ShackTac ArmA2 TTP2 Guide/The Basic Rifleman/How Not To Get Shot

Last-modified: 2014-05-08 (木) 05:47:35
ShackTac ArmA2 TTP2 Guide
 

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Basic Movement Techniques

Guidelines for Movement

個人が戦場の中でどう動き回るかは"撃たれない"為の最も重要なポイントです。適切な動きをしていれば生存率は上がるでしょうが、だらしのない動きをしていると空中を飛びまわる小さな物体によって体の風通しが良くなる可能性があります。以下に示すガイドラインに従えば生存率は上がります。

  • 遮蔽物から遮蔽物に移動するか、潜伏先から潜伏先へ移動してください。銃撃戦の中ではこの行動をより短いサイクルで行います。また、遮蔽物が無い所で見つかり次にどこに隠れるか迷う時間を省く為にも、あなたが現在いる場所から次はどこに潜伏するかを定めてから行動するようにしましょう。
  • 十分な間隔を維持する。纏まっていると多数の仲間が死にます。可能な限り少なくとも5メートルくらいは自分と他のプレーヤーとの間隔を置くようにしてください。10メートルあればより良いでしょう。これにより、敵の砲撃、グレネード、地雷、その他の爆発物、または奇襲からの集中射撃の影響を最小にする事が出来ます。
     
    Don't bunch
    適切な場合と密集した(不適切な)場合の被害の比較。理想的な陣形は一回の爆発で多くても一名の被害で済むような分散した陣形だと言えます。
     
  • スタミナを節約する。やむを得ない場合以外は全力疾走は避けてください。プレイヤーはどうしても戦況に関わらずいたるところで全力疾走を使う傾向があります。このせいで多くのプレイヤーは疲れたあげく、走れなくなったり、疲労ペナルティーによって精確な射撃が行えなくなったりする為、自分や仲間が死ぬことになります。その為、どうしてもというとき以外はスタミナを節約し、急襲やスナイパー射撃、または何が何でもどこか近くの遮蔽物までたどり着かなくてはいけない状況等が起きた時の為に取っておくべきです。ジョギング程度の速度であれば長い時間継続する事が出来ますが、全力疾走をすると瞬く間にスタミナが消費されてしまい呼吸が乱れます、こうなるとライフルを持つ手もかなりぶれますし、走る速度も徐々に遅くなってしまいます。よって、余裕があるときは極力ジョギングか歩き速度を多用してください。こうする事によってあなたの生存率が上がるだけでなく、例えば仲間との間隔を維持したり、敵との接触が予測される移動中に隣の人同士援護しあう事が容易になります。尚、ace2_banner_small.pngのスタミナシステムはデフォルトのそれとかなり異なるということに注意してください。これについては今後、他のセクションにて説明します。
  • 接敵した場合に備え、自分に一番近い遮蔽物はどこかを常に把握しておいてください。自分の身の回りの環境を熟知しておけばあなたのチームが急襲を受けたとしてもとっさに遮蔽物に身を隠すことが出来るでしょう。接敵した場合、最悪なのは接敵した瞬間に自分が居た所に留まる事です。それが敵の襲撃だった場合、敵は高確率でもう既にあなたに照準を合わせているか、合わせようとしている事でしょうから、そのような状況に陥った場合、急いで遮蔽物などへ走り、アグレッシブに反撃をしましょう。
  • 立ち止まるときは膝をつく。膝をつくか屈む事で貴方の露出が下がります、よって敵が遠方から貴方を撃つ事をより困難に出来るのです。1秒か2秒以上立ち止まる時はいつでも膝をつく習慣をつけて置くと良いでしょう。また、もっと長い時間立ち止まる状況があった場合は地面に伏せたり、遮蔽物か潜伏先、もしくは両方を見つけた方がよいでしょう。
     
    Take a knee at halts.
     
