100万匹しぃを殺したモララー

Last-modified: 2015-06-20 (土) 12:32:37
887 名前: 耳もぎ名無しさん 投稿日: 2003/09/14(日) 00:40 [ /kjl0mWc ]
1昔、あるところに100万匹「しぃ」を殺したモララーがいました。
あるときはマシンガンで1000匹もの「しぃ」を一度に撃ち殺しました。
またあるときは毒ガスを使い町にいた「しぃ」をすべて殺していました。
そのしぃたちはそろってこのようなことをそろって言いました。
「シィィィィィィ!シィノオミミガー!!」

「オカアサン!オカアサン…!!」

「イヤァァァーッ!ヤメテェーッ!オナガイィィィーーッ!」

「イタイヨウ!!シィノアンヨガァァァーーッ!」

「ヤヴェテエエエーー!イダイヨォォォ…」

しかしそれは彼にとって興奮剤でしかありませんでした。
そのため彼が来たという噂だけでその町からしぃというしぃはいなくなるほどでした。

2、しかし,ある一匹のしぃは逃げませんでした。
逃げなかったのか、逃げ遅れたのか?彼女はすぐにモララーに発見されました。
(こいつは刃物で徐々に殺してやろう)
そう思いながら彼は彼女に近づきました。
「今からお前を虐殺するからな!」
彼はこういうと持っていた包丁を振り上げました。
(フフフ、ここで『シィィィ!ダレカ シィヲ、タスケテ!』とか、『イヤァァァッ!ヤメテーーーッ!オナガイーーーッ!』なんていって命乞いするんだよな)
(まぁそれが楽しみで虐殺しているようなものだけどな)
しかし、そのしぃは

「そう・・・」

と一言言っただけでした。
(何だ?こいつ俺が怖くないのか?)
(ははぁ・・・俺が100万匹しぃを殺した男ということを知らないな。)
「俺は100万匹しぃを殺したモララーだぞ!」
モララーは自信満々でいいました。
(どうだ、驚きのあまり悲鳴も出ないか・・・)
しかしそのしぃはやはり落ち着いた声で

「そう・・・」

といったきりでした。モララーは
(なんか調子狂うな。今日は止めておくか。まあさっき10匹ばかり親子しぃを殺したからな。)

「運がよかったな!今日のところは勘弁してやる。明日は殺すからな!」
つづく・・・はず?

888 名前: 耳もぎ名無しさん 投稿日: 2003/09/14(日) 10:00 [ /kjl0mWc ]
3(まだあそこにいるよ・・・)
モララーは昨日殺し損ねたしぃ(見た目はでぃみたいに薄汚れている)を見に行くとそのしぃはまだそこにいました。
「おい、おまえ俺はお前を殺しに来たんだYO!何で逃げたりしないんだ!」
するとそのしぃは、
「あなたは優しそうなモララーだったから・・・」
(はぁ?)モララーはあっけにとられました。今までにそんなことを言われたことはありませんでした。
(どうやらまだ良識のあるノーマルしぃがいたなんて・・・)
「しかし何でお前はこんなところにいるんだよ、ここにいたらいずれ殺されるぞ」
するとそのしぃは
「私はしぃの中でも劣っているから・・・全角で話しているからマターリの敵だって・・・」
「はぁ!なにいっているんだよ!『ゼンカクデシャベルナンテギャクサツチュウダヨ!!』とかいっているやつより君のほうがずっと良いよ!」
そのとき、西のほうから1匹のでぃがやってきた。どうやら虐待を受けたあとがある。
「どうしたの!」
しぃがたずねる。
「アゥアゥ・・・、ゴハン」
「俺ので良いならごはんあげるYO!」
「ア・・・アリガト。」でぃは申し訳なさそうにお辞儀をした。
そのとき

 「ソコマデヨ! 虐殺厨!!」
 「キタナイ ディニ ゴハンヲアゲルナンテ!」
 「ネェ。コノ クソモララーハ ディナンカニ ゴハンヲアゲタヨ」
 「ソウダネ。アンナ キタナイディヲセワスルナンテ、正気ノ 沙汰ジャ ナイネ」
 「ギャクサツチュウナンダヨ。アンナヤシラ 頃シチャオ♪」

