プラネ番組の収録

Last-modified: 2008-03-10 (月) 15:36:35

プラネタリウムで使う番組を制作する際に役立ててください

脚本について

編集していて思ったことを箇条書きに

今年の脚本

過去の脚本

黎明祭の準備のために要望があったのであげときます
[2006黎明祭]file2006spring.zip
[2007黎明祭その1]file2007spring no.1.zip
[2007黎明祭その2]file2007springno.2.zip
2006年のほうはいろいろ見えにくいですが、原本からあんな感じです。
そのうち方法を考えて、本編の音声データをアップしたいと思います。
黎明祭的には10分くらいがベストだと思います。
2007年はやや長い感じだったので長さ的には2006年のほうがいいかなと思います。

脚本の長さ

学祭のプラネタリウムの投影時間は30分一回ですが、このうちプラネタリュウムの番組自体は17分前後です。
大体の目安ですが、神話パートと星座解説パートを分けるとこのような投影時間になります。
この時の脚本の長さはWORDで書いて、4枚から5枚程度です。もし30分に一回の投影をするならこれが限度だと思います。

なお黎明祭などのプラネ番組はこれより短く10分程度となり、だいたいWORDで3枚から4枚程度でしょうか。

星座解説について

異なる季節の星座の解説をする際、天球を回す時間が必要となるので脚本の区切をつけるといいかも。
そして、音楽だけを30秒ほど流してみましょう。

接続詞の収録

収録際、脚本にナレーションの台詞に「しかし」「こんどは」「それでも」「ついに」など接続詞を入れるとよいかも。
音を切り貼りしてほかの場所で使ったりします。
編集の際いまいち話のつながりが悪かったり、天球をまわす時間などを作るのに便利。

諸注意について

プラネの前に必ず言われる諸注意(携帯をきってくださいなど)。
いつも係の人がみんなの前でやっているが、
次回からは番組のなかに含めナレーションも朗読したほうが良いと思う。
また2重の注意となるが、なんか本物のプラネの番組っぽい気がするし。

天文部の使用できる機材

録音系

(A)MDデッキ×2
(B)マイク×3
(C)MTR
(D)ミキサー×2

再生系

(a)アンプ(marantz製2chステレオ)
(b)スピーカー(JBL製2chステレオ)
(c)ヘッドフォン
(d)5.1chサラウンドシステム(ONKYO製)

録音方法

MDデッキに録音

録音操作自体は簡単だが、PCを使用しての編集の際面倒。

録音に必要なもの

・マイク×2
・MDデッキ
・ミキサー
・ヘッドフォン
・アンプ
・スピーカー
・RCAステレオケーブル(赤と白の奴)×3

接続

マイク→ミキサー→MDデッキ→アンプ→ヘッドフォンorスピーカー

MTRに録音(推奨)

現在天文部がとりうる録音法ではMTRへの録音が一番BESTな録音法

おもな利点として
1.PCに簡単に取り込めるため編集作業が楽&完成度が高くなる。
2.ミキサーを接続しなくても録音が可能。(→音質がよくなる)
 (ただできれば使用したほうが良い→マイク2本のときとか)
3.PCに直接録音するより作業の手間が少ない。

しかしMD録音と異なり、失敗した箇所切るのが面倒という欠点がある。

録音に必要なもの

・マイク×2
・MTR
・MDデッキ(一応バックアップなどに)
・ミキサー(あると便利なので)
・ヘッドフォン
・アンプ
・スピーカー
・RCAステレオケーブル(赤と白の奴)×3

接続

マイク→(ミキサー→)MTR→(MDデッキ→)アンプ→ヘッドフォンorスピーカー

PCにダイレクト録音(2006夏収録ver.)

2006夏収録で使用した方法。
その場で編集できたり利点も多いが、反面ソフトウェア面で問題があり、保存が面倒&音が録音されないことがある。
またA/D変換を外部で行う必要があったためMDデッキなどが必須。現状ではメリットよりデメリットのほうが大きかった。

録音に必要なもの

・マイク×2
・MDデッキ(外部でA/D変換を行った&バックアップ)
・PC(今回はノート型PCにUSB音源をつなげたものを使用した)
・ヘッドフォン×2
・アンプ
・スピーカー
・RCAステレオケーブル(赤と白の奴)×3

※USB音源とは?
↑これはアナログ入力、デジタル入力に両対応

接続

1.外部A/D変換
マイク→ミキサー→MDデッキ(A/D変換&バックアップ)→(デジタルケーブル)USB音源→PC

2.内部A/D変換
 マイク→ミキサー→USB音源→PC
              

録音時の注意

録音の際気をつけること

1.レベルオーバーに注意

要は声が大きすぎで音が割れる(ヘッドフォンやスピーカー「バリッ」雑音きこえる)こと。
視覚的に判断するには、MDデッキやMTRの機能を使用←こっちのほうがわかりやすい

2.声優の息が入らないように

マイクに直接息がかかると、「ブォ」っと結構耳障りな音がする→具体例:マイクを使うのが下手な教授の授業
これを防ぐ方法として、マイクと声優の位置の工夫が必要→高さ的にマイクが声優の鼻の辺りに来るように(要は口より上に)
※今後の改善法→自作パーツを作りマイクに設置してみる?

BGMについて

選曲

基本的に天文部に伝わるBGM集から音をとっていますが、ほかに自分が使いたい音楽がある場合はじゃんじゃん使いましょう。
ただサントラなどから音を選ぶとかなり時間がかかってしますことも。私の場合は製作時間の3割程度はBGMの選局時間でした(6時間くらい・・・)。

BGMの編集

プラネタリウムの上映時間の関係上ひとつのBGMを最後まで流せるのは稀です。
そこでPCのソフトを使ってBGMを加工しましょう。
実際に2007年の学祭プラネの北極星→月→太陽の場面は本来のBGMを2分ほど短縮しています。
うまく編集するのは難しいですが、コツをつかめばそう難しくないです。
文章ではうまく説明できないですが、もし知りたいという奇特な方がいれば編集担当の私に連絡をください。
ちなみにこんの作業も製作時間の2割程度かかっています。

まとめ

このての作業はマニュアルを読んでもなかなかわかりにくく、むしろ直接機器を触って覚えるものです。
なのでこの記事を読んで録音の仕方を理解することは難しいですが、もし興味ある人は録音の際に気軽に技術者に聞いてみてください。

録音法について思い出したこと&思いついたことがあればこのあとも付け足していきたいとおもいます。