Tier 3 ドイツ 軽戦車である。正式名称は「Pz.SpWg.II Ausf.L」。この「Pz.SpWg.」というのは「Panzerspähwagen」(読み:パンツァーシュペーヴァーゲン)の略で、ドイツ語で「装甲車」を意味する。「Pz.Kpfw.」ではない理由は後述。また、「Ausf.」は「Ausführung(アウスフュールング)」の頭文字で、意味は「~型」。つまり、本車は「II号戦車L型」ということになる。
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解説
Tier4のドイツ軽戦車。「Luchs」というのは「山猫」という意味で、愛称としてつけられた名称。II号戦車(Pz.II)の改良型を目指したもので、開発当時のコードはVK 13.03。改良を設計の段階から取り入れ、トーションバーサスペンションと挟み込み型の大型転輪を採用した改良された足回りや、より高出力エンジンを搭載し、また車体・砲塔とも既存の二号戦車とは大きく異なるものとなったため、採用・制式化の時にII号戦車(Pz.II)と区別するため、「戦車」の意味を持つ「Panzerkampfwagen」ではなく、「装甲車」を意味する「Panzerspähwagen」となった。
本車両は偵察枠としてTier7戦場に放り込まれることが多い。初期砲はあのLeichttraktorの初期砲と全く変わらない。しかし、ここまでの道のりで順調にモジュールを開発していたのならばまず搭載することはないだろう。本車の最大の特徴は、Pz.II Gでも使用できる3cm M.K.203機関砲であろう。通常AP弾でも平均貫通がなんと95mmで、Tier5の鬼、KV-1の正面も容易く貫通できる。全弾貫通した場合、総ダメージは約300と非常に高い瞬間火力を叩き出す。しかし、撃ち終わった後の再装填に20秒近くかかる。初期砲塔搭載で多少は短縮できるとは言え、それでも16秒ほど。装甲も高Tier戦場ではほぼ無と断言できるので、リロード中の隙をいかにカバーできるかが最大の問題。なお、高貫通かつ低単発なので、弾薬庫の損傷係にふさわしい車両ともいえる。
本車両の弾薬庫に関しては、砲塔真下の車体側面なのはドイツで安定。注意すべきなのは、砲塔の違いで砲塔内部の弾薬モジュールが変化することだ。初期砲塔では弾薬庫が一切ないのだが、改良砲塔だと砲塔裏の右寄りに弾薬庫モジュールが出現する。スペースに余裕ができたから弾薬を多く搭載できるようになったということだ。被験者の砲塔を見てから、どこの弾薬庫モジュールを破壊するか判断しよう。
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