アーティファクトについて
- アーティファクトは古代遺跡のようなものです
- ゲーム開始時からマップのどこかに配置されています
- 最初にユニットを重ねて探検した文明に御褒美を与えます
- アーティファクトの効果は1度きりです
- つまりゲームで優位に立つには素早く探検隊を派遣し,他の文明よりも早くアーティファクトを見つける必要があります
- DLCで新しいアーティファクトが追加できますがシングルプレイ専用です
アーティファクト一覧
イメージ | 名前 | 日本語名 | 効果 |
Angkor Wat | アンコールワット | どれか1つの都市に1つのWonder(文化遺産)が建設される | |
Ark of the Covenant | 契約の箱 | 全ての都市にTemple(寺院)が建設される すでに寺院が建設されている都市にはCathedral(聖堂)が建設される | |
Knights Templar | テンプル騎士団 | 強力な軍事ユニットが手に入る 古代→『騎士』/中世→『カノン砲』/工業化→『戦車』・・・ | |
Lost City of Atlantis | 失われた都アトランティス | 3つの未開発テクノロジー(必要ビーカーが少ない順)を入手できる 外洋にあるため『ガレオン船』以上が必要 | |
School of Confucius | 孔子学院 | 偉人2体が手に入る 偉人は孔子学院の位置に現れる | |
Seven Cities of Gold | 黄金の七都市 | 大量のゴールドが手に入る 後の時代ほど額は多い(参照) |
DLCアーティファクト(シングルプレイ専用)
日本語名 | 効果 | DLCの種類 |
バベルの塔 | すべての文明と外交が可能になる | ミシックパック |
キャメロット城 | 自国の騎兵が騎士へアップグレード | ミシックパック |
兵馬俑 | 自国のすべての兵士が斥候の戦闘スキルを得る | アイコニックパック |
スフィンクス | すべての政治体制が採用可能になる | アイコニックパック |
ファラオの針 | 新しいテクノロジーを得る | エターナルパック |
テスラの平和光線 | すべての戦争が終結する | エターナルパック |
DSでの蛮族の噂によるアーティファクトの見分け方
- 古代の城
→テンプル騎士団 - 古代の文明
→黄金の七都市 - 古代の寺院
→契約の箱 - 古代の修道院
→孔子学院 - 古代の宮殿
→アンコールワット
Angkor Wat(アンコールワット)
ゲーム中の効果 アンコールワットを発見すると、いずれかの都市に文化遺産を建設できます。
アンコールワットはクメール文明の全盛期に造られた、世界有数の宗教的政治的建築物です。
ヒンドゥー教のヴィシュヌ神を祀るこの大寺院の遺跡は、現在のカンボジアにあります。
12世紀前半にスーリヤヴァルマン2世によって建てられ、壁面には神話の神々や王たちの姿を描いた無数の浮き彫りがほどこされました。
芸術的に傑作であるのはもちろんですが、その敷地の広大さは、バチカン全市がすっぽり入るほどです。
カンボジアの国旗には、アンコールワットのシルエットが描かれています。
アンコールワットでは、さまざまな主題に沿った彫刻を見ることができます。
ビシュヌ神の乳海攪拌などといった、ヒンドゥー教に伝わる古代の物語を描写したものもあります。
他にはアンコールワットを建設したスーリヤヴァルマン2世が宮中でくつろいでる様子を描いたものもあります。
Knights Templar(テンプル騎士団)
ゲーム中の効果 テンプル騎士団の城砦を発見した者には、即座にきわめて強力なユニットが与えられます。 制覇による勝利を目指す者にとっては、願ってもないボーナスです。
テンプル騎士団は、十字軍によるエルサレム陥落後の1119年に軍事組織兼修道会として設立されました。
エルサレムを攻め落とした十字軍は、務めを果たしたとして一斉に帰途に就きました。
そのためエルサレムは守る者がいなくなり、聖地奪還に燃えるアラビア帝国の真ん中に無防備なまま残されることになりました。
そうした中、フランス人騎士、ユーグ・ド・パイヤンが聖地を守ろうと立ち上がり、戦時においてはキリスト教のために戦い、平時においては修道士として徳を磨く騎士修道会「テンプル騎士団」を創設しました。
この騎士団は聖地において、すぐにもっとも強力なキリスト教組織となりますが、やがてイスラム軍の度重なる攻勢に耐え切れなくなり。最後にはサラディンの軍勢によってエルサレムを奪われました。
それにともなって、騎士団の勢力と評判も衰え始めます。
そして1307年、かねてから噂になっていた騎士団の巨万の富を狙うフランス国王フィリップ4世によって、多くの修道士たちが逮捕され、この騎士団は終焉を迎えます。
神殿の岩のドームとしても知られ、エルサレムにおけるテンプル騎士団の活動拠点でした。
「テンプル騎士団」は清貧に生きることを神に誓いました。
それゆえ、この騎士団の初期の修道士たちには、施し物のみで生きることが求められました。
しかし修道士の数が増えるにつれて、騎士団の資産も増えていきました。
やがて清貧であったはずの騎士団は、「聖地」において一番裕福な組織の1つになったのです。
Seven Cities of Gold(黄金の七都市)
