豪鬼(GOUKI)/瞬獄まとめ

Last-modified: 2020-04-30 (木) 05:49:13

瞬獄殺についてアレコレ。
滅殺豪波動が万能なため無理に狙う必要はないが、極めると強力な武器になる事はもちろん、使わなくともゲージ2本ある状態なら相手の行動を制限するカードになる。
自己満足としての欲求も満たせるのでゴウキを使用するモチベーションにしている人も多い。

瞬獄殺の性質

・コマンドは「弱P,弱P,6,弱K,強P」と順に入力。
・2ゲージ消費、全SAで使用可。
・投げ技。投げ間合い12ドット、発生1F、3F完全無敵
・全ての通常技,特殊技(着地際空刃含む)をキャンセルして出すことができる。
・コマンドの6の部分は3or9(前要素)で代用可。
・入力途中に他のボタンやレバー入力が混ざっても発動する。
・コマンドの後半は「6or3キープ(入れっぱなし)弱Kスライド(ずらし押し)強P」とするのが楽。
・ジャンプ通常攻撃後の着地の硬直を消す事が出来る。
(空ジャンプは着地1F硬直ガード可。技を出すと着地硬直2Fガード不能。着地即瞬獄発動なら着地1F硬直ガード不能後発動。)

瞬獄はガード不可の投げ技であり、投げられる状態の相手に密着して発動できれば確定する。
ただし、瞬獄はコマンドの性質上そのまま密着で発動させようとすると弱Pが当たって確定させられないため、安定して使いこなすには確定させるためのスキルが求められる。

瞬獄の狙い所(基本編)

代表的な発動シーンと入力方法。

○起き上がりリバサ瞬獄
ベーシックな守りの瞬獄。
密着おき攻めに対し問答無用で割り込む。
ダウン中は入力に余裕があり相手から密着してくるので一番出すチャンスが多い。
逆に言えば警戒されているのでゲージを2本無駄にする可能性もある。
○ダッシュ瞬獄
オーソドックスな攻めの瞬獄。
ダッシュ中に入力し、終わりると同時に残りの入力(弱K強Por強P)で発動させる。
相手のダウン中に少し離れたところで様子見するふりをして、起き上がりにいっきいけば決まりやすい。
簡単なうえに有効なので瞬獄になれていないうちはまずはコレを練習。
○近強Pスカし瞬獄(起き攻め)
意表をついたトリッキーな瞬獄。
技の印象で相手を釘付けにして瞬獄を決める。
小足,膝,リープ、投げ等、何からでも応用可。
(強Pは振りが大きく見えるので決まりやすい)
○投げスカし瞬獄
反撃確定状況やフォーローでの瞬獄。
相手の投げ無敵中に投げてシケてしまった場合に続けざまに入力する事でフォロー。またはソレを狙って。
昇龍スカり等への反撃やおき攻めにも。
○足払いガードさせ瞬獄
反撃を誘った釣りでの瞬獄。またはフォローとしても。
大足がガードさせ相手の反撃技の出際に発動するように。
弱Kまで入力しておくことで発生3F以上の遅めのSA(暗転後ブロ可能なSA)に対し暗転後に強Pを目押しして確定させられる。
ただし、暗転をまっていると普通の攻撃を食らうので余興程度に。
○遠強K>瞬獄
唯一の通常技からコンボでの瞬獄。
相手立ち限定、ユリアン,エレナ,ギルには不可(「フンドシ系には無理」と憶えよう)。
入力は強K後に全入力。事前に弱P×2をしておいてもOK。
○リープ瞬獄
択からの瞬獄。
リープで密着して発動。中段後のガード、投げ返し対し有効。
頭蓋をはさむ事で確実性が増す。
○J弱K瞬獄
あて投げ的な瞬獄。
着地後密着するよう高めにJ弱Kを当てて着地で発動。
J小攻撃は投げ無敵が早めに切れるのと、ヒットストップが短く着地後の行動の予想と対応がしにくいため瞬獄が入る。
J弱Kに限らず、高めでJ攻撃をあてて頭蓋瞬獄でもいい。
○J攻撃スカし瞬獄
対空ブロやグラップを意識させての飛び込み瞬獄

1)J通常攻撃を使う方法
直前に弱P×2+6。ギリギリに入力する事で攻撃を当てず着地する。J中Kを空ぶってからでもいい。
6ではなく9キープにすると着地後投げぬけが出来弱Kも出ないジャンプキャンセルでの発動になる。

2)斬空を使う方法
着地直前に斬空を弱P2回押しで出し、硬直復帰と同時に発動するように入力。
入力の猶予が長いので楽だが着地硬直が長く滞空中もスキが大きい。

瞬獄の狙い所(応用編)

使う使わないはお好みで。

○6中P瞬獄(以下「生頭蓋瞬獄」)
6中Pから根性入力での瞬獄。
3rdの入力ではダントツに難しく敷居が高いが、使えれば常時強力な打撃と投げの択としてアドバンテージを握れる。

