197 :身分相応逆淘汰 (1/13) :03/10/04 21:28 ID:4YqXplW8 ┌────────────────── | …もう地球には帰れないの…? └───v────────────────────── /ヽ |通信系もヤラれたからね。オシマイだよ、俺達。 / | └───v────────────────── / \ | |幸いこの星が地球に似た環境で / \| |よかったけど… / \ └───v──────────── \ \ \ \ ∫∫  ̄ ̄\ \ プスプス ∧_∧, ミ/《(\ヽ巛/\へソヽ\ ∧_∧ ∧_∧ Xヘ ハヾ X (∀‘; ) (∀・iii ) (∀^; ヽ| 198 :(2/13) :03/10/04 21:28 ID:4YqXplW8 ┌─────────────────────── |私達、ずっとこの星から出られないのかな…? └─────v────────────────── |ガナー、元気を出して。 |助かる方法を考えましょう。 └──v────────────────────────── | …研究成果を地球にもって帰れば | 俺も一流と呼ばれる人間の仲間入りだったのに… | こんなトコで終わっちまうとはな。 └──v──────────────────── ∧_∧, ∧_∧ Xヘ ハヾ X ∧_∧ ( iiT-‘) (∀^; ヽ| ( ii-∀-) ( つと ) と つ ( つと ) ヽ_つつ ((_つ (⌒)-(⌒) ,∧_∧ ∧_∧ X ノ ハヘ X ∧_∧ ( ii‘-‘) |゚ノ ^∀^) ( ・∀・) ハニャーン ( つと ) § ) ( つと ) ダッコ ダッコ ヽ_つつ ((_つ (⌒)-(⌒) ∧ ∧ (゚ワ゚*) とと ヽ ヽ___)…● 199 :(3/13) :03/10/04 21:29 ID:4YqXplW8 ┌───────────────────────────── |ちっ、しぃは気楽なモンだぜ。 |実験動物代わりとして認可されて船に乗せてたアフォ女だけど |もう用無しだよな。あの低脳っぷりを見てると腹が立ってくる。 |食いブチを減らすためにも、頃した方がいいんじゃないか?? └────────────v────────────────── ,∧_∧ ∧ ∧ ∧_∧ X ノ ハヘ X ∧_∧ (Д゚ ,,) ( ii‘-‘) |゚ノ ^∀^) ( #・∀・) と つ ( つと ) § ) ( つと ) | )~ )) ヽ_つつ ((_つ (⌒)-(⌒) (/^ヽ) ∧ ∧ ダッコ (゚ワ゚*) コウビー とと ヽ ヽ___)…● ┌────────ヘ──────────────────────── |それはやめときなさいよ、ここだって未開の地ですもん、 |最初に危険なことを試して貰ったりと、まだ彼女にも利用価値はあるわ。 └───────────────────────────────── ┌──────────────────────────────── |皆聞いてくれ。この近辺を調査してきたが、 |飲用できる水も豊富で、土壌も地球の穀類の栽培にも適しているようだ。 |半年分の宇宙食もあるし、この星でも食用に出来るものを探しながら |当面は生活していけるかもしれないぞ。 └─────────────────────v──────────── ,∧_∧ ∧ ∧ ∧_∧ X ノ ハヘ X ∧_∧ (゚Д゚,,) ( ‘∀‘) |゚ノ ^∀^) ( ・∀・) と つ ( つと ) § ) ( つと ) | )~ ヽ_つつ ((_つ (⌒)-(⌒) (/^ヽ) ∧ ∧ ハニャニャ (゚ワ゚*) ニャーン♪ とと ヽ ヽ___)…● 200 :名無しさん@お腹いっぱい。 :03/10/04 21:29 ID:2LeGBrqy ┌────────────────── | …もう地球には帰れないの…? └───v────────────────────── /ヽ |通信系もヤラれたからね。オシマイだよ、俺達。 / | └───v────────────────── / \ | |幸いこの星が地球に似た環境で / \| |よかったけど… / \ └───v──────────── \ \ \ \ ∫∫  ̄ ̄\ \ プスプス ∧_∧, ミ/《(\ヽ巛/\へソヽ\ ∧_∧ ∧_∧ Xヘ ハヾ X (∀‘; ) (∀・iii ) (∀^; ヽ| 201 :(4/13) :03/10/04 21:30 ID:4YqXplW8 ┌──────────────────────────────── |半年は確実に生き延びられるのよね…。その間に地球から救援隊が |来るかもしれないし、その間に穀物栽培がうまくいけば私達の生活を |もっと長く維持できるようになるかもしれないわね。やれそうな気がしてきたわ。 └─────────v─────────────────────── |そうさ、俺達4人が力を合わせていけば |絶対に道は開けるさ!! └────────v────────── ,∧_∧ ∧ ∧ ∧_∧ X ノ ハヘ X ∧_∧ (゚Д゚,,) ( ‘∀‘) |゚ノ ^∀^) (・∀・* ) と つ ( つと ) § ) ( つと ) | )~ ヽ_つつ と_)_) (⌒)-(⌒) (/^ヽ) 。 o γ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ヽ ( 男2人にマトモな女2人か…。