SQLite

Last-modified: 2009-07-23 (木) 12:32:13

Androidでは、ローカルデータベースとして、SQLiteを使用することができる。

サポートするデータ型

  • NULL
  • INTEGER(整数型、INTでもよい)
  • REAL(浮動小数点)
  • TEXT(文字列)
  • BLOB(バイナリデータ)


    ただし、これ以外の型をテーブル作成時に指定してもエラーとはならない。
    また、定義した型以外の値を挿入した場合(例えば、INTEGER型に文字列を挿入した場合)でも、エラーにはならない。

rowid

SQLiteでテーブルを作成した場合、自動的にカラムrowidが追加される。
rowidには、自動的にユニークな値が設定される。

外部キー制約

外部キーの定義はできるが、外部キー制約は働かない。
実現するには、手動でTRIGGERを作成する必要がある。

adb shellを使用したデータベース操作

Android SDKのadbツールを使用して、SQLiteのデータの追加、参照を行うことができる。

  1. Androidエミュレータを起動し、Android SDKのインストールフォルダの下にあるadb.exeを、引数shellをつけて起動する。
    >%ANDROID_SDK%\tools\adb.exe shell
  2. UNIX形式のファイル操作ができるようになるので、以下のフォルダに移動する。($PACKAGEは、アプリケーションのパッケージ名)
    # cd /data/data/$PACKAGE/databases
  3. 作成したデータベースファイルが存在するので、ファイル名を指定して、sqliteを起動する。
    # sqlite3 test.db
  4. SQLを使用して、参照/更新が可能になる。.exitで終了する。
    sqlite> .exit