用語集/は行

Last-modified: 2022-04-02 (土) 15:47:07

 
 

 

ハイブリッド ( hybrid )

「混合」や「複合」、種類が異なるものを組み合わせるという意味の英単語。
キャスト製ドールにおいて、ヘッドとボディをそれぞれ違うメーカーで組み上げることをいう。

 

バックオーダー ( back order )

入荷待ち・取り寄せ商品のこと。
日本国内では聞きなれない言葉だが、海外では店舗在庫がなくてもカタログに載せるため
バックオーダーで納期が長くなることがある。

 

パステル

粉末にした顔料を凝固材で固めた画材。スティックのまま紙に直接描くほか粉末状にして塗ることもできる。
メイクにも使用できるが、その場合は「 ソフトパステル 」を選ぶこと。
「 ハードパステル 」は粒子が硬く、ゴリゴリ乗せるとキャストが傷だらけになる恐れがある。

 

ハードパステル と ソフトパステル の 一番の違いは 固めるための「糊」の量の違い。

 
  • ソフトは顔料が多く、少量の凝固材で固めてあるので粉にしやすく、色がつきやすい。
    砕いて粉にしたもの = ほぼ 顔料 と考えて OK
     
  • ハードは顔料の分量に対して凝固材が多く使われているので粒子が硬く、色づきが悪い。
    砕いて粉にしたもの = 凝固材 & 顔料 と考えて OK
     

ボークスから発売されているパステルはゴンドラのソフトパステルの OEM ( 他社に製造発注を依頼した自社ブランド品 ) の模様。
ソフトパステル には パンパステル ( ホルベイン社製 ) という 粉状に近い かたち で 蓋つきの小さな皿状のケースに収納 された形式 になっている ものもあるので、塗装面の範囲 や 使用感の好み 等 を考慮しつつ 使い分けると良い と思われる。

 

※ 困ったときはこちら ⇒ パステルでメイクしたいのですが

 

パテ

ポリエステルなどの主剤に少量のつなぎ剤を混ぜたペースト状または粘土状の素材。
少量の硬化剤を混ぜる事によって化学反応を起こすことや、乾燥させるための一定程度の期間を経る事によって、
硬化する硬化性のものと、粘土状の性質を保ち続ける不硬化性のものがある。
部分的にパーツのレジンの厚みが十分でなく半ば透けるような状態になっている状態 ( 別称:青タン ) の補修材としても有用。

 
  • 硬化性のもの
    エポキシパテ ( エポキシ樹脂パテ ) 、ポリパテ ( ポリエステルパテ ) 等 があり、ドールヘッドをカスタムする際などに使われる。
  • エポキシパテ
    粘土状、大きく盛り付けることや、新規パーツの製作に適している。薄く盛り付けることや キズ埋めには向いていない。
    硬化前は 「爪楊枝」「ナイフ」「スパチュラ」等で形を整えることもできるので、造形向きのパテともいえる。
  • ポリパテ
    ペースト状、硬化前にパテを整形したりはできない。「盛っては削る」の繰り返しで形状を出し、厚盛をして使用する。
     
    これらの素材については、インターネット上で使用方法の詳細等を詳しく紹介しているページ等も多数ある。
    使用する際は、そうしたページを参照する事なども有用。
 
  • 不硬化性のもの
    アイを仮固定する際などに使用される アイパテ には 練り消しタイプ と 粘土タイプがある ( 別称は スカルピー ) 。
    不硬化性パテ の 中には、長期間使用した場合、合成剤の成分等 により ドール 本体 や アクリルアイシリコンアイレジンアイ などの 他の合成樹脂 と 癒着する 性質が生じるものがある。
    このほかの症状としてパテに含まれている 油性成分がヘッドパーツ ( ウレタン樹脂などのキャストドール素材 / レジン 等 ) に染み出したりする こともある ので 注意が必要。
    購入する際などにおいては、可能であれば成分表示等を確認した方が無難。
     