新生活を始めるのにちょうどいい人数だな。 ) ( 聡明で美人のレモナと、抜けてるけど真面目で優しいタイプのガナー、 ) ( ここでどっちかを俺の妻にできるかも…。 ) ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' ┌──────────────────────────────── |…よかった頼りになるギコさんが生き残っててくれて。 |なんだか私、希望がわいてきました。 └───v───────────────────────────── |ホント、ギコ君は行動力があるからね。こっちまでつられちゃう。 |それじゃあギコ君、引き続き周辺の調査してくれるかな? |私達はこの辺で生活できるように整備をしておくわ。 └────v──────────────────────── ,∧_∧ ∧ ∧ まかしとけ ∧_∧ X ノ ハヘ X ∧_∧ (Д^,,) ( *‘∀‘) |゚ノ ^∀^) ( #・∀・) (| |) ( つと ) § ) ( つと ) .| )~ ヽ_つつ と_)_) (⌒)-(⌒) U"U 。 o γ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ヽ ( …なんだか、ギコの奴に二人とも持っていかれるような気が… ) ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' 202 :(5/13) :03/10/04 21:30 ID:4YqXplW8 ドンッ ○ 大 て _,,..-―'"⌒"~ ̄"~⌒゙゙"'''ョ ゙~,,,....-=-‐√"゙゙T"~ ̄Y"゙=ミ . || T | l,_,,/\ ,,/l | || ,.-r '"l\,,j / |/ L,,,/ ,,/|,/\,/ _,|\_,i_,,,/ / F ゴルァー _V\ ,,/\,| ,,∧,,|_/ ○ ┌───────────────────── |…今、ギコが足を滑らせて崖から転落して…。 |突然のことで、助けられなかったんだ…。 └───v────────────────── ∧_∧ ( ;・∀・) なんですって!? と つ ∧_∧, ) ) ) ∧_∧ Xヘ ハヾ X (_)_) (∀‘iii ,,) (^Д^ ヽ| 。 o γ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ヽ ( これでこの星の男は俺一人だ。つまり俺がこの星の王になれるってワケだな。 ) ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' 203 :(6/13) :03/10/04 21:30 ID:4YqXplW8 ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::............... ;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::.................. ;;;;;;;;;::::::::.... γ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ヽ ( やっぱり聡明な美女こそが俺には相応しいな。 ) ┌───────────────────── |…今夜も頑張ってるね。通信機は直りそう? └───v────────────────── | ……。 └──v──────── ∧_∧ ,∧_∧ ( ・∀) X ノ ハヘ X ( ) |゚ノ ^∀) | | | § つ器田 (_)_) ii ⌒)| ̄ ̄ ̄| | ̄|し' | | ┌───────────────────────── |救難信号が出せたとしても、高いコストをかけてまで |俺達を助けにくるとは思えないよ。 |そんな無駄な努力するより、ここで俺と新しい生活を… └───v────────────────────── | …それが嫌だから |必死に直そうとしてるのよ。 └──v─────────── ∧_∧ ,∧_∧ ( -∀) X ノ ハヘ X ( つ |゚ノ ^∀) | | | § つ器田 (_)_) ii ⌒)| ̄ ̄ ̄| | ̄|し' | | 204 :(7/13) :03/10/04 21:31 ID:4YqXplW8 ┌─────────────────────────────────── |アナタみたいに自分の名誉と保身ばかり考えてる器の小さい男は嫌いなのよ。 |どうせギコ君を頃したのもアナタでしょ?男が一人なら私が従うとでも思った? |見くびらないでちょうだい。 └────────────v─────────────────────── ∧_∧ ,∧_∧ ( ・Д) X ノ ハヘ X ( つ |゚ノ ^∀) | | | § つ器田 (_)_) ii ⌒)| ̄ ̄ ̄| | ̄|し' | | ┌──────────────────────────────── |もっと賢い女だと思ってたのに、反抗的になりやがってほんとアフォだぜ。 |俺のいいなりになってりゃ貴様をこの星の女王にしてやろうと |思ってたのに、なにが見くびるな、だ、俺に力で勝てると思ってるのか? |ガナーが残ればオマエみたいな生意気な女はこの世界にはいらねーよ!! └──────v────────────────────────── キュー ∧_∧ ,∧_∧ ( #・∀・)X ノ ハヘ X:: く…くるしぃ… ( つO__|゚ノiii゚∀゚):: ) ) ) § ̄∩∩ 器田 (_)_) ii ⌒)| ̄ ̄ ̄| | ̄|し' | | 205 :(8/13) :03/10/04 21:31 ID:4YqXplW8 ┌──────────────────── |レモナさん!?どうして!? └──v────────────────── | ブラーン ∧_|_∧ て X .| ヽ ∧_∧ て ヽ゚γ⌒ヽ (,, iii‘∀) §U | ( ∩ ∧_∧ ii | |. | ) ) ) ( -∀) しし' (_)_) ( ) ┌──────────ヘ───────────── |彼女は地球に帰りたがっていたから、 |帰れないことに絶望してしまったのかもしれないね。 └──────────────────────── ┌──────────────────── | …そんな…私どうしたら… └─────v────────────────── |大変だけど二人で頑張っていこう └──v────────────── ( やっぱり女は従順で ∧_∧ ∧_∧ ( ちょっと頼りないくらいが (‘∀‘iii )・∀・ )。o ( ちょうどいいな。 U U ヽと ) ヽ~~~~~~~~~~' とと_ノ((_⌒) 206 :(9/13) :03/10/04 21:31 ID:4YqXplW8 ┌───────────────────────── | 大丈夫、これから何があっても君を守ってみせるよ。 | 二人でこの星のアダムとイブになろう。 └─────────v────────────── ∧_∧ ∧_∧ ( ;‘∀‘)-∀-* ) U U ヽと ) とと_ノ((_⌒) ┌────ヘ──────── | …モララーさんと私で… └───────────── ┌──────────────── | ごめんなさい、それなら私、 |舌噛み切って氏んだ方がマシです。 └─────v────────── て ∧_∧ ∧_∧ て ,∴(‘皿<iii )・Д・iii ) ガーン ガブッ U U ヽと ) とと_ノ((_⌒) 207 :(10/13) :03/10/04 21:32 ID:4YqXplW8 γ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ヽ ( …なんでだよ…氏ぬほど嫌がるなんて、 ) ) そんなに俺はダメ男なのか? ( ヽ~~~~~~~~~v~~~~~~~~~' ∧_∧ (∀Tiii ,,) ちくしょう、こいつも ∩ ) やっぱりアフォ女だ ∧_∧ ( ( ( (‘皿-iiiと⌒`つ (_(_) ∴';;;, γ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ヽ ( …そういや、地球でも俺を相手にしてくれる女いなかったんだっけなぁ… ) ) …認めるよ、俺はダメ男だよ。地球でも宇宙でも天涯孤独さ、 ( ( 生きてたってしかたがない、俺も氏んじゃおうかな…。 ) ヽ~~~~~~~~~v~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' ||||| ∧_∧ |||| ( ;∀;) || ((( ( ) ) ) ) (_)_) 208 :(11/13) :03/10/04 21:32 ID:4YqXplW8 ∧_∧ ダッコ!! ( ;∀;) ∧ ∧ ( ) (゚ワ゚*) ) ) ) とと ヽ (_)_) ヽ___)…● ┌─────────────────────── |低脳は気楽だな…笑ってやがるぜ。 |…オマエ、本当にダッコされたいのか? └────────v────────────── ∧_∧ ハニャーン ( ;∀;) ∧ ∧ ダッコダッコ!! ( ) (゚ワ゚*) ) ) ) とと ヽ (_)_) ヽ___)…● 209 :(12/13) :03/10/04 21:33 ID:4YqXplW8 ダッコシタ ダッコシタ ワーイ ワーイ!! ∧_∧∧ ∧ ( -∀(ワ゚* ) ジワ~ン ( つと ノ ) ) とノ (_)_) ==…● ┌────────ヘ─────────────── |…こんな俺のダッコでもコイツは喜んでくれるんだ…。 └──────────────────────── コウビ!! コウビシテ コウビ!! ∧_∧∧ ∧ ( #・Д(ワ゚* ) ( つと ノ ) ) とノ (_)_) ┌────────ヘ───────────────────── |…!!…相変わらずそうやって誰彼構わずにコウビかよっ! |しぃはやっぱり淫乱で低脳でどうしようもないアフォ女だ… └────────────────────────────── 210 :(13/13) :03/10/04 21:33 ID:4YqXplW8 ┌───────────────────── |…けど…こんな俺でいいの…?ホントに…? └────────v────────────── * * * * ハニャーン ∧_∧ ∧ ∧ カワイイ シィチャン ト * ドキドキ ( *=∀(ワ゚* ) コウビ コウビ!! ( つと ノ ) ) とノ (_)_) ―― こうしてモララーはしぃを妻にすることにして、 二人はこの星でマターリ幸せに暮らしたそうです。 ―― ~ 糸冬 ~