ゲーム中の効果 黄金の七都市を発見すると、すぐに国庫に多額のゴールドがもたらされます。 経済による勝利を目指すなら、このアーティファクトを発見するのが近道です。
新世界にあるという財宝の話に魅せられ、一攫千金を夢見る多くの男たちが大西洋を渡りました。
そうした話で特に人々の関心を引いたのは、黄金の七都市の伝説です。
この伝説によれば、8世紀に地平線の彼方から馬に乗ったムーア人が攻めてくると、スペインやポルトガルの7人の司教は教会にあった聖遺物や黄金、それ以外の宝を集めて逃れ、海の彼方に7つの新しい都市を築いたとされています。
この海の彼方にある巨万の財宝の伝説を信じて、多くの人々が北アメリカ大陸を目指して海を渡りました。
しかしたどり着いたのは、北アメリカでもっとも不毛な場所だったため、すべて失敗に終わりました。
ただし、あなたを除いての話です。
エルドラドは、新世界に到達したスペイン人が探し求めていた伝説の黄金都市です。
現代のコロンビア周辺にあると言われていたこの街は、1人の男、ゴンサロ・ヒメネス・デ・ケサダの人生の原動力になっていました。
デ・ケサダは、後にコロンビアの首都となる都市を建設した重要人物ですが、彼自身はこの都市を統治せず、生涯を謎の黄金都市の発見に費やしました。
シボラとキヴィラは、いずれも伝説の黄金都市の名前です。
Ark of the Covenant(契約の箱)
ゲーム中の効果 契約の箱を発見すると、すべての都市で寺院が建設されます。 すでに寺院がある都市では、代わりに聖堂が建設されて、寺院がなくなります! したがって文化による勝利を目指すプレイヤーには、うってつけの方法です!
伝説によれば、モーゼが神から授かった十戒の石版は契約の箱と呼ばれる聖櫃に納められました。
聖櫃には不思議な力があるとされ、ジュリコの戦いのときには6日間にわたって聖職者たちが角笛を吹き鳴らし大声をあげながら聖櫃をかついで街の周りを練り歩きました。
すると7日目に、難攻不落といわれたジュリコの壁がひとりでに崩壊し、聖櫃を持つ者たちに勝利をもららしたとされます。
契約の箱については、多くの土地を転々としたのち、最終的にはエルサレムにあるソロモン神殿に納められたといわれています。
紀元前586年にネブカドネザルによって神殿を破壊された後の契約の箱の行方は不明となっています。
一説ではバビロニアの王が自国へ持ち帰ったものの、その後間もなく紛失してしまったとも言われていますが、その一方で攻撃を避けるためにどこかへ隠したとも言われています。
映画などでは諸説ありますが、実際には今日までその所在はわからないままなのです。
聖書の記述によれば、イスラエル人に隣接する部族であったペリシテ人が、契約の箱を盗み出したことがありました。
しかしそれを自分たちの寺院に安置するやいなやペリシテ人の間に病が蔓延し、聖櫃をイスラエルに返すと病は癒えたということです。
School of Confucius(孔子学院)
ゲーム中の効果 孔子学院を発見すると、その発見者は大勢の偉人を獲得できるようになります! 文化による勝利を狙っている人にとっては、これ以上好条件のスタートはないといっていいでしょう!
中国の優れた学者の1人である孔子は、みずからの信条や教えをいくつも書物に残しました。
中でもよく知られているのが『論語』です。
わずか19章からなるこの書物は、紀元前200年ごろに書かれて以来、中国と世界の哲学に影響をあたえてきました。
親孝行、謙虚さ、礼節、正直な生き方などを説いた『論語』は、中国の学生や官僚の教育において、知識の根幹をなしてきました。
しかも、中国の皇帝に仕える官僚が、登用試験で合格点を取るためには、孔子の書物をそのまま引用しなくてはならない場合がほとんどでした。
怨みは忘れよ、恩は忘れるなかれ。
-孔子
過ちて改めざる是を過ちと謂う
-孔子
過ぎたるは猶及ばざるがごとし
-孔子
怒りがわいてきたら、結末について考えよ。
-孔子
Lost City of Atlantis(失われた都アトランティス)
ゲーム中の効果 失われた都アトランティスのアーティファクトを発見すると、テクノロジー開発の黄金時代が始まります。 科学者は、次々に新しいテクノロジーを獲得していきます! テクノロジーによる勝利を目指すプレイヤーにはうってつけの方法です。
伝説の失われた大陸アトランティスは、ミステリーが好きな人々や探検家たちを、財宝や長閑な生活の話で魅了してきました。
この海に沈んだ都市の伝説は、プラトンが書き記した話が元になっています。
彼はある大国がアテネを侵略しようとして海に沈められたと書いています。
プラトンがこう書き記してから今まで、アトランティスはオカルトファンやミステリーが好きな人々にとって、なくてはならないものになり、今でもダイバーがは波間の下に幻の大陸の痕跡を発見できないかと、各地の海で潜っています。
『海底二万マイル』は、SF作家のジュール・ヴェルヌが1870年に発表したヴィクトリア朝時代の深海冒険小説です。
主人公がアトランティスの失われた都市を偶然発見するという筋書きは、19世紀の人々の間に古代へのロマンを掻き立てました。
アトランティスの島はギリシャ神話における海の神、ポセイドンが自らの母親のために作ったものだといわれています。