204 名前: 耳もぎ名無しさん 投稿日: 2003/02/11(火) 18:25 [ TI0yiiSI ] 「ワッチョイワッチョイ」「オニーニ ワッチョイ!」 空には雲1つない良い天気。今日もおにーに兄弟が広場で踊っている。 と、そこにモナーがやってきて声をかけた。 「やあ君たち、お願いがあるモナけど」 「何でちか?」 「実は今度町内で祭りをやるんだけど、そこでの出し物が決まらないモナ。 是非君たちに踊ってもらいたいモナ」 兄弟は喜んでOKした。今までキモゴミと虐められてきたがやっと認めてもらえたのだ。 「オニータン、コレデ町ノ人ト仲良クナレマチカネ?」「きっとなれるデチ。さあ練習するデチ」 2人は毎日遅くまで練習した。 そして祭り当日。兄弟は緊張しつつ舞台に上がった。 「初めまして。おにーに兄弟デチ。一生懸命踊りまチュ」「ワチョオ!」 2人は踊り始めた。「ワッチョイワッチョイ!」「オニーニ ワッチョイ!」 突然そこに何かが飛んできた。兄弟の前に落ちたかと思うと鋭い音をたてて砕けた。 「ワチョオオオオ!?」「イタイイイ!」 2人は悲鳴をあげて倒れた。その体にはいくつものビール瓶の破片が突き刺さっていた。 のたうちまわる2人の前に複数のモララーが現れた。皆手にビール瓶やウイスキーを 持っている。 「何がワッチョイだ。うぜーもん見せやがって。酔いが覚めたろうが!」「何で祭りで キモゴミなんざ見なきゃなんねーんだよ。あー酒マズッ!」 「そ、そんな。僕ら頼まれて・・・・・」 「言い訳すんな!おい皆やっちまおうぜ」 その言葉を合図に一斉にモララーが襲い掛かった。殴り蹴り目を潰しケツの穴にビール瓶を 差込みレイ-プと笑う。 「や、やめて!弟だけは」「ワチョオオオオオオオオ!オニータン タチケテエエエエエエ!!!」 夕方、祭りは終わり後片付けが始まった。生ゴミ捨て場にモナーが青いポリ袋を担いで現れた。 「いやあ、助かったモナ。あいつら町の珍グループで毎年祭りで暴れるから困ってたモナ。 でも今年は君たちをぶちのめして満足したのかとっとと帰って祭りは無事だったモナ」 そう言うとポリ袋を放り投げた。ポリ袋はグチャと音を立てて地面に落ちた。 「ホント、感謝してるモナ。君たちは町の仲間モナ」 終わり