    昨今は、不硬化性パテを使用する代わりに、「ブルタック」や「ひっつき虫」等 の 粘着ラバー素材 の 再剥離、再接着 可能 な 接着素材 が使用される事も多い。
 

パーティングライン

ウレタン樹脂原料液 ( キャストドールの素材 / レジン ) 等 を型に流す際に、型の合わせ目に沿ってパーツに残ったライン。
ラインとはいうものの、実際には型のズレによってできる段差であることが多い。
ラインを消すことにより パーツの形状そのものに影響をおよぼすことがあるため、段差が大きい場合には十分な注意を要する。
また、ペーパー ( 紙やすり ) 、セラカンナ などを用いて パーティングライン や バリ を 取り除く ( 削り取る ) 作業を エステ と呼ぶことがある。

 

※ パーティングラインを削る際などの取扱いの詳細はこちら ⇒ パーティングラインを消すとき気をつけることは

 

花咲きボディ

BlueFairyブロッサムボディの別称。

 

バリ

ウレタン樹脂原料液 ( キャストドールの素材 / レジン ) 等 を型に流す際に、型の合わせ目からはみ出した、パーツ以外の部分をさす。
アイホールのものは目やに、手の指の場合は水かき、または納豆を手づかみで食べたと称される。
外観や他のパーツとの合わせ目にできたバリは削り取る必要があるが、元々のパーツ部分と見極めて作業すること。
また、ペーパー ( 紙やすり ) 、セラカンナ などを用いて バリ や パーティングライン を 取り除く ( 削り取る ) 作業のことを エステ と呼ぶことがある。

 

バンクル

Bambi Cronyの別称。

 

ハンドピース

エアブラシの別称。
種類や取扱概要などに関しては、 エアブラシ の項目を参照

 

パンパステル

ソフトパステル の 1種。粉状に近い かたち で 蓋つきの小さな皿状のケースに収納 された形式 になっているもの。
代表的な 製造元 は ホルベイン社
チークなどの ぼかし が 必要な部分 から アイラインまで 幅広い用途 で 使用可能 であり、パステルの削り等 の 下準備作業 を 若干軽減 できる という利点もある。
塗装面の範囲 や 使用感の好み 等 を考慮しつつ 使い分けると良い と思われる。

 

 

ヒートン

英語ではアイ・ボルト Eye bolt という。Screw eye と表記することもある。
Sカン と同様、ドール関節に埋め込み テンションゴム や 他パーツ との 接続 に用いられる。
本来は壁などにねじこんで物を吊り下げるために用いる金具の一種。
ドール組み立ての際などにおいて、硬質な素材にヒートンを取り付け ねじ込むときは、ペンチ や プライヤ 等 があると便利。
※ 困ったときはこちら ⇒ ヒートン ( 手首や足首などをつなぐ金具 ) が抜けてしまいました

 

ひっつき虫

粘着ラバー素材の再剥離、再接着可能な接着素材。
アイを固定するときなどに アイ接着用 の 粘土状不硬化パテ ( アイパテ ) の代わりに使用される事がある。
同様の製品に ブル・タック ( BluTack ) がある。ひっつき虫 は ブル・タック よりも 若干柔らかく 扱いやすい。
ただし、夏場 などの 高温時 に 使用したまま にしておくと、ひっつき虫 が 軟化 しすぎる 時 が 稀にある 模様。
軟化しすぎた ひっつき虫 を 取り除く場合 は 軟化していない ひっつき虫 に付着させるようにして 行うと良いとのこと。

 

DD 等 の ソフトビニール ヘッド ドール の ユーザー は ヘッド 内 での ひっつき虫 の 軟化を防ぐ ため、ブル・タック を 使用することも多い。また、ブル・タック ( BluTack ) は 薄い青色 なのに対し、ひっつき虫 は 白色 である。
どちらを 使うかは ユーザーの 好み と 目途に 応じて 選択されたし。

 

