私立マターリ学園

Last-modified: 2020-10-31 (土) 00:59:07
118 名前: モラ作(1/7) 投稿日: 2003/12/03(水) 22:03 [ PlwzD0jk ]
「私立マターリ学園」
それはAAが通うAAの為の学園である。
そしてこの学園は、何故かアフォしぃも生徒として受け入れていた。

朝、学園の敷地内にある並木道を3匹のしぃが登校してきた。
「キョウモゲンキニ シィシィシィー! ミーンナナカヨク ハニャニャニャン!」
相変わらずのアフォな歌を歌っている。
いくら教育を受けいても、所詮はアフォしぃということか。

「ハニャ!?」
その内の1匹が何かを見つけた。
「アンナトコロニ ディガイルワ!」
そのしぃの指差す先、並木の根元に1匹のでぃが横たわっていた。
おそらく虐待されたしぃの成れの果てなのだろう。
まだ生きてはいるものの、手足は片方が根元からちぎれ
目は潰されて、耳はちぎれかけた状態でぶら下がっていた。
「ナンデ シィチャンノガクエンニ ディナンカガイルノヨ!」
「キット シィタチノマターリヲ ジャマスルツモリネ!」
「キタナイディハ アボーンシナキャ!」
しぃ達はかつての同族に向かって口々に叫んだ。
いくら教育されても、アフォしぃに思いやりの気持ちは身に付かないようだ。

しぃ達はでぃをぐるりと取り囲んだ。
その手には、いつの間にか虐殺棍棒が握られていた。

119 名前: モラ作(2/7) 投稿日: 2003/12/03(水) 22:04 [ PlwzD0jk ]
「キタナイディハ シニナサイ!」
しぃ達は一斉にでぃに向かって棍棒を振り下ろした。
ボゴォ!! グシャ!!
棍棒が残されていた手足を砕き、耳はちぎれて吹き飛んだ。
「キィ! キィィィ!!!」
でぃは精一杯の悲鳴を上げたが、しぃ達の手が緩むことはなかった。
「コレデトドメヨ!」
最後の一撃がでぃの脳天をグシャリと潰した。

「ハニャーン! スキーリシタワ!」
「マターリノショウリダネ!」
しぃ達は爽やかな汗を流しつつ、自らを称えあった。
「デモ コノゴミハドウスルノ?」
1匹が足元の肉塊を指す。
「ナンデシィチャンガ ゴミノソウジマデシナキャイケナイノヨ!」
「ソウヨ! コンナキタナイノハ モラサクニマカセレバイイノヨ!」
「ソレモソウダネ!」
しぃ達は肉塊を放置して歩き出した。
「ソウイエバモラサクッテサァ キモイトオモワナイ?」
「ウンウン モララーミタイナレットウシュノナカデモ トクニキモイヨネ!」
「ソレニフケツソウダシ オシッコノニオイトカシテキソウ・・・」
しぃ達はハニャハニャ笑いながら校舎の方へと去っていった。

だが。
木陰から今の会話を聞いていた者がいた。
ジャージ姿に汗で黄ばんだタオルを首にかけている。
彼の名はモラ作。この学園で住み込みの用務員をしていた。
「く、糞虫どもが! この俺を馬鹿にしやがって!!」
モラ作はわなわなと怒りに震えながら、しぃ達が去った方向を睨みつけていた。

120 名前: モラ作(3/7) 投稿日: 2003/12/03(水) 22:04 [ PlwzD0jk ]
その日の放課後、しぃ -今朝の3匹の内の1匹- は遅れて下校するところだった。
たまたま日直の仕事が残っていた為、他の友達は先に帰ってしまったのだ。
「マッタク ナンデシィチャンガ ニッチョクナンテザツヨウヲ シナクチャイケナイノヨ!?」
しぃはぶつぶつと文句を言いながら下駄箱のふたを開けた。
「ハニャ!? コレハ・・・」
下駄箱に入っていたのは、小奇麗な封筒だった。
表には「しぃへ」とだけ書かれていた。裏を見ると、差出人の名前はギコだった。
「コ、コレッテモシカシテ・・・ラブレター!? ハニャーン! ドウシヨウ!」
しぃは飛び上がって喜んだ後、はっとなって周囲を見回した。
「ダレモミテナイワネ・・・」
誰も見てないのを確認すると、しぃは封筒を開け手紙を読んだ。

「しぃへ
今までずっと黙っていたけど、俺はお前のことが好きだ!
お前と二人きりで話がしたい。もしよかったら
放課後に視聴覚準備室まで来てくれないか。
P.S.
誰にも見つかるんじゃねぇぞゴルァ! ギコより」

