619 名前: ろじゃー(0dQNL3o2) 投稿日: 2003/08/12(火) 00:07 [ IRiY2cVk ] 3 しぃはさびしいと死んじゃうのか 今日ぼくは本屋へ行くとちゅう、しぃを見つけました。 「さーてパワパフの18禁同人誌買いに行くぞー」 「ダッコ♪」 ぼくが歩いているとしぃはまえあしをつきだしてダッコをようきゅうしました。 『ウゼェ死ね。キサマはそこら辺のキモいしぃヲタにでもダッコされてろや』と、 たいへんやさしくやんわりとことわるとしぃはおこりました。 「シィィ!!ダッコシテクンナキャ、サビシィ!!ダッコォ!」 「はぁ?さびしい?何そんな言葉でだまされるとでもお思いで? カナブンのフンにもおとるひぎゃくAAがなめたこと言うんじゃない」 「ダッコー!シィハサビシィトシンジャウンダヨォ!!ダコ、ダコ、ダッコー!!」 「ウゼぇな、そんならダッコしてやるよ!…背骨が折れるくらいの、な!」 そう言うとぼくはしぃをマシュマロをあつかうようにダッコしました。 「オラオラクソしぃさん!キサマの好きなダッコだァ!」 メリ、メリ、ググィとへんな音がします。 「イ、イダイヨォォー!コンナノマターリジャナイヨォォ!!」 「っるせぇな、大好きなダッコで死ぬんなら本望だろ!早よ死ねェ!」 「イダ…ィ…ダ…!!…ジィ…」 しぃはぼくのダッコがきもちよくてねむってしまいました。 ぼくはねむったしぃのかふくぶをやさしくけりage、ドブ川に いれました。 さて、つぎのじっけんがこの時きまりました。 さっきしぃは『シィハサビシイトシンジャウ』だのたわごとを言って ました。ほんとうに、しぃはさびしいと死ぬのかをじっけんします。 「バターカップ(;´Д`)ハァハァ」 ぼくはまじめにどくしょしながら、じっけんほうほうをかんがえました。 まいかいこのじっけんほうほうにはなやまされます。 きぶんてんかんにまどをあけて外を見ると、しぃとギコ猫が何だかさわいでました。 ぼくはふしぎにおもって外に出てその2ひきのそばによりました。 「ゴメン、しぃちゃん。バイトがおくれて…」 「モウ!シィチャン3プンモマッタンダヨ!?シィチャンノキチョウナ イッショウヲロウヒサセテ、タノシィ?」 「そ、そんなことないよゴルァ。バイトがさぁ…」 「モウイイ!シィチャンノキゲンソコネタバツトシテ…ソウネ。 『フランス料理 ド・クーオ・マンドクゥッセ』デゴチソウシナサイ! ソレデガマンシタゲルワッ」 「ええっ!?そ、それは無理だよゴルァ。この前 『料亭 擬古母羽』でごちそうしたばかりじゃないか!それに…」 「ハニャァ?カワイイシィチャンニイケンスルノ?アナタテイドノギコ猫、 コノカワイイシィチャンニハイクラモスペアガイルンダカラネェ」 620 名前: ろじゃー(0dQNL3o2) 投稿日: 2003/08/12(火) 00:08 [ IRiY2cVk ] 「分かったよ…『ド・クーオ・マンドクゥッセ』に行こう…」 ぼくはそばで見ていてあまりにもギコくんがかわいそうだったので 次のじっけんに使うしぃはこのお高くとまったくそしぃにしようと 思いました。 しぃはギコくんのお金でさんざんのみくいしたあと家に帰りました。 家といってもてっきんコンクリートのじょうとうな家なんかじゃなくて、 いつたおれてもおかしくない、小さな木せいのほったて小屋です。ぼくは 木のふしあなからしぃのようすを見ました。 しぃの家にはお母さんと寝たきりのおじいちゃんギコしかいないようです。 家でもしぃはごうまんです。 やさしそうなお母さんしぃが『おかえり』と言うと 「ウルサイワネ、コエカケルナ!」 と言い返しました。 さらにおじいちゃんが 「しぃや。水を…水を…おくれ…」 とかすれた声で言うとしぃは 「ジブンデツギナヨ、コノシニゾコナイ!」 と言い捨てました。さらにわざと聞こえるように 「サッサトクタバレバイイノヨ」 と言いました。ゆるせません。 しぃはまた外にでました。別のギコをたぶらかすのでしょうか。 ぼくはしぃのあたまをちかばにあった木のこんぼうでたたきました。 しぃはしばらくしっしんしてました。 *用いするもの* しぃ 1ぴき とくちゅうのこうすい てきりょう その間に『消臭』や『防臭』のけんきゅうをしているお父さんに たのみごとをしました。それは『つけた本人はなにもかんじないけど まわりの人間(AA)にはとても臭いと感じるこうすい』をつくってもらいたいのです。 お父さんは『AAニオイ研究学会』の会長でいともかんたんにブツをつくりました。 それをしっしんしたしぃにふりかけ、元いたばしょにほうちします。 それから三時間後、しぃは立ち上がりました。 「ハニャ?シィナニシテタンダロ?」 と、いっしゅんふしぎがりましたがおよそ3びょうで「マッ、イッカ」なぞと ぬかしてまのぬけたステップをふみながらあるいてました。 