    "Taking a knee when halted"
    "停止する場合は膝をつくこと"
  • 立ち上がり、敵が見え、そして伏せる。基本的な単位の動きとは、素早く立ち上がり、少しの距離を走った上で再度伏せる事です。伏せた後に1回横にロールする事によって敵の照準を惑わす事が出来ます。高い草の中や物陰でできればより効果的です。この動作を適切に繰り返すことで敵から見るとほんの数秒しかわれわれの姿を見つけ、照準を合わせ、そして撃つという動作をする時間がありません。さらに、毎回の動作の最後に伏せる動作を入れる事で敵はあなたを殺せたのか殺せなかったのかが分からずに混乱させることが出来ます。この方法でファイアチームが動く事でそのファイアチームが危険にさらされる時間が少なくなる事で生き残る可能性が高まるだけでなく、常に移動し続ける事が出来ます。
  • 歩く事が出来る状況のときには積極的に歩いてください。歩くことにより、ライフルを常に射撃できるポジションに保つ事ができますし、ゆっくり移動することでより慎重に、より注意深く動く事が出来ます。市街地または狭い環境では歩きが基本になります。こうする事で高いレベルの状況認識と移動連携が取りやすくなります。尚、同じ歩きでもサイトを覗いた状態での歩きと、'shift'キーを押した状態での歩きでは歩く速度が違うことに注意してください。
 
Walk when the situation warrants it.
 
"Moving with the rifle in the ready position"
"すぐ発砲出来るように構えながら動く"
 
  • 夜間、敵との距離がある程度近い時に限って、潜伏先として影を利用する事が出来ます。影の中、ゆっくり移動することを心がける事で見つかる可能性を下げる事が出来ます。ただし、過信は禁物です。注意点として1つ目は、ゲームのシステム上敵は貴方が隠れている影が表示される程に近くなければいけません、そして二つ目は敵側がグラフィック設定にて影を有効にしている必要があります。もしどちらかでも当てはまらなければ、影に隠れる行為は有効ではありません。時には一か八かの賭けとなるでしょう。しかし過信をせずに敵に見つかるかもしれない可能性を知っておくことでリスクは最小に出来ます。
  • 敵から見て地平線に姿を現すような状況は避けましょう。AIに対しては特に心配する必要はありませんが、敵がプレイヤーの場合地平線の考慮はとても重要です。敵より高度が高い丘の上などを通る場合、相手から見ると地平線にあなたの姿が空を背景としはっきりと見えてしまいます。もし、どうしても地形の尾根などを通らなくては行けなくなった場合、こちらを敵が見ていると仮定して草木が多い個所を匍匐で移動するのが良いでしょう。
     
    Don't skyline yourself.
     
    "The enemy skylining themselves"
    "空を背にする敵兵"
     

Stamina & Load Management ace2_banner_small.png

ace2_banner_small.png MODでは移動より重要な要素としてスタミナと言う概念を取り入れています。現実的に個々の歩兵が多くの装備を一度に持つとあまり長い時間移動を続けることが出来ません。

 

戦術的に、ace2_banner_small.pngで実装されるスタミナシステムは良い意味で戦いに現実的な戦闘携帯品の量や地形に対する考慮の必要を追加してくれます。丘と坂等は平地に比べ疲労に影響が出ますし、全力疾走なども現実同様長く続けることが出来なくなりました。重装備は運ぶだけで疲れにつながりますので、プレーヤーは意識して自分の荷物の重量とスタミナを意識しなければいけないのです。これらの変更のおかげで戦闘のペースははるかにデフォルトのArmA2より現実的な物になり、各プレイヤーが、DOOMをプレイしているみたいに多くの武器を同時に持てるようなことが無くなりました。

 

