迷家の檻

Last-modified: 2007-10-15 (月) 12:51:27
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タイトル迷家の檻 (マヨヒガのおり)
ブランドブランド解散 マリンハート
発売日2005年04月29日
定価7,140円 (税抜:6,800円)
ジャンルボーイズラブアドベンチャーゲーム
対応OSWindows98/2000/Me/XP, MacOS 9.1以上/MacOS X
年齢制限PC / 18禁
原画
シナリオ星咲史
音楽浅見武男
キャストボイスなし
備考ブランド解散
 
初回特典
オフィシャル通販通販限定テレホンカード
メッセサンオー特別編CD-ROM
(冬樹・弓弦・亨視点のサイドストーリー)
 

STORY

OPEN

“神隠し”にあった女の息子、それが僕につけられたあだ名。
ここはとても狭い世界。だから、我慢して、息を潜めて、されるがままに…僕は生きていくしかない。
だってここは、閉じられた村なのだから。

 

そこは閉鎖された空間。閉じられた場所。外部を阻む、鄙びた山奥のとある村。
母子家庭に育った、主人公、春(はる)は村に今だはびこる独特の習俗や価値観、そしていわれなき差別に苦しめられ、“山男の息子”と後ろ指を指されながらひっそりと村の片隅で暮らしていた。当たらず触らず、そして目立たぬように、全てを諦めて――。
春には居場所がなかった。村の中でも、学校の中でも、そして、家庭の中でも…。
そんな春はある日、ふとしたことをきっかけに学校帰りに“マヨヒガ”に出あう。村に残る伝承の中の“山中の不思議な家”だという“迷い家(マヨヒガ)”。
そこには自分の幼馴染と名乗る少年がいた…。
異空間に迷い込んだような錯覚を覚えながらも、春はその少年にこみ上げるものを抑えることができない。疑問を抱きつつも、春は生まれて初めて見出した自分の居場所として、そのマヨヒガの虜となっていく。
現に戻った時に、過酷な運命が待ち受けていることも知らずに――。

 

CHARACTER

OPEN
  • 佐々木春(ささき はる) cv:ボイスなし
    山男の息子と後ろ指を指されている。母子家庭で育った。村に残る独特な価値観と習慣になじめずに、村社会ののけ者にされ、学校でも同じく学生たちから差別やいじめを受けている。根暗で、厭世的な性格を持っているが、根は素直。

    「僕に構っていると、ろくなことはありませんよ?」

  • 厩別亨(まやべつ とおる) cv:ボイスなし
    “迷い家”に暮らす主人公の幼馴染と名乗る青年。優しく温かく、それでいてどこかミステリアスな雰囲気がある。

    「君はここに迷ってきたのか、それとも、あえて来てしまったのか、一体どっちなんだろうね? 外の世界を知りたいの?」

  • 松田弓弦(まつだ ゆずる) cv:ボイスなし
    村の名士の息子。特権的な位置にいる。春と同級で、山男の息子といういわく付の春を嫌い疎んじている。傲慢で冷酷。学校では学生会の会長でもある。

    「お前の不景気な面見てると、気分が悪くなるんだよ!」

  • 松田敦矢(まつだ あつや) cv:ボイスなし
    弓弦の兄。春の通う学校の地学教師。弓弦と違って物静かで、落ち着いている。孤独を好み常に山を散策しているらしい。婚約者がいる。

    「私は君の味方だ。なに、恐いことなんか一つもない。あるがままに受け入れて、ひっそりとしておいで。村の掟は侵さないように・・・ね?」

  • 菊池香一(きくち こういち) cv:ボイスなし
    春の同級生。異人の子供といわれている。春とは違い、差別をうけると言うよりむしろ畏怖されている。近寄りがたい雰囲気がある。村のはずれの洋館に住んでいるらしいが一切が謎に包まれている。

    「似たもの同士だからって、君と一緒にされたくないね」

  • 佐々木冬樹(ささき ふゆき) cv:ボイスなし
    春の弟。母の再婚相手の子供。春とは違い社交的で、明るい。特殊な家庭に育ったはずだが真っ直ぐで曲がった事が嫌い。兄の春を守る頼もしい弟。狭いところが苦手。

    「俺はいつだって兄さんの傍にいるから」

 

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