【 選択する際 の めやす など 】

  • ひっつき虫 を 使用 …… アイを 変える 頻度が 高い、アイ と ヘッド の 隙間が 若干ながら目立つ
  • ブル・タック を 使用 ……
    アイを 頻繁に 変えるわけではない、アイ と ヘッド の 隙間が あまり目立たない、または アイ と ヘッド の 隙間を埋めるほど 多量の ブル・タック を 使わずに固定できる
     
    ※ドールの外見 (見た目) を変えてみたいときにあると便利な用品全般等 に関しては こちら ⇒ 見た目を変えてみたい
    ※ドールアイ全般 に関する 基礎知識 などに関しては 必要に応じて 以下のページを参照
    ドールアイの種類と探し方ブロウタイプのグラスアイで気をつけることは
     

ビヒクル

塗膜となる樹脂成分とそれを溶かした水や溶剤などの、塗料の液体部分の名称。顔料成分は含まない。
アクリル系樹脂を塗膜の成分とした塗料を アクリル樹脂塗料 といい、その中でも 水溶性、非水性のものを
それぞれ 水性アクリル塗料、溶剤系アクリル塗料 ( 有機溶剤 系 塗料 ) という。⇒ 紳士色 ( Mr.COLOR )ラッカー など
なお、アクリル絵の具 において メディウム という名称があるが、 ISO規格 においては ビヒクル と同義。

 

日焼け肌

タンスキン ( 英語表記 : tan skin ) のこと。焦げ肌 ともいう。
近年は タンスキン という 呼び方が定着している。
タンスキンのドール取扱いに関する注意点についてはこちら ⇒ タンスキンのドールについて注意することは
このほかの英語における主なスキンカラー表記については こちら ⇒ 英語でのスキンカラー表記について

 

ピンバイス

プラスチック や 金属等 に 繊細 かつ 微細な 穴を あけたいときに 使う道具 の名称。
ピンバイス先端のドリルを用いて 0.5mm や 0.6mm といった 1mm 以下 の 大きいドリルやハンドドリルでは あけられない 小さな穴や、2mm、3mm、4mm、5mm といった 大きめサイズの穴 もあけられるので、1つあると便利。
ドールホビーでは、主にピアス穴をあけたい時などに使用する。レジンアクセサリーや、プラモデル制作などでも使用することがある。

 

1/3サイズ程度のドールにピアスをあける作業を行う場合は、0.7mm か 0.8mm のピンバイスを推奨。
ピンバイスの品質は仕上げの良し悪しを左右するため、可能であれば ボークスや模型専門店で取り扱っているものがよい。
ホームセンター や 100均ストア など においてある 低価格のものは 価格相応で 精度を求めない仕上がりでも良い作業 に 向いているものが 一般的なので、単に穴をあけるだでなく、作業に精度を求める場合 は、使用を避けた方が 無難。

 

 

フェア肌

ノーマル肌 / 普通肌 のこと。英語表記 は fair skin
英語では フェア ( fair ) と略されることがある。
このほかの英語における主なスキンカラー表記については こちら ⇒ 英語でのスキンカラー表記について

 

武器屋

玩具店コトブキヤの別称。

 

不幸人形

Happy Dollの別称。2011年現在、活動不明。

 

プライマー

主に素材と次に塗る塗料との付着性を高めるため、素材に塗られる初めの塗料。
サーフェイサー の働きを併せ持つものを プライマーサーフェイサー ( プラサフ ) と呼ぶ。
接着しにくい材料の表面に塗り、接着剤の補助をする薬剤を プライマー と呼ぶこともある。

 

プライヤ

ペンチに似た形の工具のこと。なお 英米では ペンチを含む 挟み工具全般 を プライヤ ( pliers : 常に複数表示 ) と呼ぶ。
正式名称は、コンビネーションプライヤ ( 英名 : Slip joint combination pliers with cutters ) 。
ペンチ ( Cutting pliers ) よりも開口範囲を大きくとるため、ピボット ( ジョイント部分 ) がスライド構造となっている工具。
大きな物をはさむ際、ピボットを握り方向にスライドさせると、先端が大きく開く ( 通常この状態では先端部分は完全に閉じない ) 。
通常のペンチよりも、はさめる物の範囲が多いため、自動車の車載工具によく採用されている。
ドール組み立ての際などにおいて、硬質な素材に ヒートン を取り付けるときは、ペンチ や プライヤ 等 があると便利。

