※このページはネタバレを含みます
Story play back
プレイヤーはタークスでの初の任務となる八番街の警備にあたっていた。
しかしその日は謎の組織の八番魔晄炉爆破作戦の当日だった…。
プレイヤーはツォンの指示や現場付近にいたレノの助けを借り無事に魔晄炉への進入を阻止することに成功したが、敵組織の幹部に倒されてしまう。
なんとか危機を脱出したプレイヤー達は反神羅組織『アバランチ』のあとを追いジュノンへ向った。
考察
執筆:クロイツ
アバランチの八番魔晄炉爆破作戦
アバランチでは神羅に対する初めての直接的な攻撃。指揮者はシアーズ。
この作戦以降アバランチはかなり積極的に神羅への攻撃を行っている。
この急激な姿勢の変化はルーファウスの接触(資金援助)があったとみていいだろう。
アバランチの進入経路は八番プレート内部からであろうか。
八番魔晄炉へは地下通路からの潜入を計画していたが、おそらく警備を警戒していたためだろう。
しかし、そのためにタークスと接触し潜入は失敗に終わってしまうとは皮肉である。
尤もタークスがいなくてもこの計画は中止されていたと思われる。(理由は後述)
タークス伝統の任務
タークスの初任務は八番街の警備というのがタークスの伝統だとツォンから伝えられる。
しかしなぜ「結果重視」のタークスがこのような伝統を持つのかは謎である。
八番街の治安があまり良くないためにある程度の能力が必要だったのか。
それとも八番魔晄炉の重要性を考慮に入れてのことかもしれない。
だが伝統とはいいつつも格闘♀や格闘♂、レジェンドの初任務は八番街の警備ではない。
重要な八番魔晄炉
ヴェルドやツォンの会話からすると八番魔晄炉は壱~八の魔晄炉の中でもっとも重要らしく、爆破されるとミッドガルの街が吹き飛ぶほどらしい。
八番魔晄炉から供給される魔晄エネルギーは0番街(神羅ビル)に使われているのだろうか。
アバランチがここを狙うのは納得である。
しかしアバランチがミッドガル市民への被害を軽視してるともとれるが。
それだけの重要施設でありながら警備が手薄なのは気のせいであろうか。
尤も八番魔晄炉内には潜入されていないことを考えるとあたりまえかもしれない。
バレット達アバランチは手始めに壱番魔晄炉を爆破させ、次に五番魔晄炉を爆破させている。
上記のように八番魔晄炉が最重要ならばなぜ狙わなかったのだろうか?
尤も「ミッドガルの街が吹き飛ぶ」というのはミッドガル全域を指すのか八番街のみを指すのかで解釈が変わってくるが。
後者だった場合、アバランチは偶然に八番魔晄炉を狙いタークスに作戦を阻まれた事になる。
作戦中止~ジュノンへ
プレイヤーにより八番魔晄炉への通路へ爆弾を仕掛ける事は失敗したアバランチであるが、シアーズによりレノとプレイヤーを倒す事には成功しているので、このまま作戦を再度実行をすることが可能であっただろう。
にも関わらずアバランチ(シアーズ隊)はフヒトからの伝令を受け、八番魔晄炉の爆破を中止しジュノンへ急行している。
作戦中止の理由は「プレジデント神羅の所在地の判明」がきっかけと見て間違いないだろうが、重要な作戦を中止してまで向かったとなると「プレジデント神羅抹殺」がアバランチにとって相当重要だということがわかる。
ここまで抹殺にこだわる理由はルーファウスからの指示を受けているからかもしれない。
ルーファウスにとってプレジデントの死亡=自分が社長になるということなのだから。
このことについては15章やVII本編のプレジデント神羅殺害時でも見受けられる。
尤も打倒神羅を掲げるアバランチにとっても神羅のボスを倒すと言う事はもともと重要なのかもしれないが。
ちなみにフヒトはプレジデント神羅がジュノンに「軍事視察」で滞在していると情報を得ているが、実際はジュノンでの「報道」が目的であった。
つまりフヒト(アバランチ)の神羅の情報源であるルーファウスはプレジデントが報道を行う事を知らなかったようである。
それともアバランチに対し所在地しか教えなかっただけなのかもしれない。
八番街の花売り
フリーモードでは八番街の住民と会話できるが、ここで「いつもの花売りがいない」と話してくれる人がいる。
おそらく本編でも八番街で花を売っていたエアリスの事だろう。
つまりエアリスは7年前(15、6歳*1)の時にはすでに花を売るのが日課だったことや、エアリスはいつも八番街に花を売りに来ていたということになる。(→BC版FF7の年表)
実際、エンディングでも八番街のツリーの前にエアリスは登場している。
タイトル考察『闇夜にうごめく者達』
「うごめく者達」とは新たに出現した敵「アバランチ」のことだろう。
そのまま夜に動き出したアバランチを指すほか、正体をつかめない神羅を狙う謎の敵ともとれる。
セリフ集
- 「タークスの初仕事は八番街の警備
これが我々の伝統だ」―ツォン
仕事中にプレイヤーに説明するツォン。
ツォンの「青さ」が読み取れる。
- 「あれが爆破されたら
ミッドガルの街ごと吹き飛ぶ大惨事です!」―ツォン
魔晄炉手前通路への扉を爆破されたときのヴェルドとの会話。
八番魔晄炉の重要性がうかがえる。
- 「タークスNO.1のスピードを誇る男
だが、そのスピード
俺の前では一切無意味」―シアーズ
「んなこと
試してみなきゃわからないだろ、と」―レノ
対峙するレノとシアーズの会話。
シアーズの言うとおりにレノは軽々と倒されてしまう。
しかし、これは4章への伏線となっていて4章でのルードとほぼ同じ会話が行われる。(→4章) - 「人生最大のピンチだわ」―散弾銃
アバランチ兵6人に囲まれたときのセリフ。
思わず笑ってしまう。
1章の小ネタ
- LOVELESSの看板
八番街には「LOVELESS」と書かれた看板を良く見かける。
「LOVELESS」とはミッドガルで毎年公演されるミュージカルのこと。
VII本編でもエアリスと初めて会う八番街で看板を確認できる。
また、ラストシーンの展開だけは北の大空洞へ突入するときにハイウインドでシドから聞く事ができるので実際に聞きに行って見るのもいいだろう。
ACでもレノ&ルードVSロッズ&ヤズー戦でロッズに吹き飛ばされたルードに落ちてくる看板に「LOVELESS」と確認できる。
VII本編では、「LOVELESS」の看板の近くに「Valentine」という文字が確認できることから、元ネタは、アイルランドのバンドMy Bloody Valentineのアルバム「Loveless」かもしれない。
- 連続マテリア援護
ミッション3の戦闘ではレノがマテリア援護の説明をしてくれる。
そのためBCで唯一強制的にでマテリアゲージがMAXになるのだ。
つまりマテリアゲージをあらかじめためておくことで
1.ミッション3から再開
2.マテリア援護で戦闘を終わらす
3.2回目もマテリア援護で終わらす
4.アプリ強制終了
という手順を踏めば比較的早くメンバーのマテリア経験値をためる事ができる。(自分は一切上がらない)
そのため、マテリア経験値を上げる手段が少なかったときは4人でこの方法を使ってマテリアのレベルを上げるという方法があった。
問題はこの方法をメンバーと同じ時間にやるとデータが消える可能性があること。
尤も現在は『サポ狩り』『無限要請』という効率がいい方法があるためにこの方法を使う人はもういないだろう。
>>2章『白夜に微笑む暗殺者』
↑↑エピソード