63 名前: 小説が好きなだけの厨房1/2 投稿日: 2003/07/23(水) 21:48 [ zE/NDIAY ] 私はしぃ、ただの一匹のしぃ。 でも他のしぃとは違って一つ考えた事がある。 それは、何故モララー達は理由無しに命を奪っていくのだろう。 その答えを見いだす為に私は人里離れた森から出ていく事にした。 勿論それなりに体は鍛えたし武器だって扱える。 ただ弱いしぃを頃す為に拳銃を持ってるようなやつらにまけるような腕はしていない。 ナイフや刀、その他銃兵器位だったらそれなりに扱える。 私が必死になってここまでのし上がるのに笑って居るしぃも居たがそれでも鍛えた。 たった一つの答えの為に・・・ 私は虐殺厨と呼ばれるモララー達が居る都会に着いた。 そこには死んだまま放置されているしぃの死体がそこらじゅうに散乱しており。 食料を求めてゴミ箱を漁る者も居た。 しかしその口調は何処か陽気でしゃべり方も私とは違って半角カタカナで長文を喋っていて聞き取りにくい その上自分の事意外はどうでもよいと言うような奴らばかりで私は呆れた。 たまに「ゴハンチョーダイ」と言いながら寄って来た者も居た。 無視すると「カワイイシィチャンニナンニモヨコサナイナンテギャクサツチュウヨ」といきなり怒りだしついには殴りかかって来た なので私はそいつを昏倒しその場から立ち去った。 何十分か歩くと一人のモララーに遭遇した。 右手には血がべったりと付いたナイフを、左手にはキラキラと光る美しい刀が握られていた。 少し様子を見ていると一匹のしぃがそのモララーに寄りそりダッコを要求していた ダッコ何てくだらない事を良くも知り合いでも無い奴に頼める神経が同じしぃ族としてゾッとした するとモララーは左腕を上にあげるとそれをとても早いスピードで降ろした そのしぃの肩に。 その肩からは血が止めど無く流れ。肩を無くしたしぃの足下には先ほどまでダッコをねだっていた 形のまま腕が落ちた。 「シィィィィィイ!!イタイ!シィチャンノオテテガナイヨォォォォオ!」 と、しぃがわめきだした。 モララーは返り血で所々赤にそまり左手の刀は見事な紅色に染まっていた。 その姿を見てモララーはうすら笑いをうかべながら顔を蹴り飛ばした。 さらにわめくしぃを見て非常に満足した顔をうかべるとモララーはしぃを空中に投げ そのまま腹を刀で斬った 皮がちぎれ肉が裂け骨が切れる。 そして下半身と上半身から血がだらだらとだらしなく垂れている。 二つになったしぃは無言だった。 モララーが腸を引きずりだしても全く動かない。 既に屍だったようだ。 モララーは声を出さなかった事に舌打ちをするとそのまま歩みだした。 私はそんな光景を見た後すぐさまそのモララーに話しを聞きに行った。 私は手の中にナイフを隠していた。刀何かを受け止める為だ。 特に同じしぃ族が死んだ事は気にとめなかった、多分あんな馬鹿らしい行動をとっていた仲間に呆れていたのだろう 464 名前: 小説が好きなだけの厨房2/2 投稿日: 2003/07/23(水) 21:49 [ zE/NDIAY ] 「失礼します。私はあなたに少し質問をしたいのですがよろしいでしょうか?」 と右手にナイフを握りながら問いかけた。 モララーは私に気づいたようで「こいつアフォしぃじゃないな・・」と独り言を言うと それはどんな質問ですかと聞き返して来てくれた。 私は「何故あなたはしぃを殺すの?例えあんな物でも命は命なのに何故殺すの? それとあのしぃ達は何?」 と聞いた。 「私はあのしぃにダッコをねだられたから。殺さなければ仲間を呼ばれて集団でダッコさせられる。これは正当防衛だ。」 と返して来た 「正当防衛と言ってもただ自分を守る為だけに命を奪う野蛮な行為かもしれないよ?」 「・・・・」 「それに殺す事に意味はあるの?生きていくのに必要も全くないのに?」 「殺す事に意味はあるさ。いやないかもしれない」 「?」 「楽しいじゃないか。あの糞虫共を頃すのは、殺す時や命を奪う前に出す命乞いの言葉や悲鳴。 血が飛び出る光景。ボロボロに成った死体・・・」 「他の奴らが言う音楽や絵画やダンスさ。悲鳴や命乞いが音楽。非道く殺した後の死体が絵画。 殺すときの動きがダンス。」 「音楽や絵画やダンス。どれもこれも生きていくのに別に必要では無い。意味もない。」 「だけど楽しい。楽しいじゃないか!しぃを殺す事に俺は芸術を感じている。」 「血や内臓が引きずりだされた死体を見ると非常に感激するし怯えながら命乞いをする声や死に声を聞くとホッとする 綺麗な動きで格好良く奴らを殺すと非常に満足だ。」 「だから奴らを殺す。それだけだ」 「それに奴ら見たいな害虫はとてもうざったいからな。お前見たいに利口な奴は殺しても面白くなさそうだし生きる価値もあるしね」 「それだけの為に命を奪う何て・・・」 「にしても彼奴等はお前とは大違いだな。飯を盗むわ強盗をするわ。 挙げ句の果てにはダッコ要求と来たもんだ。全く呆れるよ・・」 「そういう理由で殺してるのが本音?」 「楽しいからの方が本音だ」 私はこいつらが勝手だと思ったがここに居るしぃ族が確かに不必要だと思った。 「君もあいつらを頃さないかい?あんなアフォな奴らいらないだろ」 コクリとうなずいた。 そして今、あのモララーに習った事を試して居る所だ。 自分の子を4人抱え。お腹に赤ん坊を身ごもったしぃを一人目の前にして。 まず一匹の子供に体重を掛けていく。 私は軽いのでだんだんと力を加えて。 ミシミシと頭蓋骨から鈍い音が聞こえてくる。力を加えるたびに少し大きくなる。 唐突に「グチャッ」っと他人からすればあまり聞きたくない音がした。 しかし今の私にはとても心地の良い音楽に聞こえた 足下には目玉が飛び出し、肉が殆ど細胞となり 脳の断片が所々飛び散って居る無惨な肉塊が有った その肉塊を拾い集めて母親の顔面に投げ飛ばしてやった。 母親は卒倒した。 その間に他の子供達を火で炙ったり油の中で揚げたり ハンマーで殴り殺してやったりした。 母親の目を覚ましてやった。目の前には我が子の死体が所々にあり その光景を見て信じられないと言う顔をした。 私は腹を思いっり殴ってやった。 ・・・ッと言いながら赤ん坊を出して居た。 その赤ん坊は目もまだ完全に出来ておらずとてもグロテスクな体をむき出しにした。 その後はその子供を鷲掴みにして母親の口の中にいれかみ砕かせるように顎を動かした。 口の中からまだ未完成の内蔵や脳が出てきて非常に気持ちが悪かった。 そして最後に顔をショットガンで撃ちとばした。 我が子の血で赤く染まった顔は銃声と共に無くなり後ろの壁にベッチョリと付いていた。 私は悲惨な光景を後にしてその後の満足感に浸りながら思った。 次はどんな頃しかたをするか、と