「ハニャーン! ホウカゴニフタリキリ・・・モシカシタラ ソノママコウビナンテ・・・キャーー!!」
しぃはあらぬことを想像しながら、視聴覚準備室へと向かった。
視聴覚室は校舎の最上階にあり、準備室はその隣だ。
既に生徒の殆どが下校しており、しぃは誰にも見つかることなく其処に到着した。
「ココナラダレニモミツカラナイワヨネ。 アァ・・・ドキドキシチャウ!」
しぃは一度小さくガッツポーズを取って気合をいれ、静かに扉を開けた。

部屋の中は真っ暗だった。
既に日は傾いているが、それだけが原因ではない。
窓に暗幕が引かれており、外からの光を遮断していた。
「ギコクン? シィダヨ・・・?」
しぃは恐る恐る部屋の中に入った。
部屋の中に人気は全く感じられなかった。
もしかして、手紙はただのいたずらだったのではないか。
しぃがそう落胆しかけたとき、背後で誰かの気配がした。
「ギコクン!?」
しぃは振り返ると同時に、ドスっと腹を殴られた。
「ウ・・・」
遠のく意識の中でしぃが見たのは…ギコではなくモラ作の醜い顔だった。

121 名前: モラ作(4/7) 投稿日: 2003/12/03(水) 22:05 [ PlwzD0jk ]
ぴたぴたと頬を叩かれる感触で、しぃは目を覚ました。
体が動かせなかった。両手足が荒縄で縛られたいたのだ。

「おぅ、目が覚めたか糞虫?」
目の前にモラ作のにやついた顔があった。
「ハニャ!? モラサク!? ナンデココニ・・・ ギコクンハ!? ギコクンハドコナノ!?」
「ハァ? 馬鹿かお前。あの手紙を書いたのは俺さ」
モラ作は手紙をしぃに見せ付けて笑った。
「こんな手紙で騙されるなんて、流石は糞虫の脳みそだよなぁ」
「ヒ、ヒドイ! シィヲダマスナンテ! セッカクギコクントコウビデキルトオモッタノニ!
コノナワヲホドキナサイ! アンタナンカコウチョウニイッテ クビニシテヤルワ!」
しぃはヒステリックにまくしたてた。

「おい、糞虫。お前状況ってもんが分かってないようだなぁ」
モラ作はニヤニヤ笑いながらしぃに近づいてきた。
「ナ、ナニヲスルツモリ!? シィチャンニナニカシタラ ユルサナイカラ! コノヘンタイ!!」
「ふん。何をするかって? お前の望みを叶えてやろうと思うんだがな」
モラ作はそう言って、太くて硬いモノを取り出した。
「ハニャ!? ソ、ソレハ・・・」
「どうだ、ギコのよりも大きいだろう?」
モラ作が取り出したモノ…
それは今朝しぃ達がでぃを殺したときに使った虐殺棍棒だった。
「ソ、ソレヲドウスルツモリ!?」
「お前コウビがしたいって言ったよなぁ?
これだけでかけりゃ、淫乱なお前でも満足できるだろう」

モラ作はしぃの身体をうつ伏せにし、尻を突き出すような格好にさせた。
「イヤァ! オナガイヤメテェェ!! ダレカタスケテェェーーー!!」
ようやく何をされるか理解したしぃは、大声で助けを求めた。
「いくら叫んでも無駄だぜ。この部屋は完全防音だからなぁ」
モラ作が棍棒の先端をしぃの恥部に当てた。
「ほれ、コウビコウビ~って言ってみろ」
「イヤイヤァ!! ソンナノハイラナイヨゥ!!」
しぃはどうにか逃れようと、身体をくねらせる。
「そうやってケツを振って、ギコを誘惑してたんだな」
棍棒を握る手に力が入る。
「この糞虫が! いつも俺を馬鹿にしやがって!!」
「ハギャァァァァァァ!!!」

122 名前: モラ作(5/7) 投稿日: 2003/12/03(水) 22:05 [ PlwzD0jk ]
太くて硬い棍棒が、しぃの恥部に突き刺さった。
「どうだ、棍棒の味は?」
「イタイィィーー! イタイヨォォーー!! ヌイテェ!!」
しぃの顔は苦痛に歪み、目からは大粒の涙が溢れていた。
「なにが痛いだ。散々コウビしまくってガバガバなんじゃねぇのか?」
モラ作はいやらしい笑みを浮かべると、棍棒を更に奥まで入れようとする。
「ヒィィィィ!!!」
しぃの恥部は棍棒によって限界以上に押し広げられ、血がにじんでいた。

「オ、オナガイ! モウヤメテェェ!!」
「おい、糞虫ぃ」
モラ作は急にドスのきいた声になった。
「お前今朝、俺のことを小便臭いとか言ってたよな?」
しぃは応えることができずに、首を振ってイヤイヤをする。
「いつもしーしー小便臭ぇ声で鳴いてるのは、てめぇの方だろうがっ!!」
モラ作は怒りに任せて棍棒を押し込んだ。
「ギャァァァァァァ!!!!」
ブチブチィっと何かが裂ける音がした。
それと同時に棍棒に伝わる抵抗が緩くなった。
「ひひひ、裂けちまった」
血と体液にまみれた棍棒が引き抜かれると、しぃの恥部から大量の血が溢れ出た。

