を自分で作って戦っています。
当たり前のことなのですが、自分に優位な状況で戦うから戦績も良いのです。
なかなか上手く戦えない人、勝てない人は、どの様な状況が「優位」なのか、
おそらくハッキリわかっていない方なのでは無いでしょうか。
逆に言うと、それさえ理解すれば、あとは実践するだけです。もちろん実践するのも簡単ではありません。
しかしひとつひとつ、自分の立ち回りを見直し、目的をもって動くことで、
あなたの戦績は間違いなく良くなると信じます。
少なくとも50%以上の勝率には達することでしょう。
なかなか勝てなくて悩んでるあなた。もっともっと上手くなりたいと思っているあなた。
このコラムがそんな方々の一助になればいいなと思っています。
【撃たれないは、芋とは違う】
初心者でありがちな状況として誰しも一度は失敗しているのが、
戦闘開始!
→さぁ前線へ!
→おっ、敵発見!さあ撃つぞー(停車)
→ドンドンガーン(被弾爆散)
→ええーっしんじゃったよ…
というトホホな爆散です。
それが何回か続くと・・・
ダメージもほとんど与えられず、経験値もお金もあまりもらえず、何よりあっさり死んでしまって楽しくない…
→撃たれるの嫌だな、次からはもっと後ろに、撃たれないようにしよう。
→おっ、敵が見えた!けど丘の向こうだ、撃てないな。
→おっ、また敵が見えた…けど、ミニMAPには敵のマークが出てるのに画面では見えないぞ?
まあいいや、まだ撃たれてないしくるまでまってやろう。
なんせこっちはじっくり狙いをつけているんだからフフフ
はい、これが俗に言う芋(=camper)の出来上がりです。
撃たれずに撃つ、というのは撃たれない場所でジッとする、とは全く違います
もちろん待ち構えて撃つこともありますし、それ自体が悪いわけでは無いのですが、
敵が見えたり現れてもダメージを与えられない場所に居続けるのは、攻撃機会を失い続けて
居ることになります。
つまり、あなたは戦場に「居るだけ」で戦闘の「役には立っていない」のです。
そんなの続けていたら、勝てる試合だって勝てないですよね。
サッカーで、シュートもパスも出来ない様な隅っこでボールが来るのをまって居る様なものです。
あなたはボールに触る機会を失い続けて、ただ転がって来るのを待っているチームメイトのことを
どう思いますか。
【1時限目】撃たれずに撃つ
では早速、必勝法その1である「撃たれずに撃つ」ということについてご説明したいと思います。
「撃たれずに撃つ」というのは、「自分に有利な状況で戦う」と言うことです。
では有利な状態って何でしょう。
いろんな考えかたがあると思いますが、私はWOTにおいて有利な状態は下記の順になると思います。
1:居場所がバレてない・撃ってもばれ無い
↓
2:居場所がバレてない・撃ったら見つかる
↓
3:居場所がバレている・撃てる
↓
4:居場所がバレている・撃てない.撃つと死ぬ
もちろんいつも"最も有利な"1の状況を作れれば負けることは有りません。
でもそんな状態を維持できるのはごく稀です。
じゃあ一体、それぞれの状況に置かれた場合、どの様に立ち回ればより有効なのでしょうか。
以下、それぞれの場面での動きかたと注意点を紹介したいと思います。
1:敵から見えていない/撃っても見つからない
→撃っても敵にばれ無い状態です。敵は見えない場所からあなたに撃たれて居ることになります。
相手に見えなければ打ち返されることは(メクラ撃ちでなければ)撃たれることは有りません。
つまり「ずっと俺のターン」です。この状態がもっとも安全な状態です。
リロードごとにありったけの弾丸をぶち込んでダメージを取りましょう。
ただし、調子に乗って撃っている途中で敵にばれた場合、倍返し(あるいはもっと)で攻撃されることを
忘れずにいましょう。
いまはばれ無いけどいつかバレるかも知れない…たとえそうなっても敵の射線から速やか逃れるための障害物や地形を近くに確保しておきましょう。
ただし…ココからが重要です。
スキル第六感が無い乗員である場合、そもそも敵にバレているかどうかも分かりません。
そんな状態で敵から射線が通る位置(つまり、こちらから撃てる位置)に身を晒してジッとすることは、
自分自身を狙い易いマトにして居る可能性も大いにあります。
少なくとも第六感を身につけるまでは「敵を撃てると言うことは敵も自分を撃てる」のだということを
頭に叩き込んで下さい。
ましてや自分が発砲すれば自分の位置が一気にばれ易くなります。
それなのに自分だけ「俺はまだ見つかってない」などと思っているあなた。蜂の巣待ったなしですよ!