そのうしろをこっそりぼくはついていくことにしました。 するとしぃはアッシー君(しご)のギコを見つけはしりました。 「アッ、ギコクン♪キョウハ…」 いやしく何かをようきゅうしようとしたその時、ギコは逃げ出しました。 「うわっ、臭ッ!吐きそうだぞゴルァ!」 「ハニャッ!?チョット、カワイイシィチャンカラニゲナイデヨォォ!!」 しぃは自画自賛しながら逃げるギコをおいました。 「うわぁぁ!?臭い、臭いぞこのクソしぃ!」 ギコはさらにスピードをあげてにげました。 しぃはなぜギコが逃げたか少しとして分かっていません。 自分がいしゅうをはなってる-----そんなことゆめにも思いうかばないでしょう。 ちなみにぼくはとくせい鼻せんをつかっているので臭いません。 「ナニヨナニヨ。イマノヴァカギコ。アトデコウカイシタッテシラナイカラネ」 しぃはやっぱりきづきません。まあ、お父さんにそう作るようたのんだからとうぜんか。 「ハニャ…」 621 名前: ろじゃー(wNWdMiVA) 投稿日: 2003/08/12(火) 00:08 [ IRiY2cVk ] しぃの目にでぃとその子どもがうつったようです。 そのでぃの子どもはびょうきのようで、親でぃはひっしでかんびょうしているようです。 しぃがあくまみたいな笑いをしました。 「アノキタナイノヲアボーンシヨウット!」 かたやきびしいせかいで子どもとともにひっしで生きるでぃ。 かたやそれをこわそうとする天然のすくいようのない糞しぃ。 『つめのあかでもせんじてのませたい』と言うのはこうゆうことでしょうか。 「キタナイディハ…」 「ウ…ウジィィ!?」 でぃはしぃのいようなにおいをかんじ子どもをかかえ走りだしました。 でぃはしぃにくらべてしんたいてきのうりょくが落ちているので、しぃは おいつけるとか信していましたが、そのにおいのいじょうせいになみのしぃの 何倍ものスピードを出しました。 しぃはぽかんとしています。 「ナンテアンナニニゲアシノハヤイディガ…コレジャウサバラシガ…」 第2のうさばらしのひょうてきが見つかったようです。 うじゃうじゃとチビギコやワッシィ、それにレコやフサまでいます。 「コンダケイタラ1ピキクライニゲオクレルデショウネ…」 しぃはなんせかつての同ほう[でぃ]も平気でぎゃくさつするくらいだから、 じぶんよりよわいものにようしゃなくおそいかかります。 「ハニャーッ!」 しぃはとびかかりました。いっせいに、チビたちがちりぢりになりにげだします。 その中で2ひき、チビフサとチビでぃがはでにこけました。 フサは歯をふるわせながらおびえていました。そして鼻をおさえています。 あまりの臭さにはんげきできないようです。 「毛ダラケノトキタナイチビ…シィチャンノストレスカイショウニナッテ クレルンダネ!ウレシィ!」 「やめてデチ…こわいデチ…臭いデチ」 「クサイ?アアコッチノチビディネ。アークサイクサイ」 臭さにはんげきできない…と思いきやチビでぃがしぃのみぎあしにかみつきました。 「ッシイイイィィィィ!?アンヨ、アンヨガァァァ!!」 このチビでぃぎゃくたいのよって鼻がきのうしなくなっているようです。 なので臭さをかんじないのでしょう。 チビでぃはきばをうならせるとそのままみぎあしの皮をかみちぎりました。 白い毛が雪のようにふります。 「イダァヨオォ!イ、イダァヨォ!!」 もんぜつしながらしぃはもがきます。そのすきにチビでぃとチビフサはにげました。 しぃはびょういんにいきましたが臭さがりゆうでもんぜんばらいされ、 くうふくをみたすためにヨシノヤにはりいろうとしましたが店いんのあんちゃんに ボコられました。 622 名前: ろじゃー(wNWdMiVA) 投稿日: 2003/08/12(火) 00:09 [ IRiY2cVk ] 「臭ぇ奴ぁくんじゃねェ!」 店いんのあんちゃんの一言がしぃののうないをもたげてることでしょう。 しぃは泣いています。 「ハニャァ…ダレモアイテシテクレナイヨォ…」 しぃが道を歩いているとみないちようににげだします。 モララーも。ギコも。ドクオも。アヒャも。みんなどこかへはしりだします。 「サビシイヨォ…カナシイヨォ…」 しぃは泣きじゃくってます。 泣きぬれたきたないつらがまえで家にはいると、やさしいお母さんはもちろん 寝たきりで立つこともおっくうだったおじいちゃんまでアメリカのギャクアニメ風に 人型の穴をかべにあけてにげだします。 しぃはうるさく泣いたあとほうちょうをもちだして自分のみゃくにあてました。 白い毛が赤くそまります。 このじっけんから分かったこと @しぃはさびしくなると本当に死ぬ @なんじゃくなアッシー(しご)のギコもいる @やっぱバターカップ(;´Д`)ハァハァ… おしまい