彼の欲求を増長させる甲高い声。自分勝手な主義主張。すでにぶち切れそうになっていた。
それを押しこらえ彼はこういった。
「同じ仲間を助けて何が虐殺厨なんだ?」
 「(゚Д゚)ハァ!? 聞イタ?」
 「ウン。コイシハ立派ナ虐殺厨ダネ。早急ニ駆除スル必要ガアルワ。」
 「サァ、マターリノ タメニ 氏ニナサイ!」
ブチッ!モララーの堪忍袋が切れた瞬間だった。
その声が終わる前にモララーは一人のアフォしぃの棍棒を奪いそのしぃの頭を思い切り殴りつけた。
「シィィィィ!(ぐちゃっ)」その声が終わる前に小さな脳みそがこぼれ落ちた。それを拾うと残りの二人に投げつけた。ビチャリと音を立てて地面に叩きつけられつぶれる脳みそ。
「ヤメテェェェ!オナガイ ヤメテヨウ!」
「遅い!おや?こんなところにベビがいるな・・・」よくみるとこのアフォしいの子供だろうか?ベビしぃが3びきいたのである。
「ヤメテー!私のベビチャンヲ頃サナイデー!」どうやらこのアフォしぃのこどものようだ。
「チィ?」
何の躊躇もなく近づいてくるベビしぃ。
モララーの顔がサディステックに変わり、チビを持ち上げ
「よーしおじちゃん、たかいたかーい。しちゃうぞ」というと
「たかい、たかーい!!」
3匹まとめて10メートルぐらい上に放り上げた。そして地面に落下
当然のように骨が砕け、足はもげ、無残にもつぎつぎと死んでいくベビしぃ。
「ベビチャーン!!」
アフォしぃがいくら叫んでも、もうベビは戻ってこない。
もう一人は仲間を見捨ててどこかに逃げていった。
しかし!
続く?


893 名前: 100万匹しぃを殺したモララー最終話1/4 投稿日: 2003/09/16(火) 09:44 [ uNoRYyTY ]
>>888のつづき

そこにいたはずのしぃとでぃは姿を消し変わりにこのような紙が落ちていた。

「ギャクサツチュウノ ディトシィハアズカッタ。
モシカエシテホシイナラバキョウノゴゴ7ジニハニャーンヤマニヒトリデコイ。
モシ、カセイヲヒキツレテイタラ キタナイディトギャクサツチュウハコロス。
DMK

(うわさでは聞いたことはあるが・・・)
DMK・・ダッコマターリ公国
ダッコ革命党の残党が蜂起したテロ集団、ある町で聞いたことだが最近ある町がDMKにのっとられでぃが姿を消したといううわさを聞いていた。
(一度足を突っ込んだからには・・・しょうがない。)
(俺もやきが回ったな・・・。)

その日の午後6時
「そろそろいくか・・・」
モララーは自分の主な武器としている堰月刀を持つと指定されたハニャ-ン山に向かった。
そのころハニャ-ン山では・・・
アフォしい100人以上が銃武装していた。
「コレデアノナマイキナクソモララーモ”アボーン”シテマターリダネ」
「ナンデコノキタナイディヲシマツシチャイケナイノ?」
「アノクソモララーヲアボーンスルタメノエサヨ!」
「ソノアトナラシマツシテモイインダネ、ハニャーン!」
もう勝ったつもりなのだろうか?準備もかんたんにでぃとノーマルしいの処分方法が会議された。
それだけモララーのことを買いかぶっていたのだろうか?
所詮モララーとはいえ1匹まとめてかかれば勝てると。
しかしそれは普通のモララーならの話である。

894 名前: 100万匹しぃを殺したモララー最終話2/4 投稿日: 2003/09/16(火) 09:45 [ uNoRYyTY ]