「敵から見つからずに撃ち続ける」という、もっとも安全な射撃可能状態は、
その状態を保ったり安全だと判断するのが難しいです。
その判断を誤れば即、ガレージ直行となるでしょう。
慣れないうちは基本どおり「撃ったら隠れる」をキッチリと行いましょう。
いいですか? 【敵を撃てる=敵も撃てる】【撃ったらバレてる】忘れないように。
◆1の状態を作るには ・相手の視界範囲外から撃つ →だいたい450m離れていれば「その相手からは」見つかることは有りません。 近くに違う敵がいれば、当然それに発見される可用性はあります。 ・自分の隠蔽率を活用する。 →車両には隠蔽率が設定されており、これが高い車両は相手に見つかりにくくなります。 軽戦車や小型の戦車は比較的隠ぺい率が高く設定されているようです。 使用する戦車の隠ぺい率がどれくらいかは、こちらのサイトで確認できます⇒ http://www.wotinfo.net/en/camouflage 調べてみましょう。 軽戦車以外の車両は、動いている状態だと隠ぺい率は低くなります。 3秒以上静止すると「静止状態」に移行し隠ぺい率が上がりますので気を付けましょう。
★隠ぺい率を上げる要素(括弧内は隠ぺい上昇効果) ・茂みを利用する (◎) ※静止時、非発砲時 ・カモフラージュネットを装備する(○)※静止状態=3秒以上停止で発動 ・乗員スキルのカモフラージュスキルを獲得する(△~○)※スキルを持ってる乗員数とスキルレベルにより変動します ・迷彩塗装を行う(▲) ※効果は5%ほどなので、気休め程度かと
でもいくら茂みなどに隠れていても、やっぱり砲撃したら隠蔽率が一気にさがるため
「撃ったら隠れる」が基本です。
2:居場所がバレてない・撃ったら見つかる
前述の1の場合と比べるとよく有るケースです。
先ほどお話したとおり射撃する事によって隠蔽が下がり、自分の居場所を見られてしまう状況です。
このまま障害物などに隠れもせず、同じ所で射撃していると手痛い反撃をされるでしょう。
特にスキル第六感を持っていない場合、(たとえ1の状態であっても)今自分がこの状態であると
思っていたほうが安全です。
しかし逆に考えれば、こちらが撃つまで相手はこちらを見えていない(=撃てない)のです。
このため射撃するまで敵の弱点をゆっくり狙え、確実にダメージを生み出せます。
ですが射撃後は速やかに敵の射線から隠れる必要があります。見つかってますからね。
しばらく物陰に隠れれば10秒ほどで相手からは見えなくなります。
この「相手から見えなくなるまで身を隠す」ことを『視界を切る』とよく言います。
視界を切ることはどの場面でも非常に重要です。
誰だって「見えない相手」は狙えません。
相手に見られている状態では、こちらがいつ撃とうとしているか、いつ障害物からでようとしているかなど
こちらの情報がまるわかりです。当然、障害物から出る瞬間に撃たれたりしてしまいます。自走砲が狙っているかもしれません。
面倒に思いますが、「バレたら視界を切る」ことを心がけましょう。
話がそれましたが、まとめると
①射撃→②隠れる→③視界を切る これでまた①のバレていない状況を作り、ゆっくり射撃をできる状態での攻撃を続けることができます。 ①射撃→②隠れる→③視界を切る→①射撃→②隠れる→③視界を切る→①射撃→②隠れる→③視界を切る
3:居場所がバレている・撃てる
これはすでに敵に発見されているのが自分でわかっている状況での攻防です。
だんだん一方的に有利な状況ではなくなってきましたが、じつはこの状況も実戦ではよくある状況です。
次の4の状況も自分がバレている状況ですが、ここでは敵の射線から自由に撃たれない状況だと理解して下さい。
さきほどお話したとおり、「バレたら視界を切る」というお約束からいうと、あまりよろしくない状況です。
可能であれば視界を切り、相手に悟られていない状況に戻してから次の行動をとるに越したことはありません。
しかし市街地のにらみ合いなど、相手が見えていたりソコにいるのが明白な場合もよく有ります。
いまは撃たれないけど、撃ちにいけば撃たれる。
さあどうしましょう。あなたならどうしますか?