頭蓋瞬獄には

  1. 「投げ間合いが広がる」
  2. 「相手の投げ無敵時間切れまでの発動を遅らす事が出来る」
  3. 「頭蓋の4F以降は投げ無敵なので投げられにくい」
    というメリットがあり、瞬獄を攻撃的に使う場合に必須のテクニックである。

原則として6中P入力後攻撃が出る14F以内に入力を完成させる必要がある。
以下はそのコツ。カッコ内は推奨する各ボタンを押す(1は全部スライドさせる)指。

  1. 6中P(薬)、弱P(中)、弱P(人)、6or3キープ、弱K(親)、強P(薬or小)
  2. 6中P(中)、弱P(人)×2,6or3キープ、弱K(親)、強P(薬or小)

弱P×2を6中P前の行動にしこんでおく簡易入力の頭蓋瞬獄もあり、確実性と汎用性の点で広く使われている。

○空刃頭蓋瞬獄
空刃をあててから相手のガードや投げぬけを誘って決める簡易頭蓋系では最もポピュラーな戦法。
空刃中に弱P×2をしこみ、着地6中P弱K強Pとする事で簡単に頭蓋瞬獄を発動できる。
起き上がりに目の前に着地して出すのも有効。

○小足頭蓋瞬獄
密着小足から頭蓋瞬獄で吸う。普通に先行入力すると小足>連打キャンセル弱Pになるので工夫が必要。

  1. 小足スライド弱P×2
  2. 2弱Kスライド中or大ボタンキープ>弱P×2
  3. 小足>生頭蓋瞬獄
    1.は、単純に小足の連打キャンセル受付前に素早く入力。
    2.は中or強が押しっぱなしだと連打キャンセルができないのを利用。封印ボタンはいつ押しいつ離しても良い。
    3.小足から根性入力。

○強Pブロらせ瞬獄
屈(近)強Pを当ててる間にに弱P×2,ブロ確認で発動。
攻撃をブロらせる事で瞬獄を確定させる。大攻撃なので瞬獄発動前に相手の反撃が確定する事が少ない。
(ゲージが2本溜まれば出す技に弱P×2を仕込んでおくと保険になる)

○ブロ瞬獄
ブロストップ中に入力。
ブロストップ中は最初のボタン入力を優先し発動するため、ブロ瞬獄は厳密には弱Pを空キャンし瞬獄することになる。
よってブロ中にすべての入力を完成すると弱Pだけになる。(入力が速い人は若干遅らせて入力すると出やすい。)
上記理由から、ブロ前に「弱P×2+6弱K」を先行入力しブロ中に「強P」を入力をする事で最速発動させられる。
絵としては弱P後にブロって、硬直中に強Pを押すとブロ後発動する。
同様に、起き上がりに弱Kまで入力しておくことでリバーサルにブロって強Pだけで瞬獄が発動する。

○SGGK瞬獄
前ブロ>6いれっぱ中P移動投げ>瞬獄と入力するとガードの相手には投げ、ブロ取れたら頭蓋瞬獄が出る。
投げスカりも瞬獄でキャンセルできてしまうのでブロを確認して発動すること。
慣れたら下ブロからも。

○対空瞬獄

  1. 屈入力瞬獄
  2. 生頭蓋瞬獄
  3. 足払いスカし瞬獄
  4. 近(屈)強Pブロらせ瞬獄
    1.しゃがんでJ攻撃をよけつつ入力し発動。対空瞬獄はコレが基本。最も簡単で実用的。
    2.は空中軌道が変化するため1が出来ない相手に対しブロしこみで出す。軌道の変化の有無を問わず決まる。
    3.は狙って出すより足払いを飛ばれた場合のフォローとして出す方が現実的。
    4.コチラの対空をブロられた時のフォロー。反撃をもらう可能性が高いので狙って出す必要は無い。

○百鬼空着地瞬獄
百鬼上昇中に弱P×2,6,着地直前に弱K,一瞬待って強P(又は空刃瞬獄の応用)。
頂点以降でボタンを押すと技が発動するため弱Pは頂点にいくまでに入力。
2回目弱P~弱Kまでは入力猶予は最大限にとり、低空で弱K、着地即強Pで発動。割とシビア。
通常技からキャンセルでだす場合は生よりやや遅めに入力。

○起き上がりリバサ昇龍瞬獄
瞬獄と昇龍の弱点を補いあった出し方。
昇龍のメッパも1ブロガードされればアウト。だが瞬獄にキャンセルすることでブロらればきまり、ガードされても相手が飛んで逃げてくれるのでOK。決めるというより画面端脱出用最終兵器。
昇龍を弱P×2(中or大昇龍+弱P×2でも可)で出し、レバーを3にいれて残りを入力すると、昇龍をキャンセルして出せる。