以下に、スタミナシステムに対する適切な対応法を記述します。

Tips on Dealing with Stamina

  • 合理的な量の装備を携帯する事。基本的な装備品にはライフル、マガジン10個、絆創膏、そして幾つかの手榴弾が含まれます。この状態から不必要に負担をかける事無くもう少し追加の装備が持てます。例えば、オートマチックライフルマンのアシスタントであれば追加としてM249の弾薬箱を運ぶ事が出来るでしょう、他にも対戦車兵などは対戦車兵器を運ぶ事が出来ます。例外はあるでしょうが、ShackTac標準装備を整える事によって大抵のミッションは遂行する事が可能です。
  • 全力疾走は必要でない限り極力控えてください。長期間の間ハイペースでの移動を維持しようとするととても簡単に疲労してしまいます。長時間の移動が予想される場合はジョグか歩きで動く様にしてください、こうする事によっていざという時の為に瞬発力を保持する事が出来ます。
  • ある程度の移動毎に、もしくは長時間にわたり移動し続けている時はこまめに休憩を取りましょう。可能ならば膝をついた状態でみじかい間でも休憩する事により、スタミナは簡単に回復できます。突如接敵した時などの為にも、こまめに適した場所で休息を取りスタミナを温存することが重要となってきます。また、休息を取ることによって周囲の景色をより詳しく索敵する事が出来るため状況把握にも貢献します。
  • 重火器小隊や中隊から配属される兵士などは特に通常の歩兵の戦闘装備よりかなり重い装備を持つことになります。(詳しくは'Attachemnts'ページで解説)。ジャベリン射手、スティンガー射手、SMAWチーム、M240チーム、重携帯火器(CSW)チームなどがこのカテゴリーに分類されます。そして自分がこれらの役割を担当する場合、自身のペースを管理する必要があります。ヘルメット、ベスト、防弾プレート、リュック、ライフル、弾薬、手榴弾、そして何かしらの特殊兵器とその弾薬を含む何十キロにもなる装備を持っていることを認識してください。その分移動ペースが落ちる事は明白です。
  • 可能な場合は装備を複数人に分けて持つ事。例えば、迫撃砲弾、対戦車ミサイル、マシンガンベルトなどは可能な場合はクルーチームの中や、プラトゥーン内の複数人に分けて携帯しましょう。

又、リーダーは隊員のスタミナを念頭に置き、計画する段階から戦闘への影響と移動速度について考慮しなければいけません。

Cover & Concealment

 
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"A rifleman takes advantage of a broken-down stone fence to provide cover
and concealment as he watches for the enemy"
"ライフルマンは敵兵を警戒する際、カバーとコンシールメントのため
 壊れた石のフェンスをも利用する。"
 

Cover vs Concealment

"撃たれない為の条件"とは、まず敵に見つからない事、撃たれない事、もしくは両方を確実にすることにあります。

 

実際に戦場に行ってみると自分が敵からの攻撃や索敵に十分耐えられる遮蔽物を探すと同時に、敵に対して十分な攻撃が可能な場所を探している事に気づくでしょう。そんな目的を果たすためには、まず「cover/カバー」(和訳:遮蔽物)と「concealment/コンシールメント」(和訳:潜伏先)の違いを十分理解し双方の特徴を生かす必要があります。戦闘中は可能な限りカバーコンシールメントに居るべきです。敵があなたの居場所を把握できていないのであれば正確に撃ってくることは不可能でしょうし、もし敵があなたの居場所をつかんでいたとしても硬い遮蔽物ならば敵は有効な攻撃をする事が出来ません。

 

コンシールメントとは敵からあなたまでの視線を遮る何かです。通常これは芝、低木、薄い金属もしくは木の板、または弾丸が容易に貫通する様な物が当てはまります。

 
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"A machinegunner positioned in some concealing bushes. While they won't
stop a bullet, they may prevent the enemy from seeing him in the first place."
"マシンガンナーは多少は隠れられる低木の茂みに位置しています。
 弾除けにはなりませんが、敵からの発見を防ぐでしょう。"
 

対して、カバーとは敵からの銃弾を防ぐことが出来る何かです。銃弾を防ぐための十分な硬さのある物体であれば何でもOKです。例えば木の幹、レンガの壁、大きな車両、などです。もちろん、カバーというものは何に撃たれているかによっても有効か無効かが決まります。例えばレンガの壁はマシンガンの射撃からならばあなたを保護する事が可能かもしれませんが、RPGや戦車のHEAT弾が撃たれれば瞬く間に悲惨なことになるでしょう。

