変数(虎猫)

Last-modified: 2012-02-29 (水) 20:54:02

変数について

 

 虎猫サーバから新要素として追加された機能。
 管理メニューのキーワードの欄にある、変数設定より追加、編集を行う。
 ユーザーが任意の定義や数値を指定することにより、自然な会話や隠しコンテンツの実装が容易になる。
 bdcam 2012-02-25 15-49-02-796.jpg

変数の設定

\
bdcam 2012-02-25 15-49-20-281.jpg
\
 変数追加に進むと上図のページに飛びます。

  • 変数の一覧
     ユーザーが設定した変数が表示されます。
     設定できる上限は7つの変数(FREE、時間、キーワード、画像)と24のフラグとなっています。
      --変数名:ユーザーが設定した名前が表示されます。
      --属性  :ユーザーが変数に設定した属性が表示されます。
            属性に対する説明は下記を参照してください。
      --初期値:ユーザーが設定した変数の初期設定値が表示されます。
      --説明  :変数に対してユーザが記述した説明文が表示されます。
  • 変数の追加
     変数を追加する際、利用します。
      --変数名:任意の名前を変数につけることが出来ます。
            ただし半角英数のみでの設定となっています。
           
    bdcam 2012-02-25 16-04-51-750.jpg
      --タイプ:変数のタイプを選択します。
       ---FREE :自由に数値を変えられる変数。
       ---フラグ:変数のスイッチ的役割を果たす変数。
             FREEとは違い1以上には増えず、また0以下になることがない。
       ---キーワードのNo:現在表示されているキーワードのナンバーを知らせるときに使う。
       ---画像 :現在表示されている画像名を知らせるときに使う。
       ---現在の時間:現在の時間を表示する変数を作る時に使う。
    \
      --初期値:タイプFREEの場合のみ設定できる。任意の数字を入れることが可能。
      --説明 :どのような変数なのか忘れない為の覚書をする際に記入する。
            後から編集することが出来ないのでなるべくわかりやすい文章で書くこと推奨。

変数の使用例

変数を作る。

bdcam 2012-02-25 18-20-21-671.jpg

以下の情報を枠内に入れてください。
①変数名:半角英数で任意の名前(例ではangry)。
②タイプ:5つのタイプから好きなものを選んでください。(例ではFREE)
③初期値:好きな数字または文字列を入れてください。(例では5)
④説明 :自分が分かりやすい説明を記述してください。

「作成」ボタンを押せば「変数の一覧」に新たな変数が追加されます。
bdcam 2012-02-25 18-20-36-656.jpg

変数の現在値を表示する。

 「変数」を作るで作成した変数を基に説明します。
 例ではキーワードを使用しますがトップページなどでも<[変数の名前]>を入れれば表示されます。

以下図説

ワードを作ります。

  bdcam 2012-02-25 18-25-36-109.jpg

ついでに変数がちゃんと表示されているか分かりやすくする為
図のように話しかけると「angry」が25増えるように設定します。

  bdcam 2012-02-25 18-25-52-843.jpg

実際に話しかけて見ます。

  bdcam 2012-02-25 18-27-49-437.jpg

無事表示に初期設定の5から25足された30が応答の欄に表示されました。

  bdcam 2012-02-25 18-28-09-890.jpg

名前を覚えてもらう。

最初に次の変数を用意します。

タイプ:FREE
初期値:無し
\
  bdcam 2012-02-26 15-48-52-265.jpg
  bdcam 2012-02-26 15-49-09-328.jpg
\
用意が出来たら、名前を覚えてもらうためのワードを作ります。
名前を覚えてもらう為にはリファラ機能を使う必要があるのでリファラさせるワードを一つ作ります。
\
  bdcam 2012-02-26 15-52-29-156.jpg
\
次に名前を覚える変数を起動させるワードを作成します。
キーワードは必ずランダムアンサー(何も入力しない)に設定してください。
本文に<[変数の名前]>を入れて変数が表示されるようにします。
\
  bdcam 2012-02-26 15-53-33-812.jpg
\
その後、変数1有効に設定し、リファラを設定してください。
こうすることで確実に覚えさせたい名前だけを変数に記憶させることが出来るようになります。
\
  bdcam 2012-02-26 15-54-20-625.jpg
\
また同時に代入1有効に設定し、名前を覚えさせる変数を選択します。
変数に入力させる数値は話された言葉に設定をした後、ワードを登録してください。
\
  bdcam 2012-02-26 15-54-41-734.jpg
\
これで準備は完了です。

確認作業

\
実際に機能しているか確かめて見ましょう。
名前を覚えてもらうワードを表示させ
\
  bdcam 2012-02-26 15-56-40-187.jpg
  bdcam 2012-02-26 15-57-00-640.jpg
\
ハンドルネームを入力して話しかけると。
\
  bdcam 2012-02-26 15-58-26-500.jpg
\
無事名前を覚えてもらえました。
\
  bdcam 2012-02-26 15-58-50-015.jpg
\
その後、覚えてもらった名前を他のワードにもさせたい場合は
キーワード登録の際、本文に<[変数の名前]>を入れて変数が表示されるようにしておけば
\
  bdcam 2012-02-26 15-59-55-125.jpg
\
このように名前を覚えた状態で会話をしてくれます。
\
  bdcam 2012-02-26 16-01-59-921.jpg
  bdcam 2012-02-26 16-02-23-656.jpg
\

名前のあとにすきな敬称をつけてもらう。

最初に次の変数を作ります。
 タイプ:FREE
 初期値:自由記入

 

  bdcam 2012-02-26 17-12-10-453.jpg
  bdcam 2012-02-26 17-12-29-593.jpg

 

