しぃ族の脆さ

Last-modified: 2015-07-11 (土) 07:03:41
615 名前:アブ板初心者 投稿日:2005/09/24(土) 15:26:45 [ Jt3Kg2ZI ]
二作目を投稿してみます
評価よろしくお願いします。
前半スタート
僕は名も無いギコ…の筈だったんだけど最近博士業について名前をもらった。
名前は「ギギコ」と言うらしい。
本当はもっと長い感じなんだけど、今まで使うこともなく
生きてこれたし、いらないと思ったからギギコでイイと言った。
ギギコの名前の由来は、昔「PORORO」細胞を発見した「ポポロ」から来ているらしい。

「ギギコ博士ッ!」
この人はフッサール君。凄く元気があっていい人、よくご飯ご馳走になっている。
「一体どうしたんだい?」
「しぃ族の脆さの実験の結果が出ました!」
今までの場合(モララー博士)
            ,___________,
            l     l |  /     l
            |     '/ ̄ヽ       |
            |  --(゚∀゚ ∧∧r――――――――、
            | ∧∧ヽ,(`(゚∀゚,| 脆いから脆いw   |
            |(゚∀゚ )´)l`l   `ー――――y――‐‐′
            |アナタモギャクサツシマセンカ?l
_____、 r―――‐――、 ̄ ̄ ̄´,,..:;)    r‐-、‐-、
| ,___,_,l .|:::.. 「 ̄ ̄ ̄`l.:l     (.,,:;ソ ∧_∧   ヽ,丶
| |[][][][][][][]| |:::.. | ⌒  ⌒ l.::|      ・━(・∀・ )ノ'  ヽ丶
| |[][][][][][][]| l;;::. l ⌒ ⌒ |.::|       ('`,   _ヽ‐-    ヽ、丶、
| |[][][][][][][]| l´⌒'トー--―‐l´^l      ,ノ⌒ヽ、 ハ_,)      /` /
| |[][][][][][][]l ,ヘ`、 ̄// ̄ ̄// ̄ ̄ヾ、(_,,人__,,)、丶     / /
| l[][][][][][][]| ト\  / /   //   / ヽ (,_/         ′  /
l ' ̄ ̄ ̄ ̄' |」_ト、\  //   / /   ヽ l_,jヽ、 `ト‐‐‐rー--‐/
' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   \\/ //     / // ヽr‐, r‐,ヽ_,、_,_,,/
             ト 「`ー‐―――‐―‐―     l_,j   l_,j
              l,l_|´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
モララー博士の説で今まで通ってたからね…
僕はいましぃ族の研究をしている。
しぃの頬についている*の意味とか、
どうして自己中なのか…とかね。

ラボに行ってみる、ソコにはガラス張りになった部屋がいくつもあった。
「見ててくださいね」
そうすると、フッサール君はケースに「本物しぃ」と汚い字で書いてある所に言った。
僕もついていってみた。するとソコにはありとあらゆる虐殺の仕方が書いてあるスイッチがあった。
「マズは癒死形…と」
フッサール君がボタンを押すと大きい鉄の塊がしぃの上に落ちていった。

「えっ…」
それがしぃの最後の言葉だった。
ぐちゃ
この鈍い音と共にしぃは、目が飛び出て、鼻から脳みそが出て、お腹からは内臓、
指はただの肉の塊、毛は一気に赤色に染まった。

「グロテスクだね」
とりあえずそれだけは言った。
「しぃは、上からの衝撃に弱いらしいんです」
ふーん、そうなんだ。
「じゃあ次はコイツ。」
次は「アフォシィ(暴れる注意)」と書いたケースに行った。
前半終わりです。

616 名前:アブ板初心者 投稿日:2005/09/24(土) 15:27:15 [ Jt3Kg2ZI ]
後半スタート
「チョット!! サッサトココヲ ダシナサイヨ! マターリノカミガ ユルサナイワヨ!」
てめーの言うマターリの神はいるのかどうか子一時間問い詰めたい、
と心でツッコンどいてフッサール君に続いた。
「えーとコイツの場合は、これだな」
フッサール君は「細菌感染」というボタンを押した。

そしてラボが数秒沈黙した後、アフォは言った。
「ナニヨ! ナニモオコラナイ ジャナイ! ヤッパリ マターリノカミサマハ ミテイルンダワ!」
アフォは踊りながら言った。
しかし、踊っている間にドンドンしぃの体にぶつぶつができていることにしぃは気付いていなかった。
そして、しぃが決めポーズらしいものを取った時、事は起こった。

ボトン
落ちた。しぃの片腕が落ちた。
よく見てみるとしぃの腕は腐って黒くなっていて、肉はスカスカになっていた。
「ナ…ナンナノヨコレー!!ハニャーーーン!!シィノオテテー!!カエシテヨー!!」
しぃは座って腕を一生懸命くっつけようとする…けどくっつく筈も無く。
悲しい事に座ったときに脚も腐って…落ちた。ボトリと。

そうするとフッサール君はビンに入ったハエをガラスケースの中に入れた。
するとハエは一直線にしぃに向かった。
「シィィィィィ!!バッチィ ハエサンナンテ コナイデヨーーー!!」
ハエはしぃの頭に止まろうとしたのかしぃの頭に触れたその瞬間…
ア フ ォ の 頭 が 落 ち た 。
いやぁこんな簡単に落ちるなんて、脆い脆い。

するとフッサール君は言った
「しぃは細菌への抵抗力も低いんです」
へぇ。すごいなぁ。
「じゃあ次ですよ」
次で最後らしい。「ちびしぃ」と書いている

「早く出してください。出さないとあぼーんしますよ」
あぁ本当生意気、キモイ、ムカつく。2年前のアイツの子供に似ていると思うのは僕だけ?
「じゃあ最後ですしぱっぱと行きますか」
最後のボタンは…「熱放射」だ。

フッサール君がボタンを押した。
すると一気にガラスから熱気が来た。
「なんですかこれは!?」
ちびしぃはどんどん汗だくになっていった。
そして数分後、ちびしぃの状態はどんどん悪くなっていた。

「ハニャ… オミズ… コオリ… 」
僕は楽しそうなので言ってみた。
「お前に水をやろうか?」
そういった瞬間、ちびしぃの顔が変わった。
「ハニャーーー!!オミズーー!!ハヤクダシナサイ!!」
…もうアフォになってやんの。
「じゃあ…86×4600÷37-25+500は?」
今思いついた問題文を言ってみた。

そういって、少したった。いつまでたっても変化が無いので見てみたら、
顔の裏側が骨むき出しになっていた。
「少し遅かったみたいですね、ギギコ博士」
「うん本当」
「ところでさっきの答えは何なんですか?スグイッタケド」
「1万1166.89189」
「即答ですね」

そしてこの研究結果を発表するともう大絶賛。
フッサール君はもっと大きな所に行くらしい。
チョット悲しいけど出世するためだもんね。とか思ってるとフッサール君が来た。
「博士!俺、博士の所にいたいですよ!」
「…だめだよ。僕にはそんな趣味は無い」
軽いジョークのつもり。ホモな趣味が無いのは事実だしね。
「でも、俺…」
「出世するためだ。こんな所じゃ駄目だよ」

「分かりました、さようなら」
フッサール君も行った
さて、今日からまた1人だ。大変だ。         END