クス―リ 1

Last-modified: 2015-06-07 (日) 10:26:13
30 名前: クスーリ1 投稿日: 2003/01/26(日) 11:20 [ DVZd3WjQ ]


私はあの日しぃ子に誘われた・・・
「ネェネェ チョット・・・」
聞いてみるとそれは格安でドラッグが手に
入るという内容だった。
繰り返しの日常に退屈していた私はしぃ子ともう一人の親友、
しぃ美とクスリを買い求めに行った。

 薄暗い街灯の下に黒いコートを着た男が立っていた。
なかなかカッコいいモララーだったと思う・・・。
「よう、アンタかい?しぃ子さんてのは?」
「ソッソウヨ・・・。」
「緊張しなくてもいいぜ。3人か?どれくらい欲しいんだ?」
しぃ美と私は黙っていた。緊張していたのだろうか・・・。
「ハジメテダカラワカンナイノ・・・」
しぃ子とそのモララーのがやりとりを進めていった。
「なぁに。初めから知ってるヤツなんて滅多にないさ。
 用意してあるから、こんだけで5万。手ごろだろ?」
そのモララーは茶色い封筒をコートのポケットから取り出した。
「イ、イイワ。ハヤクチョウダイ!!」
しぃ子とそのモララーは封筒と金を交換するようにした。
「よし。ま、止めようと思ったらいつでも止めれるし
欲しいと思ったらまたメールくれよ。」
「ア、アリガト」
「グッジョブ!!」
そう言うとそのモララーは車で去っていった・・・。

    3人でトイレに入り封筒の中の白い粉を分け合った。

 その後自分の部屋で粉を付属していた説明書どうりにした。
あのモララーが書いたのだろう・・・。汚い字だった。
なかなか水に溶けなかった。焦っていたのか・・・。
付属していた注射器にそれを入れて、説明書どうりの場所に打った。
針が痛かったし、別に気持ちよくもなんともなかった。
代わりに無性に眠くなってくる。ベットに寝転んでるうちに
深い眠りに落ちた・・・。

 
              続くのか・・・