「ジ、ジィィ・・・シィノアソコ・・・ヘン・・ダヨォ・・・・」
「これじゃもう使い物にならねぇな。
俺も楽しもうかと思っていたが…まぁいい」
モラ作は引き抜いた棍棒を部屋の隅に投げ捨てると、しぃを縛っていた荒縄を解いた。
「ここからは虐待ショーの始まりだ!」

しぃの身体を無理矢理に立たせると、思いっきり顔を殴りつける。
「シィィィィィ!!」
しぃは吹き飛んで壁に激突し、そのまま崩れ落ちる。
「オラァ、どうした糞虫ぃ!」
モラ作の残忍な声が部屋の中に響いた。

123 名前: モラ作(6/7) 投稿日: 2003/12/03(水) 22:06 [ PlwzD0jk ]
「もう弱っちまったのかぁ? だったら元気にしてやるぜ!」
ブチィ!!
モラ作の手がしぃの片耳をもぎとった。
「シィィィィ!! シィノオミミィィィーーーー!!!!」
しぃはお約束の悲鳴をあげ、床を転がって悶絶した。
「おうおう、元気になりやがった」

今度はしぃの目に手をやり、一気に抉り出す。
「シィノオメメェェ!!」
「活きのいい目玉だ、精がつくぜぇ!」
抉り取った目玉をしぃの口に詰め込み、吐き出せないように口を押さえる。
「ヴヴッ、ヴヴヴヴヴーーーーーー!!!」
しぃは目のあった場所から、涙の代わりに血を流していた。

「よぉし、次は爪の手入れだ!」
モラ作はペンチを取り出すと、しぃの手を掴んで爪を力任せに引き抜く。
「ハギャァァァ!!! ハ、ハヒィィィ!!!」
「オラァ、もっと泣け、喚け、叫べ!!」
その後もモラ作は手を緩めず、しぃを痛めつけていった。
まるで今朝のでぃに対してしぃがやったように…

「キィ! キィィィ!!!!」
いつの間にか、しぃの悲鳴はでぃの奇声へと変わっていった。
「はぁはぁ…、殺さずに痛めつけるってのも難しいよな」
しぃがでぃと化したのを確認すると、モラ作はようやく手を止めた。
そして部屋に設置してあるAV機器を操作する。
キュルルルっとビデオテープの巻き戻される音が響いた。
モラ作は途中で巻き戻しを止め、再生ボタンを押す。

『どうだ、棍棒の味は?』
『イタイィィーー! イタイヨォォーー!! ヌイテェ!!』

室内のモニターに先程の様子が映し出された。
それは部屋の天井に設置してあるカメラで撮影したものだった。
「よしよし、うまく撮れているな」
モラ作は満足げにうなずいた。

124 名前: モラ作(7/7) 投稿日: 2003/12/03(水) 22:06 [ PlwzD0jk ]
「おい糞虫。冥土の土産に教えてやるぜ。
なんでお前ら糞虫がこの学園に入学できたか分かるか?
それはこうやって撮影した虐待ビデオを闇業者に売り飛ばす為よ。
結構儲かるらしいぜ。お前らが払う学費以上にな」

モラ作は笑いを堪えきれずにいる。

「それにな、俺のことを校長に言っても無駄だぜ。
なにせこの計画を考えたのは校長だからな。
まぁ俺はそのおかげで楽しい思いができるんだがな」

「ウ、ウジィィィ・・・」
足元で弱々しく奇声を漏らすでぃを見て、ふんと鼻で笑う。
「お前にはもう何を言っても理解できんか」
モラ作はそれだけが残念だと言わんばかりにため息をついた。

「さて、あとはお前をそこら辺に放置しておけば
明日の朝には糞虫どもが始末してくれる。
俺は自分の手を汚す必要もないって訳だ。頭良いだろ?」
モラ作はいそいそと撤収準備を始めた。

もう外は夜の闇に包まれていた。


次の日の朝。
「キョウモゲンキニ シィシィシィー!」
昨日の2匹のしぃが登校してきた。もう1匹のことは気にしてないらしい。
「ハニャ!? マタディガイルワ!」
「マタナノ!? ディノクセニ コリナイワネ!」
しぃ達が見つけたのは、もう1匹の成れの果てだった。
「マタアボーンシナキャ!」
しぃ達は昨日まで友達だった存在に残忍な目を向けた。

所詮アフォしぃはアフォのまま、その裏の陰謀に気づくことなく。
そして悲劇は繰り返される…。

-完-