 

プラサフ

プライマーの別称。
狭義では 素材と次に塗る塗料との付着性を高めるため、素材に塗られる初めの塗料のうち、サーフェイサー の働きを併せ持つもののことを指す。

 

プラスチック ( plastics )

石油 に 由来する成分 を 主原料 とした 合成樹脂 のこと。
「 主に 石油( ナフサ )に由来する 高分子物質( 主に 合成樹脂 )を 主原料とした 可塑性 の 物質 」と定義されている。
また、プラスチックは、加熱すると硬くなり元には戻らない性質の「 熱硬化性樹脂 」と、加熱すると軟らかくなり冷やすと固まる性質の「 熱可塑性樹脂 」に分類される。
キャストドール の 素材 である ポリウレタン PUR ( URE ) に関しては、熱可塑性樹脂 と 熱硬化性樹脂 の 2つのタイプ があり、ドールの素材として使用されているのは 熱硬化性樹脂 の方である。
そのほかの 主な素材の分類に関しては 以下のとおり。

 

ブル・タック ( BluTack )

粘着ラバー素材の再剥離、再接着可能な接着素材。キャスト素材に癒着するなどの影響を及ぼす事が比較的少ないとされる。
このため、アイ接着用 の 粘土状不硬化パテ ( アイパテ ) の代わりに使用される事がある。
ブロウタイプのグラスアイの接着にも適している。
文具店やDIY工具店等で購入可能。同様の効果のある他の製品として、「 ひっつき虫 」等がある。

 

ひっつき虫 は ブル・タック よりも 若干柔らかく 扱いやすい。
ただし、夏場 などの 高温時 に 使用したまま にしておくと、ひっつき虫 が 軟化 しすぎる 時 が 稀にある 模様。
軟化しすぎた ひっつき虫 を 取り除く場合 は 軟化していない ひっつき虫 に付着させるようにして 行うと良いとのこと。

 

DD 等 の ソフトビニール ヘッド ドール の ユーザー は ヘッド 内 での ひっつき虫 の 軟化を防ぐ ため、ブル・タック を 使用することも多い。また、ブル・タック ( BluTack ) は 薄い青色 なのに対し、ひっつき虫 は 白色 である。
どちらを 使うかは ユーザーの 好み と 目途に 応じて 選択されたし。

 

【 選択する際 の めやす など 】

  • ひっつき虫 を 使用 …… アイを 変える 頻度が 高い、アイ と ヘッド の 隙間が 若干ながら目立つ
  • ブル・タック を 使用 ……
    アイを 頻繁に 変えるわけではない、アイ と ヘッド の 隙間が あまり目立たない、または アイ と ヘッド の 隙間を埋めるほど 多量の ブル・タック を 使わずに固定できる
     

※ドールの外見 (見た目) を変えてみたいときにあると便利な用品全般等 に関しては こちら ⇒ 見た目を変えてみたい
※ドールアイ全般 に関する 基礎知識 などに関しては 必要に応じて 以下のページを参照
ドールアイの種類と探し方ブロウタイプのグラスアイで気をつけることは

 

ブロッサムボディ

BlueFairyで販売しているドールボディ。別称 花咲きボディ
Tiny Fairy女の子用の別ボディで、バストサイズが通常ボディより大きい。が、巨乳というほどでもない。
寸法は以下のとおり (トップバスト / アンダーバスト)。参考画像はこちら ⇒ Tiny Fairy

  • ブロッサムボディ : 18.8cm / 16.3cm
  • 通常ボディ     : 17.5cm / 16.3cm
 

 