約束の時間
約束の場所に時間より5分前に来たモララー
しぃの姿はない。
(おかしい・・・)
すると、
十字架に張り付けにされたでぃとノーマルしぃがいた。
そして、それとともに1000匹のしぃがモララーを取り囲んだ。
「卑怯な手を使うな。やはり糞虫か・・・」
「ハニャーン!カテバカングンナンダヨ」
「ソウソウ、カテバマターリナンダヨ」
「ヤッチャエー、ソシテアノフタリヲショケイスルノ」
アフォしいが好き勝手なことをいっている。
「残念だったな・・・。」
「ハニャ!バッカジャナイノ?」
「イマカラコロサレルノニナニイッテルノ」
「俺はしぃを100万匹・・・」
堰月刀を振りかざし、
「殺したモララーだー!」
堰月刀を一振りすると10匹以上のアフォしいの首が、

しゅぱ、しゅぱ、しゅぱ・・・

と音を立てて切り落とされた。
「シィィィィィィィィィィィィーーーー!」
周りのアフォしぃたちが悲鳴を上げる。そんな声を聞きながらモララーは雑草を鎌で刈るように堰月刀を右に・・・、左に・・・。
そのたびにアフォしぃの血がモララーにかかり、
「シィィィー!コワイヨウ!」
「ヤメテー。ダッコスルカラユルシテー」
「シィィィィィィィィーーーー!」
「コンナノマターリジャナイヨー」
もうかれこれ、400匹ぐらい首を切り取っただろうか。さすがのモララーも疲れてきた。アフォしぃも戦意を喪失している。
(今ならあの二人を取り戻せる・・・。)
そう思ったそのとき、

バーンバーン

銃声がこだました。しかしモララーには当たらなかった。
「ならばこっちも!」

バンバンバンバン

モララーは殺したアフォしぃの銃を奪いながら次々とアフォしぃの心臓に命中させた。
後何匹殺せば良いのか・・・・
後どれくらい打ち続ければ良いだろうか・・・。

そのころ処刑台近くでは・・・
「モウ700ピキモカワイイシィチャンガコロサレチャッタヨー」
「ナンテヤシカシラ!」
「コウナッタラサイシュウシュダンヨ!」
「マサカアノヘイキヲ?」
「マターリトダッコノタメニハショウガナイデショ!」

895 名前: 100万匹しぃを殺したモララー最終話3/4 投稿日: 2003/09/16(火) 09:47 [ uNoRYyTY ]

(処刑台が見えてきたな)
すると、
「ソコマデヨ!!」
リーダーらしきアフォしぃが現れ、
「コノディトコノシィガドウナッテモイイノ?」
「キィィィィィー」
「もはや、ここまでやるとは・・・」
「モララーさん私のことは良いですから・・・」
「シャベルナ!ギャクサツチュウ!」
「きさまら――!!!!!!!」
そのときモララーのからだが光り、すばやいスピードで堰月刀を振りながら、どんどん処刑台に近づいた。その後にはアフォしぃの無残に切りつけられた死体が打ち捨てられていた。
「もうお前たち以外に味方はいないからな!」
するとリーダーらしきアフォしぃは
「ナンデコンナニカワイイシィチャンヲギャクサツスルノ!!シィチャン ヲ イジメルナンテギャクサツチュウノスルコトダヨ!!」
(こいつら自分勝手なことばかり言って・・・)
「生ぬるいことを・・・お前たちの自分勝手、他力本願、自分さえよければいいという考えはもう時代遅れなんだYO!!この糞虫!!」
そういうとモララーは
『最終奥義』を発動した。
「ぬおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!」
そういうとリーダーのアフォしぃの手、足、耳・・・
それらはすべて切り落とされた。
「ハニャーン!!コレジャアマターリデキナイヨゥ!!」
先ほどまでの強気は消えうせ、ただダルマになった現実をまだ受け止めようとしない
アフォしぃがいた。
「そこで今までの罪を懺悔しながら死にな」
彼はとらわれたしぃとでぃをつれて山から下りた。
そのころにはもう朝になっていた。

896 名前: 100万匹しぃを殺したモララー最終話4/4 投稿日: 2003/09/16(火) 09:50 [ uNoRYyTY ]

数年後、モララーはしい対に功績を認められ幹部として入隊
そのしぃとは2年後に結婚した。
保護したでぃは私の子供として育てている。

最後はこんな落ちでスマソ。
でもこんな落ちもいいかなと思いました