海外製BJD における 版権キャラクタードール・カスタム 、 版権キャラクタードール服 等 に関する 注意点

Last-modified: 2021-12-17 (金) 19:53:26

現在、海外製キャストドール 等 を 素体にして、版権 著作物 キャラクター に似せて カスタム等 を 行った 自作 キャラクタードール( 以下 版権キャラドール )を
SNSやブログ等で不特定多数の人に見られる状態で公開している方を多く見かけるようになりました。
このページでは 版権キャラドールなどの 著作権等に関する事項 について、よくある質問 や 心に留めておいていただくと良い点 など を 挙げておきます。

 
 

漫画 や アニメキャラクター が 作中で 着ている服 のドール版 や キャラクター用 ウィッグ、アイ を 販売している店舗はありますか?

 

アゾン や ボークスなど、版権元の企業にライセンス料を払い、契約した上で販売しているドールメーカーが従前から存在します。
また、個人からのオーダーメイドにて、アニメキャラクターのドール服等を製作する店舗も少数ながらあります。

 

ただし、中国韓国 などの 海外メーカー は、著作権に関する事柄に疎く、版権許諾を得ていない『 違法 商品 』数多く扱っている ところが多数あります
海外メーカーから版権キャラクターのドールやドール用品を購入する際は、この点に充分留意してください。

 

企業間の商売として版権人形、版権人形服は成り立っているので、人形服の版権はフィギュア並に厳しいのです。
逆に、コスプレ衣装は最近までアマチュアが多く、企業の商売として成り立っていなかったため”お目こぼし”をもらっている状態でした。

 

このため、版権物のドール服などをオーダーできる店は少ないです。
版権を取らずにキャラの服を売買すると、厳密には違法行為に当たるからです。
知っていても需要が多いので、教えてくれる人も少ないと思われます。

 

WF (ワンダーフェスティバル) などの 版権が取得できるイベントで販売されている もの を買うか、自作が無難です。

 

※ 必要に応じて、次のページも参考にしてください。

自分でカスタムした 版権キャラドール・ドール服 等 をインターネットなどで公開してもよいのでしょうか?

 

結論からいえば、知的所有権の侵害(違法) です。
特定のキャラクターに似せるために ドール を カスタム したり キャラドール服 (衣装) を作る行為自体は、
私的利用の範囲内でしたら問題ありませんし、個人的に楽しむ範囲なら写真撮影して遊ぶことも可能です。

ですが金銭授受がなくても、個人的に楽しむだけであっても、本来不特定多数の人の目に触れる状態でネットに公開することはできません。
著作権法 第二十一条 ~ 第二十八条 等 を参照

 

つまり 今は、ドールメーカーや原作作品の権利者からお目こぼしをしてもらっている状態なのです。
重ねてになりますが、立体物 の 著作権 管理 は ( ドール、フィギュア、コスチューム衣装 等 ) は 二次創作 において 紙媒体( いわゆる 同人誌 )以上に 厳しい という事情があります……。

 

なお、原作作品の権利者が二次創作を全面禁止している場合は決してネットに公開しないでください。
二次創作に関するガイドラインを設けている原作作品もありますので、ガイドライン熟読のうえ、きちんとルールを守りましょう。
現在 ドールメーカー側で二次創作を禁止しているところはありませんが、
今後あまりにも度が過ぎる行為をされて迷惑を被ったときは禁止されることもあり得ます。

 

画像やそのカスタムについての発言を投稿する前に
「ブランドイメージを損なう恐れはないかな?」「( ドールメーカー や 原作作品 に )迷惑は掛からないかな?」と
一旦立ち止まって考えていただければ幸いです。

 

そして「 これは(原作作品)の(キャラクター名)です!」という 表現をすることや
「(ドールメーカー名)を カスタムして(原作作品のキャラクター名)の キャラドールを作りました!」などの明言は できるだけ避けましょう。
ドールメーカーや原作作品の権利者の目になるべく触れないように努力をしてください。
これらの事項を付記をする際は、直接的な表現を避けて、極力ぼかした形式にすることを常に心に留めてください。

 

大っぴらに公開せず細々と遊ぶことを心がけてください。
どうか ドールメーカー と 原作の権利者 に リスペクトを持って 行動してください。

 
 

公式企業が販売している版権キャラクタードール・ドール服 等 の 画像はネットに載せてもいいのでしょうか?

 

実はこれも 公衆送信権の侵害 です。
立体物周辺の法律はほんとうに厳しいんですよ……。
著作権法 第二十三条 等 を参照

 

あまりにも 商品価値を損ねる状態 でなければ ドールメーカー・原作作品側 も ストップをかけるようなことはない と思います。
どちらにしろ、ドールメーカーと原作へのリスペクトを忘れないようにしましょうね!

 
 

 ('(゚∀゚∩ 節度を守って楽しく遊ぼうね!

 
 

FrontPage >> よくある質問 >> 海外製BJDにおけるキャラドール・カスタムについての注意点


 

このページに追加したほうが良い情報などがあるときは、書き加えてください。
Pukiwikiの操作に自信がない方は、下のコメント送信欄を使っていただいてもOKです。