ペーパー

サンドペーパー、いわゆる 紙やすり のこと。
ドール の エステ ( パーツ外観の品位を高めるための研磨 等 ) や パーティングラインバリ の除去 、キャストドール素材として 使用されている ウレタン樹脂 の 黄変 ( 経年劣化で 黄色 の 色味が強くなる現象 ) が 生じた部分 を削って取り除く 作業 を行うときなどに使用する。
また、塗料 ( クリアーコート を含む ) のノリを良くするため 、離型剤 を 中性洗剤等で洗浄する前に ペーパーがけ (やすりがけ) を行うこともある。

 

キャストドールを含め、プラスチックのペーパーがけには耐水ペーパーが適している。
これは 耐水 water proof と表記されていて、ペーパー面がグレーのものが多い。
水を付けてパーツ研磨するため水研ぎとも称されるが、削り粉 の 飛散防止 や 目詰まり低減に加え、発熱を抑える などの効果もある。
凹凸の細かい部分に関しては、スポンジペーパー ( スポンジ研磨剤 ) を併用することも有用。
汚れ落としなど、ごく微細な研磨に関しては、メラミンスポンジ で行う。

 

※ドールのエステ (手入れ) 全般 に関する 基礎知識 などに関しては 必要に応じて こちらを参照 ⇒ 手入れの際気をつけることは
※ドール素体のエステ (手入れ) 関する用品の全般等 に関しては こちら ⇒ 素体 の 表面 加工処理 ( エステ ) 等 をしたい
※パーティングラインを削る際などの取扱いの詳細はこちら ⇒ パーティングラインを消すとき気をつけることは
※ドール本体等への色移り対策に関してはこちら ⇒ キャストドール素体への色移りを防ぐには
※クリアコート塗装を行うときのコツ等に関してはこちらを参照 ⇒ クリアーコートがきれいにできません

 

 

某、棒

ボークス = (株) VOLKS の 別称。
スーパードルフィー ( 略称 SD ) の 製造・販売元で、キャスト製球体関節人形の先駆的企業。
実店舗に ボークスショールーム、SD専門 ショップ 天使のすみか、天使の窓、天使の里 があり海外展開もしている。
ボークス主催のドールイベント・ドールズパーティ ( 略称 ドルパ ) では、
原則として 自社ドール のみ 持込可、海外製ドール持込禁止 となっているので注意しよう。
ドール本体がボークス社製ドールであれば、持込可 ( ウィッグ・アウトフィット等は海外メーカー製でもOK )

 

ホビー用 ツール ( エアブラシ や アクリル絵の具 などの 塗装用品 や 粘土 、 やすり 等 の 造形用品 等 ) も 多数取り扱っている。

 

また、ドールのメイク ( 塗装 )を 落とす ( 消す ) 際 の シンナー ( 有機溶剤 ) として、
  植物由来成分でできた「 ペイントリムーバーeco 」という製品も発売している ( 2016年秋 ~ ) 。
  シンナー臭 ( 有機溶剤臭 ) が ない こと 等 が 主な特徴となっており、
  すでに 金属加工工場や整備工場、ビルメンテナンス などの 現場作業にて実績がある成分 と 同等 の 植物由来成分 でできている。
  ドールのメイクを落とす 際 に シンナー臭 が 苦手な 方は 代替製品の1つとして、試してみることも 検討されたし 。

 

2020年11月 6日付で同年12月25日から 日本の 石粉粘土 製造 に関する 代表的メーカーの1つである アートクレイ株式会社
  について 事業継承を行う旨を発表。詳しくは (株) VOLKS 公式ホームページ「お知らせ」の 11月 6日付の記事を参照。

 

ボーダレス

韓国の貿易会社でDOLKを運営。実店舗とネットショップあり。
海外製キャストドールの輸入販売と代行購入サービスや関連商品と取り扱う。
近年は海外メーカードールの展示イベント (Dollism plus) の日本開催分の運営も行っている (Doll Heart からの受託開催)
主な企業履歴はこちら ⇒ ボーダレス

 

