インターシティ・エクスプレス 74系
74系は2016年度中に投入される新型汎用特急車両である。20編成以上を新造し、65系などを置き換える予定。
開発途中として発表されたイメージでは、白地にピンク色のデザインで発表されたが、開発途中ですべての特急車両のデザインを青系に統一することが決まり、急きょ本系列も青系の塗装を纏うことになった。
それだけではなく、開発途中では先頭車は流線形ではあるものの、前面展望はできなかった。しかし、これまで登場したパノラマ構造の車両が好評であることや、特急の次世代エースを担うことになるということを踏まえ、運転席を二階にし、パノラマ構造に変更している。なお、貫通扉を設けた先頭車は塗装の変更のみになっている。
編成は6+4の10連で、途中の分割併合を考慮し、中間に入る先頭車は貫通扉を設け、通り抜けが可能となっている。また、汎用特急ということで、いずれは4+4や、他形式と連結することも考えられるため、パノラマ構造となっている先頭車は密着連結器を装備し、連結しないときは格納されているが、スイッチ一つで連結器を出すことができる仕組みになっている。
外観は前述のとおり、新特急塗装に準じた青いラインが入っている。また、側面には和風を意識した金色の模様が入る。パンタグラフはこれまでにない形で、高速走行を意識し、騒音の発生を抑える構造となった。
走行機器は、主回路システムに当社初のPMSMを採用している。さらに、インバータにはフルSiCを採用している。これにより、消費電力が大幅に抑えられる見込み。そして車体傾斜装置も搭載している。これによりさらに高速化が図られる。
内装は間接照明や木目を多用し、豪華な内装を目指している。座席は緑色の座席を採用している。スーパーシートは6連側の1号車と4連側の10号車がスーパーシートとなっており、いずれも半室がスーパーシートとなっている。5号車は半室がビュッフェになっている。1号車、10号車は展望席を含む半分がスーパーシートとなっている。展望席は4列シートが3列配置され、定員は12人。展望席ではないスーパーシートは2人掛けと1人掛けで3列シートとなっている。スーパーシートは全席電動マッサージ機能を設ける。さらにシートヒーター、電動リクライニング、電動ヘッドレスト・フットレスト、個人用モニタを設ける。個人用モニタは当社初の試みで、車内で映画や音楽などが楽しめるほか、現在走行位置を確認することもできる。さらに車内販売の注文をすることもできる。
2016年度下旬に第一編成がデビューし、順調にいけば20編成以上が製造される見込み。
| 登場年度 | 2016年 |
| 分類 | 特急型電車 |
| 営業最高速度 | 130km/h |
| 設計最高速度 | 180km/h |
| 電気方式 | 直流1500V |
| 軌間 | 1067mm |
| 起動加速度 | 2.2km/h/s |
| 常用最大減速度 | 4.3km/h/s |
| 主電動機 | かご形三相誘導電動機 |
| 制御方式 | SiC-VVVF インバータ |
| 駆動装置 | WN駆動方式 |
| 保安装置 | ATS-T |
| 全長 | 21,200mm(先頭車) |
| 全幅 | 2950mm |
| 全高 | 3990mm |
| 集電装置 | シングルアームパンタ |
| 車体材質 | アルミニウム合金 |
| 開発会社 | 沢山重工 |
74系 車両設備のご案内
| 1号車 | スーパーシート・展望スペース・ビュッフェ | クロハ |
| 2号車 | 普通車・喫煙ルーム・多目的トイレ・ | モハ |
| 3号車 | 普通車 | モハ |
| 4号車 | 普通車・トイレ | モハ |
| 5号車 | 普通車・喫煙ルーム・車販準備室 | モハ |
| 6号車 | 普通車・お手洗い・運転席 | クハ |
| 7号車 | 普通車・トイレ・運転席 | クハ |
| 8号車 | 普通車・喫煙ルーム | モハ |
| 9号車 | 普通車・多目的トイレ | モハ |
| 10号車 | 普通車・展望スペース・スーパーシート | クハ |
74系 編成表
File not found: "74_Formation.png" at page "74系"[添付]