答えは3つです。
①相手の攻撃を受け流して攻撃する(=ノーダメージ)
②相手の攻撃をHPで受けて攻撃する(=ダメージ有り)
③にらみ合いを継続する(=HP温存・戦線の維持)
どれも正解でありますが、状況と車両により最適な答えを選択出来るようにしましょう。
でもどうやって?
①「受け流す」
→「撃たれる場合は最も硬い場所を撃たせる」
重戦車などの硬い装甲の部分を持つ戦車はそこに敵の攻撃を当てさせて敵の弾を弾き、
そのリロード中のスキを突いて攻撃を入れるということができます。
どうやって跳弾させるかは車両や地形などによって幾つかの戦術があります。
・昼飯の角度
・豚飯の角度
・ハルダウン
それぞれよく知られた戦闘戦術です。どういうものかは割愛しますが、分からない人は必ず調べて実行出来るようにトレーニングしましょう。
「撃たれる場合は最も硬い場所を撃たせる」ことは、非常に大切なことです。
撃たれるのはしょうがないことですが、撃たれる場所をできるだけコントロールする事ができれば、
ダメージを被る機会もぐっと減るはずです。
にらみ合いからの撃ち合いは、撃って撃たれてのターン制になります。
その中であいての攻撃を1発でも無効化できれば、そのターン制戦闘の勝利はアナタにぐっと近くなります。
逆にいうと、相手に攻撃を無効化されてしまうとかなり不利になります。
にらみ合い攻防ではこの無効化のやりあいになりますので、
自分の使っている車両のどの部分が
''一番信頼できる装甲で、どういう体勢だとそれを活かせるのか熟知して下さい。
それを知っているか知らないかだけで、勝負はついてしまいます。
②HPで受ける
→「撃ち勝てるシナリオを描く」
場合によっては被弾を覚悟で相手を倒しに行く、そんなケースもあります。
相手が残り1台であったり、あと1発で倒しきれるような場合に、ダメージを受けつつもこちらの攻撃が確実に通る場所に出てその1発を確実に入れて倒す、そんな場面が想定されます。
またHPに余裕のある戦車が相手の1発を受けることで、味方の他の戦車が安全に攻撃に出れるという効果もあります。
このため「ダメージを受ける」というより、「相手に撃たせてリロードのスキを生み出す」と書いたほうが正しいかもしれません。
■注意点
・当然、ダメージを受ける車両はそのダメージを許容できるだけのHPを持っていないといけません。
→敵の火砲の攻撃力、わかってますか?
・ダメージを受ける予定の相手以外の敵から撃たれない
→まだ未発見の駆逐戦車がいませんか?敵の後ろのスペースにいるかもしれない。
・相手に撃たせたあと、次のリロードまでに冷静に確実にダメージを与える
→じゃないと撃たれ損です。敵のリロード時間、自分の攻撃が確実に通る箇所、把握してますか?