瞬獄の狙い所(キャラ別)

相手キャラ別の狙い目。ほぼネタ。

・VSアレックス
○スラッシュエルボーブロ瞬獄
取らせハイボン&レイドされても問答無用。

○EXスラッシュエルボー2段目赤ブロ強K瞬獄
EXエルボはガードしても何も入らないため2発目を積極的に赤ブロ。
この時強Kを出すと遠距離になるので強Kキャンセルで出すとコンボになる。

○スタンガンひきつけ生移動瞬獄
6中Pの投げ無敵でスタンガンを抜ける。
立弱Pで落とすタイミングで入力を始めると丁度いい。
ただスタンガン自体いないのでほぼネタ。

・VSダッドリー
○後ろ阿修羅瞬獄
被端起き攻めでK阿修羅でバラとダートを抜けて瞬獄。
ダド側は目押しに集中するため、ダートのヒットストップがないとタイミングが狂う。

・VSリュウ
○EX波動一段目ブロ瞬獄
中足等のキャンセルEX波動の一段目を赤ブロし、二段目を瞬獄の無敵で抜ける。
実戦で決めたら最高(これはジロー氏が※最高難度として紹介していた)。

※実際は最高難度という技術の及ぶ範囲で一番高度なテクというわけではなく、EX波動の1発目をブロる時の位置で成否がきまる。
1ブロ瞬獄というのは現象的にはブロ弱P空キャン瞬獄。難しいとされる理由は弱Pが出たと同時に2発目の波動があたってしまうから。
(ただし、瞬獄を弱Kまで入力してからブロった場合ならこの通りではない。)
これが波動の判定の先っぽをゴウキのあたり判定の一番手前で受けることにより2発目が遅れて当たり、弱Pを最速で空キャンすることによって瞬獄を発動させられる。
言い換えれば密着では出来ないし、殆どがこのような当たり方をしない。狙うなら2段目ブロ強K瞬獄である。

・VSいぶき
○6中Kブロ瞬獄
6中Kはいぶきの重要な接近手段の一つ。ガードしてしまうと大幅不利になる。
見てからブロれるものの隙が小さく普段は最速強昇龍で手打ちだが瞬獄なら確定。
瞬獄で勝利するための布石としてあえて前半はガードするのも瞬獄使いとしてはあり。

海外の瞬獄事情

海外では瞬獄が流行した時期がある。動画は一見の価値あり。

・''海外で瞬獄は「Raging Demon」と呼ばれる。
''この場合のRagingは「猛烈な」「ものすごい。並外れた」というニュアンス。
Rageだと「大流行の~(be all the Rage.とか人気者の意も)」という使い方もするので、海外で(とくにUKのゴウキ使いに)瞬獄殺が大ブームというニュアンスも含んでいると解釈すると面白い。

・「頭蓋瞬獄」は「KARA Raging Demon」と呼ばれている(弱Px2仕込みを含め移動瞬獄全般)
・「生頭蓋瞬獄」は「True KARA Raging Demon」と呼ばれている(KARA = 空キャンの意)

・瞬獄を得意とするジロー氏の影響で、UKでは「1ブロ瞬獄」や「連ブロ→生移動瞬獄」のことを「JIRO'z Demon」と呼ぶ者もおりリスペクトしている。
さらに「SGGK瞬獄」は、彼(ら)にソレを伝授したジロー氏の名を冠し「JIRO Demon」と呼ばれている。
その様子は以下のLinkより確認できる。

某UK人によるジロー氏の手元を映した動画
(1) Jiro teaches Kara Raging Demon (Slow)
(2) Jiro teaches Kara Raging Demon (Fast)

帰国後(?)にUKゴウキ使い(多分)のharmonaz氏による生移動瞬獄マスターまでの道(感謝を忘れない紳士)
(1) WTF KARA RAGING DEMON?

そして「JIRO Demon」はこんな次元へ(#5にInspired by JIROの表示あり。JIRO Demon VS JIRO Demonは必見)
(1) SF3 Akuma Raging Demon Exhibition by RX50cent

未整理ネタメモ

近強K空中2ヒット>瞬獄が着地につながる?
12限定?
灼熱追い越しネタ
ブロらせ確認からの「確定」瞬獄
昇龍すら問答無用
最速ブロ瞬獄検証

以下追記予定


以上、2007.7/28時点
文責:3rdちゃんねるゴウキスレ258
 ゴウキスレの皆様ありがとうございます。
to 258氏、ちょびっと追記しときますた
to 258氏、また追記しとはますた

20120512、オリジナルを尊重しつつ全体的に修正。不明瞭な点と間違えは削除。
移動瞬獄を頭蓋瞬獄に改め。
移動可能な技は頭蓋以外にも屈強K、近強K、遠強P、屈中K等があり誤認を防ぐため。