残響は鳴り止まず 胸に残る
記憶にすがることだけ
上手くなってしまった
ひかり降る 平穏に誘われて
窓から見える
いつもの後ろ姿を探した
分かってる…
会えなくなるワケでもなくて
君が消えてしまうこともない
過去と違うことはひとつ
『答え』が知らせた見えない壁
残響は鳴り止まず 胸に残る
元の形が消えても
哀しみは消えません
綺麗だった音色も濁っていた
あのドアを開けなければ*1
知らずにいられたのに…
ぎこちない新たな二人の距離
何を話せばいいかも
分からなくなるなんてね
分かってる…
もう昔の二人ではない
むしろ『二人』と言う表現も
私の中で生み出した
元々滑稽な絵空事
後悔は行動の証と言う
けれど実らぬなら…そう
意味がない、それが恋
美しく散りたいよ
カッコ悪いよ…
独りですすり泣く日々
残響に交じるだけ
誰にも言えない感情
消えるどころか増してゆくから
もう1度だけ、ダメでしょうか?
この気持ちは迷惑でしょうか?
聞けないよ…
残響は鳴り止まず 胸に残る
元の形が消えても
哀しみは消えません
生きがいだった君が ここにいない
このドアを開けなければ
知らずにいられたのに…
独りですすり泣く日々
残響に交じるだけ