ホットボンド

合成樹脂でできた専用接着スティック ( グルースティック ) など を 熱 ( 80 - 100℃ ) で溶かして接着する 合成樹脂系接着剤のこと。ホットメルト接着剤ともいう。
ボークス社 の キャストドール などでは 一部のモデルにおいて、アイを より強固に固定する ために アイパテ の替わりに、ホットボンド ( グルースティック / グルー ) が用いられているものがある。
また、ブロウタイプのグラスアイ を 接着 する際 に ホットボンド を 使用する場合 は、少量に留め、軽く固定するようにすること。

 

グルースティックの素材 としては エチレン酢酸ビニル ( EVA ) などの 熱可塑性 プラスチック が 用いられる。カラーバリエーションもあり、用途に応じて使い分けることもできる。
グルー素材は常温で硬化する性質があり、比較的早く硬化するため、溶剤は使っていない。温めると溶け、冷えると固まって接着する。
熱で溶かし冷やして固めるため、温度が高くなる場所での利用には不向きであり、また 発泡スチロールなど、80 - 100℃ 内 の 熱で溶解する物には使うことができない。なお、平滑かつ硬質な素材の表面に使用すると十分な接着力が得られないことがある。

 

グルースティック ( 接着剤 ) を溶解し、溶けたのり状にして 射出する ための用具 を グルーガン ( 英: Glue-gun、糊の銃の意 )、あるいは ホットガン という。
銃のような形状をした用具で、内部 に ヒーター ( 熱源を発生させる装置 ) が 組み込まれている。熱源 は AC電源、DC電源、電池 などが採用されているものが主流。グルースティック ( 接着剤 ) は常温では固体となる。直径11 mm のものと7 mm のもの がある。

 

ホットボンドは熱で温めて取り除くことが可能だが、キャストドールなどに使用されている場合、ドールヘッド全体を高熱に晒すとメイク等の塗装の一部が剥がれたり、風合いを損ねたりすることがある。
このため、ホットボンドのグルーを取り除くために「 エナメル溶剤 ( タミヤカラーX-20エナメル溶剤など ) 」を使用することが多い。
グルーの取り除き方:例 は 以下のとおり。実際に行う際は、メイク等を損ねることのないように慎重に行うことが望ましい。

 
  • ホットボンド グルー の 取り除き方:例
    ヘッドのフタを開けて、綿棒にエナメル溶剤をひたし、グルーの周りにつける ( 少量のエナメル溶剤でなぞる程度で十分 )。
    しばらくするとグルーが柔らかくなり、ピンセットでグルーをひっぱると綺麗にはがすことができる。
    エナメル溶剤 は 少量 ( 適量 ) であれば、ヘッド表面 に 施されている メイク や まつげの接着剤 も あわせて 落としてしまうことは ない ので、塗布する量を慎重に調整すること。
     
     
    ※ドールアイ全般 に関する 基礎知識 などに関しては 必要に応じて 以下のページを参照
    ドールアイの種類と探し方ブロウタイプのグラスアイで気をつけることは
 

ホテル

韓国ホテル予約システムの略称。
US$決済が一般的でなかった頃、ウォンで代金を送金する場合によく利用された。
メールで送金を依頼するという手軽さから、送金方法の選択肢としては捨てがたいものとなっていた。
※ 2014年頃 ~ 現在、同送金サービスの取扱いは廃止となっているようである。
※ このほかの韓国への送金方法等についてはこちら ⇒ 韓国の銀行への振込み方法が分かりません

 

ポリストーン

ポリレジンとも呼ばれる。合成樹脂素材 = シンセティックレジン の 1種
ポリエチレン樹脂に粉末の炭酸カルシウム(石粉)を混合した素材で、プラスチックと石の中間のような質感を持ち、重く硬い。
硬いとはいっても柔軟性に欠けるため、一般的な樹脂に比べると落としたり強い衝撃を与えた際に割れたり欠けたりしやすい。
インテリア用・ガーデニング用の置物や装飾品などによく使われている素材。
R&D Fashion Dolls の RanD Angels はこの素材でできている。

 
 

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うまく説明できないときは、追加候補の用語だけでも結構です。それに対しては説明できる人が説明を追加してください。
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