次に敬称を有効にさせるワードを作ります。
前記同様、本文中に<[変数の名前]>を入て確認できるようにします。

 

  bdcam 2012-02-26 17-16-39-406.jpg

 

今回は代入1有効にし
変数に入力させる数値を任意の文字に設定します。
その後、好きな敬称を入力してください。
 *例では「○○さん」と表示させたいので「さん」と入れています。
  「○○くん」としたいときは「くん」と、逆に何も表示させたくないときは「  」と何も入力しないで下さい。

 

  bdcam 2012-02-26 17-17-27-750.jpg

 
確認作業

ついでに前記の名前を覚えてもらうで作ったワードを編集して
スムーズに敬称の設定が出来るようにします。

 

  bdcam 2012-02-26 17-24-02-484.jpg

 

実際に話しかけて見ます。

 

  bdcam 2012-02-26 17-24-18-781.jpg

 

無事に敬称が設定されました。

 

  bdcam 2012-02-26 17-24-30-812.jpg

好感度を実装する。(簡易版)

 

最初に以下の変数を作ります。
 タイプ:フラグ
 初期値:無記入
  bdcam 2012-02-26 18-01-52-031.jpg
  bdcam 2012-02-26 18-02-09-312.jpg

 

次に変数が0のとき(OFF)、1のとき(ON)に表示されるワードをそれぞれ作ります。

 

  bdcam 2012-02-26 18-06-11-687.jpg
  bdcam 2012-02-26 18-07-47-718.jpg

 

1のとき(ON)に表示されるワードには
変数1有効にし下図のように条件変数が1ならば表示を設定します。

 

  bdcam 2012-02-26 18-08-17-687.jpg

 

今度はフラグのON、OFFを管理するワードを作ります。

 

  bdcam 2012-02-26 18-03-24-671.jpg

 

フラグをONにするワードには
代入1有効にし1を足すように設定してください。

 

  bdcam 2012-02-26 18-04-20-781.jpg

 

フラグをOFFにするワードには
代入1有効にし1を引くように設定してください。

 

  bdcam 2012-02-26 18-12-11-656.jpg
  bdcam 2012-02-26 18-12-49-718.jpg

 

これで完成です。

確認作業

実際に機能するか確認してみます。
まずは普通に話しかけます。

 

  bdcam 2012-02-26 18-08-53-796.jpg

 

OFFのときに表示されるワードが出てきました。

 

  bdcam 2012-02-26 18-09-12-281.jpg

 

次はフラグをONにするワードを話しかけてみます。

 

  bdcam 2012-02-26 18-09-52-312.jpg
  bdcam 2012-02-26 18-10-07-296.jpg

 

この状態で先ほどと同じ言葉を話してみると
さっきとは違う返答が帰ってきます。

 

  bdcam 2012-02-26 18-10-42-953.jpg

 

では今度はフラグをOFFにするワードを話しかけます。

 

  bdcam 2012-02-26 18-13-25-156.jpg

 

これでフラグはOFFになったはずです。

 

  bdcam 2012-02-26 18-13-37-515.jpg

 

この状態でまた話しかけてみると。

 

  bdcam 2012-02-26 18-13-58-734.jpg

 

元通りフラグがOFFのときに表示されるワードが反応します。

 

  bdcam 2012-02-26 18-14-13-390.jpg

 

あとは自分の使いたいフラグを追加しワード毎に設定を施していけば
隠しコンテンツの表示として変数を使うだけでなく
好感度をしめす数値として変数を使うことが出来ます。

 

しかし、好感度として変数を利用する際に注意として
ワードヒットの条件に指定できる変数の数、一つのワードで変数に代入できる数が
それぞれ3つまでであることと、登録するワード数が倍以上になることを頭に入れておく必要があります。

好感度を細かく設定する。

変数とフラグを組み合わせて使うことで好感度(ステータス)をより細かく設定できるようになります。

 例えば、怒りの度合いを示す数値を変数(タイプFREE)に割り当て
変数の数値が節目に来るとフラグを建てるようにします。

bdcam 2012-02-29 20-10-55-640.jpg
bdcam 2012-02-29 20-11-08-437.jpg

 

その際、フラグを建てる確率をあげるために
フラグのスイッチをランダムアンサーにします。
後はスイッチONの条件を設定したい範囲にあわせて登録します。

bdcam 2012-02-29 20-12-08-484.jpg
bdcam 2012-02-29 20-14-00-375.jpg
bdcam 2012-02-29 20-14-12-953.jpg

 

これにより、変数による条件指定がスマートになります。
例は怒りの変数が20~30のときヒットさせたいワードを登録する場合です。
フラグと組み合わせれば1枠だけで条件指定できます。

bdcam 2012-02-29 20-15-18-031_0.jpg

 

(ちなみにフラグを使わなければ2枠使ってしまいます。
  またさらにここから、「心配して怒ったいる」や「悪口を言われて怒っている」などの
  怒りの他の感情もキーワードの使い分けに必要とする場合。
  さらに枠が足りなくなってしまいます。)

bdcam 2012-02-29 20-16-23-000_0.jpg

 

この方法を用いれば簡単に、またさらに細かく感情を表現できるようになります。
が、やはりここまでして感情(好感度)を表現しようとすると一つのワードで膨大な量を登録しなければならなくなります。

注意点

管理側の注意点

  • 設定した変数の変動過程を利用者は直接見ることが出来ない。
      そのため利用者に変数の現在値を知らせるには
      <[]>を使い変数をキーワード内に表示させなければならない。

利用者側の注意点

  • ブラウザを閉じると変数の値は初期化されてしまう。
      これを防ぐにはURLのコピーもしくは変数が有効になっている状態でブックマークする必要がある。