このように、きちんと「撃ち勝てるシナリオ」をイメージできれば確実に相手を潰して行けます。
特に重戦車でよくあるシチュエーションですので、重戦車をよく使う人は上記の注意点をよく読んでください。
重戦車はただ壁になったり砲をぶっ放してればいいわけではありません。
相対する敵車両の情報・自車両の情報を照らしあわせて総合的に考え、
もっとも自分に有利に撃ちあえるように立ち回るテクニカルな面も必要とします。
というか、そういう立ち回りができる重戦車乗りは確実に戦績が良いはずです。
「撃ち勝てるシナリオ」を描ける戦車乗りになりましょう。
③にらみ合いを継続する
→味方が周りに少ない時、HPを温存し戦線崩壊を防ぐ
これは前述の①②とはすこし異なり、局地的な戦闘での勝利を急がず、
大局的な勝利を目指して自分のいる戦線を維持する目的の立ち回りになります。
つまり、戦わない、負けない、死なないことが重要なのです。
敵に攻撃を与えてダメージを稼ぐことは難しいですが、「少数で多数を引き止める」ということは別の戦場での数的有利を生み出します。
詳しくは別の講義にてお話しますので、ここでは詳細は割愛します。
4:敵から見えている/敵から撃てる
最も危険な状態です。
特に複数の敵ら射線が通っている場合は、一瞬でHPを失う可能性もあります。
丘の上や平原の真ん中などの見晴らしのよい場所で敵に発見された場合、このような状況になりやすいです。
気をつけて。
この状況は出来るだけ速やかに改善しなければなりません。
視界を切るか、撃たれない位置に身を隠しましょう。それまで生きてればの話ですが…
とはいえ、実は初心者やなかなか上達しない人は割と簡単にこの状況に陥っています。
なぜこんなに危険な状態にしてしまうのでしょうか?
それは「自分の置かれている状況をわかっていない」からです。
ここまでお伝えしてきた4つの状況は、すべて「敵からどう見えているか」が軸になって居ます。
つまり、自分の置かれている状況が分かっていない人は、敵から自分がどう見えているかがイメージできていない人です。
自分が敵から見えていて、かつ撃たれる場合、普通に考えれば撃たれないように逃げますよね。
でも、その場所が危険な場所だと認識しなければ回避行動は取りません。結果、集中砲火を受ける結果となるのです。
自分が、どの敵にどう見えているかを常に意識すれば、自ずと危険な場所には行かなくなります。
同時に、どこに敵が潜んでいるのか、どこに身を隠す場所があるのか、どこからどこに射線が通っているのか
…など、MAPの知識もきになって来るはずです。
そのような知識や経験はなかなか一朝一夕に身につくものではありませんが、
そのことを気にしながら戦闘を行うのとそうでないのとは、雲泥の差があります。
ただただ漫然とランダム戦を繰り返すのではなく、是非そういった知識や経験を蓄積させれるように意識して動きましょう。
できることなら、死んだあともすぐにガレージに戻るのではなく、上手い人の視点で試合を見る事で新たな発見があるかもしれません。
上手い人と小隊を組んでもらうのは近道になるでしょう。
下手な人の視点でも、反面教師として学ぶ事も多く有ります。
あ、あそこにいくと撃たれるんだ…とか、あそこに居ても自走砲の弾が飛んで来るのか…とか。
1戦から学ぶことは、あなたが考えているよりも、多いです。
スト 「皆さんわかりましたか?」
ルクス「思ったより難しいぞ。すぐに出来る気がしない。なんとかしろ」
スト 「そりゃそうです。上記にも有りましたが、WoTにはプレイヤーの知識や経験を必要とする部分も多く有ります」
ルクス「数こなせばいいのだな」
スト 「残念ながら数だけでもダメだと思います。
ちゃんと意識すべき点に気をつけながら、敵を撃破したり撃破されたりしながら、車両と地形の知識を蓄積していけば必ず実力になります。
逆にそういう意識がないと、1万戦やってもたいしてうまくなれません。実際、2万戦やっても勝率50%に満たないプレイヤーもよく見ます。
そうならないためにも1戦1戦を大事にして行きましょう」
→講義2時限目へつづく