神聖なる虐殺

Last-modified: 2015-06-07 (日) 10:27:20
15 名前: 缶(BCDhnK6I) 投稿日: 2003/01/23(木) 22:47 [ B//WcyXs ]
実は俺もやってみたかった。
と、何事もなかったように書いてみる。

ここは子供が仲良く遊ぶ場所、ゆとりを取り戻す場所、世間話をする場所。
ごく普通の公園でごく普通に人々はその光景を目にしている。
しかし誰も動揺はしない。
ごく普通の光景だから。
血と臓物にまみれたちびギコとしぃの死骸と、
彼らの身体と心を弄び血や血とはまた違った体液をその体に浴びている人々。
これらはごく普通に存在している。
何らいつもと変わらない光景。
腐臭なんてどこでもする。
それが普通、そんな世界。
昔はみんな共存していた時期もあった。
だがちびギコやしぃには元々はっきりとした人権は無く、
いつからかそれらの虐殺は人々のブームとなった。
もちろんかなりの数から通称虐殺派は反発を受けたが
虐殺、というモノには止められない快感があり、
誰にも虐殺をやめさせることはできなかった。
反対していた人々も段々そういう空気になれ、
もうほとんど誰も気にしなくなった。
こうして今に至る。

16 名前: 缶(BCDhnK6I) 投稿日: 2003/01/23(木) 22:48 [ B//WcyXs ]

日杏モラ牙、
彼はこんな当たり前のようになった虐殺に嫌気が差していた。
だから彼は今日も仲間と共に人気のない場所で「神聖なる虐殺」をおこなっている。
「シィィィィィ!シィガ何シタノ!!?」
しぃの耳がもげ、大量の血が噴き出す。
それと同時にしぃが痛みで転げ回った。
「別に何もしていない。ただ弄れば面白そうなんだよ、お前」
そういいながら腹の肉を断ち、仲間と共に腸を引っ張り出す。
しかし痛みを感じているのかいないのかすらわからない程
しぃの顔はさっきまで叫び回っていたとは思えないくらい冷静に
自分の腸と耳を見つめている。
「シィノ・・オミミ・・・シィノ・・・オナカ・・・」
しぃはそう言いながら自分の腸を腹の中に戻そうとする。
いくら戻してもすぐ飛び出したがしぃは全く気にせず何度でも腸を自分の中に戻そうとする。
そうしているうちにしぃの声は段々小さくなり、とうとう聞こえなくなった。
そして少しの間痙攣を起こしたがやがて動かなくなった。
(そうだ・・・この感じ。俺はこの妙な感覚の為に虐殺をしてるんだ・・・)
何度も見てきた光景だがその度に新鮮さを覚える。
まだ午前中、今日はまだまだ時間がある・・・(とりあえず終わり)