 
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"A rifleman uses a rock outcrop as cover. A slight move backwards would
shield him from any fire from the front."
"ライフルマンは露出した岩をカバーに使いました。
 少し後退するだけでどんな銃撃からも身を守れるでしょう。"
 

Tucking into Cover & Sight Displacement

意識しなければいけない重要な点として、FlashpointやArmA1の頃から変わらず照準を覗いた状態の視点は普段の視点より右下にずれています。この仕様を考慮する事で遮蔽物からはみ出す自分の体を最小限にとどめる事が出来ます。

 
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"Using a tree properly for cover"
"カバーのために適切に木を利用している"
 

上記のイラストは例として木を使用していますが、どんな種類の遮蔽物にも原則として同じ方法を適用する事ができます(街灯、大きい岩、車両など)。これによりあなたの生存率も改善できるでしょう。

Leaning

ArmA2のリーンは基本的に上半身のみのリーンになっており、遮蔽物の陰から覗きこむ形で体の大部分を守ったまま射撃する事が出来ます。リーンしたままでも移動する事が出来るということは、より少ない時間で最適なポジションに入ることが出来るということでもあります。TrackIR等で可能なアナログリーンであればより繊細なリーンも可能です。特に隠密性が問われるときに役に立ちます。

 
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"Leaning partially around a wall via TrackIR"
 

敵がAIではなく人間の場合、同じ場所から頭を出したり引っ込めたりする行為は避けた方が良いでしょう。毎回同じ場所から同じ姿勢で頭を出していると次に頭を出した時には相手がパターンを読んでその場所を狙っているかもしれません。もし相手がこちらの動きを予測し始めそうならば、立ちとかがみ姿勢を使い分けたり、新しい射撃位置を見つけたりしましょう。

Accuracy & Exposure by Stance

射撃精度はあなたが武器を構えている際の姿勢に大きく左右されます。立ち姿勢では精度が一番悪く、屈み姿勢はより安定し、伏せ姿勢が一般的に一番射撃精度が増します。

 

長距離や中距離、状況が許す限り短距離の時でも射撃時には出来るだけ膝をつく癖をつけておいた方が良いでしょう。膝をつくと良い事は2点あります。1つは射撃精度が上がることで、もう1つは貴方のターゲットとしての見た目を小さくするということです。敵に対して自身をより小さく見せる事で敵は貴方を攻撃するのが困難になります。簡単ですね。

 

時には移動中に発砲しなければいけない状況もあるでしょう。これは立ち姿勢か屈み姿勢のどちらかで行うことが出来ます。この場合、立ち姿勢の方がより安定した射撃が出来るという事を覚えておいてください。屈んだ姿勢で動きながら射撃しようとするとすぐに疲れ、照準を合わせている手がぶれてくることが分かると思います。「歩く」機能を使って銃を射撃位置に維持しながらスムーズに移動しましょう。

Firing from Apertures

窓やそれに似た開口部から射撃を行う場合、注意するべき点がいくつかあります。

  • 有効な射撃位置を維持するとともに、窓から出来るだけ遠ざかること。外から自分の射撃位置やマズルを見られないように自分の位置を調節してください。その際、銃口から出るマズルフラッシュや煙も部屋の中にとどめておけるならなお良いでしょう。
     
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    "Expecting the enemy to come from the direction he is facing, this rifleman
    has backed away from the window to present a smaller target to the enemy
    as well as focus more specifically on a given arc of the town."
    "彼は敵が来る方向を予測して銃を構えています。
     このライフルマンは敵から狙われても的が小さくなるように窓から離れています。
     と同時に弧を描くように街を監視しています。"
     
  • 部屋の中を動き回る必要があるときは匍匐する。立ち姿勢での移動は敵に自分の位置を知らせてしまう事になります。もしスナイパーなどがあなたを狙っていた場合これは致命的な結果になりえます。
     
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    "Crawling to change positions beneath shattered windows"
    "場所を変えるため粉々になった窓の真下を匍匐で移動している。"
     
  • 窓枠が射撃の障害にならない程度に中距離から長距離までのターゲットを攻撃する際は膝をついて射撃する事。
  • 屈んだ状態では上手く射撃出来ない時や攻撃対象が近距離な場合は立つ。窓枠に十分隠れていられれば特に問題はないでしょう。
  • 可能な限り窓枠を自分の左側に置いて、敵からはライフルと体の一部しか見えないように自身を配置しましょう。右利きのキャラクターとして壁を左側に置くということは体の大部分を壁の後ろに隠すことになります。

Vehicles as Cover

ピンチに陥った場合、車両は敵の攻撃から身を隠すためのカバーとして使えます。車両と一口に言っても様々な車両によってカバーとしての有用性は変わってきます。例えばバイクは敵があなたを穴だらけにする前にいくらか笑わせることが出来るくらいにしか役に立ちませんが、T-72の残骸であれば大抵の攻撃からは身を守る事が出来る為、何も無い状態と比べれば生存率は飛躍的に上がるでしょう。

 

歩兵との共同作戦の場合、装甲車両は大抵歩兵をかばうために盾になってくれるはずですし、乗組員が優秀な場合は歩兵との移動をともにして動く盾となってくれることもあります。これについては後の「他種部隊との協力」にてより詳しく解説します。ここでは基本的な車両をカバーに使う方法についての点を見ていきましょう。

 
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"A rifleman takes aim over the armored hood of an M240 HMMWV."
"ボンネットを装甲化したM240ハンヴィー越しに狙いをつけるライフルマン"
 

Guidelines for Using Vehicles as Cover

  • 可能な限り車両から離れる。気をつけなければいけない点として、ArmA2の車両は大きくダメージを負うと爆発するという傾向があるので、これに巻き込まれることは避けたい所です。敵が遠ければ遠いほどカバーとして使っている車両から自身も下がることが出来ます。逆に敵が近い場合はリスクを背負いながらも車両に近づき、遮蔽物にきちんと隠れる必要があるかもしれません。
  • タイヤは良いカバーになる。可能な限り使いましょう。敵と自身との高度差にもよりますが、車輪の後ろ以外の所で伏せると敵の攻撃にさらされる可能性があります。尚、ArmA2では兆弾もするので事は複雑になります。要するに、車輪の後ろに隠れるか他のカバーがあれば急いでそちらに向かいましょう。
     
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    "This rifleman has taken cover behind the HMMWV's wheel, exposing as little
    of himself to the enemy as possible."
    "このライフルマンはハンヴィーのタイヤの後ろをカバーにしています、
     可能な限り敵に体を晒さないようにしています。"
     
  • もし、乗員が乗っている車両(軽装甲車など)をカバーとして使う場合は急に車両が動き出し、負傷または死亡する事も想定して近づきすぎないようにしましょう。乗組員と連絡を取り合う事、そして乗組員は車両を動かす際には周りの歩兵に対して注意を払うことが必要です。
  • 熟練した装甲車乗組員は歩兵のために車両を動く盾として運用してくれることもあります。これは特に敵の位置に近づく動線上にカバーやコンシールメントが無い場合に役に立ちます。もしそのような状況になった場合覚えていなくてはいけない事は、盾となってくれている車両が急に後退しなくては行けなくなり、歩兵が引かれる可能性があることや車両が炎上する可能性も考慮し、歩兵は車両の後ろにかたまり過ぎてはいけない事です。

Buddy Cover

絶望的な状況には相応な対策が必要になります。もし、とても厳しい状況に陥ってしまったら、近くで倒れている遺体(敵味方関係なく)が敵の攻撃を防ぎ、命拾いするための唯一のカバーかもしれません。もしあなたのチームが敵の奇襲によってほぼ壊滅状態になってしまい、敵の攻撃を避けながら一番近い遮蔽物まで移動する事も不可能になってしまった場合、傍で死亡してしるチームメイト(または敵)の後ろに隠れて対応しましょう。とても良い光景とは言えませんが、これが戦場を生き延びるか死者に参加するかの境目です。

 
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"SAW gunner employing 'buddy cover' during a tough fight"
"壮絶な戦闘の中 '相棒のカバー' を使うSAWガンナー"
 
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